古本屋通信

主権国家の安保政策で問題ない

古本屋通信   No 2524    2017年  04月15日


   主権国家の安保政策として何の問題もなかろう



 下の青色はNHKニュースである。報道の限りで、朝鮮民主主義人民共和国が主権の問題として、アメリカ帝国主義の核攻撃に核をもって反撃するのは当然であろう。それとも座してなすがままに攻撃に身をゆだねろと言うのであろうか。最近のトランプの好戦的挑発は許しがたい。

 日本共産党の、国連安保理を引いての共和国非難を前提にした議論は、アメリカ帝国主義を利す以外ではない。今日たまたま最終盤・松江市議選脚注の党候補・田中はじめさんの演説を視聴した。アメリカの挑発と安倍政権の同調を非難していた。さらに、対話を持って、と言うのだが、前提に「北朝鮮のミサイル発射はやめさせなければなりませんが・・・」 が入る。これは空論であるばかりでなく、共和国の数万倍の核兵器をもって共和国を威嚇するアメリカ帝国主義を事実上(結果的に)免罪する論である。この期に及んで何をかいわんやである。

 ここには大昔から存在する(核と核戦争に対する)度し難い間違った認識がある。たしかに核兵器の登場は戦争の性格を一変させた。ひとたび戦争になれば敵も味方もなく地球上の人類は一瞬にして消滅してしまうという危機がある。しかしこの核兵器の登場は戦争には帝国主義侵略戦争と民族の自由のための正義の戦争があるという事実を変えていない。

 朝鮮半島の危機に関して言えば、危機を作り出しているのは共和国ではない。アメリカ帝国主義者のトランプである。この事実は明白である。私は共和国の核実験とミサイル発射に賛成ではない。できるなら止めてほしい。だが共和国が主権の問題として帝国主義者に対抗する。それを非難する言葉を持たない。私は日本共産党そして党候補・田中はじめさんの言い分は姑息だと思う。

 そしてこれが単に姑息なだけに留まらないのは、私のような見解を述べる者に対して、必ずしも末端でないカルト党員の以下のような言葉を誘発するからである。


春、発情の季節だね。また岡山のエロヒヒジジイが福山市議会に押しかけるのか。北朝鮮の犬の子、ゴミ本売りのヒヒ爺さん

 ここにはもはや恥の感覚(観念)はない。ことばは唾棄するものらしい。日本共産党員としての誇りの欠片も認められない。コレ党の議員が実名で(自分のページに)書いたら一発で炎上して辞職だナ。そういう認識は皆無なんだろう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


北朝鮮 キム主席生誕105年で軍事パレード

4月15日 12時01分   NHKニュース
北朝鮮は、キム・イルソン(金日成)主席の生誕105年の15日、首都ピョンヤンで、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が出席して、1年半ぶりの軍事パレードを行いました。パレードには、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルや、その改良型の中距離弾道ミサイルが初めて登場するなど、アメリカを強くけん制する形となりました。

北朝鮮は15日、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の祖父、キム・イルソン主席の生誕105年を迎えました。

これに合わせて、ピョンヤン中心部にあるキム・イルソン広場では、日本時間の午前10時半から祝賀行事に続いて1年半ぶりの軍事パレードが行われ、そのもようは、国営の朝鮮中央テレビが生中継で伝えました。

スーツ姿のキム委員長が広場を見下ろすバルコニーに姿を現すと、整列した朝鮮人民軍の兵士たちが一斉に万歳と叫びました。

このあと、チェ・リョンヘ党副委員長が演説し、「アメリカの新政権は、主権国家に対して軍事攻撃を強行し、世界の平和を脅かしている。わが国が反対する核戦争挑発策動を行い、一触即発の危険な戦争局面を作り出している」と述べ、先のアメリカ軍によるシリアへのミサイル攻撃や米韓合同軍事演習を念頭に、アメリカを強く非難しました。そのうえで、「アメリカが無謀な挑発をするのであれば、わが革命武力は即時、せん滅的な攻撃を加え、全面戦争には全面戦争で、核戦争には核攻撃戦で対応する」と述べ、対決姿勢を強調しました。

そして、陸海空3軍の兵士たちが隊列を組んで行進したあと、戦車や装甲車などに続いて、移動式の発射台に搭載されたさまざまな種類の弾道ミサイルが登場しました。この中には、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルや、SLBMを地上配備型に改良した新しい中距離弾道ミサイル「北極星2型」も初めて登場するなど、北朝鮮に対する圧力を一段と強めるトランプ政権を強くけん制する形となりました。

