古本屋通信

稲田朋美はもうひとつ謝罪せよ

古本屋通信   No 2478    2017年  03月15日
 

    稲田朋美はもうひとつ謝罪せよ。

 藤野保史さんの正当な発言(防衛費=自衛隊予算は人殺し予算である)に言い掛りをつけ、藤野政策委員長辞任のきっかけを作った憎き稲田朋美。今度は辞めていただきましょう。

 今日の朝刊各紙は稲田防衛大臣の森友をめぐる虚偽答弁を一面で大きく取り上げている。野党は稲田の辞任を要求し、安倍が稲田をかばっている。森友をめぐっては、野党の追及はことごとく不発に終って、幕引き寸前に稲田が引っ掛かったわけである。読んでみると、弁護士時代の口頭弁論の記憶の記憶違い、または虚偽の言い逃れである。私は、これが大臣辞任に相当するとすれば、政治家はやれないと思うが、まあ腐りきった右翼利権屋一家の破廉恥だとは思う。私は森友騒動自体に興味がないから、辞任にも興味がないが、要は選挙にどちらが有利かだろう。安倍は押し切れると見た。野党は見込みがなくても、ここでポイントを稼いでおかないと総選挙になるまい。まあ私は稲田が嫌いだから野党を応援しよう。
 
 ところでこの際、稲田朋美にもうひとつ謝罪を要求しておこう。日本共産党の藤野保史政策委員長がテレビ討論会で、まさに正当にも 「防衛費すなわち自衛隊予算は人を殺すための予算だ」 と発言した。そのとき、稲田さん、貴女は何とチャチャを入れたのですか? 「自衛隊員のみなさんに失礼じゃあないですか」 と藤野さんの発言をさえぎりましたね。全くのピント外れの不規則発言でしたが、これで右翼が勢いを増したのは事実です。その功労として貴女は防衛大臣に抜擢されました。おめでとう。


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   再録 


   古本屋通信    No 2274   2016年  11月17日


   藤野保史が奮闘、堂々の復活 (現在10個の拍手)


 7中総の真っ只中、中央委員会総会を中座して孤軍奮闘する藤野保史にたいして、古本屋通信は心から拍手を送りたい。この国会質疑ひとつとっても藤野の実力はナミではない。常任幹部会委員として立派に仕事をしている。


部落差別を永久化  衆院委 歴史逆行の法案可決 
藤野氏反対討論

2016年11月17日(木)  赤旗  (写真)反対討論に立つ藤野保史議員=16日、衆院法務委
 「部落差別」永久化法案(部落差別解消推進法案)が16日、衆院法務委員会で、同法案を提出した自民、民進、公明3党と日本維新の会などの賛成で可決しました。日本共産党は反対し、藤野保史議員が反対討論に立ちました。

 法案に「部落差別」の定義がない問題で、藤野氏は、重大なのは法案提出者が「部落差別」とは「部落の出身者」に対する差別として「明確に理解できる」と答弁したことであり、「この説明は『部落解放同盟綱領』に書かれている定義と同義だ」と指摘。かつて、解同を中心とした特定団体の圧力で行政が主体性を失い、不公正・乱脈な同和行政の横行を許した痛苦の歴史を示し、「解同綱領を法律に盛り込むなど許されない」と批判しました。

 さらに、法案が国と自治体に義務付ける「実態調査」は、旧対象地区を掘り起こし、対象住民を洗い出すことになると指摘。「当該地区の住人を『同和関係者』と『そうでないもの』に区分けする調査自体が許しがたい人権侵害にほかならない」と強調しました。

 藤野氏は、法案は調査を繰り返し行い、国や地方自治体に必要な施策を行うことを求め続けるもので「部落差別の解消どころか、差別の固定化・永久化につながる」と批判しました。

 法案提出者は、「部落地名総鑑をインターネット上で販売しようという動き」をあげ、「部落差別」の「変化」を強調しています。

 藤野氏は、自民党の友誼(ゆうぎ)団体「自由同和会」が「部落地名総鑑」を発見しても、「差別の助長になると大騒ぎする」ことはないと述べ、「いまだに差別があることの根拠にすることは差別の現状を見誤る」と指摘していることを紹介。ネット上の書き込みにどう対処するかは同法案とは別の問題だと指摘しました。

