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古本屋通信

アホなカルト党員に離党を勧告する

古本屋通信   No 4207    2019年  9月29日


    アホなカルト党員に離党を勧告する

 まず党規約第五条を教えておこうか。

(五) 党の諸決定を自覚的に実行する。決定に同意できない場合は、自分の意見を保留することができる。その場合も、その決定を実行する。党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。
(六) 党の会議で、党のいかなる組織や個人にたいしても批判することができる。また、中央委員会にいたるどの機関にたいしても、質問し、意見をのべ、回答をもとめることができる。
(八) 党の内部問題は、党内で解決する。


 読んでのとおりだ。党員は党外で党の決定に反する意見を勝手に発表することは出来ないが、党の会議で、党のいかなる組織や個人にたいしても批判することができる。また、中央委員会にいたるどの機関にたいしても、質問し、意見をのべ、回答をもとめることができる。

 これが党規約だ。党内の規定だ。ならば、党外のシンパは如何なる場所で党批判が可能なのか。党組織に所属していないのだから党外で、つまりネット右翼や公安も閲読可能な空間で党批判をやるしか方法はなかろう。

 しかも私は日本共産党を打倒せよなどと一言も言っていない。志位や小池を手厳しく批判しているが、常任幹部会委員のうち、市田忠義、緒方靖夫、辰巳孝太郎、田中悠、田村智子、浜野忠夫、藤野保史を一言も批判していない。岡山県党においては、極右・藤原正彦を絶賛した武田英夫(下に其のエントリー)をこき下ろしたが、前県委員長の石井ひとみや現県委員長の植本完治を一言も批判していない。これの何処が反党なのか。

 正当なる党外の党批判を封じるべく 「古本屋通信はネット右翼や公安が喜んでネット検索するサイトである」 とほざいたカルト党員よ、いますぐ離党届を提出せよ。


 付記 たった今、「アホな党員はアホなだけだから、もう赦してやったらどうか」 という投稿があった。アホなだけというのはそのとおりだろう。だが後先のみさかいもなく暴言を吐けるのは自分を絶対視しているからだ。赦せないのは暴言が私に対するだけでなく、我々夫婦の円満な関係を破壊する暴挙である点だ。そういうことには思いが及ばない。死んでしまえということだ。

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  古本屋通信   No 577  12月19日

  資料・藤原正彦氏の講演


 『国家の品格』(新潮新書)の著者である数学者の藤原正彦氏の資料、とりわけ氏が昨年はじめに各地でなした講演についての「声」を資料として紹介したい。尚、古本屋通信は講演を聴いていない。拙ブログ「通信 No 571 出版のこと」の一部分を末尾に[参考資料]として付した。


いのしし日記 武田英夫 「国家の品格」と一致するもの
岡山県民公開講座・医療シンポジゥムに参加して その② 藤原正彦氏の講演
 2011年2月 9日 22:16 | 個別ページシンポの記念講演は、「国家の品格」「日本人の矜持」などの著書で知られる藤原正彦氏の「日本のこれからと年寄りの役割」と題する講演。「国柄」といった精神的美意識に関する問題を、数学者らしい大胆な論理で切っていく訳だから、「兎に角面白い」の一言に尽きる。
講演後、ある医療関係者は「数学者としての論理」の面白さを語っていたが、政治家である私 (これが武田の自慢なのだ。救いのない自己認識である。武田が政治家である訳がない。たまたま立花一也県議が急病で選挙に出られなくなった後釜の指定席を横取りしただけではないか。それに専従も議員も政治家ではない。職業革命家である。職業革命家は単なる党員任務である。あのなあ森脇さんは今回選挙に落選した。そしたら何か変わるんか。変わらない。立花さんも一度は落選している。みんな一党員である。そして全党員は共産党員ゆえに政治の変革を求めて活動している。武田のエリート意識こそプチスターリン主義そのものなのだ。恥かしいが、恥かしいでは済まない。ブルジョア根性を叩き潰さねばならない。赤坂てる子だって、こういうヨゴレ腐敗分子といっしょに議員やってらから腐った。さいわい森脇さんは腐らなかった。近藤紗智子さんは嫌気が差して引退した) はむしろ藤原氏の「政治的見解」に面白さを感じた。
「日本を悪くしたのは自民党だが、民主党はそれ以上に日本を駄目にしている」というところから始まり、「社会保障費削減、格差と貧困拡大の小泉改革の総仕上げ」としての「民主党政権」という見解は、私と完全に一致するものである。
そして圧巻は、「TPP反対」の独特の見解である。
藤原氏が大切にしている「国柄」の中心は「日本的な田園風景」であり「お百姓への思いやり」なのである。それを、破壊するTPPは「国家の品格」を壊すものであり、そんなばかげたことは「日本人の矜持」が許さないというのである。
これまた、完全に一致する見解であり、大いに拍手を送らせていただいた次第である。



