古本屋通信

マレーシアでの事件について

 古本屋通信   No 2426    2017年  02月16日


  
マレーシアでの事件について


  昨日からブル・ニュースをにぎわしている事件だが、現状ではマレーシア警察が発表した事実、つまり事件に関与したみられるベトナム旅券を所持していた女のドアン・ティ・フオン容疑者(28)を逮捕したこと、この一点だけが信頼に価する情報である。

 ブル・ニュースの全ては第一義的に「韓国」情報を鵜呑みにした報道である。その全てが偽りだとは断定できないが、そもそも「北」と敵対関係にある「韓国」の情報は一般的に全て無効である。ブル・メディアは「北」に外信部を持たないのだから、サイテイでも「韓国」情報の垂れ流しは止めるべきである。

 現状では、殺害されたのが「北」の金正恩の兄・金正男であることさえも断定できない。ましてや「北」の工作員が毒殺した証拠はまったくない。状況証拠さえも皆無である。私はこういう時には、まず逆の事実を疑ってみる。すなわち米「韓」合作の謀略ではないかと。もちろん可能性に過ぎない。日本における朝鮮報道は全て「韓国」情報に依存している。これは異常である。この文脈で反「北」感情が醸成されているのだ。

 まあせっかく書いているのだから、書かれていることを前提にひとつだけ疑問を提出しておこう。「北」の金正恩政権は何ゆえ兄・金正男を殺害しなければならなかったのか。すでに政治的に無化されているのだ。北京に担がれてクーデターでも起こすとの認識だったのか。ありえないが、これこそKCIAと米CJAの筋書きに合致するのではないか。

 ちょっと今、出鱈目と言おうか、謀略的な「韓国」発信情報が入ったので、ここに加えておく。すでに5年前、金正恩は兄の金正男を北京にて殺害しようと企てていたが失敗したというのである。未遂に終ったそうだ。まあココまで出鱈目だと「韓国」の謀略はミエミエである。かりに北京にて金正男の殺害が成功していたら、中朝関係はどうなるのか? 国交断絶であろう。そんな暴挙を「北」がする可能性があろうはずがない。似たようなことは今回のシンガポールにもあるだろう。シンガポールと国交のある「北」が、シンガポール内で殺人を犯す、それはシンガポールにとって主権の侵害だろう。もうアホらしくなる。情報操作されない賢さを持ちたいものだ。

 先ほど早朝配布された朝日新聞と赤旗を一瞥した。朝日は一面トップ記事である。私はまったく読まない。全て無効な記事である。赤旗を隅から隅まで見た。どこにも一行も載っていない。当たり前だ。当然である。分からないことが記事にできるわけがない。赤旗を断固支持する。

 余談だが、私は南の政権そのものを認めていない。だから何時も「韓国」と表示する。以前に「韓」国だったが、デボーリン君の意見を採り入れて改めた。私は「北」は崩壊しないが、「韓国」の崩壊は近いと見ている。今回の事件が仮に朝鮮半島発信だとしたら、そこらへんの洞察も必要ではないか。

 私の想いは大方の日本人と異なるだろう。今回の報道で、私は「北」が恐ろしい国家だとは思わなかった。疑義は米「韓」にありだ。ひょっとして、アメリカは「韓国」政権をクーデターに拠ってつぶすのではないか。ブルメディアからは出て来ない発想だろう。


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  続報


 それ見ろ、早くも実行犯の女2人は「北」の工作員ではない可能性が強くなった。女たちにスプレーでイタズラするように依頼した男たちが「北」の工作員であるという根拠は何ひとつ存在しない。そうすると謀略国家「韓国」のデッチアゲという線が濃厚である。この国家が救いようのないペテン国家である事は昔からだ。別に驚かないが、日本のブルメディアは許しがたい。少なくとも今の段階で、「北」の犯行であるように伝えたのは根拠がない。自己批判して「北」と世界中の読者に謝罪すべきであろう。以下は朝日ウェブの正午前の記事である。しかとお読みくだされ、現地警察の発表には「北」の犯行を示唆するものは何もない。くたばれ、日本のブル新聞。

