古本屋通信

志位委員長はいますぐ平壌に

古本屋通信   No 2734    2017年  08月13日


  志位委員長はいますぐ北京経由で、平壌(ピョンヤン)に飛べ

 本日の赤旗トップ記事危機打開のため米朝は無条件で直接対話をに思う

 世界に名だたる核兵器禁止条約の万能力で危機を回避できるでしょう? そうではないのですか、志位委員長様

 早朝に紙の赤旗を一瞥してアレッと思った。見出しに「米朝・・・」 という聞き慣れない言葉が使われていたからだ。さて共和国を朝鮮と認めたのか、それなら大歓迎だ、と少し期待して記事本文に目を遣った。そしたら、あいも変わらず「北朝鮮」だった。マア仕方がない。それにしても新しい提案である。やがて昼前にウェブ記事が更新される。短文なので下に貼っておく。全文を点検するまでもなく、両国首脳は直ちに話し合いに入れと云う尤もな提言である。然し今回の危機の原因は「北朝鮮」のミサイル発射に直接の原因があるとしている。この記述で記事の公平さは失われている。まあコレも従来の主張の延長だから仕方がない。

 ところで私がこの記事を一読して強く思った事は、他人のことを言う前に自分で実践してはどうかという事だ。私はこれを共産党が 「朝鮮問題の解決は実力行使ではなく話し合いのテーブルで」 と繰り返す度に思った。和平のテーブルは必要だ。ベトナム戦争の時にはパリ和平会談があった。ベトナムも米軍とたたかいつつ和平会談にも応じた。国連には共和国も加盟している。だから本来は国連が話し合いの場になるはずであった。ところが核強国の常任理事国が共和国の核を一致して非難する勝手。そういう前提があって、どうして和平会談ができようか。日本共産党もこの誤った立場に固執している。共和国は強く反発している。

 たった今、ウェブ記事がネット上に顕われた。全文が以下である。


 2017年8月13日(日)  赤旗
 危機打開のため米朝は無条件で直接対話を
 
2017年8月12日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
 日本共産党の志位和夫委員長は12日、米国と北朝鮮が軍事的恫喝(どうかつ)の応酬をエスカレートさせている事態を憂慮し危機打開を求める声明を発表しました。

 一、北朝鮮の核兵器・ミサイル開発をめぐる米国と北朝鮮の間の緊張が、軍事衝突の危険性をはらむ新たな事態へと深刻化している。

 国連安保理が新たな制裁決議を採択したこと(5日)に対して、北朝鮮は7日、「断固たる報復で対処し、全面的に排撃する」と強く反発した。さらに10日、「アメリカに厳重な警告信号を送る」として、「グアム島周辺への包囲射撃」を検討していると表明し、米国を強く軍事的に威嚇した。

 一方、米国のトランプ大統領は、「北朝鮮がこれ以上アメリカを脅すのであれば、炎と激しい怒りに直面することになるだろう」(8日)、「グアムに何かしたら、誰も見たことのないようなことが北朝鮮で起こる」(10日)などと発言している。

 米朝両国が、直接相手の意図を確かめるすべのないまま、軍事的恫喝の応酬をエスカレートさせることは、たいへんに危険である。それは、当事者たちの意図にも反して、偶発的な事態や誤算による軍事衝突につながりかねないことを、強く憂慮している。

 一、世界と地域の平和と安定を破壊し、おびただしい犠牲をもたらす軍事衝突は、絶対に回避しなければならない。

 日本共産党は、現在の危機を打開し、問題の平和的・外交的解決をはかるために、関係諸国に対して、次の諸点を緊急に要請する。

 (1)現在の危機が引き起こされた根本は、北朝鮮が、累次の国連安保理決議に違反して、核兵器・ミサイル開発を進めてきたことにある。北朝鮮に、国連安保理決議を順守し、これ以上の軍事的な挑発行為――とりわけ無謀きわまる「グアム島周辺への包囲射撃」の計画を中止することを強く求める。

 (2)米朝両国に対して、強く自制を求めるとともに、現在の危機を打開するために無条件で直接対話に踏み出すように呼びかける。直接対話に踏み出すなかで、核・ミサイル問題を解決する可能性を追求すべきである。この点で、トランプ大統領が、北朝鮮との交渉に関して、「オバマ(前政権)は話すらしたがらなかったが、私は話す。誰かがやらなければならない」(10日)と述べていることに注目している。

 (3)日本は、米朝間で何らかの軍事衝突が起こった場合に、最大の被害を受ける国の一つとなる。日本政府は、緊張をさらに高める軍事的対応の強化でなく、米朝の直接対話を実現し、核・ミサイル問題を平和的・外交的に解決するための努力をはかるべきである。

 関係国・国連に声明送付
 日本共産党は12日、志位委員長の声明「危機打開のため米朝は無条件で直接対話を」を、米国、北朝鮮はじめ6カ国協議参加国、国連安全保障理事会の全理事国、グテレス国連事務総長に送付・伝達しました。




  古本屋通信 

 この記事自体については、私は冒頭に付したリード文以上に加えることはない。概ね異論はない。ところで最終に「関係国・国連に声明送付」とあるが、コレはコレでよいとして、今回の志位委員長の声明?は何らかの実効性があるのであろうか? インパクトという意味である。まったくゼロであろう。共和国やアメリカはもちろんのこと、日本国内の人民、それから日本政府筋や国会関係者に及ぼす影響はパーフェクト0ゼロである。では何処に向けて発信したのであろうか。党内の党支持者周辺と党員だけに向けて、大気にオナラを発するごとくアリバイ的に発信したに過ぎない。

 ずいぶん悪意を持って酷評するではないかという批判の声が聞こえてくる。でも言われるのが嫌だったら、日本共産党としてやれる事をいますぐ実践せよ。何も難しいことでもない。志位委員長がトランプ政権に対して要求していると同じ事を、自分で実践するのだ。ホントは安倍政権がやるべきなのだが、日本政府はやる気がない。またやれる条件もない。したがって日本共産党がいますぐ日本政府に成り代わって野党外交に入る。いますぐやれ。やれば必ずできる。

 志位委員長は(不破常任幹部会委員の親書を持って)朝鮮労働党トップに会いに行け。但し、日本共産党がこれまで先方に対してとってきた非礼については、率直に謝罪する必要がある。詫びれば許されるだろう。

 私は突飛な提案をしていない。これは戦後の共和国立国以来、徳田時代と宮本時代を通じて党が一貫して実践してきた野党外交である。言うまでもなく不破哲三も野党外交のもっとも熱心な実践者であった。なぜ志位委員長だけが出来ないのか? 自分でやらないでトランプに期待する、これでは日本共産党の委員長ではない。ただちに日本を発って朝鮮へ飛べ。アメリカには簡単に行ったではないか。北京経由でいますぐ平壌(ピョンヤン)に飛べ。
  1. 2017/08/13(日) 10:11:35|
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