 関係者の取り組みによって基本的には社会問題としての部落差別は解決し、政府も2002年、これ以上の特別対策は「問題の解決に有効とはいえない」として同和対策事業を終結させたというのが歴史の到達点だと指摘。歴史逆行の同法案の廃案を求めました。



「部落差別」永久化法案  3団体参考人招致を
2016年11月17日(木)
  赤旗
穀田国対委員長が会見
(写真) 記者会見する穀田恵二国対委員長=16日、国会内
 日本共産党の穀田恵二国対委員長は16日、国会内で記者会見し、同日に衆院法務委員会で採決された「部落差別」永久化法案(「部落差別解消推進法案」)について、「部落差別の固定化・永久化につながる危険性が質疑で明らかになった」と指摘し、同法案の断固廃案を目指す立場を表明しました。参院では参考人質疑が欠かせないとして、関係3団体の参考人招致を求めました。

 穀田氏は「部落差別の解消に逆行する法案は廃案しかない」と改めて表明。「参院の審議で法案の危険性、問題点を広く明らかにするために、部落解放同盟、自由同和会、全国地域人権運動総連合の関係3団体を参考人として招致することを求めたい」と述べました。



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   部分再録


   古本屋通信     No 2125  8月27日


 大平喜信・国会報告会に行ってきた より (現在20個の拍手)


  古本屋の仕事で中断していたが、私の第2番目の質問は藤野保史政策委員長の辞任問題と絡んだ5兆円の防衛費問題に就いてである。概要以下のように質問した


 大平さんは防衛費の中の米軍への思いやり予算に触れられました。関連して質問します。5兆円の防衛予算を巡って、党の政策委員会責任者の藤野保史さんのテレビ討論会での発言にたいして、自民党の稲田朋美政調会長がケチを付けました。そのご稲田さんは防衛大臣になりましたが、ここらを見てだろうと思いますが、中核派革マル派の 「前進解放」 が 「日共はネオ・ファシストに屈服した」 と書いています。
  以下の黒字と青字部分は私が大平さんにした質問にない部分です。分かり易い文脈にするため、こんかい補記しました。中核派の 「前進」 というのは間違いでした。革マル派の 「解放」 に訂正します。革共同両派にお詫びします。 [通信 No 2112 革マル派はよく勉強してるなあ] に引用した記事の一部ですが、こう書いています。「同志・山門は、日共官僚が自己目的化してきた「野党と市民の共闘」なるものが参議院選挙とつづく東京都知事選挙における惨敗をつうじて破産が宣告されたと喝破し、さらに批判の矢を放つ。かの政策委員長・藤野の「防衛費は人を殺すための予算」という発言がネオ・ファシストどもからやり玉にあげられたことに完全屈服し、帝国主義日本の軍事費を認め・「自衛隊の段階的解消」という基本政策をも実質上投げ捨てたのが不破=志位指導部だ。「日共官僚どもは、清水の舞台からネオ・ファシズムの濁流のなかへ笑いながら転落しつつある」 と。

 そこでお尋ねしますが、藤野さん辞任に当たって藤野さん本人と小池書記局長が党本部で記者会見をやり、その詳報全文が産経新聞に掲載されています(赤旗や、産経以外の各紙も同日、藤野辞任の記者会見の事実は報道しましたが、一問一答の会見の内容までは書きませんでした。しかし数日遅れで赤旗は一問一答を載せました。ただ赤旗のその記事は産経よりかなり短く編集されています。私自身は産経の全文を引用・転載するかたちで、一問一答ごとに私の揶揄的なコメントを付けるエントリーを立てています。それが「通信 No 2013 藤野保史(やすふみ)政策委員長の更迭を検証する」です)。概要は周知の事実になっていますが、ここで共産党が認めている防衛費と認めていない防衛費の範囲がよくわからないのです。災害復旧に自衛隊員が出ることはよしとしているのですから、この方面の予算を認めているのは常識的に分かります。また人件費をなくすこともできない。しかしそれ以外の防衛費で、認めない部分は分かるが、認める部分が分からない。そのご赤旗には莫大な予算を伴う戦争兵器や米軍への思いやり予算が載りましたから、この部分は認めないのでしょう。それから戦争法がらみの集団的自衛権の発動に伴う予算は認めない。これも分かる。じゃあ従来からある軍備に関する予算はどうなのか。それが個別的自衛権の範囲の予算と一致するのかどうか。そこらへんを明らかにしていない。だから中核派革マル派に突っ込まれるんでしょう。丸ごと屈服だと。私はこの指摘は当っていると思います。逆にはっきり言うと、藤野さんは全く正しい。それは国会周辺では言葉に気を付けた方がよいかも知れない。けど、我々は運動をやっているんですよ。違憲の自衛隊の軍備を縮小せよと戦後一貫して訴えてきました。その文脈の中で考えると、藤野さんは全く誤っていないと思うんですがね。

