古本屋通信

再録・私心なき日本共産党員

 古本屋通信   No 2435    2017年  02月19日


     再録私心なき日本共産党員



  私は自分が記事を書いた直後から、会心の出来栄えだと思う記事がある。そういう記事には直後から多くの支持が寄せられる。拍手も最終的には数十も付く。いま憶えているのは、川上徹さんの追悼記事、福山市議会に傍聴に行って河村さんを褒めた記事、それから日本共産党の街頭演説会に参加してヤジって石井さんと掛け合いをやった記事だ。これらはずっと記憶に残っている。もっとも最初の川上さんの記事は既に消している。文中に有田芳生が登場するので鬱陶しかった。消しても惜しいと思わない。いくらでも書けるからだ。

 ところが、ずっと以前に書いた記事で、自分でもすっかり忘れている記事がある。コレに拍手が付く事がある。拍手欄をクリックすれば、旧い記事が再現するのだが、その記事に自分で予期していなかった拍手があるケースが稀にある。見ると、以下の記事には29個の拍手があった。私は10個までしか確認していなかった。それが今日再録する「私心なき日本共産党員」である。

 それを何故きょう再録しようと思ったか。実はこの記事は、もう今では書けないのだ。上記の他の記事は、今でも書こうと思えば書ける。でも、御厨さとみさんに感動したときの想いは、今では再現できない。それと石村さんに対する否定的感情も今では薄れている。こういう感情も風化させてはならないだろう。執念深いのではない。個人の問題ではない。歴史の問題だからだ。

 ちょうど金正男殺害事件を追い続けて疲れている。一服したい。



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   再録


   古本屋通信    No 1400     2015年 4月19日 


   私心なき日本共産党員


 私心自分ひとりの利益をはかろうとする気持ち。「-を去る」「-のない人」 ②自分だけの考え。

 きのうアップしたばかりの 「みくりやさとみ(御厨さとみ)さん」 に早くも5つの拍手が付いた。短い記事で半日しか経っていないのに意外である。少し調子に乗って書き足すことにした。

 私がこの難しい名前の若い女性に感動したのはただ一点。つまり自分が労働者解放の捨石になることを当然と思っていることだ。同じことだが自分が議員になろうなどとは考えていない。それは市議会議員になることは目指していただろう。しかしそれは結果であって目的ではなかった。市議会議員選挙につぐ衆議院選挙佐賀2区の選挙結果は以下の通りであった。

当選  古川 康   114,074   〈元〉県知事       自民 新 比例
当選  大串博志   82,383    〈元〉首相補佐官   民主 前 比例
     御厨さとみ  8,812  〈元〉スーパー店員  共産 新



 この得票差では当選すると思った者は皆無だっただろう。個人演説が動画で残っている。たどたどしいこと夥しい。然し私は感動した。必死である。それ以上に、私心がないのだ。ここでもアレコレ書かない。彼女の奮闘が数ヶ月後の佐賀県議会議員選挙での共産党の複数議席獲得に一定の貢献をしたことは疑いない。彼女の衆院選挙での落選自体は捨石であった。然し党の躍進に間違いなく貢献している。
 
 衆院選挙当時の佐賀新聞の記事を貼っておこう。

 =候補者の横顔= 佐賀2区 御厨さとみ氏(33)共産・新
 2014年12月05日 10時18分     佐賀新聞掲載
 日本国憲法大好き人間
 「穏やかな性格だけど、間違ったことには黙っていられない」。自らをそう評する。選挙経験は今年2月の小城市議選だけだったが、国政挑戦の打診を受けて迷わず快諾。わずか3日後には出馬会見に臨んだ。
 他の2候補と比べて知名度や経験不足は否めず、「大きなゾウにアリが挑戦する構図」と陣営幹部。それでも「地味に生きている人の暮らしを代弁できるのは私だけ」と、女性や若者の等身大の思いを発信しようと力を入れる。
 短大卒業後、地元のスーパーで約10年間非正規雇用で働いた。半年ごとの契約が更新されるか、常に不安を抱えていたという。「安倍首相は『女性の活用』と上から目線で言うけれど、生理休暇や出産休暇も簡単に取れない実態をわかっていない」と強調する。
 小学校4年の時に図書館で憲法9条を知って以来の「日本国憲法大好き人間」。「佐賀の空にはバルーンが似合う。絶対にオスプレイは飛ばさない」と宣言する。趣味は有田焼の収集。「自分へのご褒美」として数カ月に一度、少しずつ買いそろえる。創作料理が得意で「素晴らしい器でおいしい物を食べるのが一番幸せ」と顔をほころばせる。
 ■みくりや・さとみ 九州龍谷短大国文科卒。尊敬する政治家は共産党の志位和夫委員長。「有事法制で(当時の)小泉首相に鬼気迫る表情で質問していた様子が素晴らしかった」。両親と3人暮らし。小城市三日月町。




