古本屋通信

単行本と文庫本

古本屋通信    No865   5月24日

  単行本と文庫本 


 かなりまえのエントリーの続きだが、独立で読めるので新エントリーとした。ここで投稿者に改めてお願いがあります。長いハンドルネーム、何とかなりませんか。と言っても、投稿自体はよろしいんですが、私のほうで「仙台から避難中さん」 or [下関に避難中さん」 or 「仙台から下関さん」 に短縮してはいけないでしょうか? これコピーを取るときにはいいんですが、自分で作字する時はケッコウ面倒なのです。ご検討ください。


 投稿文

>『窓際のトットちゃん』 は大ベストセラーでありながら、且つ長期にロングセラーを保ちました。この本にして最後に大増刷したら終わったんですねえ。

ほかの本でわからないことがあります。
ある単行本(本体1400円)が2007年に出て、かなり売れたので11刷までいきました。
そこで、2012年に、「文庫版へのあとがき」を付して、文庫版が出ました。(本体450円)
しかし驚いたことに、出版社のサイトを見ると、単行本も文庫版もともに新品で入手可能なのです!
文庫版の方が安く、さらに「文庫版へのあとがき」がついているのに、単行本を新品で買うひとがいるのでしょうか?
私が出版社の経営担当なら、文庫版が出た時点で単行本の在庫は古本屋に投売りします。あるいは定価を400円に下げます。
文庫版が出たのに高い単行本をそのままの価格で売り続ける出版社は何を考えているのでしょうか?
2014/05/24(土) 09:26:56 | URL | 仙台から下関に避難中 #-


 古本屋通信

 面白く拝見しました。というのは 私の世代 (きょう69歳になりました) ではおそらくなかっただろう疑問だからです。


『窓際のトットちゃん』 にひとこと。私は500万部まで確認しています。それで完全ストップだったでしょう。文庫にはならなかったと思いますが、なっていても売れなかったでしょう。表紙絵はいわさきちひろだったと記憶しています。もっともそれは買い切りだったからいくら売れても一緒だったでしょう。

 さて、問題の本なのですが、できれば書名と著者と出版社を書いてほしかった。古本屋にお客さんがきて、本の話を持出します。大抵ご自分のイメージで話し始めます。つまり古本屋は客のイメージを前もってすべて了解していると思っているのです。だから私は必ず3つを確認してから話に応じます。

 然し今回は大体分ります。あなたのイメージされる本はわかります。特定しない方がよいことも。

 日本の出版社3000社のうち、文庫を出しているのは100社位でしょう。お話の本は、出版社が両方並列で売ったのが一番もうかると判断したためですね。それ以外ではありません。
 そもそも単行本と文庫本は顧客層が違います。昔は貧乏な学生は文庫化されてから読むというパターンがありました。しかし現在の文庫はそんなに安くない。学生は高くても安くても文庫しか買わないのです。古本なんか文庫の方が単行本より高い。それでも文庫を買う。つまり文庫以外は本でない。箱入り本なんか恥しくて持ち歩けない。
 いっぽう文庫本のようにチャラチャラしたものは嫌いだという年配は多いです。少なくなりましたが、文庫化を拒む著者もいます。それと単行本で買った人が騙されたという感じになったときの言い訳もあるでしょう。本は読めればよいというものではないと。


 投稿文

『窓際のトットちゃん』は文庫版が出てますね。

窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫) 黒柳 徹子 (1984/4/15)
¥ 700

Amazonで中古が¥ 230です。
単行本(1981年)はAmazonで中古が¥ 1です。
確かに、ちひろの絵が使われています。
私が持っている本には、
1981年3月5日 第1刷発行
1981年6月18日 第18刷発行
とあります。
2014/05/25(日) 00:43:34 | URL | 下関に避難中 #-


 古本屋通信

 私は全体的にベストセラーに否定的、ロングセラーに肯定的ですが、これはよくわかりませんね。「済んでから」 借りて読みましたが、内容は忘れました。そういう本だから売れたのでしょうか? 感想がお聞きしたいものです。これと村上春樹の 『ノルウエーの森』.です。
  1. 2014/05/24(土) 16:33:58|
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