  これにたいして大平さんは一応の党見解(それは記者会見で藤野さんと小池書記局長が話した内容だからここでは掲載しない)を喋った後、次のような注目に価する答弁をされた。

大平  どこからどこまでがどうでということは実は党の側から言わないということです。(「そうだ、それが正しい」と私)。実はコレ少し(党内で)議論があったんです。それで、そういう結論になりました。こっちから言わないということです。訊かれれば言いますけど。 個別的自衛権はまあ認めま ・・・・ (あいまいに口ごもる)。

  ここで再び私の大平さん評価はピント跳ね上がった。しかしそれは結果である。私はこの答弁を引き出しただけでも、今日の報告会は私にとって大正解だった。つまり党は一時的に藤野さんを切った。記者会見の時の藤野さんも不死身だったが、いまも藤野さんは完璧に健在である。党は集団的自衛権のみならず一切の軍事費を認めていない。それが党の公式見解である。最後に大平さんが口ごもって言った部分は大平さんの個人的見解である。党の正式見解ではない。これはずるいのでも何でもない。運動の弁証法であり、私流の表現では最大限綱領と最小限綱領の問題である。場合によっては藤野さんを切ったように大平さんを切ればよいのだ。その苦痛に耐えれないのは共産党員コミュニストではない。ここで思い出したのが可知正さんだが、これは余りにも脇道に反れ過ぎだろう。

  とにかく楽しい1時間半と、それに続くブログ記事作成の2時間半であった。大平さん、そして司会の余江さん、入り口で目を光らせていた元倉敷地区委員長/現岡山地区常任委員の矢吹矢引さん、今日は本当に有り難うございました。



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    再々録

   
古本屋通信     No 2013   6月29日

 藤野保史(やすふみ)政策委員長の更迭を検証する (現在10個の拍手) 

 一瞬わが目を疑った。まさか、まさかである。藤野のどこが誤りだったのか。どこが党の方針と異なる誤った発言だったのか。いったいどこが自衛隊員を傷つけたのか。そういう個所はまったく見当たらない。あるのは志位執行部の選挙方針にとってマズかったと、執行部がそう見做したという理由だけだ。現在の党綱領を擁護する立場に立っても、藤野は何ら誤っていない。当面の選挙において今回の辞任は(執行部の思惑とは反対に)こころある有権者の党に対する信頼を決定的に裏切るだろう。その結果として党の支持票はおそらく百万票単位で激減するだろう。これが藤野政策委員長更迭の負債である。血をもって賄わねばならない。これとは反対に、党が俗論に惑わされることなく断固として藤野政策委員長を守り切っていたならば、党に対する信頼は強固になり、当面の選挙に勝利していたであろう。いずれにせよ結論は選挙投票日の7月10日に出る。私は志位執行部に抗議の意を籠めて、比例区で日本共産党に投票しないことを表明しておく。田村智子さん、約束違反でごめんなさい。


