古本屋通信

「野党共闘」=公明党筋の見方

 古本屋通信   No 2406    2017年  02月01日


    「野党共闘」=公明党筋の見方

 これはあくまで資料としての転載だが、それなりに核心を衝いている。もっとも下記文中の赤字はデマである。こういうデマを平気で書くから信用を落とす。下で論駁しておく。

 2016年12月16日  第三文明
「野党共闘」は狸の化かし合い――民共それぞれの暗い思惑  
 ライター  松田 明

 連合が5年ぶりに自民と政策協議
 共産党が主導してきた「野党共闘」が、いよいよ断末魔の様相に至っている。
 共産党は、支持率の低迷する民進党や社民党、生活の党(現・自由党)を抱き込んで、4党による「野党共闘」を推し進めてきたわけだが、夏の参院選、都知事選、さらに10月の衆院補選と、いずれも有権者の支持を集めきれず大敗した。
 単に〝安倍一強を倒す〟という掛け声だけを大義名分に、国家観も憲法観も経済や安保の政策もバラバラな政党が統一候補を立て、参院選では当選したあとの所属は候補者の好きにさせるというデタラメをやった。しかも共産党は「国民連合政府」を主張し、民進党は「共産党との連立などあり得ない」と否定する。
 2連敗した10月の補選では、民進党の支持母体である連合が、侵食してくる共産党にあからさまな拒絶反応を見せた。
 もはや民進党による政権交代は望み得ないと匙を投げたのか、この11月30日には、連合幹部が自民党本部を訪れ、5年ぶりに「政策協議」をおこなった。

 大きな影響力を持つ自民党との意見交換は大変ありがたい。(逢見・連合事務局長)

 連合の政策に最も近いのは自民党ではないかと自負している。(茂木・自民政調会長)

 「野党連合政権」叫ぶ共産党

 党の内外や世論からの批判を浴びた民進党執行部は、来る総選挙をにらみ、「野党共闘の見直し」に言及せざるを得なくなっている。当然の結果だろう。
 しかし、ここまで「野党連合」を押してきた共産党の志位委員長には、あとに退けない事情がある。11月25日の横浜市内での講演でも、

 100周年に向け、野党と市民の共闘によって、新しい統一戦線を発展させて野党連合政権をつくりたい。(「時事通信」11月25日)
と発言。政策がバラバラだという批判を意識してか、

 原発をなくしていく方向で前向きの合意をつくりたい。(同)

と、今度は「原発」を持ち出した。来る総選挙を、「脱原発」だけで政権奪取に持ち込めると本気で考えているのか。あるいは、その程度で支持者の目くらましになると考えているのか。

 民進党は進むも退くも地獄

 一方、共産党との共闘路線で窮地に立たされている民進党の野田幹事長は、2日後の27日、地元の千葉県船橋市で次期衆議院選での野党共闘について、志位氏の語った「野党連合政権」を否定する発言をした。

 握手ぐらいはやらなければいけない。手を握ることはビジネスでもある。今の1強を崩すことに最大の意味がある。(「読売新聞」11月28日)

と連携を示唆しながらも、こう続けた。

 私は自衛官のせがれで、(自衛隊解消を綱領に掲げる)共産党に対する意識は、どなたよりも強烈だ。魂は売らない。(同)

 この発言が報道されると、志位氏は29日の記者会見で、

 私たちも魂を売らない。相互に尊重し、違いは認め合いながら一致点で協力するのが政党間の共闘だ。(「時事通信」11月29日)

と応酬した。
 憲法観も国家観も、経済政策も安全保障政策もおよそ水と油。彼らの一致点はせいぜい「安倍政治を許さない!」だけだ。
 民進党にとっては、野党共闘に突っ込んでもますます自己否定が深まり、単独で戦っても国民からの信託には程遠い、という地獄しかない。

 共闘の裏にある共産党の財政事情

 ところで、政権担当能力がゼロの共産党が、なぜこんなにも「野党統一候補」にこだわるのか。
 それは国民のための〝野党共闘〟などという美しい話ではなく、ひとえに同党の台所事情の苦しさだと指摘する声がある。
 党勢の凋落と支持者の高齢化が進み、党の主な収入源である機関紙『赤旗』の部数も激減しているのだ。
 総務省がWEB上で公開している政治資金収支報告書では、

 H16年分 34,517,087,144円
 H21年分 26,849,333,885円
  H26年分 23,671,033,896円

と、共産党の収入はこの10年で3分の2まで落ち込んでいる。
 衆議院の選挙区で候補者を立てるには1人300万円の供託金がいるが、有効投票数の1割に満たなければ没収される。過去10年に没収された供託金だけで21億円といわれる。
 宮本元委員長の豪邸や国会議員東京事務所、東京都委員会ビルなど、不動産を次々に売却しているものの、焼け石に水の状態。
 一向に支持率が伸びない民進党と、凋落を隠したい共産党が、思惑を国民に隠しながら狸の化かし合いをやっているのが、「野党共闘」のもう一つの顔なのである。

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 無茶苦茶なデマを飛ばすな。仮に宮本顕治の旧住まいが豪邸だったとして、いつ売却してそれを党の財政に繰り入れたというのか。生きているあいだは宮本が住んでいたのだから、死後なのか? そんな事ができるわけがなかろう。それとも遺言で売却益を党収入にしてほしいと言い残したとでも云うのか。宮本の死後十数年は妻の大森寿恵子が住んでいた。それに、宮本家の相続人は長男の太郎だ。次男は相続権を放棄しているはずだ。私は調べてはいないが、ちゃんと民進党支持者の太郎(母親の大森と家庭教師の志位の教育が悪かったのだ)が相続しているだろう。
 豪邸について。宮本は豪邸を建てて、そこに住んだのではない。世間的には大きな家屋だが豪邸ではない。私の認識では、これは中條精一郎(百合子の父)から百合子が引継ぎ、百合子の死後に顕治が住むようになった建物だ。名義の詳細は知らないが、百合子の弟と揉めたということはないだろう。顕治は所有権を主張したのではなく、しぶしぶ住んだと聞いている。この家が第一級なのは、明治の有名な建築家・中條精一郎が自分で設計して作った家だからだ。公明党さんは共産党が憎いんだろうが、こういうデマはいけません。
  1. 2017/02/01(水) 16:31:04|
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