古本屋通信

歪んだ情勢認識を最低限指摘する

古本屋通信   No 2551    2017年  05月09日


   歪んだ情勢認識を最低限指摘しておく


  以下は河村さんの最新記事からの抜粋である。日本共産党員ゆえの認識とは云え、歪みは歪みなので批判しておく。全体の趣旨は了解するが、だからと言って認識の歪みは敵を見誤らせ、日本革命の展望を見失わせるだろう。


・・・・・・・・ さて、いま政治は予断を許さない状況です
北朝鮮情勢が緊迫化していることを理由に、海上自衛隊による「米軍防護」任務を実施しました
安保法制(戦争法)の「武器等防護」の規定に基づいて初めて実施したのです
北朝鮮の軍事の威嚇に対し、軍事による威嚇はさらなる緊張が増してしまいます
日本はアメリカの軍を「防護」の理由に、一体的に行動をすることに
アメリカが武力行使に踏み切れば、日本も自動的に参戦する事になりかねません
米軍などの「武器等」を防護・警護することは、戦争行為そのもの
安倍首相は「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む考え方は、国民的が議論に値します。2020年をみすえて・・・」と述べました
憲法を変えたい、しかも真の狙いは憲法9条
二度と過ちは繰り返してはならない
戦争が出来る国にさせてはならいのです
日本共産党は安倍政治は許さない!
平和を守れ!と全力で頑張ります

(05月 07日 ひろ子ワールド「花を愛でることが出来るのも」より)



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  再録 批判

さて、いま政治は予断を許さない状況です

北朝鮮情勢が緊迫化していることを理由に、海上自衛隊による「米軍防護」任務を実施しました

北朝鮮情勢が緊迫化 は日本政府の認識であり、コレを口実にしたアレコレであると云うならば、そう明記すべきである。河村文だと半ば筆者の認識でもあるように受け取れる。これは断固誤りである。筆者の地の文として言うのならせいぜい「朝鮮半島情勢の緊迫化」であろう。何所が誤っているか? 「北朝鮮情勢」など全く緊迫していない。なにも特別な情報は要らない。赤旗だけでなくNHKウェブニュースを御覧なさい。共和国情報も伝えています。私は共和国を支持しませんが、当国はゆとりたっぷりです。私の転載した過去記事もご覧下さい。何時でもアメ帝の核攻撃を核兵器で迎撃するそうです(まあハッタリ半分でしょうが)。しかしそれは共和国軍が国外に一歩も出ない反撃ですから自衛戦争ですね。それを認めないということは座して死ねということに他なりませんね。
 後半は貴女の仰る通りです。許せません。自衛隊がアメリカのための軍隊だからそうなるのです。自衛隊はスーダンに行かなくてもアメ帝の極東戦争の手先として使われます。コレを阻止するためには安保条約を廃棄し、さらに自衛隊を解体するしか手はありませんよ。


安保法制(戦争法)の「武器等防護」の規定に基づいて初めて実施したのです

北朝鮮の軍事の威嚇に対し、軍事による威嚇はさらなる緊張が増してしまいます

決定的に順番が違います、ということは貴女の認識が誤っています。いいですか、しっかりと目を開いて、貴女の大きくてきれいな目でご覧なさい。共和国の軍事の脅威も威嚇もありはしない。なんでこんなデマ宣伝に貴女ともあろう優れた共産党員が幻惑されるのでしょうか。軍事で威嚇している側は全てアメ帝と米日「韓」軍事同盟軍です。それが見えない? そもそも軍事力が圧倒的に違います。それに共和国軍が日本海に出没していますか? 問題にもなりません。侵略軍は帝国主義者です。
 ただ私は軍事で圧倒的に劣る共和国がひとたび戦争になったら負けるとは考えていません。戦争の勝敗を決するのは最終的に兵器ではなく、人間だからです。われわれはこの事をベトナム戦争から学びました。私は共和国政権と朝鮮人民の関係はよく分りませんが、先日のテレビで観た限りでは最強ですね。少なくともスーダン帰りの自衛隊員が半病人で帰還した(下記に参考記事)のとは士気がまるで違うようです。


日本はアメリカの軍を「防護」の理由に、一体的に行動をすることに
アメリカが武力行使に踏み切れば、日本も自動的に参戦する事になりかねません

仰る通りです。

米軍などの「武器等」を防護・警護することは、戦争行為そのもの

当然そうなります。

安倍首相は「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む考え方は、国民的が議論に値します。2020年をみすえて・・・」と述べました
憲法を変えたい、しかも真の狙いは憲法9条

改憲が安倍時代に成るか否かは措いて、改憲派は確実に増えています。私はその責任は日本共産党の安保法制反対の曖昧なたたかい方にもあると思っています。

二度と過ちは繰り返してはならない
戦争が出来る国にさせてはならいのです

日本共産党は安倍政治は許さない!