 共産・藤野政策委員長辞任 「人殺すための予算」発言で
 2016年6月28日22時59分  朝日新聞デジタル
  共産党の藤野保史(やすふみ)政策委員長(46)は28日、防衛予算について「人を殺すための予算」と発言した責任を取り、政策委員長を辞任した。藤野氏は記者会見で「党の方針と異なる誤った発言で、結果として自衛隊のみなさんを傷つけたことを深く反省し、国民のみなさんに心からおわび申し上げる」と述べた。同委員長は当面、小池晃書記局長が兼任する。
 防衛予算「人を殺すための予算」 共産・藤野氏が撤回
 藤野氏は26日のNHKの討論番組で、防衛費が2016年度当初予算で5兆円を超えたことなどを指摘した際、「人を殺すための予算ではなく、人を支え、育てる予算を優先していく」と発言。同日夕には党広報部を通じて「不適切であり取り消す」との文書を出し、発言を撤回したが、自民、公明両党の批判の的となった。安倍晋三首相は26日、甲府市での演説で「自衛隊に対する最大の侮辱だ」と指摘した。公明の山口那津男代表は28日、新潟市の演説で「血も涙もない共産党に、人々の命や財産を任せるわけにはいかない」と指摘した。
 藤野氏は衆院当選1回。今年4月、政策委員長に抜擢(ばってき)されたばかりだった。党関係者は「火が広がりすぎ、どうしようもなくなった」と話した。


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  産経新聞詳報    産経新聞詳報    産経新聞詳報

古本屋通信のコメントを随所( )内に赤字で付すことにした。


  【共産「人殺す予算」発言】 2016.6.29 00:17
 
藤野保史政策委員長辞任会見  詳報
  「人を殺す予算」は誤り  党の方針と異なる


「防衛費は人を殺す予算」と発言したことに対して、政策委員長の辞意を表明し謝罪する共産党の藤野保史政策委員長。右は小池晃書記局長=28日午後、渋谷区・日本共産党中央委員会(納冨康撮影)

 共産党の藤野保史政策委員長は28日夜、党本部で緊急の記者会見を行い、NHK番組で防衛費について「人を殺すための予算」と発言した責任を取り、政策委員長を辞任した。政策委員長を兼務することになった小池晃書記局長も同席した記者会見の詳報は次の通り。

 藤野氏まず私からコメントを読む。NHK討論で、軍事費について『人を殺すための予算』と述べたことについて、多くの方々から厳しい批判をいただいた。この発言は、わが党の方針と異なる誤った発言で、結果として自衛隊の皆さんを傷つけるものともなってしまった。深く反省し、国民の皆さんに心からおわび申し上げる
 「あわせて選挙をともに戦っている野党共闘の関係者の皆さん、支持者と党員の皆さんに多大なご迷惑をおかけしたことをおわびする。発言は撤回したが、党の方針と異なる発言をしたことは政策委員会の責任者として極めて重大であり、責任をとってこの職を辞したいと考える」

 小池氏藤野さんの深い反省と辞任の申し出を尊重して、本日、常任幹部会として藤野政策委員長の職を解くことを決めた。合わせて当面私が政策委員長の代行を務めることも決めた。党としても国民の皆さんに心からおわびを申し上げる


(党の云う事実経過については、百人が百人だれも信用ないだろう。常幹のうち誰ひとり藤野が間違った発言をしたと言うものはいなかっただろう (この傍証として常幹ではないが党中央委員でもある熊本県委員長と佐賀県委員長の産経新聞に掲載されたコメントを貼っておく。これが平均的な党幹部の見方であり、常幹メンバーと大差あろうはずがない)。議論の中心はコレで選挙が戦えるか否か、突っ張るか、それとも折れるか、いずれが選挙に有利か、それだけが問題だったのだ。常幹といっても選挙中ゆえ会議を開いた訳ではない。大半のメンバーは議論を投げて態度を表明せず、志位と小池に一任しただろう。そのほうが後(ポスト志位)がやり易いからだ。2人は藤野に詰め腹を切らせる線で合意した。藤野は抵抗せずアッサリ呑んだ。利口なのだ。あとのセルフは藤野が全部自分で考えて草稿を書いた。それを小池が了承した) 

「不用意な発言だったが、誤解だ。言葉尻をとらえての攻撃には断固反対だ」(熊本県委員会・日高伸哉委員長
「言葉足らずだったかもしれないが、発言に問題は全くない」(佐賀県委員会・今田真人委員長



