古本屋通信

証拠はないがアイツなら ・・・・

古本屋通信   No 2483    2017年  03月18日

 
    証拠はないが、あいつならやりかねん


 今から55年前、埼玉県狭山市で女子高校生中田善枝さんが強姦され殺されました。まもなく被差別部落の石川一雄さんが逮捕されました。逮捕そのものも不当な見込捜査に拠るものでしたが、当初の新聞報道を受けて形成された一般的世論は「部落ならやりかねない、いや、きっと部落がやったのだろう」というものでした。恐ろしい限りです。石川さんの逮捕そのものが不当なものでしたが、それでも、以後の数十年間の公判を維持してきたのですから、検察は公判を維持できるだけの証拠は揃えていました。

 金正男殺害事件が起りました。共和国国籍でない2人の女が実行犯として、マレーシア警察に逮捕されました。襲撃か悪ふざけかは別にして、彼女たちが金正男らしき人物を襲ったのはカメラに写っていました。ですから逮捕は正当です。ただし主犯でない以上、殺人犯として公判を維持するためには、主犯の逮捕と起訴が欠かせません。つまり単独では殺人犯として公判を維持できないのです。たぶん釈放されるでしょう。

 分かっているのは、今のところ女2人の犯行だということだけです。後は何ひとつ判っていません。共和国関係者の犯行の証拠はおろか、状況証拠さえもありません。共和国の犯罪だという情報は「韓国」情報院のデマ情報以外に何もありません。

 マレーシア警察当局が容疑者もしくは参考人を手配して取り調べるのは当然です。しかしマレーシア警察が行方を追っている共和国国籍の4人の男も、共和国大使館2等書記官も、航空会社の職員も、殺人に関与したという何の証拠もありません。当初容疑者であった共和国国籍の男一人は既に釈放され、北京に10日間留まった末に、昨日ピョンヤンに帰っています。本来ならマレーシア警察は本人と共和国政府にたいして誤認逮捕の謝罪をすべきでしょう。これは一般的な容疑者の誤認逮捕ではなく、外国籍の容疑者がシロと判明したのですから。日本の腐りきったブル新聞は証拠不十分で釈放されたと書きました。許す事のできない共和国差別です。

 もういちど言います。犯罪が共和国もしくは共和国関係者に拠るという証拠は、何ひとつ挙がっていません。容疑者や参考人は可能性の問題に過ぎません。ただしマレーシア警察が共和国を標的にして見込捜査をしているとも言えないでしょう。悪いのは全て日本のブルメディアです。依拠する「韓国」情報部は謀略機関ですから論外のサイテイです。

 いったい今回の日本のブルメディアのレッテル貼りと、狭山事件での石川青年クロ心証報道とどこが違うでしょうか。少なくとも石川さんは逮捕されています。共和国関係者は逮捕されていないどころか、容疑事実さえも全て「・・らしい」というものです。現状では証拠は皆無です。それでも「共和国が殺したらしい」というのが日本の腐りきったメディアです。

 下に最新のNHKウェブ記事を貼っておきました。さらに2人の男を警察が調べているそうです。殺人事件ですから、数十人、数百人が捜査対象になって不思議ではありません。私はたぶん既に数十人の名前が挙がっていると思います。マレーシアは国際的な根拠地とも言える国ですから、この中には多く外国人も含まれているかも知れません。日本のブルメディアだけが、共和国を標的にした報道を続けています。許されないことです。

 日本の3億円事件の容疑者と参考人は数百名に上りました。中にはきつね目の男などというのがいて、メディアが騒ぎましたが、全ての被疑者はシロでした。共和国犯行説は読めば読むほど根拠がありません。狭山事件の石川犯行説を上回るデッチアゲです。たしかな判断力と批判力を持ちたいものです。




 ジョンナム氏殺害 監視カメラに別の男2人 警察が捜査
 3月18日 16時11分
   NHKウェブニュース
北朝鮮のキム・ジョンナム(金正男)氏が殺害された事件で、これまでに特定されている容疑者とは別に、事件が起きた空港の監視カメラの映像にジョンナム氏の様子を確認するようなしぐさをみせる男2人が写っていて、警察が調べていることがわかりました。
キム・ジョンナム氏は先月、クアラルンプール国際空港で猛毒のVXによって殺害され、女2人が殺人の罪で起訴されたほか、警察は、事件直後に出国し、すでに帰国したと見られる北朝鮮国籍の容疑者4人を特定しています。
警察は4人が事件を主導したと見ていますが、空港の監視カメラの映像を詳しく調べた結果、ジョンナム氏の様子を確認するようなしぐさを見せる4人とは別の不審な男2人が写っていることがわかりました。
1人は白い服を着てジョンナム氏のあとを追うように歩き、もう1人は黒い服を着て診療所にジョンナム氏が入っていく様子を確認するようなしぐさを見せています。
マレーシア警察のハリド長官は「ほかにも事件に関わっている人物がいる可能性を排除しない」と述べ、この男2人についても調べていることを明らかにしました。男らの名前などは明らかにしませんでしたが、地元の新聞は、1人は30代で北朝鮮国籍だと報じています。
特定された4人の容疑者はすでに北朝鮮に帰国したと見られ、捜査が難航する中、警察は2人の行方についても調べ、全容解明を目指しています。
  1. 2017/03/19(日) 09:22:48|
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