古本屋通信

大下英治の著書から

古本屋通信    No784   4月 5日

   大下英治の著書から

 大下英治の膨大な著書の中から、今回の日本共産党を褒めたと同じように、絶賛して書いた本(初期には批判めかした饅頭本もある。暴力団ものはその典型であろう)を、著名な政治家、経済人(資本家)、その他若干を列挙すれば、以下のようになる(ウィキペディアから抜粋した)。



ドキュメント三越 女帝・竹久みちの野望と金脈 三一書房 1983.1
小説闇将軍 三一書房 1983.12  
中内功」の限りなき挑戦 講談社 1984.5  
自民党の気になる面々 小説政争 1987.5 (角川文庫)
小説田中軍団 1987 (角川文庫)
覇狼 広島やくざ戦争 桃園書房 1987.9
山下元利物語 朋山会事務局 1988.2
自民党の若き獅子たち 1988.11 (角川文庫)
中曽根が笑った日 小説総裁選 1988.1 (角川文庫)
女帝 ドキュメンタリー・ノベル 祥伝社 1988 (ノン・ポシェット)
実力政治家を輩出する「早大雄弁会」の研究 PHP研究所 1988.9
小説江副浩正 徳間書店 1989 「世間の非常識こそ、わが常識」光文社文庫   
小説リクルートの女たち イースト・プレス 1989.8 「疑獄の女たち」桃園文庫
次を狙う男たち 小説自民党 祥伝社 1989.10 (ノン・ポシェット)
戦国七人衆 小説自民党 祥伝社 1990.7 (ノン・ポシェット)
小説・土井たか子 山が動いた 徳間書店 1990.1  
渡辺美智雄の総裁選 1990.2 (徳間文庫)
梟商 小佐野賢治の昭和戦国史 講談社 1990.7  
小説・安倍晋太郎 爽快なり、立ち技 徳間書店 1990.12
小説東急王国 毎日新聞社 1990.12  
捨ててこそ、首領 小説金丸信 政界往来社 1990.11 「捨身の首領金丸信」徳間文庫
慈愛のひと美智子皇后 光文社 1991.10
ワンマン 小説・吉田茂 毎日新聞社 1993.4  
首相官邸の女 祥伝社 1993.5 (Non novel)
逆襲!小沢戦略 小説・政界大再編 徳間書店 1994.7
政界再編の鍵を握る男たち 平成・ニューリーダー列伝 政界出版社 1994.1
小渕自民vs.民主 新政界再編』徳間文庫 1998
『ソニー・勝利の法則 小説「井深大と盛田昭夫」』光文社文庫 1998
『経世会竹下学校』講談社 1999
『Y2Kを狙え! 小説・日本凍結 緊急シミュレーション』祥伝社 (Non novel) 1999
『掛人亀井静香』小学館文庫 1999
人間古賀誠政界花と龍 ぴいぷる社 2000.6
華麗なる鳩山一族の野望 プラネット出版 2000.3
田中角栄と歩んだ女 講談社 2000.2  
亀井静香奔る! 政界大迷走 2000.10 (徳間文庫)
闘争!角栄学校 講談社 2001
「実録・田中角栄と鉄の軍団」+α文庫 
小泉純一郎の「宣戦布告」 2001.7 (徳間文庫)
石原慎太郎次の一手 徳間書店 2001.4
小説小泉純一郎 信を貫いて恐れず 幻冬舎
小泉純一郎vs.抵抗勢力 2002.11 (徳間文庫)
田中角栄になりそこねた男 講談社 2002.11
小泉純一郎最後の賭け 河出書房新社 2003.5
人間渡部恒三 政界再編の鍵を握る男 ぴいぷる社 2003.7
人間・本田宗一郎 夢を駆ける 2003.8 (光文社文庫)
安倍晋三 安倍家三代 徳間書店 2004.5
小泉・安倍vs.菅・小沢 2004.1 (徳間文庫)
郵政大乱!小泉魔術 2005.11 (徳間文庫)
小沢一郎の政権奪取戦略 河出書房新社 2005.3
平沼赳夫の「宣戦布告」 河出書房新社 2005.9
武部勤の熱き開拓魂 徳間書店 2005.10
小沢一郎の日本をぶっ壊す 2006.8 (幻冬舎文庫)
吉本興業、カネの成る木の作り方 講談社 2007.1
古賀誠の新政界花と龍 ビースト 2007.2
大波乱!安倍自民vs.小沢民主 2007.6 (徳間文庫)
小泉純一郎の軍師飯島勲 2007.12 (祥伝社文庫)
福田vs.小沢大連立の乱! 2007.12 (徳間文庫)
小池百合子の華麗なる挑戦 河出書房新社 2008.10
日本再生の切り札与謝野馨 徳間書店 2009.4
民主党政権 鳩山民主、新政権運営シナリオとその舞台裏 ベストセラーズ 2009.9
小沢一郎はどのように自民党をぶっ壊したか? 2009.12 (徳間文庫)
小沢一郎の最終戦争』ベストセラーズ 2010
『実録・安藤組解散さらなる戦い』徳間文庫 2010
松下幸之助「仕事に役立つ」話』三笠書房 (知的生きかた文庫) 2010
亀井静香天馬空を行く!』徳間書店 2010
菅直人総理の野望小沢一郎との死闘』ベストセラーズ 2010
高村正彦『真の国益を』 徳間書店 2010
『陰の総理・仙谷由人vs.小沢一郎』徳間文庫 2011
田中角栄に今の日本を任せたい』角川SSC新書 2011
『大波乱の予兆 野田民主vs. 谷垣自民』徳間文庫 2011  
橋下徹の政権奪取戦略』イースト・プレス 2012
『政局 権力闘争の仕掛け人たち』竹書房文庫 2012
安倍晋三と岸信介』角川SSC新書 2013
児玉誉士夫闇秘録』イースト新書 2013
『総理への宿命小泉進次郎』徳間書店 2013
田中角栄秘録』イースト新書 2013
小泉純一郎「原発ゼロ」戦争』青志社 2014

『日本共産党の深層』イースト新書 2014


 いま現在の最終が『日本共産党の深層』である。ふつうの頭で考えたら分ろう。たとえ商売とはいえ、上記のような執筆経歴のライターがまともな日本共産党論を書けることは絶対にあり得ない。断言できる。ことは阪神タイガースと読売ジャイアンツを同時に応援するというのと訳が違う。日本共産党に暖かい目を向けることは同時に、自民党や日本の独占資本に批判の目を向ける事である。両者に暖かい目をむけるとしたら、いずれかがニセモノである。span>いや文筆は商売であり、商売は本質的に客を選ばぬ芸者商売だから、著者に非難の目を向けても始まらないのだが。つまり読者がカモなのだ。 次のエントリーではアマゾンレビューの評価5の二つの文の欺瞞を叩く。
  1. 2014/04/05(土) 00:13:30|
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