 --藤野氏は今日、辞表を提出したのか 

 藤野氏今朝、指導部に辞任を申し入れた

 小池氏常幹については今日、選挙中なので持ち回りの形で

 --指導部というのは志位和夫委員長だけなのか。小池氏の代行とは

 藤野氏私から志位委員長に辞任を申し入れた

 (以上は草稿どおり)


 小池氏代行というのはまさに代行だ。当面、兼任をする

 --党本部に来た抗議の数は

 藤野氏具体的な数は把握していないが、かなり多数の電話やメールが寄せられた。多くは批判だ

(批判は多くなかった。ネトウヨ系列ばかり。それもそのはず。すでに発言を取り消しているのだから、自公両党支持者も抗議しようがないだろう。半数以上は党内外からの激励であった。「ちっとも間違っていない、がんばれ」と)


 --藤野氏の発言をめぐっては、志位委員長が「注意をした」「解決済みだ」と言っていたが

 藤野氏注意を受けて、自分でさらに考えて、その後のさまざまな批判もあったので、自分で判断した

 --今回の発言が参院選に与える影響については

 藤野氏ともに戦っている野党共闘の関係者の皆さんにも大変なご迷惑をかけたと思っている。また、支持者や党の皆さんにも本当に申し訳ない影響を与えたと思っている。それが今回の判断につながった

 (草稿どおり)


 --26日のNHK番組では、他党の方から「撤回した方がいいのではないか」という指摘もあった中、沈黙していた。重大だという認識に至ったのはなぜか

藤野氏その場で撤回すべきだったと思っている。党の方針と全く異なる発言なので、その場で撤回すべきだった。それができなかったことを含めて責任を感じて、政策委員長を辞する判断をした

(その時も、今も間違ったことを言ったという認識はゼロだから、撤回などしようがない。ただ、党の方針と異なる云々は今でも絶対にありえないと思っているが、結論の辞任が先にありきだから、落としどころはコレしかない。その点では3人で一致した)


 --そもそもどうしてあのような発言をしたのか

 藤野氏私たちは5兆円を超える軍事費全てが問題だということではなく、海外派兵用の予算を削って暮らしに回せという主張をしている。軍事費の全部を削れとは言っていないが、私の発言は『全部がダメだ』という趣旨になってしまった。これは党の方針と明確に異なる発言だ

(ホントのことだから、思った通りを喋ったまでだ。党の方針と異なる発言ではまったくないが、党の方針と明確に異なる発言だという事にしないと収まりが付かないから、そうしたまでだ)


 --藤野氏は国会議員になって長い年月ではない

 藤野氏そういう意味では、そのことも含めて、責任を感じて今回の決断をした

(出る釘は打たれるという事だろう。若いから何度でもやり直しが効く。出来れば後はサブの宮本さんか、畠山さんにやって欲しかった)


 --政策委員長は空席か

 小池氏政策委員長の代行をするわけだから、政策委員長は私ということになる。当面。書記局長と兼任

 --参院選への影響は

 小池氏今後の参院選での戦いは頑張るしかない。その一言に尽きる

 --発言による影響は

 小池氏 そういったことも含めてこういった形で重い判断を受け止めて。全力を尽くして頑張るしかない

 --発言の内容そのものを問題視したのか。それとも参院選への影響を重視したのか。表現の仕方の問題だったという気もするが、どこが不適切だったか

 藤野氏防衛費全体が削減の対象ではなく、そのうちの専守防衛ではないような海外派兵型の部分について削減して暮らしにまわすべきだと主張している。私の発言はそうした党の方針と全く違う趣旨になっている。中身が問題だ

(こういう理屈で通すという事だが、実際の防衛費は総額5兆円があるわけで、その内訳の明細があるのではない。「防衛費を削れ」が一貫した党の方針である。だから発言はまったく正しい。現実の問題としては全自衛隊員の首が切れるわけではないから、防衛費をゼロには出来ない。しかしわれわれは運動をやっている。人殺しの防衛費を生活費に回せと戦後言い続けてきた。何の問題もない。ちょっと異常である)


 --批判の声があったということだが、「辞任すべきだ」というような声はあったか

 藤野氏そういった声もあった

 (悪意のもの以外は全くなかった)


 --議員辞職は

 藤野氏辞職も含めていろいろな意見があった

(とんでもない話で、これで辞めるのなら初めから選挙闘争などやらない。党内にそういう意見があるわけがない)