 古本屋通信

 私がここで書きたい事は、共産党員の私心にも関連して、落選議員の身の処し方についてだ。悪いけれど石村智子さんに登場してもらおう。

 御厨さとみさんは小城市議選に落選したあと、コンビニでバイトをして食いつないでから、衆議院選挙に出馬した。石村智子さんは岡山県議選に落選したあと、すぐに衆議院選中国ブロックに出馬した。ともに選挙を乗り換えた。同じか? 決定的に違う。石村さんは当選を狙って乗り換えた。 御厨さとみさんは捨て駒だった。石村さんが当選の可能性が皆無の衆議院選岡山選挙区に出馬したのなら、私は全く問題にしなかったろう。ごくろうさんという他はない。

 そのご3年間、石村さんは党の金を使って遊び呆けた。落選議員なら、かつて立花一也さんでも民主団体で働いた。岡山県党の財政からして、4年間の浪人生活はとうてい考えられなかった。これでは私心がないどころではない。自民党以下である。また共産党が公党を名乗っている以上、党内問題ではない。石村さんが党中央で再教育されるようになるまでに実に4年が掛かっている。これは党と人民にとって、大きな損失であった。その責任は本人と武田英夫氏にある。岡山県委員会にも責任がある。この件に関しては党中央に責めはない。私はこの事件を今後 「石村事件」、正確には 「石村智子の比例ブロック候補詐称事件」と呼びたい。


 書けば書くほどいやになる。気持の良い別件を少し書いて締め括ろう。

 今回の岡山県議選・倉敷市都窪郡選挙区。前回は赤坂さんと須増さんの複数立候補で共倒れ、今回は須増さん一人に絞って背水の陣。当然だが当選した。その万歳の画像がアップされた(ご報告 第5位で当選しました。2015年4月12日 須増さんのブログ)。須増さんのうしろで赤坂さんが喜んでいる。やはり私は感動した。二人の笑顔に私心は皆無であった。これは画像を見れば分かる。党の一議席をようやく取り戻したことを無条件に喜んでいる。


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 投稿

 衆院選中、2ch では 御厨さんに対する心ない書き込みたくさんあり腹立たしい限りでした。いつか彼女が議員になって活躍する日が来ることを願わずにいられません。
 
2015/04/19(日) 16:21:21 | URL | 窮鼠 #- 


 古本屋通信

 御厨さんは喋りは確かにたどたどしいけれど、これは演説に不慣れなためです。内容は優れています。本当に「憲法大好き人間」です。それを確認したいです。


人類の誇りであり国民を権力者から守る我らが日本国憲法しかし前文・9条にも代表されるように先進性があるからこその尊い孤高感を感じることも。大好きな日本国憲法を主権者、国民のプライドをかけて全力で守り抜く決意です。憲法の精神を我が郷土佐賀県の隅々へ拡げたい。原発ゼロ!反TPP!
 統一地方選前半戦、日本共産党の躍進は本当にうれしいがあと一歩で議席に届かなかった仲間へも心からお疲れ様ですと言葉をかけたい。昨年、小城市議選落選後、私はコンビニでバイト生活。私はその時、真面目な労働者が報われる社会にすべきと決意した。政治の主人公は議員ではなく一人一人の国民です。

 これは党見解の単なるコピーではありません。しかも党見解から逸脱していません。彼女自身が党見解を我が物として血肉化している表現だと思います。党中央の見解をさらに一歩踏み越えているようにも思われます。私は赤文字に変換した個所にざん新さを感じました。この若い党員は付け刃ではなく本物ホンモノです。私はそう思います。

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  以下は4月20日(月)の加筆した文です。

 ここまで書いたので、さらに少々書き足します。憎まれ口です。私のブログは最近では割と拍手がつくようになりました。これは党批判の文もそうですし、個人批判でも例の大田市議批判も拍手喝采でした。

 しかし他の他人攻撃、おもに武田英夫氏と石村智子さんを槍玉に挙げた文には全く拍手が付かないのです。私は拍手を期待して文を書くわけではありませんから一向に構わないのですが、ここで党員の個人攻撃について書いておきたいと思います。

 私の書く文が支持されないのは露骨でエゲツナイと思われているのだと思います。とりわけ私が彼ら両者(ダメ党員)を優良党員との比較において論難する手法が支持されないのだと思います。何時だったか、キンピーサイトの、党批判では人後に落ちない方でさえも 「後味が最悪だ」と評価されていました。近くでは石崎徹さんなんかも無名党員の批判は意味がないという意見です。

 しかしこれは根本的に誤っていると思います。私に言わせると、党中央の決定や、志位委員長や個々の党幹部の批判こそ、どっちでもよいのです。表面にあまり出ていなくとも、有り余るほど批判はあります。それは容易に察しが付きます。しかし武田英夫氏や石村智子さんの批判は、私がやらないと誰もやらないのです。或は批判があっても顕在化しないのです。党中央の批判も顕在化しない場合が多いです。然しこれは別次元です。というような前提で、憎まれるのを承知で、書きたいと思います。