防衛大学校同窓会 Home Page 「今、そこにある危機」  
24年度防大同窓会代議員会 講演(藤原正彦氏)
 講師 藤原正彦 先生  演題 「日本のこれから」
 ここ10数年の日本を振り返りますと、改革に次ぐ改革、ものすごい改革がなされてきました。そもそも、改革=改善と信じているのは、アメリカ人だけで、イギリス人などは、改革などしても改善に繋がるのは4つの内1つと思っているようです。ところが、日本人はアメリカ人的になってしまい、とにかく何でも改革する。そして、どんどん悪くなる。更には、改革する能力すら失ってしまった。だからこそ、政治家は、国民の目線に立つ、国民の言うことに耳を傾ける、こういう政治を続けているのです。しかし、国民の目線に立ったら、日本は滅びてしまいます。なぜなら、国民が、国をリードすることは、能力的に不可能だからです。一国を運営する、リードするということは、大変なことです。したがって、圧倒的な真のエリートが日本を率いてくれないと困るのです。真のエリート、その第一条件は、教養を腹いっぱい身に付け、それに基盤を置いた大局観、長期的視野を持っていることです。第二条件は、いざとなったら国家国民のために命を捧げる気概を持っていることです。しかし、この真のエリートが日本からいなくなってしまった。

 小泉内閣の緊縮財政、民主党に至っては何もしないような政策、これらを新聞も、テレビも、エコノミスト達も、皆支持してきたわけです。この間の消費税上げも、大新聞で反対しているところはどこもありません。これは、戦前と同じです。一億火の玉、戦争に日本を導いていったのと同じです。要するに、大衆の意見、国民の意見に耳を傾けるとあっという間に国は戦争に向かっていってしまうのです。世界中のどこの軍人も戦争はしたくない。開戦を促すのは、つまるところ国民なのです。

 しかし、私にとって、一番の問題は政治経済の問題ではありません。私は、あまり政治経済に興味がありませんでした。32年前に亡くなった父(新田次郎氏)が言った、「政治とか経済は醜い世界だから、お前は美しい数学とか文学とかを作っているのがいいんだ。」それを私は、父の遺言のごとく守ってきました。しかし、12,3年前から、しきりに政治経済についても発言するようになってきました。それは、この改革に次ぐ改革が、日本の国柄をも壊し始め、これを憂慮しているからです。国柄は日本の全てであります。

 では、日本の国柄とは一体何か。一番大きな国柄は、圧倒的な初等教育です。初等教育の中心、小学校、中学校の中心というのは、昔も今もこれからもすべての国において「国語」なのです。国語が、圧倒的に重要なのです。ところが、現在の日本ではそうは言っていません。一昨年の4月から小学校で英語が必須になりました。しかも、国民の8割がこれに賛成であるそうです。私にとって、祖国日本の真の敵は、国民であると言わざるを得ません。はっきり言って、小学校から少々の時間を費やしても日本人は英語をしゃべれるようにはなりません。日本というのは、全く植民地になったことがありません。したがって、日本語だけで日本中どこへ行っても話が通じます。しかも、学問も日本語だけで通じます。自然科学を勉強しようと思えば、日本の大学院で世界の最先端領域までできるのです。自分の国で大学院まで出て、そして、そこで研究を継続してノーベル賞までいってしまうことのできる国は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、日本くらいしかないのです。

