古本屋通信

志位委員長の国連会議デマ報告

古本屋通信   No 2514    2017年  04月10日


    志位委員長の国連会議のデマ報告に就いて

 志位委員長の国連会議のデマ報告については、私はインターネット中継も赤旗記事もいっさい見ていないが、大本さんが録画をアップしているし、ブサヨさんのエントリーもあるようなので、念のためにその無効を確認しておきたい。

 志位の訪米(国連会議見物旅行)そのものが無効である。どういう小理屈を捏ね回そうとイカサマである。

 国連会議は基本的に加盟各国の政府代表によって構成される。それ以外の団体、たとえば今回は日本被団協代表の発言があったが、これは会議への要請によって部分的に許可された特例に過ぎない。各国の政府代表以外の政治党派、とりわけ各国の野党の「発言」など、会議の場で有効である訳がない。そういう「発言」を認めるならば、そもそも各国政府間会議は成立しない。これは小学生レベルである。

 ちょっと別の会議、何でも良いのだが日本の全学連大会を例に引こう。全学連がまだ各派に分裂していなかった1950年代が良かろう。全学連大会には加盟の大学・学部学生自治会の執行部に代議員資格がある。それはすでに大学・学部ごとに選挙で選ばれている。全学連未加盟学生自治会の正式代表には、評議員として参加は認められるが、発言権はない。いかなる任意の個人学生にも代議員および評議員資格はない。また、個人学生がオブザーバーとして参加するには、大会議長団の許可が要るが、代議員に反対する立場の学生の参加を認めることはない。なぜなら、これを認めるとヤジが続出し、議場が大混乱して、大会の討議が不可能になるからである。初歩的常識であろう。

 国連の加盟国は、今回の国連会議の参加国が130余り、不参加国が30余りだった。これは国家の数であり、政府の数である。各国には、それぞれ政治的立場を異にする政党(与野党)は多数ある。その一つが日本共産党だった。日本共産党が、何の参加資格もないのに、国連の場で正式発言したとデマっている。そういうデマが通るなら、国連会議には無数の(各国与野党・団体の)「有効発言」が存在することになる。これでは正式政府間の会議など成立しようがない。


 日本共産党委員長志位のニューヨーク行きは、日本政府の参加・不参加に拘わらず完全に無効であり、国連会議の妨害以外の何者でもなかった。本来なら日本政府が、日本共産党を国連会議の妨害者として厳しく排除すべきだった。しかし日本政府は国連会議の席を蹴って帰ってきた。それだからか、それとも日本共産党など取るに足りない存在だと思ったのか、日本政府は日本共産党を黙殺したのである。

 志位は核不拡散議員連盟の一員としか名乗れなかった。これは何の参加資格もないと告白しているのに等しい。国会議員など何の意味もない。これだったら世界の数千人の国会議員が(与野党入り乱れて)国連の場で発言できることになる。各国政府による国連会議の開催と続行は不可能となる。子供でも分かることだ。繰り返す。志位の今回のニューヨーク行きは無効であり、国連会議の妨害であった。

 全学連大会に勝共連合のメンバーがやって来た。中に入れてもらえず、会場の外でビラを配る。そのビラの内容を全学連大会での正式発言だとデマ宣伝する。全学連史上では、こういうこともあったのだ。ビラには「岡山大学学生自治会代表」の名前があった。「代表」はデマである。国際勝共連合=原理研究会岡大支部である。日本共産党がいまやっていることはそれと同じである。デマ宣伝である。

 日本共産党がしばしば使う「野党外交」なる用語について一言。外交は基本的に政府間の構築である。政治政党、ましてや野党が関われる性格のものではない。ただ政府間に正式な国交がない場合、例えば日本と朝鮮の関係の場合、日本共産党が日本政府に先立って、朝鮮に働きかけて国交樹立の糸口を付けることはありうるだろう。それ以外は党と党(共産党・労働者党)の関係だけである。党と政府の関係は基本的にない。その意味で、日本共産党が党大会に外国の大使館員を招いたのは決定的に誤りである。またマレーシアの政党会議(アジア政党国際会議CAPP)に参加したのも誤りである。資本主義国の政府筋の与党との接触は誤りを越えて、他国革命運動の妨害でもある。今回のニューヨーク行きも、アジア政党国際会議(ICAPP)参加も誤りである。これらが「野党外交」である訳がない。


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 以下は赤旗の当該記事だが、私は関連の赤旗は一切読まないので、キンピーサイトの掲載分だけ。ブサヨさん、お世話になります。

これまでのわが党の野党外交は、他国の政府との関係では個々の関係はありましたが、諸政府が構成する多国間の国際会議に、わが党が正式の構成員として参加することは考えられませんでした。わが党は、これまでもNPT再検討会議、非同盟諸国首脳会議、イスラム諸国機構の総会などに代表団を派遣した経験はありましたが、これはオブザーバーやゲストとしての参加でした。また、わが党は、アジア政党国際会議(ICAPP)を重視して参加してきましたが、これは多国間の国際会議であっても、政党間の会議でした。国連という世界で最も重要な多国間の国際会議に、公式に参加し、演説をするというのは、わが党にとってまったく初めての体験となりました。
 私たちは、この活動に取り組むことによって、たくさんの新しい道が開けたという感を強くしています。わが党と各国政府との関係が、一挙に拡大しました。メキシコのルイスカバーニャス外務副大臣との会談では、「今後、メキシコでこの話の続きをしよう」ということで意気投合しました。ローマ法王庁との会談もたいへんに印象深いものでした。国連代表部のサイモン・カサス神父に、私たちの「要請文」をお渡しして説明しますと、カサス神父は、「会議での演説に感謝します。要請文の立場は、理性的なもので、よく理解できます。ローマに来られるさいは、バチカンにも寄ってください」と語りました。カトリックの総本山との対話の道も開かれてくるかもしれません。 (志位報告から)


 古本屋通信
 救い難いアホだな。こんな事が有効なら、戦後まもなく国連が作られた直後に、徳田指導部が「参加」していただろう。7大会、8大会を経た宮本指導部が見逃すわけがなかろう。不破だって同じだ。志位よ、お前は徳田、宮本、不破らをコケにするつもりなのか? ハッキリしている。徳田、宮本、不破が低脳だから国連会議に「参加」しなかったのか、それともアメ帝の本拠地にノコノコと見物旅行に出かけて行った志位が低脳なのか。赤子でも分かるというもんだ。
  1. 2017/04/10(月) 00:32:44|
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