古本屋通信

続・共産党はなぜ敗北したか 

巻頭言 民進党を死滅させ、自共対決の時代(3年前の日本共産党第26回党大会決定の規定)を迎えよう。「4野党+市民の共闘」の欺瞞性。市民など何処にもいない、というより安倍政権を支持する市民が市民ではないという日本語がそもそも日本語でない。次に4野党など実質的に存在していない。社民党はコンマ以下の支持率、自由党に至っては0,1パーセントの支持率である。ゆえに比例ブロックで一人の候補者も立てられない。候補者擁立を初めから投げている泡沫政党に「野党共闘」を語る資格はない。だから共産党が言っている4野党とは、実質民進党と共産党との野合である。この野合は今度こそ絶対に成功しない。いや必ず失敗させなければならない。第二自民党政権はもうコリゴリである。野田は悪夢である。れんほうは土井たかこよりずっとお粗末である。

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   古本屋通信   No 2402    2017年  01月29日


    続・共産党はなぜ倉敷市議選で事実上敗北したか

 昨日28日の大本芳子さんの記事に以下の文言があった。 

私は、元議員という立場で、「何が何でも私の後継者を!」の思いでこの選挙獅子奮迅に戦いました。しかし全体として党候補に頂いた得票は、12000票を下回る過去最低のものでした。なぜこういう事になったのかしっかり分析しなくてはなりません。新しい発展のために!今日はその総括会議です


  大本さんは正直でよい。負けたのに勝ったように言う武田なんかよりずっとよい。私はすでに開票翌日に得票数を挙げたうえで書いた。

4年前は応援の記事を書いた。今回はまったく書かなかった。その直接の理由は田辺昭夫市議が正月2日にトンデモ記事を書いたことにある。然しそれ以前、たぶん半年以上まえから、私は倉敷市議選をめぐる党の対応に不自然なものを感じていた。候補者の交代と引継ぎが外部にも分かるように説明されていなかったのである。いちばん驚いたのは、参院香川選挙区の候補者のお母さんの田辺牧美さんが倉敷市議選の候補者であることを、春名直章さんのブログで知った事だ。これだけなら構わない。しかし田辺牧美で検索しても市議選の候補のことなどまったく出ないのだ。これに先ず不信感をもった。つまり引き継ぎが他人に分かるようにできていない。たぎさんもすみよりさんも引退表明をしていないのに、勝手に新人2人が名乗りをあげたように見えた。勘ぐれば内部対立があるのではないかとさえ思えた。つまり最初から選挙を戦う態勢になっていなかった。
ここからが本論であるが、もうアレコレは書きたくない。選挙の告示日は党大会の初日と重なった。まさに党大会が選挙の足を引っぱった。野党共闘が全党と倉敷地区党のやる気に水を差した。アホらしくて選挙がやれるかという厭戦気分である。いったい何処に野党共闘の目がアルのか。まったくない。
それと、より抜本的には「野党と市民の共闘」が有権者に支持されなかったどころか、馬鹿にされ切ったのである。実体がない架空のスローガンを弄ぶ党に一瞥をくれるほど有権者はヒマではない。
最後に来るべき衆院選の予測だが倉敷地区の比例得票は1万票を割るだろう。大平再選の目は潰えたと言えるかも知れない。


 今回これに加えることがあるとすれば、倉敷地区党はこのさい徹底的に自己批判して膿を出せということだ。私は今まで疑問に思っていた事も多かったが、田辺さんが立派な議会質問をするから、遠慮して書きたい事も書かなかった。このさい正直に書きたい。

  数年前、県議選の倉敷地区共倒れで地区委員長が更迭された時から、倉敷地区委員会はガタガタではなかったのか。それが今回の市議選挙に集中的に顕われたに過ぎぬ。これは新旧市議の交代劇のデタラメを見れば一目瞭然である。そしてこれは党倉敷市議団の責任ではない。党倉敷地区委員会の責任である。倉敷地区委員長の垣内雄一氏、副委員長の田辺昭夫氏とすます伸子さんの責任である。この3人は責任をとって辞任すべきである。これは3年前に矢引き地区委員長が引責辞任したことと同様である。