まだ言っているのですか? 呆れましたね。消費税を導入した小沢さんと組んで何んとする? 志位政治を許すな!

平和を守れ!と全力で頑張ります



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 最後に戦争論を少し。私は世界数百カ国ある個別国家の内戦には関与しません。国連の関与も多くの場合は支持できません。ただ戦争には他国の領土を踏み躙る帝国主義戦争と、帝国主義の侵略と略奪から自国と民族の独立を守る正義の戦争の二種類があるという厳然たる事実です。この基準に合わせてみると、アメリカの戦争で正義の戦争は皆無です。全部アメリカが悪い。国連は多くの場合、帝国主義者の隠れ蓑です。こんなことは日本共産党にとっても初級コースでしょう。なのになぜ国連の安保理決議など持ち出すのでしょうか。結局負けてしまっているのです。戦前の社会民主主義が辿ってきた道です。でも今ならまだ引き返せます。党員でも誰かが防波堤にならねばなりません。福山の健闘を願う者です。

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   参考


無事で良かった「南スーダンPKO」、死体ゴロゴロ現地の実情おぢのニセコ山暮らし  2017年04月20日 | Weblog

南スーダンでPKO活動に携わっておった青森県の「陸上自衛隊第9師団」の70人が、きのう無事に帰国しておる。

とにもかくにも良かったですわ。

ご家族もホッとしておることでしょう。

さらに5月6日に約110人が帰国だそうな。

皆さん無事だと良いのですが、南スーダン情勢が危険なことに変わりなく、戻ってくるまでは予断を許しません。

3月には自衛隊員が政府軍に誤って拘束される事件もあった。

派遣自衛隊員の「日報」が、国内で「行方不明」という、デジタル化したいまどき、あり得ないことが起きたりも。

戦後70年を経て、とうとう自衛隊に「大本営発表」が復活する兆しか? 

…と、かなりうんざり、ゲンナリもした。

今朝の朝日新聞電子版には、派遣された隊員とLINEで毎日やり取りしてきた20代の妻の話が載っておった。

現地では「道に死体がゴロゴロしているのが普通だ」「目の前で銃撃戦があった」と夫が書き込みしたという。

なんとか無事に帰っては来たけれど、これからは隊員の各種精神面のケアが大事らしい。

なんでも、「コンバット・ストレス(戦闘ストレス反応)」とか「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」などが心配されるという。

睡眠障害や激しい動悸、精神状態が不安定になったりすることもあるようだ。

実際、第9師団長の納冨陸将も、「肉体的な休養はすぐ取れるが、精神的な休養は時間がかかるかもしれない」と述べ、隊員たちの心のケアを課題に挙げたそうですわ。

第1陣で帰国した隊員の中にはこうしたケアが必要な人がいるに違いない。

精神的にヤバくなてきた人が、第1陣で先に戻ってきた可能性は大いにあるだろう。

今回の唐突なPKO部隊の撤収は、自衛隊員に命の危険が及ぶようなことになると「安倍政権が持たない」と判断したからと推察される。

現地はそれだけ危険な事態だったことが容易に想像される。

とにもかくにも、これで5月末までに全員が撤収すると、約5年間続いたニッポンの自衛隊を海外に派遣するPKOはなくなるそうだ。

湾岸戦争時アメリカに「ショー・ザ・フラッグ」と言われ、カネだけでなく「血も流せ」としたことを発端にしたのが、今回のPKO活動だ。

だけど、カネ以外にも、ニッポンには他国と違った国際貢献がほかにもたくさんできるのだとおぢは思う。

ニッポンには曲がりなりにも「平和憲法」があるわけですしね。

なにも「諸外国と同じ」国際貢献などしなくても「独自の方策も、独自の道も」ニッポンにはある。

アニメに代表される「クール・ジャパン」には、肉体派の国とは違った国際貢献があるのだと思えば、何一つ国際的に恥じることなどないと思うのでござる。

どこの国がどう言おうと、ニッポン国には憲法があるのですから、これに従って危険の少ない国際貢献をすればよろしい。

「血を流せ」などという国際社会に「右へ倣え」する必要など毛頭ないのだと申しておきましょう。
  1. 2017/05/09(火) 10:00:54|
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