北朝鮮のSLBM開発

北朝鮮が開発を進めているSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルは、発射の兆候を把握するのが難しい上、去年8月の発射では、飛距離がこれまでで最も長いおよそ500キロに達し、北朝鮮はミサイル技術が向上していると強調しています。

北朝鮮は、1990年代初めに入手した旧ソビエト製のSLBMの改良を進めてきたとされ、おととし5月、SLBMの水中からの発射実験に初めて成功したと発表しました。飛距離は、100メートル程度にとどまったと見られ、国営テレビは、その時のものと見られる映像をおととし6月に放送したほか、去年1月には、別の発射実験と見られる映像を放送しました。

SLBMの発射実験はその後も繰り返され、4月には、東部ハムギョン南道のシンポ付近の日本海で、SLBMと見られる1発が発射されておよそ30キロ飛行し、北朝鮮は、「固体燃料エンジンのSLBMの発射実験に再び成功した」と発表しました。さらに7月にも、同じシンポ付近の日本海で、SLBMと見られる1発が発射されましたが、韓国軍は、潜水艦からの射出に成功したものの、飛んだのは数キロで、飛行に失敗したとする見方を示していました。

しかし、8月の発射実験では、飛距離がこれまでで最も長いおよそ500キロに達し、北朝鮮は、翌日に映像を公開してミサイル技術が向上していると強調しました。

一方、国際的な軍事情報を分析しているIHSジェーンズは去年7月、衛星写真を分析した結果、北朝鮮がシンポから南に2キロ余り離れた場所に、潜水艦2隻を収容できるドックを新たに建設していることを明らかにしました。

また、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは9月、北朝鮮東部にある造船所の衛星写真の分析結果を公表し、北朝鮮がこれまでより大型の新たな潜水艦の建造に着手した可能性があると指摘していました。

北朝鮮のSLBMについて、韓国国防省は去年8月、「遅くても3年で実戦配備される可能性がある」という見方を示しました。さらに去年12月、北朝鮮がSLBMの発射技術の試験を陸上の実験施設で行ったことがアメリカの監視活動で確認されたのに続いて、ことし2月には、SLBMを地上配備型に改良した、新しい中距離弾道ミサイルを初めて発射しました。

北極星2型とは

北朝鮮の「北極星2型」は、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを地上配備型に改良した新しい中距離弾道ミサイルで、ことし2月に初めて、北西部ピョンアン(平安)北道のクソン(亀城)付近から1発が発射されました。このミサイルについて韓国軍は、高度550キロまで上昇し、発射地点から東に500キロ余り離れた日本海に落下したと分析しています。北朝鮮は、「発射実験が成功した」と、国営メディアを通じて発表し、大出力の固体燃料エンジンが搭載されているとしたほか、通常より角度をつけて高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射したと主張しました。国営テレビの映像では、移動式の発射台に載せられたミサイルが、射出したあとに空中で点火する、「コールド・ランチ」と呼ばれる技術を使って発射される様子が確認されていました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   脚注

  松江市議選挙

 出雲市議選から一週間遅れで明日が投票日となる。出雲の共産党は壊滅的敗北だったが、松江は何とか3議席を確保してほしい。上記の田中さんは中学校教員を辞めての立候補であるが、片寄さんの引退を受けてだから、現有議席の確保である。

 参考までに前回3人の得票合計は6495票、県議選松江選挙区の得票は6209票だった。伸びてほしいが、減少傾向は倉敷、出雲と続いている。これは後藤さんのせいだけではないだろう。地元の地力の問題もあるが、党中央の野党共闘方針が地方の論戦を妨害している。例えば島根は原発再稼動阻止が焦点だが、党はこの問題を一般的に訴えるだけで、右翼社民を非難できない。これで選挙になるわけがない。原発に限らず一切の民進党批判がタブーなのだから、いきおい地方の党組織は死んでいる。まあ阿呆に言っても無駄だろう。


 出雲だが、党候補3人の得票合計5503票(4年前は6972票)。島根県議選出雲選挙区の大国さんの得票が7559票だったから、約2000票減らしている。総括するそうだが、これは指導部の責任はあるが、構造的なものだろう。私は大平落選は避けられないと見る。本人も危機を感じてか盛んに応援にきて顔を売っている。まあ逆効果だな。
  1. 2017/04/15(土) 17:30:12|
  2. 未分類