古本屋通信

風前の灯の原水禁世界大会

古本屋通信   No 2716    2017年  08月02日


 消滅する日本の原水爆禁止運動と、風前の灯の原水禁世界大会

 下に本日の赤旗一面の記事を貼っておく。明日から9日まで広島・長崎で原水禁世界大会が開催されようというのに、この扱いの小ささは何んだ。一面トップ「新国立建設現場監督の過労自殺」の陰に隠れた極小の扱いである。さらに今年は大会に出かけて行って大法螺をふく筈だった志位の訪広が、6日たった一日の挨拶だけであり、前日の5日は広島市で街頭演説をするだけだという。これは完全な公約違反だが、恐らく広島の民主勢力と良心的な党員に総スカンをくったのだろう。志位自身も嫌気が差したのであろう。あるいは「志位帰れ」のシュプレヒコールの予感に怖れ慄いたのかも知れない。

 記事は読むまでもなく、国連の核兵器禁止条約賛美一本である。これで今年の大会を乗り切ろうという論調である。私はこのペテン性については書き尽くしたから繰り返さない。要はこういう出鱈目な党認識のもとで、今年の大会がいかなる命運を辿るか、それだけが問題である。結論は明快である。タイトルの「消滅する日本の原水爆禁止運動と風前の灯の原水禁世界大会」で言い尽くされている。

 昨年の広島大会だったかな、それとも一昨年だったかな。村井さんが広島市に行って写真を撮ってきた。5000人の全体集会と書いていたが、1500人しかいなかった。今年はもっと少ないだろう。だってマトモな人間は誰も参加しない。義理でも行かない。まあ見てみましょうや。福山市議の誰が出掛けるか。、岡山の党員の誰が行くかナ。クソ暑い。誰も行かない。

 何でこんなに衰退したか。色々あったが、決定的に陥没したのは日本原水協と日本共産党の裏切り、即ち核不拡散条約の肯定評価だったろう。もう十数年になろうか。さらに決定的ダメージは、オバマ大統領の誕生に際してオバマを賛美したことだ。党はアメリカまで出掛けていってオバマに期待を表明した。アメリカ帝国主義は平和の敵ではなくなった。それの最終的帰結がオバマの訪広賛美だった。これは平和の敵を広島に真招くのだから原水爆禁止運動の自殺・終焉であった。こんな運動をやってて、いっぽうで核兵器禁止条約を締結しようという。これに納得する阿呆だけが、今年も広島に集う。言う間でもなく中国もロシアも来ない。朝鮮を招いたら良いのにね、それとも朝鮮非難決議を上げますか。そういう出鱈目な大会ですよ、今年の大会は。


 ペテン師の志位は広島から出ていけ。二度と来るな。さて大平喜信君はどうするのでしょう。これで次期衆院選での当落が決まるでしょう。


2017年8月2日(水)   赤旗
条約を力に核兵器廃絶へ  あすから原水爆禁止世界大会
 原水爆禁止2017年世界大会が、3日の国際会議(広島、5日まで)から始まります。世界大会―広島は5、6の両日、世界大会―長崎は7~9日です。
 今年のテーマは「核兵器禁止条約を力に、核兵器のない平和で公正な世界の実現を」です。
 被爆者と市民社会が求め続けてきた核兵器禁止条約が国連会議で採択され、9月20日に署名が開始されるもとで、条約の歴史的意義と内容を深くつかむとともに、核保有国とその同盟国に調印を迫る新たなたたかいに踏み出す歴史的な大会になります。
 唯一の被爆国でありながら禁止条約に背を向けている安倍政権を追い詰めていくたたかいののろしともなります。
 世界大会には、条約交渉会議をリードしてきた国連の中満泉軍縮担当上級代表やメキシコ、オーストリア、キューバ、ベネズエラなどの政府代表、核保有国とその同盟国で取り組まれている反核平和運動の代表が参加します。国際社会の英知が結集された条約を力にし、核兵器の完全廃絶に向けた今後の展望や運動の発展方向について交流・議論します。
 被爆者の訴えと原爆被害についての報告、「ヒバクシャ国際署名」の国民的発展をめざすプログラムがあります。
 日本共産党の志位和夫委員長は6日にあいさつします。
 3日から広島市内で始まる国際会議は、世界と日本の反核平和運動、NGOの代表に、政府代表も加わって核兵器廃絶の道筋を討論します。
  1. 2017/08/02(水) 10:51:48|
  2. 未分類