 --就任してからわずか2カ月。任命責任は

 小池氏今回、こういう重い判断を受け止めて、われわれとしては辞任という決断をした。今回は本人の深い反省として辞任の決意を受け止めた

 (任命責任などあり得ない)



 --問題があったと思っているのはどこか


 藤野氏 『人を殺す』という表現を使ったことが党の方針を間違って伝えた

(防衛費、すなわち自衛隊員を人殺しのために海外に派遣する予算は人を殺す予算だ。間違いなくそうだし、直截な表現こそベストだと想っている。なんら党の方針との不一致はない)


 --表現自体にも問題があったのか

 藤野氏もちろんだ


 --共産党として防衛費をどうとらえているのか

 小池氏いま藤野氏から話があった通りだが、防衛費を全てなくせ、ゼロにしろと主張したことは一度もない。海外派兵用の兵器、高い殺傷能力を持つもの、敵基地攻撃能力を持つようなものとか、あるいはオスプレイなど、日本の国土を守ることから逸脱したようなものについては削減の対象と、一貫して党の政策では求めている。共産党として削減すべき防衛費は示している。それと今回の発言は矛盾をする。党の方針と違う発言になってしまった

(こうでも云わなければ云いようがないだろう。日本の国土を守る災害復旧費用のみ認めて、そのほかは全部アウトよ。削減すべき防衛費を数字で示すのはあやまりである)


--自衛隊の存在は明確に認め、尊重するということで謝罪をするのか

 小池氏党の自衛隊についての見解について言うと、『違憲である』という立場は変わらない。しかし、国民の合意がない限りすぐになくすことはできない。かなりの長期にわたって自衛隊は存続することになる。万が一、その期間に急迫不正の大災害とかがあった場合は自衛隊には働いていただくというのが、わが党の立場だ。その立場には変更はないし、綱領に書かれている立場から照らしても防衛費全体を『人殺しのための予算』としてしまうのは党の立場とも異なる

 (ああ、しんどいなあ


 --急迫不正の防衛のための自衛隊の役割は明確に認めるのか

 小池氏今は、そういう場合には、自衛隊の皆さんにも働いていただくというのは、この間、何度も申し上げている通りだ。そこは変わらない」

 (ああ、しんどいなあ


 --参院選での野党共闘への影響は

 小池氏
そういうこともあるので、藤野さんもこういう決断をした。われわれとしては誠心誠意、共闘の前進のために力を尽くしたい

 --今まで共産党は自衛隊の解消を訴えてきた。自衛隊の方に謝罪するのは異例だと思う。自衛隊の任務に対しては党としても尊重するのか

小池氏私どもは災害時に自衛隊が大きな役割を果たしているということはこれまでも表明してきている。立場は変わらない。一貫している

 藤野氏私も災害救援などで頑張っている自衛官の皆さんには心から敬意を表している

(だれが自衛隊に謝罪なんかするものか。自衛隊と自衛隊員は分けて考えている。われわれは一般自衛隊員の方を敵視したことはこれまで一度もない。自衛隊員のかたと手を携えて平和な日本を作って行きたい)


 --防衛に関しては

 藤野氏そうしたさまざまな自衛隊で頑張っている方を、防衛というところを超えて、今度の安保法制で海外に送る、危険な任務を加えるということが心にあった。そうした安全保障法制をなくしていくという点については、今後も頑張らなければいけないという気持ちは変わらない

      (終わり)


  古本屋通信
  私の当初の予想通り、藤野の正しい発言を訂正させたのは志位と小池の合議だった。この2人も必死なのだ。しかしよく分かった。あとから来た優れた者が先行者を越える気配がある時、先行者は必死で妨害する。どんな社会でも一緒なんだなと。大体がオカシイ。委員長の藤野がアウトなら、なぜサブの宮本か畠山を後釜に据えない?

 山下を更迭し、藤野を更迭し、宮本、畠山を昇格させない。3人の副委員長(浜野、緒方、広井)は生きているのか、それとも死んでいるのか、ウンともスンとも言わない。志位が疲れているから、小池の独裁である。
  1. 2017/03/15(水) 07:15:49|
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