古本屋通信

常任幹部会報告

古本屋通信   No 87  2012年  12月19日


  常任幹部会報告


総選挙の結果について
2012年12月17日 日本共産党中央委員会常任幹部会
・・・・私たちが出発点とすべきは、2010年参院選比例票の356万票(6・10%)(4中総決定)であることを銘記して、このたたかいにのぞみました。この出発点にてらすと、総選挙で、わが党は、比例代表で369万票(6・13%)に、得票・得票率をわずかですが前進させました。小選挙区での「全区立候補」に挑戦し、選挙区選挙で470万票(7・89%)を獲得したことも、積極的意義をもつものでした。とりわけ、比例票を参院比例票の約1・2倍に増やして議席を守り抜いた東北ブロックでの勝利は、被災地復興の今後を考えても、きわめて重要なものとなりました・・・・

私の文
常任幹部会報告の全文を読んだ。但し速読。こんなもんだろう。あれこれ言う気になれない。上記引用はその中の数字部分だ。この部分を詐欺的だと論難する向きもあろう。しかし嘘をいっている訳ではない。ピントが外れているわけでもない。外しているだけだ。声明文には声明文の書き方がある。そういうものとして読めばよい。しかし、これだけではさみしいから、昨日の「土佐高知の雑記帳」さんの数字部分を補足として再引用しよう。こっちのほうがリアル数字。

土佐高知の雑記帳

・・・共産党は362万で1議席減の8議席。目標の650万、18議席に及ばなかった。・・・
比例を軸に299選挙区に候補者を立ててのたたかいだったが、前回の比例494万、9議席に及ばなかった・・・


私の文

『赤旗』日刊紙で選挙結果の集計を見る。共産党は比例区得票数で東北以外、軒並み減っている。私は他党の得票数も当落もあまり興味がない。ひたすら共産党比例区の絶対得票数だけを見る。岡山も他県並みに減っている。石村が岡山出身であることによる票の上積みはない。共産党はどこも悪かったが中国ブロックが一番悪かった。全ブロック中、最低の5.0%の得票率だった。仕方がない。共産党の議席についての私の評価は「8は上出来」だ。他ブロックでは、京阪神の3議席目は元々無理。前回の宮本当選はハプニング。今回吉井が引退で穀田・宮本がもちあがりの順位に。橋下維新の伸び悩みがなかったら2議席目も黄信号だったろう。何事も最初が肝心ということ。全国的には、あと1,2議席落とすだろうと思っていた。絶対得票数の減少をみても、落としておかしくなかった。それが8で留まったのはひとえに低投票率のおかげだ。万々歳の8議席だと言えよう。はじめから中国、四国での当選などはありえなかった。私の周囲はみんなそういっていた。ハッタリも結構だが18議席など革命より難しだ。まあ実力7のところ、日ごろの行いがよかったので、ご祝儀の1を加えて8つ。万々歳だ。

土佐高知の雑記帳
総選挙の結果について
常任幹部会の「総選挙の結果について」で、4中総決定の「2010年参院選比」というのは事実なんだが、いまの情勢が要求しているという選挙前(中)に言っていたことに照らすとどうなんだろう。
この夏に入党した息子はずけずけ言う性格で(DNAひいているんだろうか)、帰ってきたときに「会議で志位さんのDVDを見せられて『この認識は甘いんじゃない?』と言ったらどん引き*された」と言っていたが、きょうも「もうちょっと現実を見据えるべきだ」と電話してきた。
党員人生をかけて」という意気込みで臨んだ選挙で、「政権交代選挙」の時よりも得票、得票率を後退させた現実はしっかり見据えるべきだと思う その点で常任幹部会が「古い自民党政治が崩壊的危機にあるにもかかわらず、また、党員と支部、後援会のみなさんの燃えるような奮闘があったにもかかわらず、この選挙でそれを議席の前進に結びつけることができませんでした。私たちは、その最大の理由が、党の自力の問題にあることを、選挙戦の全体を通じて痛感してきました。党の力の根源は、何よりも、さまざまな困難に直面しその解決を求める各層の広範な国民に溶け込み結びつく力にこそあります。日本共産党が持つ「草の根の力」は、他党と対比するならば、抜群のものがあります。しかし、それも、いま情勢が求めているものに比べればまだまだ小さいし、これまでより弱まっている面も少なくないのです」と提起したことは、正面から受け止めたい。
ここ数年、ウチでも「力持ち」が相次いで亡くなった。
地域活動や労組、住民運動で有権者と深く結びつき、選挙のたびに3桁を超える「票」を読んできた人たちが、両手に余るくらい亡くなっている。
その一方でそれに代わる活動家を獲得できていない。
常任幹部会が「党の自力の問題」を単に党勢にだけにしなかったことは正しいと思う。
昨年来、党勢拡大に力を入れてきたが、ある意味「カベ」を感じていた。
いわゆる「対象者」が「細い」のだ。
それは党の関わる運動が狭まっていること、党員が関わっていても運動から新たな活動家を育てることに成功していないこととも関連する。
「党の自力の問題」を広い角度から分析して、発展の道を探りたいと思う。
そのためには、まずたたかった人たちの肌感覚に耳を傾けることからはじめなければならない。
年末年始も多忙だが、休みだけはキッチリとりたい。
心が亡びては正しい道を見つけ出すことは出来ない。
*どん‐びき【どん引き】 だれかの言動で、その場の雰囲気が急にしらけること ( 古本屋通信 )。
  1. 2012/12/19(水) 14:29:21|
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