 英語だけではありません。これからはIT 社会だから小学校の頃からパソコンを教えたりする。これも国民の8割が賛成だと言っています。小学校からパソコンなんかに戯れている場合ではない。パソコンを作たり、ソフトを書くには、キチンとした論理的思考ができなくてはなりません。そのためには、小中高と数学を徹底的に叩き込まなくてはなりません。他にも福祉を教える、国際理解を教える、健康を教えると全く余計なお世話です。最近では、生きる力を育むなどと言っています。或いは、独創性、創造性を育む、学校で教えるようなものではないわけです。

 私は20年前から、初等教育においては、1に国語、2に国語、3、4がなくて5に算数、あとは10以下と言っています。初等教育の中心は国語です。国語が圧倒的です。日本の国語力は、四世紀の間、断トツの世界一だったのです。国語力は、一般的に識字率で表されます。日本は、江戸時代でも50%で、当時、世界で最も進んでいたのです。イギリスのロンドンでは、識字率が25~30%と推測されています。ロシアは、1900年になっても識字率はたった20%です。また、日本が圧倒していたのは、国語だけではなく、算数でもそうでした。1627年、京都に吉田光由という数学者が塵却記(足し算・引き算・掛け算・割り算・鶴亀算)という本を書いているのですが、彼の一番の功績は、数字の読み方を統一したことです。万と億の間に十万、百万、千万を入れ、億と兆の間にも十億、百億、千億を入れました。これにより、世界で最も優れた数字の読み方(桁)が確立され、算数大国が出来上がったわけです。

 それほど初等教育は、日本が圧倒していたのですが、3、4年前には、日本が8位、9位になってしまいました。去年あたりの結果を見ると、4位、5位くらいでした。日本は、大天災の国、台風があって、大洪水があって、大噴火があって、大地震があって、大津波がある。何でもありなのです。しかも、天然資源はほとんどありませんし、国土の70数%が山ばかりで本当に恵まれない国です。あるのは、「脳みそ」だけです。「脳みそ」で戦う以外に生きていく術がないわけです。したがって、断トツの1位をキープしなければいけない。日本は、四世紀の間、それをキープしていたのです。しかし、ゆとり教育を中心として、徹底的に教育は壊されてしまいました。

 更に、日本の心まで壊されています。国柄としての心です。日本というのは、金銭崇拝から世界で最も遠い国でした。圧倒的に遠かったのです。要するに、ヨーロッパで権力支配階級の貴族というのは、権力と教養と金を独占していたのです。ところが、日本の支配階級の武士というのは、権力と教養は独占していたが、金は、からきしなかった。これは江戸時代も、そして、明治になってからもずっと続いていたことです。また、日本人は、どんな宗教のどんな国よりも、はるかに道徳心が高い。私にとって、法律によってしか人間の行動、言動を規制できないとすれば、これは恥ずべき国家です。高貴な国とは、道徳とか倫理によって自分の言動とか行動を自己規制できる国です。

 なぜ私が国柄のことを言うかといえば、日本というのは国柄しかない国であり、国柄だけでもってきたからです。日本には、金をじゃんじゃん稼ぐことよりも徳を重ねる方がより美しいことである、或いは、自分のために一生懸命頑張ることよりも公のために頑張ることの方がより美しいことである、自分の権利を激しく主張することよりも人の気持ちをより察する事の方が美しいことであるという価値感、美醜の感覚があるわけです。このような国柄というのは、一体どこから生まれたのか。国柄の下には、日本人の美しい情緒と形というものがあるのです。花などという世界を華道にしてしまう。字などは書道にしてしまう。お茶は茶道にしてしまう。何でも芸術しないと気がすまない、異常な国民です。異常な美的感受性、これが日本人の最も重要な得意点です。

 日本のあらゆる学芸で最も素晴らしいのは、実は文学です。もうこれは圧倒的です。わび、さび、幽玄という他の国の数段上のこういう美的情緒、その根本には無常観というものがあるおかげで、圧倒的な文学を生み出してきたのです。その次にすごいのが芸術です。例えば、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパの印象派に対する日本の浮世絵が与えた影響がものすごい。次が数学です。行列式は、関孝和という人が最初に発見しているのです。その次は、物理学です。3、4年前には、日本の物理学者が一気に3名も受賞しました。何故、文学、芸術、数学、物理学がそれだけすごいのか。この4つにおいて、最も重要な資質は、知能指数でもない、偏差値でもない、美的感受性なのです。これが日本人のお家芸なのです。

