古本屋通信

報告2・福山の教育講演会

古本屋通信    No753   3月18日
 

  報告2・福山の教育講演会

 3月15日福山市で、和光大学教員・山本由美氏を講師に迎えて教育講演会があった。その報告が福山市議の土屋とものりさんの当日記事にあったので、私のブログ16日に転載した。今回はその報告第2弾である。村井明美市議の報告である。文末にはかつての「解放教育」の弊害まである。全文が豆タンクの真骨頂である。村井さん、転載させて戴きます、ありがとう(古本屋通信)。




 福山は管理と統制、競争教育の最先端!
 
2014.03.17 20:04   村井あけみ
「中学生が、飴をなめながら登校してきたので、一週間の部活停止、トイレ掃除の罰則を受けたんだって」…皆さんどう思われます?

福山では、日常茶飯事の生徒指導内容です。

15日、和光大学の山本由美先生を迎え、「競争と選別の教育を乗り越えるために」と題して講演をしていただきました。

この教育講演会をなぜ企画したかと言えばですね、それは次の理由によるものです。

福山市の小中学校で、子どもたちが、様々な罰則を受け、中学生が次々逮捕され、「一体どうなっているの?」という声があがっていました。

全ての学校が「生徒指導規程」に基づき、ゼロトレランス…例外なき厳罰主義で、中学校や高校では、学校から生徒が排除されてゆきます。

「学力テスト」「学校選択制」「小中一貫教育」などなど矢継ぎ早に導入され、これまでの6・3・3制や小学校区を崩そうとするなど、一体福山の教育は、何を目指してどこに行こうとしているのか、疑問の声があげられました。

そして、先生方は、報告書作りや統一カリキュラム作りのために忙殺され、児童生徒を縛る「生徒指導規程」の実行を迫られるなど、親や子どもたちに向き合えず、不祥事や心の病が広がるなどの憂うる状況となっています。

「なぜ、子たちをそこまで管理するのか」「どうすれば、この息苦しい状況を乗り越えることができるのか」教育学の専門家に福山の教育を一緒に考えていただこうと、企画したのです。
(パネルディスカッション)
そこで、見えてきたのは、自民党の教育政策です。

学習指導要領の改悪、教育基本法の改悪、「ゼロトレランス」の導入、小中一貫校教育・一貫校(学校の統廃合と序列づくり)、全て文部省発。

これらは、競争教育で子どもと学校を振り分け、露骨に、一部のエリートと黙って働く従順な労働者をつくるという、財界のための「人材」づくりのプログラムです。

「日の丸」「君が代」の導入、「愛国心」「道徳の教科化」の押しつけの行き着く先は、安倍首相がもくろむ「アメリカと一緒になって戦争する国づくり」に黙って従う忠実な国民づくりです。落ちこぼれても大丈夫!軍隊があるよ!って!

福山市が、全国に先駆けて、物言わぬ人材づくりを推進しているのです。ありとあらゆる反動教育を、日本中で一番熱心に展開している「先進地」だそうです。

あるお母さんは、「私は『人材』を生んだ覚えはない!」と言われましたが、全く同感!
子どもたちは、未来の主権者として、たった一度の人生を、「主人公」として生きるために生まれてくるのですから…。

学校は、子どもと先生の笑いがあふれる楽しい場。
登校時間が待ち遠しいような、いそいそと出かける場であってほしいですね。

先生方が、子どもたちの登校を楽しみに、一人ひとりを愛して育む場であってほしいですね。

そのためには、力を合わせて「軍国主義復活の教育」や「財界のための人づくり」の暗雲を吹き飛ばさなくてはなりません。

私たちは、休眠状態であった「福山の教育を考える会」を再開し、新しい会長さんも決めました。この会は、かつて、福山に吹き荒れていた解放教育・行き過ぎの同和教育から、当たり前の教育を取り戻そうと、保護者、教職員、地域の人々で力を合わせ頑張ったのです。

今、反動的教育から学校と子どもたちを守ろうと、立ち上がりました!

文部省が矢継ぎ早に出している反動的な教育の内容について、今後、個別の報告もいたしますね。

私のかわいい孫を、落ちこぼしや兵士になんかさせません!
  1. 2014/03/18(火) 04:20:20|
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