古本屋通信

福山の教育講演会

古本屋通信    No750   3月16日

  福山の教育講演会


 先日の村井明美福山市議のブログに以下の案内があった。私は参加は出来ないけれど、村井さんか、河村さんがブログに書かれたら、それを転載させてもらうつもりだった。ところが昨夜は珍しく二人揃って、ブログの更新がなかった。それで土屋とものり市議を訪問したら、万全なレポートがあった。それを転載します。ちょうど教育問題を取り上げているところでした。土屋さん、初めてお世話になります、ありがとう。
 
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和光大学 山本由美 先生を迎えて、教育講演会を行います。
 3月15日(土)午後2時から
 市民参画センターです。
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管理・厳罰教育を問う―福山の教育を考える
2014.03.15  日本共産党福山市会議員 土屋とものり
 福山市内の小・中学校で蔓延している「生徒指導規程」と管理主義、厳罰主義の教育について話し合う「福山の教育を考えるつどい」が開催されました。
「そこまで管理が必要か?」と題した、和光大学の山本由美教授の学習講演会と、保護者、研究者、と山本由美氏を交えたパネルディスカッションが行われました。
   
 一部の講演会では、山本教授が「競争と選別の教育を乗り越えるために」と題して、自民党政権が進める、新自由主義教育改革の詳しい内容と、道徳教育の推進、小中一貫教育が子どもへ与える影響について、講演しました。

 山本教授は、政府が進める新自由主義教育改革は、グローバル企業が海外で、活動をしやすくするために、①英語教育、②理数教育、③ICT教育を徹底して力を入れる、と話します。そして、「一握りのエリート」と、多くの落ちこぼれを作り、落ちこぼれる子に対しては、「排除されても文句を言わない」よう、道徳教育を進める、と話します。

 そして、「福山の教育は、あらゆることに数値目標を導入する、・学力テストを中心にして学習指導や生徒指導を行うこと、・生活面で生徒を縛る、・やる気と規範意識を強調する」などの方針のほか、「トップダウンの施策を地域が下支え」をする体制を作るなど、新自由主義教育改革の先進地といえる、と解説しました。
 さらに、生徒指導規程について「福山の教育は、国の言うことに文句を言わず、『黙って従え』と言わんばかりの雰囲気を感じる」と話しました。

 また小中一貫教育の推進により、地域の学校が統廃合される計画に対し、保護者が結束して反対運動を広げた例を紹介したうえで、「大人たちが子どもに寄り添えた時、学校の統廃合など子どもに大きなショックを与える出来事があっても子どもは乗り越える力を発揮できる」と話し、「保護者と教師が共同することが大切です」と話しました。

 二部のパネルディスカッションでは、中学生と高校生の保護者、教員と、山本教授がそれぞれの立場から発言しました。
 中学生の子をもつ母親は「学校では先生は『黙っておとなしくしろ』という態度で細かな規則を押し付けるが大人の言われるがままに『いい子』のいなっている子を作る教育でいいのか?」「学校は子どもが中心ではないのか」と疑問を投げかけました。そして、「どうやって教育の問題で親同士がづながれるか、考えていきたい」と話しました。
また、別の保護者は、自身の子どもが高校で生徒指導規程により排除された経験を話し「学校が子どもの切り捨てや排除の場所になっている。思春期という最も多感な歳に、学校から排除され切り捨てられていった子どもが無防備に社会に出ていき、犯罪予備軍になっていく。『手におえない子どもは見えない所へ』というあり方に疑問を感じる」と話しまして。

 山本教授は「福山の管理教育の実態を聞いて、八〇年代の教師の体罰を中心にした管理教育を思い出した。ここまでひどいとは」と感想を語っていました。
山本教授は最後に、「日本の民主教育は、管理教育を乗り越えた豊かな実践がある。学習し、つながりをつよめ、新自由主義教育改革を押し返そう」と訴えました。

 参加した保護者は「学校では細かすぎる規則がつくられ子ども達はがんじがらめだが、保護者は『おかしいことはおかしい』と声を上げる決意が大切だと思った」と話していました。

管理・厳罰教育を問う―福山の教育を考える
  1. 2014/03/16(日) 12:04:05|
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