 この美的感受性が、実は日本の道徳の下にもあります、国柄の下にもあります。日本人は、何でも美醜で考えます。日本人は、秋に虫の音を聞き、これを美しい音楽のように聞く。そこに秋の憂愁を感じたりはかない人生を思ったりする。ラフカディオハーンは、「このような感性を持っているのはヨーロッパではたぐいまれな詩人のみである。」と言っています。ところが、日本では、ごく一般の庶民が普通にそれを持っているのです。このような美的感受性、他にも故郷を懐かしむ心、深い高尚な心です。これは実に素晴らしい国際人の資質です。懐かしさというものに基盤をおいた家族愛、郷土愛、祖国愛が、きちんと育っておれば、他国の人々の同じ思いをよく理解できるわけです。他にも自然にひざまずく心、日本人特有の素晴らしい情緒があるわけです。それから、武士道精神です。武士道精神の中でも、とりわけ、卑怯を憎む心、それと惻隠です。この惻隠とは、弱者への同情、共感、涙です。これが中心です。

 私は、こういうものを日本人がみんな失ってしまったと思っていた。ところが、実は失われていなかったのです。2年前の東北の大震災の中でも、ビシッと秩序が保たれており、皆冷静であった。家族と自分の家を流された人が、他の流された人をすぐに助けに行く。そして、略奪が絶対に起きない。更に、惻隠だってとっくに日本からなくなっていると思っていましたが、若者がスポーツ選手とか芸能人が特にショーを開催し義援金を集め、ボランティアをやっていました。震災後1ヶ月間ぐらいはテレビで津波の映像をみて、日本中が皆涙を流しました。新聞はなぜか余り報道しませんでしたが、自衛隊も献身的に命がけの救助活動を行いました。東京の消防隊長がこれから福島の原発に水をかけに行くと奥さんにメールを打つと、奥さんから「日本の救世主になってください。」とただ一行来た。まだ、こういう奥さんが日本にいるわけです。私は、この奥さんが特別な人だとは思いません。このような女性はいくらでもいると思います。日本人は、日本の国柄とか美しい情緒とか形を失ったように見えて、実は遺伝子の中にしっかりと持っている。これは、悲惨な大震災の中で唯一の私にとって光明でした。

 18世紀の終わり頃、イギリスにスマイルという思想家が「歴史を振り返った時に最も実り多い時代というのは、最も苦境にあった時代である。その苦境を乗り越えて初めてさらなる高みに到達することができたからだ。」と言っています。今、日本は、苦境にあります。したがって、この苦境をどうにか乗り越えなくてはいけない。10年後、30年後になって、あの震災の後の数年間の大変な時期が最も実りの多い時代であったと言えるようにしなくてはいけません。そのためには、日本人が美しい国柄を取り戻す、その基盤となる美しい情緒と形をきちんと取り戻す、そして、素晴らしい社会、国家を作ることです。日本人は、欧米から教わった、論理、合理、理性を非常に尊重している。それに加えて、日本人が昔から持っている美しい国柄、そして、その基盤になる美しい情緒と形というものをきちんと取り加えて、付加して素晴らしい社会国家を作れば、なるほどと世界中がそれを真似しようとするでしょう。すなわち、日本人の子供達、大人達、すべての人々が美しい国柄と美しい情緒と形を取り戻して素晴らしい社会国家を作るということは、祖国日本を救うだけではなく、世界を救うことになるのです。ひいては、人類を救うことになるのです。日本人として生まれてきた本当の意義というのは、そのような形で人類に貢献することではないでしょうか。このように私は思うわけです。