 その上での自己批判的分析だが、党中央のペテン的共闘論に振り回されてチャラチャラやっているから敗北する。上を見て選挙して勝てるわけがない。下を見て選挙せんかい。然し、史上最低の得票数とは知らなかった。大本さん、教えてくれてありがとう。

 でもこれでハッキリした。この低落傾向は、史上最低は、倉敷地区党だけではないだろう。中国地方全域を覆っている暗雲であろう。いまのままでは大平再選は幻想である。奇しくも昨日、森脇県副委員長らが4野党共闘の街頭演説をやった。きょうは午後1時半から大平が岡山で党大会の報告会をやった。こんなアホウをやってるかぎり、衆院選は絶望である。まあ、倉敷地区党は岡山県党会議に先駆けて下りの地区党会議を持ったようなカッコだな。がんばれよ。


今回の倉敷市議選(2017年) 43--51
投票総数 167,987 (投票率 42,73パーセント)
3,046 田口明子
2,959 田辺牧美
2,910 田辺昭夫 (前回より 542票減 地区割は同じ)
2,671 末田正彦 (前回より 1,030票減 地区割は同じ)
合計得票  11,586票

2016年 参院比例区得票(倉敷地区) 13,642票

2015年 岡山県議会選挙・倉敷都窪選挙区(すます伸子) 12367票

2015年 衆院比例区得票(倉敷・水穂地区) 16,194票

前回の倉敷市議選(2013年) 43--47
投票総数 173,599 (投票率 45,69パーセント)
3,705 すみより善志
3,647 末田正彦
3,442 田辺昭夫
3,138 たぎ公夫

合計得票  13,932票

2011年 岡山県議会選挙・倉敷都窪選挙区(二人の合計) 13563票

2009年 倉敷市議選(立候補者5名の合計) 17179票
 まあココまで表示したから言うけれど、当時(失われた玄石文庫とやらで)無茶苦茶な議会質問したツケが今頃になって天罰で、倉敷市議団を撃ったと云えるでしょう。悪は長続きしないと知るべしだ。そうでしょう、田辺さん

2005年 倉敷」議選(立候補者4名の合計) 14053票



 見てのとおり、ずっと長期に基礎票が目減りしている。決して一過性の敗北ではない。最盛期の17000票から5000票以上減らしている。これだけ減っているということは単に倉敷市議団の議会活動が弱いということではないだろう。党そのものが有権者から嫌われ、従来の支持者が老齢化して離れ、新しい青年層に支持者がいないということである。私は次期総選挙では1万票を割ると見ている。

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  念のため中国ブロック事務所のカルト記事をもう一度貼っておこうか。武田サン、ご苦労さん。こういう記事が党を滅ぼすんだよ(まるで太平洋戦争末期の大本営発表。負けているのに勝った勝ったのデマ発表)。

年最初、そして第27回党大会直後の投票となる倉敷市議会員選挙で、日本共産党は激戦の中、現有4議席を確保しました (現職2人、新人2人) 。市議選は、党大会での野党共闘の様子がテレビや新聞で報道され、日本共産党への期待と関心が高まる中での選挙 でした。
また、中国ブロック内では、広島市・ 岡山市に続いて第3の都市です。 「ここでの勝利は、比例選挙での前に欠かせない」と中国ブロックの各県からの支援体制も組んでの取り組 みでした。


 こんなデマ=「野党と市民の共同」を叫ぶ党大会の最中に倉敷市議選の応援などに行けるか、と倉敷支援に行かなかった岡山の党員は多かった。また、福山からも応援に入らなかった。倉敷市議選は党の内外で厭戦気分に充ち満ちた選挙だった。だからこそ得票を大幅に減らしたのである。
  1. 2017/01/29(日) 15:26:41|
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