  だが、もう遅いのだ。事件の印象は第一報で決まる。「北」は日本にとってならず者の国なのだ。そこから全てが導き出される。


  容疑者の女「男にいたずら頼まれた」 正男氏殺害

  2017年2月16日11時44分   朝日新聞

 
クアラルンプール=都留  悦史、ソウル=牧野愛博
 北朝鮮の故金正日(キムジョンイル)総書記の長男、金正男(キムジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、15日に逮捕された女が取り調べに対し、「自分は旅行者で、いたずら目的で(正男氏に)スプレーを吹きかけた。殺害するつもりはなかった」などと供述した。中華系マレーシア紙「東方日報」(電子版)がマレーシア警察幹部の話として伝えた。

 女はベトナム旅券を持つドアン・ティ・フォン容疑者(28)。旅券にはベトナム北部ナムディン出身と記されている。また、マレーシアの国営ベルナマ通信によると、マレーシア当局は16日、新たにインドネシア旅券を持つ女、シティ・アイシャ容疑者(25)を逮捕した。

 東方日報によると、フォン容疑者は調べに対し、友人の女と、男4人とともに観光目的でベトナムからマレーシアを訪れたと説明。事件当日の13日にクアラルンプール国際空港に到着後、男4人から「乗客の1人にいたずらをしようと持ちかけられた」とし、スプレーを吹きかけるよう指示されたと供述したという。




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  もうひとつ。今回のブル新聞の報道には「北」の筋から取材した欠片もない。ブル新聞が「北」に特派員を置けないのは日頃の行いが悪いからだが、間接情報であってもその気になれば情報は取れる。けど、ハナから取っていない。平壌放送でさえも伝えていない。これだと米「韓」帝国主義者の手先である。

  あとひとつ。「北」は自分たちがやったのなら犯行声明を出すだろう。スパイの第五列を血祭りに上げたと。ちょうど核実験の成功を誇るように。これは日本でも、中核・革マル戦争でしばしばあった。「北」は誰はばかることなく実行を誇示するだろう。まあ見てみましょうや、私は否定すると思います。


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  さらに続報。

 毎日新聞2017年2月16日 13時55分(最終更新 2月16日 13時58分)
 「マレーシア警察、3人目を逮捕」地元テレビが報道
 北朝鮮の金正男氏の暗殺事件で、シンガポールのニュース専門テレビ、チャンネル・ニューズ・アジアは16日、マレーシア警察が同日逮捕した女の交際相手のマレーシア人の男を逮捕したと報じた。(共同)

  さらに、マレーシア司法当局は司法解剖の結果を発表しておらず、警察当局は急死としている。毒殺情報は「韓国」からのみ発信されている。いや、これを垂れ流す日本もだ。許しがたい。



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 マレーシア政府 死亡男性はキム・ジョンナム氏と確認
 
2月16日 15時3分
 NHKニュース
マレーシアのザヒド副首相は16日に開かれた記者会見で、クアラルンプール国際空港で体調不良を訴え、その後、死亡が確認された北朝鮮の男性はキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄のキム・ジョンナム(金正男)氏だと確認したと明らかにしました。
この事件は今月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、北朝鮮国籍の男性が体調不良を訴えて病院へ搬送される途中で死亡したもので、韓国の情報機関は、北朝鮮の工作員が毒物を使って殺害したという見方を示しています。

この男性について、マレーシアのザヒド副首相は16日に開かれた記者会見で、北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の兄のキム・ジョンナム氏だと確認したと明らかにしました。

そのうえで遺体については、警察の検死など必要な手続きを終えた上で、北朝鮮大使館を通じて親族に引き渡すことになるだろうと述べました。

今回の事件でマレーシアの警察は、事件に関ったとして、15日、ベトナムのパスポートを持った女1人を拘束して取り調べているほか、16日、新たにインドネシアのパスポートを持った25歳の女を拘束しています。


菅官房長官「マレーシアの発表をそのまま受け止める」
菅官房長官は午後の記者会見で、「政府としては、マレーシア当局の発表をそのまま受け止めているところだ」と述べ、政府としても、死亡した男性はキム・ジョンナム氏であると判断したことを明らかにしました。

そのうえで菅官房長官は、死因や殺害時の状況について、「マレーシア当局で捜査が進行中で、犯人の特定も含め事案の詳細に関する公式な発表はされていない。北朝鮮の動向は関係国と緊密に連携し、情報収集・分析にあたっているが、事柄の性質上、発言は控えたい。いずれにせよ現時点では、わが国の安全保障に直接影響を及ぼすような特異な事象は確認をされていない」と述べました。


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 この段階でも犯人はまったく特定できる状況にない。つまり「北」の工作員の犯行であるとしているのは「韓国」の情報筋だけである。
  1. 2017/02/16(木) 08:05:23|
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