平成24年 一般財団法人田部井教育振興会主催 講演会レポート
講演会レポート 【~日本のこれから、日本人のこれから~ 講師:藤原正彦氏】
 2012年3月4日(日)、東京・日比谷の東京商工会議所東商ホールにおいて、ベストセラー『国家の品格』でもおなじみの藤原正彦氏による講演会を開催いたしました。当日はたくさんの方にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。お忙しい中、ご参加いただきました皆様には深く感謝申し上げます。会場は幅広い年代の方々により満席で、第二会場を用意していましたが、予備椅子を配置するほど多くの方々が来場されました。
ご講演では、まず、今の日本では国柄が壊されている、という警鐘がありました。国柄とは、日本人の美しい情緒とそれを華道・茶道・書道などで表す形、美的感受性、もののあはれ、自然に対する畏怖心、故郷を懐かしむ心などであり、国難の時代を乗り越えるにはそれらを取り戻すことが大事という話。そして、そのためのキーワードが「惻隠(そくいん)」つまり弱者や敗者への涙や思いやりであり、資源のないこの国では人こそが資源と考え、日本人ならではの国柄によってもう一度日本を元気にしようとお話しいただきました。
このためには、すべての基盤として初等教育が必要であると述べられ、特に国語教育の重要性を説かれました。藤原氏のユーモアをまじえた講演に、参加された皆さんは熱心に聴き入っておられました。

なお、今回の講演会では、お申し込みが殺到したため、多くの方々からのお申し込みをやむなくお断りせざるをえなくなりました。お申込みいただいた皆様には、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

参加者の皆様よりご感想をいただきました。
●現在の社会にふさわしい講演だったと思います。

●とても有意義な時間でした。ユーモアがあって分かりやすいお話でした。ありがとうございました。

●日本人のこころ、本質、美徳、和、絆、美的感受性について改めて考えさせられた。

●藤原先生の実にわかりやすく、心にひびくお話が聞けてうれしく思います。理屈抜きですうーっと体に入る感じでした。日本人に生まれて本当によかったと認識を新たにしました。ありがとうございました。

●テーマに合った講演内容で感動した。このような企画をされた御社に敬意をはらいます。またすばらしい企画をして下さい。ありがとうございます。

●話題が多岐にわたり、それぞれの分野の話がとてもわかりやすく、又何が今の日本に欠けていて、これから何を重要視していけばいいのかがわかってきました。とても実りのある貴重な時間になりました。このような機会を設けて頂きありがとうございました。

●ユーモアありのお話は充実して居ました。非常に理解しやすい内容で、あっという間に時間が過ぎました。

●シャダツな氏の講演会に参加出来、大変嬉しく思っています。口は早口のようですが、身体からやさしさがあふれ、又大好きになりました。氏がおっしゃるように日本人の心が再びとり戻るように自身(私)も努力したいと思います。

●小学生の子供が3人います。今回、ご年配の方が多くご来場でしたが、今小さな子供達の教育に携わっている同年の方達にぜひおすすめしたい内容でした。子供を連れてきてもよいような託児があればぜひ知り合いにも声をかけたいです。

●惻隠の情の必要性、文理を跨ぐ博識の藤原先生の講演に感銘をうけました。

●内容が深く、短い時間になんと豊富なお話が聞けたことでしょう。録音をして家族みんなに聞かせたいとつくづく思いました。著書を読ませて戴き、今日を楽しみにしていましたが想像以上のすばらしい時間でした。又の機会をお待ちしています。

●著書の通り、共感できる内容について熱心にユーモアも交えながら話して頂いて大変満足している。藤原さんは90分にわたり休まず話したことに感服した。開催者へは、このような場を提供してくれた事に感謝。

●なんとなく自信のない子育てをしていました。子供にどのような教育をしてあげたらよいのかと…。英語も早くからやらなければいけないのかと思ったりしていましたが、本当に親として子供に伝えたり教えたりするべきことが見えた気がしました。本当にこの講演に参加できてよかったです。ありがとうございました。

●先生の著書はこれまでも何冊か中途半端に読んでいますが、初めて肉声でうかがってほんとうに感動しました。最後には涙が出ました。ますますのご活躍、ご健勝を祈ってやみません。

●藤原先生の本は何冊か読んだ事があるので、その中のお話がかなりあったのであらためて思い返すことができました。わかりやすい言葉でお話し下さったので、眠くならずに済み、有意義な時間を過ごす事ができ、楽しかったと思います。

●とてもいい話でした。子供達に聞かせたいと思いました。

●日本人の美的感覚、やさしさを先生の講演で改めて思いかえしました。震災のお話では、客席で涙している人が多くありました。感動しました。

●藤原先生の根本的な考え方にまったく同感です。先ず国語ありきから始まり、歴史、宗教、哲学、芸術、地政学、文学といった先人の知恵に学ぶことの大切さを再認識した次第です。

