古本屋通信

東京大学新聞チャンネル第6回

古本屋通信   No 2664    2017年  07月09日  


   東京大学新聞  チャンネル  第 1966(昭和41)

 東大教養学部学生自治会(駒場自治会)選挙については、すでに前々エントリーで正副委員長選挙の結果を掲載している。全学連支持派の河内君らが、圧倒的ではないが、相対多数の票を取って当選している。これは駒場全学生の直接選挙の結果だった。ところがこれは正副委員長についての選挙結果であって、駒場自治会の執行部たる常任委員会委員は(正副委員長以外は)別の選挙で選ばれる。正副委員長が任命する訳ではない。

 駒場自治会は大所帯である。自治会の執行機関たる常任委員会委員は、各クラスで選出された代議員からなる自治委員会の互選で選出される。これは正副委員長と違って間接選挙である。駒場は人数が多いから全常任委員を直接投票で選ぶことは実務的に不可能なのである。その結果、正副委員長と常任委員会多数との間でしばしばネジレ現象が発生することになる。今回の記事はそれを伝えた記事である。



 7月4日号



◎ 三派連合が進出  駒場自治会 常任委を改選

  (以下、記事の全文をママに青大文字で転載する)

 六月二十七日(月)午後三時半から、駒場四十番教室で新自治委員二百名以上が出席(定足数百十九)して教養学部自治委員会が開催され、第三十四期常任委選出が行われた。
 新常任委には、全学連支持二十名、都学連(三派連合系)支持、フロント、革マル派の「統一戦線」から二十名、計四十名が立候補し、慣例どおり二十名不完全連記で投票が行われた、その結果、全学連支持四名、都学連(三派連合系)支持・フロント・革マル派の「統一戦線」から十六名が当選し、正副委員長と、常任委員会とは対立が予想されることになった。
 三十二期、三十三期は正副委員長に全学連支持派が勝利をおさめ、しかも常任委員会でも全学連支持の学生が多数を占めていたが、それ以前は委員長と常任委員会とは対立することが多かった。
 常任委の内わけを各派別にみると、全学連支持六(正副委員長を含む)、都学連(三派連合系)支持十=社青同八・社学同一・中核派一、フロント五、革マル派一、となっている。 (以下は今後の闘争計画なので省略)


  古本屋通信


 当時の各派の連合に詳しくないと分かりにくいが、整理すると、この時の常任委の勢力図は多い順番に以下であった。正副委員長を民青が取っていても、常任委員会の議事では紛糾が予想されよう。

社青同解放派 8  民青 6  フロント 5  社学同 1  中核派 1  革マル派 1 

 私の感想を云うと、解放派の第一党は想定外だった。2年のちのの東大全共闘のゲバルト・ローザこと柏崎女史は解放派の闘士として悪名を馳せたが、このとき東大の解放派は革マル派に遥かに及ばなかった。

 柏崎千枝子 著 ゲバルト・ローザ 闘争の手記 太陽と嵐と自由を

 凶暴な女で、サイテイの低脳だったが、いま見るとアマゾンで4000円の古書価が付いていた。10点出品だからホントに高いんだろう。むかし持っていたが倉庫にあるだろうか。
  1. 2017/07/09(日) 02:32:58|
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