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古本屋通信

「一浪までだ。二浪以上はいらん」

古本屋通信   No 3604    2018年  10月16日


    「一浪までだ。二浪以上はいらん」

 直前板の続きである。

 ウソの話をデッチ上げたと思われたら心外だから、状況証拠を少しだけ。もう40年前の話。そろそろ岡大の医学部が東大理Ⅰなみの難関になりつつあった時代のことである。私は F書店の駆け出しの編集者だった。岡大医学部の医学雑誌(日本細胞生物学会雑誌・妹尾左知丸先生)の、印刷所との仲介のため医学部研究室に出入りしていた。

 そこで医学部教授から話を聞いた。「まあ一浪までだね。二浪以上はできれば取りたくないよ。だってガリ勉して合格したって、後が伸びないからね」。

  この話を私なりに解説しよう。医者になるには全人的に優れた人格が必要だが、それは受験科目で高得点する知的能力も含まれる。大学入試はその能力を判定する検査である。つまり受験時の高得点それ自体が問題なのではなく、それに表現される知的能力を見るのである。

 大学受験の本格的な受験勉強をする時期は高校によっても、また個人によっても、多少異なるだろうが、本格的な受験時代は高3の一年間としようか。現役合格者は一年間で英数などの科目で入試突破力の学力を身に付けるのである。ふつうはコレで勝負ありなのだが、なかには高校時代勉強しないで浪人に賭けている生徒もいる。また高校が受験シフトを敷いているか否かでも違ってくる。だから一浪は救済すべきだろう。

 これに関してだが、京大出身の古本屋に訊いたことがある。田舎の全く無名の高校からでも、頭がよくて、高校の授業だけ聞いていれば、東大、京大、国立医学部に入れるか、と。結論は無理だということだった。難関に合格するにはそれなりのノウハウは必要なのだ。だから一浪は許容すべきである。

 二浪以上は無駄メシである。医学部は特にハネたがよろしい。それは医師国家試験は三浪でも四浪でも、猛勉強すれば合格するだろう。しかし私はそういう医者の能力は疑う。できれば敬遠したい。特に私大医学部出身の多浪はお断りである。

 これは医者の世界を余り知らなくても言える。多くの患者に接触し、診察し、的確な治療方針を出す、しかも数え切れない多くの患者の身体について、そのデータを自分の頭にインプットする、それにはそれに耐えられる能力が求められる。

 医者の多浪はダメだが、それでは美術だとか、音楽とかの、芸術方面はいかがであろうか。さきに東京芸術大学の例を引いたが、私は多浪したからと言って、その芸術的能力の判定に何の支障もないと思う。

 まさか医学部の受験資格を未青年に限ることは出来まいが、将来はそういう可能性もあるだろう。昭和大医学部の顕在化は医学部問題の警鐘であろう。


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  毎日新聞はよくもこんなデマ報道が出来るな。とくに最後の阿呆の談話が記事の性格を余すところなく示している。


 医学部入試  昭和大13年から操作 不正認識なく
 毎日新聞 2018年10月15日 21時44分
 「受験生の皆様や社会の信頼を損ない、おわび申し上げます」。医学部入試の得点操作を公表した昭和大(東京都品川区)。15日夕に開かれた記者会見には大勢の報道陣が詰めかけ、カメラのフラッシュを浴びた小出良平学長と小川良雄・医学部長が深々と頭を下げた。【飯田憲、伊澤拓也】

<医学部入試>昭和大、補欠はOB親族を優先し合格 動画付き記事 .
<医学部入試>昭和大、「現役と1浪に加点」認める 動画付き記事 .
<医学部入試>昭和大生「おかしい」「見直す必要ない」意見も .
<順天堂大でも不正か>女子や浪人不利に .
<不正拡大に憤る受験生「まさか男女差別が」> .
<医学部入試>半数以上で男子合格率女子上回る 文科省調査 有料記事 .

 冒頭、小川医学部長は手元のペーパーに目を落とし、2013年から医学部一般試験の2次試験で現役と1浪の受験生に加点する一方、これとは別に同窓生の親族も優遇してきた経緯を説明。得点操作を続けた理由を「現役や1浪の受験生の方が伸びしろが大きいから」、親族の優遇は「親族の方が確実に入学してくれる」などと説明した。

 文部科学省が9月に公表した調査結果では、同大は「不正はない」と回答していた。この点について、小川医学部長は「文科省の調査は『年齢による差別があるか』という質問だった。現役でも年齢が高い人はいるので、年齢による差別ではないと判断した」と苦しい弁明に終始した。

 文科省は9月の調査で、調査範囲を在校生を念頭として過去6年に絞った。不正が始まった時期が調査期間と一致することについて、報道陣からは「なぜ13年に始まったのか」との質問があったが、小川医学部長は苦渋の表情を浮かべ「答えようがない」とあいまいな回答を繰り返した。

 会見では、調査にあたった文科省の指摘を受けるまで「ずっとやってきたことで不正の認識はなかった」とした大学側の姿勢に批判が集中。小川医学部長が「減点ではなく、将来性への加点ということで、浪人生を不利にしようというわけではなかった」と見解の違いを強調し、納得のいかない表情を見せる場面もあった。現役と1浪を優遇することを募集要項に明示しなかった点については「『総合的に判断する』という言葉でいいと思った」と述べた。

 不正の認識の有無について問われると、小出学長は「その辺の判断が難しい」とかわすなど報道陣との質疑はかみ合わないまま。最後は司会の同大職員が「時間も時間なので」と会見を打ち切った。

 50以上の項目で採点

 得点操作があった調査書の評価については、大学側が50以上の項目を設け採点していた。昭和大の説明では項目には「部活動で優秀な成績を収めたか」「生徒会活動をしていたか」「ボランティア活動に携わったことがあるか」などがあり、「現役」「1浪」もチェックしていた。

 また補欠者となった同窓生の親族を、優先的に正規合格としていたことについては、入試の得点に関係なく親族を優遇していた。辞退者が出た場合、補欠者から得点順に繰り上げ合格とするのが一般的だが、同大はこうした措置を取っていなかった。親族の合格者は自分が優遇されたことを知らないという。

 基準、明確化を

 NPO法人医療ガバナンス研究所の上昌広理事長の話 
論外の対応で、教師にあるまじき行為だ。何回も浪人した医師でも立派な人はたくさんいる。そもそも学力と医師としての能力との間には何ら関係がない。京都大や神戸大の医学部出身者はノーベル医学生理学賞を取っているが、偏差値トップの東京大医学部の出身者には一人もいない。元来、正しい選抜方法などない。それなら恣意(しい)的に選抜するのではなく、公正でなければならない。浪人生が嫌なら、受験回数の制限を設けている司法試験のようにきちんと明らかにすればいいだけだ。 .



 古本屋通信
 学力と医師能力と何の関係もないのなら、英数国理社のテストなんか、医学部に限ってやらなければよい。こんなキチガイがいることが問題なのではない。キチガイの談話でしか記事を締め括ることだ出来ないブル新の毎日新聞のキチガイこそが問題なのだ。
  1. 2018/10/16(火) 04:35:36|
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