古本屋通信

藤原隆三氏来訪

古本屋通信   No 597  12月29日

  藤原隆三氏来訪


 至近の古本屋通信 No 596 に対して、藤原隆三さんから投稿があった。私が一度キンピーサイト経由で、その短文を引用「通信 No 582 分派活動と査問」を参照のことさせて戴いた方である。ご本人の文章はそのまえにも同サイトへの投稿文として拝見しているが、古本屋通信来訪は初めてである。No 596 のあとに貼ると目立たないし、内容もそれとは独立して読めるので、ここに別エントリーを立てた。全文を紹介し、末尾に私の感想を添える。藤原さん、ありがとうございました。



何故党中央は大衆闘争に真剣に向き合えないのか
君のコメントが転載されてるよと友人に教えられて、最近、貴ブログへの訪問を始めた次第です。よろしくお願いします。
県党会議での発言を拝見し、逐次、同感しました。
以下に私見を述べます。
党は、大衆闘争(運動)の上に「党建設」を据えていますが、その意図と共に、全てはそこに問題があると思います。
党建設 ー そのための大衆闘争となっていること、つまり、福島であれ、保護法であれ、党建設のための道具、機会、手段としてしまっていることが大衆闘争の問題に対し、党中央自身の(ということは、中央集中制のもとでは当然ながら、すべての党の機関の)真剣な目配りの欠如が生まれざるを得ない根幹なのだと痛感しています。
このことは、拡大のための中央委員会決議の文言の必死さや、それに基づくその期間中の上級の息もつかせぬ程、枚挙に暇のない各種指令・指示などに比べても明らかだと思います。
保護法がゴリ押しされてしまった、その際の中央の総括は、赤旗読者、党員など党建設の裾野を広げて捲土重来しよう、ということなのでしょう。
本当に誠実な思いを持っている党員の方々が多くいることを知っているにも関わらず、あえて極言すれば、共産党という組織は「党建設で自己完結してしまっている組織」ではないでしょうか。
党の大衆闘争とは、党建設のための「肥やし」、あるいは選別対象でもある「土壌」としての位置づけなのではないのか、40年前の除籍体験者である私は、その様々なトラウマや憎悪などもすっかり癒えた今、心からそう思っています。
※ 尚、都合上、本コメント中では「大衆闘争」という言葉を使いましたが、私自身は今は使っていません。
 2013/12/29(日) 11:27:57 | URL | 藤原隆三 #-

 以下、古本屋通信
 そうですか、「40年前に除籍」ですか、懐かしいですね。私は1970年秋、除名でも、除籍でも、離党でもなく、いまでもよく分らない「転籍のにぎり潰し」によって党籍を失いました。宜しかったら以下をご参照下さい。

  古本屋通信  No237 党籍消滅前後(その1)  
  古本屋通信  No240 党籍消滅前後(その2)
  古本屋通信  No241 党籍消滅前後(その3)
  古本屋通信  No244 党籍消滅前後(番外)


 お書きになっていることは所謂「新日和見主義」世代にとっては、懐かしく尤もなことばかりです。大衆運動(大衆闘争)と組織建設(党建設)の2本足の活動と口では言いながら、事実上すべての運動を組織(党)に従属させる、これが延々と40年以上続いてきた、それが日本共産党のブルジョア議会主義路線であり、その契機になったのが第11回党大会(1970年)と新日和見主義事件(1972年)だったと思います。

 私はあなたのお書きになっていることに90%以上同意します。そのうえで若干の違和感を書き添えます。大衆闘争を党建設に従属させるのはもちろん誤りです。しかし党建設は相対的に大衆闘争とは区別した課題として、独自に追求する必要があるとは思います。大衆闘争の中からは自然発生的に党建設の必要性が生れてこないからです。この辺は釈迦に説法の類いなのは存じています。要はそれぞれ各人の生きた時代と置かれていた部署などによって、感じ方が微妙に違うだけだと思います。尚、私も現在「大衆闘争」や「大衆運動」という言葉を出来るだけ使わないようにしています。「大衆」という言葉が「前衛」に対置される使われ方をしてきた歴史があるからです。この点でもあなたと一致すると思います。ひとこと添えると、賛否はべつに「組織の革マル派」は40年前と比べて党勢力は衰えていません。これを見て、私は党建設も大事なんだと思いましたね。

 今後ともよろしくお願いします。尚、今までも書いてきたのですが、論争的なブログを管理する自信がありません。同一テーマ(エントリー)での遣り取りは極力抑えたいので、その点はお含み置きください。それと小生の体力と能力の問題です。来年からブログに懸ける時間を三分の一にすると公言しています。どうなるか分りませんが、場合によってはコメントをコメント欄に放置する場合もあろうかと思います。他意はありませんから、その時はご容赦ください。


  1. 2013/12/29(日) 12:36:35|
  2. 未分類