●今まで何度も講演を聞きましたが、今日ほど心に沁み、感動した日はありません。

●これからもたくさんの先生の新書を読みたくなりました。楽しみにしています。

●感動しました。国家の品格を読み感銘したが、他著作品についても読みたいと思います。

●子どもを育てているものとして伝えなければいけない大切なことを勉強させていただきました。ありがとうございました。

●なかなかものをはっきり言われる藤原先生がよかったです。本をよんでも大変に感銘をうけています。

●非常にわかりやすく有意義でした。講師の著書を読んでいますが、再度考えを理解することができました。またユーモアをまじえたお話はたいへんおもしろくも感じました。

●国語力、日本人の教養すべての土台は幼児期であること、日本語で豊かな感性、改めて考えさせていただきました。そして日本人の言語、いかに大切かを感じました。素晴らしいお時間、ありがとうございました。

●感動的な言葉の重みをしっかり受け止めて、これからの学びと行動につなげたいと思いました。

●とても力になるお話でした。若い世代にも聞かせたい。メモをもとに家人にも伝えます!!

●今の日本の閉塞感の原因が何であるか分かったような気がします。日本人の精神、文化、芸術等のすばらしさを学校教育に反映できる時代が早く来て欲しいと思いました。

●惻隠というキーワードをどういう方法、どういう形で若い人々に伝えていくか、教えていくのかの具体策がほしいと考えました。どうすればよいかの方向性を示していただければ尚よかったと思います。大変勉強になりました。

●日本の経済から教育など様々な角度からお話をして下さって、とても有意義な時間を過ごせました。改めて日本人の美的感受性の素晴らしさを実感しました。

●「国家の品格」の本を読み感銘しました。この様な機会を知り、生の講演を聞くことができ、またユーモアをまじえ、わかりやすくお話をしてくださり、本当によかったです。

●大変良い講演でした。わかりやすく、時間の過ぎるのを忘れてしまうすばらしいお話、ありがとうございました。

●改めて仕事の意欲がわきました。子供にも日本人としてのあり方、すばらしさを伝えたいと思います。ありがとうございました。

●日本の有り様を明快に説いて下さった講師に感謝致します。改めて自分の内なるものに気付かされ、生き方の指針になり、それが国のため、次の世代へ渡すものが何なのか気付きました。有難うございました。

●目からウロコです。捨てたもんじゃない日本と思いました。これからも国際社会等で変動の多い中、東北しかり日本しかり、世界しかり、大きな視野のもと心して美しい日本にしていかなければならないと思いました。それを創る美しい小さな種をまいていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。

●僕は今年から大学生になるのですが、今回の講演で大学でどのように勉強していけば良いのかよくわかりました。今まで古典や歴史はあまり重視してませんでしたが、これを機にもっと深く知りたくなりました。真の国際人になれるよう、これからも精進していきます!

●知識者の意見を直に聴く機会の少ない立場でしたので、この何時間は生活上の指針となります。

●日本の国柄は「惻隠」等に裏打ちされ、平和等すべての事柄の基礎であり、核心に当たるものであることを認識しました。

●とても有意義な時間、勉強になりました。このような機会を作っていただき、本当に感謝しております。また次回もこのような会にぜひ参加したいです。ありがとうございました。

●このような話を子供たちに聞かせたい。田部井教育振興会がこの役割を担っていただけたらと切に願うものです。これまでの日本人よりこれからの日本人に。

●とても良かったです。日頃、経済や政治、日本の今後を考えることがありますが、藤原さんのおっしゃっていた事に同感する部分が多々あった事、またそれ以上に気づきもいただきました。

●教育の重要性を改めて認識した。先生のお話は非常に面白く、興味深かった。ありがとうございました。

●藤原正彦教授の出版された書物の大変興味を持って愛読しております。初めて講演会参りまして感激いたしました。

●情緒素晴らしいこれからの日本に大いに期待したいと思います。藤原先生のお話は、笑いもあり、感動しました。

●世界のトップの方たちを見てきた藤原先生の目を通した日本の姿や歴史のお話は、とても説得力があり、聞き入っておりました。国の事を真剣に考えていて下さる気持ちが伝わりました。改めて、正しい教育の必要性、国語力の尊さを見なおしました。本日は参加して良かった。ありがとうございました。

