古本屋通信

東京大学新聞チャンネル第17回

古本屋通信   No 2687    2017年  07月19日  


 東京大学新聞  チャンネル 第17  1968 (昭和43)

   東大闘争特集 第四回

 当初、東大闘争特集を企画した時は昭和43年度内(12月末まで、精々翌年3月まで)と考えていた。周知のように、東大闘争は翌年秩父宮ラグビー場で開かれた7学部集会を一応の結節点とするからだ。今回掲載した各月とそれ以後は謂わば闘争の山場であり、闘う学生たちにとっては「嵐の中の青春」だったろう。ところが東京大学新聞を眺める私の目からは、そういう息吹きが一向に伝わって来ないのだ。やはり新聞というものは古くなればタダの古新聞だという気がしないでもない。いちおう東大闘争特集は今回で打ち切ろうと思う。すこし疲れたのだ。あとの通常企画は続行するが、今までのようなペースにはならないだろう。未定という事である。

語註 この新聞では「全共闘」の語を避けて、殆どの場合「全学共」と表記しているようだ。


 8月5日号

「医学部の異常事態について」なるパンフレットに答える 東大医学部・基礎病院連合実行委員会


 9月2日号
 
大学側、「解決策」示す 告示を全学生に郵送  医処分は白紙還元  東大闘争 大衆団交が依然焦点  学部段階の団交を追求 中央委  全学共 試験ボイコットを提起  大学当局 「暴力」排除を強調
医学部本館封鎖さる 卒試・スト終結宣言に抗議 研究設備に手をふれず 全学共


 9月9日号

病院封鎖めぐり緊迫  封鎖を実力阻止の構え 七者協  7日の決起集会 泊り込み体制を確認
時計台放送 封鎖の意志なしと放送
七者協 全学スト打ち出す  7日の総決起集会に二千人
教養学部 全提案が否決 代議員大会 スト体制再確立が焦点


 9月16日号

東大闘争 闘争体制再建が焦点 18日、全学ストに主力 七者協  法ではスト否決 スト終結派も動き
団交拒否すれば封鎖 全額共闘会議が方針 16日、教養で事務封鎖か 全学闘書記局
全額共闘会議 あくまで総長団交要求 全額無期限ストを追求 
学部説明会に抗議 13日全学総決起集会  1
1日七者協集会 十八日全学スト提起さる 一部学生のテロ行為糾弾

臨時 読書 吉開那津子著  新日本出版・680円
日中友好協会分裂の中で 党員像の再構成 大国主義的干渉に抗して 文学部4年 田所博 共産党員の意識 歌重と行方とのずれ 行方の不安 押さえようもない涙 アブラハムとの類似(古本屋註 当時愛読した吉開の出世作だったので懐かしくて挿入した)


 9月23日号

東大闘争 先鋭化の方向へ 第二波統一行動を予定 七者協  工、基礎科が無期限ストへ
本館前で大衆団交 医教授会 卒試めぐり動揺 医学部  22日夜、医局を封鎖
9・18 七者協が統一スト 東大の民主化を要求 闘争体制は強化の方向
駒場 事務封鎖決行さる 16日一号館占拠 スト実行委ら 教官・学生ら 討論集会開く



 9月30日号

大学側、新たに対応示す 十日頃に全学集会か 二十七日、学部長会議で内定
東大闘争、さらに長期化へ 経、教育が無期限スト突入 スト終結派は退潮の気配
医局封鎖を決行 27日、医局員も参加 全学共
各層の独自行動を強化 七者協 医局封鎖に抗議 27日 中央委 政府の攻撃に反対
相次ぐ医局占拠 医局員も行動に参加 全学共闘会議 医学部卒試強行に抗議
 


 10月7日号

全学無期限スト体制へ 法もストへの動き  理、農、薬も無期限ストへ 
文部省の直接介入も焦点 七者協10・8統一行動予定



 10月14日号
 
全学無期限スト体制を確立  法も無期限ストに突入 要求項目明確化が争点
法学部 12日無期限すと突入 全学共には結集せず 十六時間の討論のすえ

各派「全学連」 新宿デモに七千人 「米タン阻止・山崎君追悼」で



 10月21日号
 
方針明確化が争点に  理、「大学民主化」の方針確認 法、再びスト収拾派が動き<
10・21統一行動 全国ゼネストへ動き 60自治会がスト権確立 全学連 各派「全学連」「米タン阻止闘争」展開か


 10月26日号

10・21闘争 全国各地で圧倒的な高揚 80自治会が決起 全学連
警視庁 新宿デモに騒乱罪適用  全国で五万人が集会
  1. 2017/07/19(水) 04:08:14|
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