 上記の御厨さんの文を、私は絶賛しました。たどたどしい演説をカヴァーして有り余るみずみずしい文言です。これをいったい石村智子さんが書けるでしょうか。絶対に書けません。間違っても書けません。何年しゃべっていても書けません。なぜでしょうか。それはそもそも事物を捉える認識方法が根本的に間違っているからです。

 御厨さんは日本国憲法が本当に好きなのです。読んでたら分かります。だから付け刃の他人の借り物のことばをつかいません。間違ったも「日本国憲法を世界遺産に」 などとは言いません。

 いいから石村さんの喋りでも短文でも探して来てください。自分の言葉は全くありません。全て他人の言葉のコピー・複写・模写なのです。つまり出発が間違っているのです。憲法の条項など何とも思っていない。たぶん日本国憲法と明治憲法は一緒です。それが党官僚です。だからそもそも転向などということは問題にもならない。

 私はむかし革共同の連中が 「日共反革命」とおらんでいたとき、よく理解できませんでした。彼らは理論問題として言っていた。私はこれは了解しない。然し感性の問題としては、「反革命スターリニズム」 というのはよく分かる、まさに石村さんのようなのを云うんだと思います。つまり反革命に転落したのではなく、生まれつき反革命なのです。理論など皆無ですから、感性と発想が反革命なのです。

 疑う方は石村さんの文を引いてきて、御厨さんの文と比べたらよい。決して文の上手と下手ではない違いがあると思います。御厨さんだって、文は上手じゃないですよ。

 私は今でも党中央にいる石村さんを毎日みています。ふつうの党員になりつつあります。しかし二世党員というのは難儀ですね。これ親の教育次第です。

 最後に。石村さんの教育を引き受けた党中央に敬意を表します。身から出た錆の一部とはいえ、ここまで温情を懸けるとは党員職場を置いて他には有り得ません。彼女も埼玉議選(たたかうママおかざき郁子さん)の応援、よくやっていましたね。


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   ついでにもうひとつ再録


  古本屋通信      No 1398   2015年  4月18日

 みくりやさとみ(御厨さとみ) さん


 いつもはクサす村井明美さんのツイッターで初めて発見があった。だからといって村井式を認めはしないけど、発見は発見だから貼っておこう。


 みくりやさとみ(御厨さとみ)
 人類の誇りであり国民を権力者から守る我らが日本国憲法しかし前文・9条にも代表されるように先進性があるからこその尊い孤高感を感じることも。大好きな日本国憲法を主権者、国民のプライドをかけて全力で守り抜く決意です。憲法の精神を我が郷土佐賀県の隅々へ拡げたい。原発ゼロ!反TPP! 日本共産党公認:佐賀2区衆院選候補。
佐賀県小城市

みくりやさとみ(御厨さとみ) @mikuriya_ogishi · 4月16日
 統一地方選前半戦、日本共産党の躍進は本当にうれしいがあと一歩で議席に届かなかった仲間へも心からお疲れ様ですと言葉をかけたい。昨年、小城市議選落選後、私はコンビニでバイト生活。私はその時、真面目な労働者が報われる社会にすべきと決意した。政治の主人公は議員ではなく一人一人の国民です。
52件のリツイート



 みくりやさとみ(御厨さとみ)さんがリツイート
むとう明美応援団 @mutou_saga
· 4月12日
井上ゆうすけさんも当確です。県政史上初の日本共産党の複数議席です。 ありがとうございました。http://p.twipple.jp/jcffj

 みくりやさとみ(御厨さとみ)さんがリツイート
安類晃一 @KaAnrui
· 4月12日
"@yumiyam1: 佐賀県 2議席実現!!
佐賀県議選
井上ゆうすけ さん 当選!! "おめでとうございます‼

 みくりやさとみ(御厨さとみ)さんがリツイート
Yumi Yamashita @yumiyam1
· 4月12日
RT @Kksufu @joseinohiroba おめでとうございます
佐賀県 2議席実現!!
佐賀県議選
井上ゆうすけ さん 当選!!

 みくりやさとみ(御厨さとみ)さんがリツイート
岩見紀子 @reopotitaro
· 4月12日
井上ゆうすけ候補、当選おめでとうございます❗



 古本屋通信


  ここでは佐賀県議選挙で当選した二人は十分祝福されているから問題にしない。私は昨年の2つの選挙(小城市議選と衆議院選)に落選したみくりやさとみ(御厨さとみ) さんに注目したい。まことにおぼえ難い名前だが、一度おぼえたら忘れない。 

 アレコレ書かない。御厨さんは市議選挙落選後、コンビニでアルバイトをしている。コンビニの労働もそれなりに厳しい。それがブラックであろうとなかろうと、便利な職場として彼女は働いている。佐賀のように党勢が弱いところでは、有料の党専従の職は無理だろう。日本共産党のブラック企業論は現実によって破綻している。トコトンブラックなら共産党員は自分の職場として選ばない。私は弱冠33歳の御厨さんは立派だと思います。落選したら労働者になるんだ。それが出来なくて党専従が務まるわけがない。
  1. 2017/02/19(日) 16:18:19|
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