●久しぶりに大変良いお話を聞かせていただきました。もっと若い人にも聞かせたいお話でした。ありがとうございました。

●藤原先生のお話を一度きいてみたいと思っていました。今日は高校生と小学生の子どもを連れてきました。どのくらい理解できたかわかりませんが、今後子どもたちにもこのようなお話をきく機会があるといいと思いました。子どもは国の宝です。きちんと育てたいと思います。ありがとうございました。

●話の内容もよかったし、係の人の対応もよく、心地よい時間でした。

●初めてこのような講演をきき、これまで考えなかったことなどを今回のお話を通して知ることができました。

●講師の藤原先生のお話は原稿を見ず、笑いも入れ、とても聞きやすくわかりやすかった。美的感覚を持つ必要性が強く感じた。

●母に誘われてなんとなく来ましたが、来てよかったです。わかりやすい言葉で、親しみやすかったです。帰ったら、もう一度“国家の品格”を読みたくなりました。

●内容は著書の「国家の品格」であったが、著者みずからの口できくと力強さが感じられ、納得度が全く違う。

●幼少より国語教育(母国語)の大切さ、再確認しました。もう一度先生の本を読みなおします。ありがとうございました。

●本当にそのとおりと感動いたしました。執筆されている本から本人の生の声を拝聴したかったです。

●藤原先生の講演とても楽しく聞けました。ありがとうございます。1時間半、あっという間の時間でした。先生、お疲れ様です。

●藤原正彦先生のお話はとても解りやすく、息つく間もない程熱心な語り口で、ひとつひとつ納得いたしました。これからの一日一日を心して過ごしてゆきます。ありがとうございました。折々の提言をお願いいたします。

●今回、参加させて頂き大変うれしく思っております。先生のお話すごくすごく楽しくためになりました。またこういう講演に参加してみたいです。

●日本の現状をわかりやすく説明していただき、今後の日本の進むべき道を私なりに理解できました。たいへん参考になりました。ありがとうございました。

●とても有意義でした。自分が日本で生まれたことを誇りに思えるようなお話でした。残念なのはもっと若い方々に聞かせたいと思いました。どうもありがとうございました。

●かたい先生と思っておりましたがとてもおもしろく、これからの生き方、心の持ち方に参考になりました。

●小学校の副校長をしております。本を読ませていただいておりましたが、実際にお話をうかがって大変感銘を受けました。しっかり受け止めて教育をしていこうと思いました。

●時折ユーモアをおりまぜながら、私たちが大切にして考えていかなければならない本質的なことについてお話いただき、とても感銘いたしました。

●よい講師を招へいして頂き、ありがとうございました。藤原先生のような考えの人が教育界で活躍してほしいと願います。

●藤原先生のますますのご活躍、お考えを広めていってください。参加できてとてもよかったです。ありがとうございました。

●本当に有意義な講演で、感動しました。ぜひまた参加したいのでよろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。

藤原正彦氏プロフィール
藤原正彦
お茶の水女子大学名誉教授
数学者・作家
1943年、満州国新京(長春)生まれ。1968年、東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。
コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部数学科助教授などを歴任。1988年~2009年、お茶の水女子大学理学部教授。現在、お茶の水女子大学名誉教授。
著書に『日本人の矜持』『日本人の誇り』など多数あり、2005年に出版された『国家の品格』は200万部を超えるベストセラーとなる。

 八木経営システム研究所
 藤原正彦氏の講演に学ぶ
先日、12月5日に大阪商工会議所で「国家の品格」の著者である藤原正彦氏の講演が行われたので出向いた。私は以前に藤原氏の著作「国家の品格」「祖国とは国語」を読んでいるので、今回の内容も大変興味深く聞くことができた。
講演内容から主な内容をかいつまんで下記に記します。

★民主主義が上手く成り立つには前提がある。それは「国民が成熟した判断をすることができることだ」。即ち、感情的でなく理性的に、また短期的でなく長期的に、自分のためだけでなく社会全体のために、ということを考えて投票することが選挙において望まれる。民主主義は全能でない。
嘗てのイギリスの首相チャーチルは、民主主義に代わるもっとよいものが欲しいが、今、それに代わるものがないのが残念だといったという。

