古本屋通信

倉敷市議選でなぜ敗北したか

古本屋通信   No 2392    2017年  01月25日
 

    倉敷市議選で共産党はなぜ事実上敗北したか 

 先の倉敷市議会議員選挙において、日本共産党は現有4議席は辛うじて確保して全員当選は果たしたものの、得票数は4年前の13,953票から今回の11,586票と、2,346票減らした。私は全員当選を勝利と見做さない。事実上の敗北と見做す。具体的なデータを貼っておこう。

今回の倉敷市議選(2017年) 43--51
投票総数 167,987 (投票率 42,73パーセント)
3,046 田口明子
2,959 田辺牧美
2,910 田辺昭夫 (前回より 542票減 地区割は同じ)
2,671 末田正彦 (前回より 1,030票減 地区割は同じ)
合計得票  11,586票

前回の倉敷市議選(2013年) 43--47
投票総数 173,599 (投票率 45,69パーセント)
3,705 すみより善志
3,647 末田正彦
3,442 田辺昭夫
3,138 たぎ公夫
合計得票  13,932票

2016年 参院比例区得票(倉敷地区) 13,642票

2015年 衆院比例区得票(倉敷・水穂地区) 16,194票

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  古本屋通信

 まず私の立ち位置をハッキリさせておきたい、4年前は応援の記事を書いた。今回はまったく書かなかった。その直接の理由は田辺昭夫市議が正月2日にトンデモ記事を書いたことにある。然しそれ以前、たぶん半年以上まえから、私は倉敷市議選をめぐる党の対応に不自然なものを感じていた。候補者の交代と引継ぎが外部にも分かるように説明されていなかったのである。いちばん驚いたのは、参院香川選挙区の候補者のお母さんの田辺牧美さんが倉敷市議選の候補者であることを、春名直章さんのブログで知った事だ。これだけなら構わない。しかし田辺牧美で検索しても市議選の候補のことなどまったく出ないのだ。これに先ず不信感をもった。つまり引き継ぎが他人に分かるようにできていない。たぎさんもすみよりさんも引退表明をしていないのに、勝手に新人2人が名乗りをあげたように見えた。勘ぐれば内部対立があるのではないかとさえ思えた。つまり最初から選挙を戦う態勢になっていなかった。

 ここからが本論であるが、もうアレコレは書きたくない。選挙の告示日は党大会の初日と重なった。まさに党大会が選挙の足を引っぱった。野党共闘が全党と倉敷地区党のやる気に水を差した。アホらしくて選挙がやれるかという厭戦気分である。いったい何処に野党共闘の目がアルのか。まったくない。

 それと、より抜本的には「野党と市民の共闘」が有権者に支持されなかったどころか、馬鹿にされ切ったのである。実体がない架空のスローガンを弄ぶ党に一瞥をくれるほど有権者はヒマではない。

 余談だが垣内京美さんの大会代議員としての発言を読んだ。垣内さん自身が股裂きになっているのだから責めはしないが、まるで宇宙人のような発言であった。説得力ゼロである。地区委員長はつらいなあ。私自身が中間管理職だった時代をお思い起こして身につまされた。

 最後に来るべき衆院選の予測だが倉敷地区の比例得票は1万票を割るだろう。大平再選の目は潰えたと言えるかも知れない。

大本芳子さんの記事
私は、元議員という立場で、「何が何でも私の後継者を!」の思いでこの選挙獅子奮迅に戦いました。しかし全体として党候補に頂いた得票は、12000票を下回る過去最低のものでした。なぜこういう事になったのかしっかり分析しなくてはなりません。新しい発展のために!今日はその総括会議です。


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  下記は中国ブロックニュース。筆者は武田英夫氏ではないかと思われる。

今年最初、 そして第27 回党大会直後の投票となる倉敷市議会員選挙で、日本共産党は激戦の中、現有4議席を確保しました (現職2人、 新人2人) 。市議選 は、党大会での野党共闘 の様子がテレビや新聞で報道され、日本共産党への期待と関心が高まる中での選挙 でした。
また、中国ブロック内では、広島市・ 岡山市に続いて第3の都市です。 「ここでの勝利 は、比例選挙での前 に欠かせない」と中国ブロックの各県からの支援体制 も組んでの取り組 みでした。(写真は、握手 している左から末田正彦、 田辺まみ、 田口明子、 田辺昭夫の各議員 )

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  1. 2017/01/25(水) 09:09:48|
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