◆現在、“小さな政府”というものがもてはやされているが、小さな政府もこれが行き過ぎると、地方が荒廃する。
例えば日本においても、大きな企業もなく税収の少ない地方が財政難に喘いでいる。地方の自助努力が必要なことは言うまでもないが、やはり一定のレベルの生活水準を維持できない弱い地方には中央政府が強力な力で支援することも考える必要があるのではないか。

◆規制は撤廃するのはよいが、何でもかんでも規制を撤廃するのは問題だ。弱者にはハンディを与える必要がある。市場原理主義の限界をもっと認識しなければならない。例えば、タクシー業界では規制が進みすぎて競争が激化、タクシー運転手さんの生活が脅かされている。

◆日本も一時は一億人総中流と言われたが、現在はその状態が崩壊しつつある。アメリカと同様に格差が拡大している。また、バブル崩壊後の就職難の時代に仕事にありつけなかった若者がニート、フリーターとしての生活に甘んじている。その数600万人。彼らの将来を考えてあげなければ日本の将来も暗い。

◆嘗て日本の教育のレベルは、江戸時代の“寺小屋”という教育制度の伝統を受けて世界でもトップクラスであった。しかし今は、衰えが目立つ。寺小屋では、読み書き・算数が教えられたように、国語と数学(算数)はあらゆる学問の基礎であり、国家の持続・発展には欠かせない。中国脅威論が叫ばれているが、日本は、中国と比べた場合、数学や理論物理については、まだかなりリードしている。従って、中国の脅威をそんなに心配する必要はないのであろう。英語については、幼少時代からの英語教育の必要が叫ばれているが、一部の外国人と折衝するような人は英語力が必要かも知れないが、大多数の人にとっては、まず日本語を確立し、日本文化、歴史、文学等を学んだ上で、伝達手段としての英語を学ぶべきなのであろう。

◆未成年者の教育は、子供中心主義でなく大人中心主義であるべきである。幼児、小学生低学年の間に、人間社会の守るべき規律や規則などの倫理を徹底的に教え込む必要がある。子供を甘やかしたり、自由を与えすぎると、現在のように、いじめ、暴力が横行し教育現場が荒廃する。


[参考資料] 古本屋通信 No 571 出版のこと より
 今の日本で物書きで飯を食っている人はいないのだろうか。そんなことはない、確実にいる。しかし彼らは売文業者であっても表現者ではない。その区別は微妙だが、峻別しなければならない。基準は真実を書こうとしているか、売れるものを書こうとしているかだ。ベストセラーは後者である。養老などイカサマだろう。藤原正彦の『国家の品格』もイカサマである。

 私が武田君の教養を初めて疑ったのは、数学者の藤原正彦の『国家の品格』を肯定的に紹介したブログを読んだ時だった。へえ~、あれがマトモな本に読めるのかと。いまも彼のブログに残っているだろう。私には数学者としての藤原は分らない。しかし『国家の品格』は2,3ページも読めば、イカレ本だと直ちに判る。右翼本だがそれ以前に、右翼仕立ての売れる本を新潮社がでっち上げたのだろう。本人の藤原ももちろん右翼思想の持ち主だろう。いや、右も左も分かってない単なるアホウだという意見もある。自然科学系の天才にこういう人物が時々いる。困ったことだ。


 古本屋通信
 若干コメントしたくなった。藤原の講演の全文を読んだのは初めてだから。防衛大学校同窓会の基調講演にふさわしいということだ。しかし目新しいものではない。松下政経塾の焼き直し程度だ。典型的な支配階級のイデオロギーである。

 問題は、なぜ武田英夫のような永年党員で、かくもお粗末な人物が現われたかだ。しかしあれこれ言いたくない。日本共産党は武田をクビにするなり何なり、相応しい処置をした方がよい。これではイデオロギー闘争以前に政治闘争になるまい。県党か中央か知らぬが、26大会でケリを着けてほしい。でないと若い党員でヘンなのが続出するゾ。
  1. 2019/09/29(日) 01:08:20|
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