古本屋通信

党大会に絶望する必要はない

古本屋通信   No 2381    2017年  01月18日


    党大会に絶望する必要はない

 大会初日から悲観的な記事ばかり書いてきたが、私はこの党に絶望していない。たぶん迷惑がられるだろうが、引き続いて支持する。一寸だけ明るいニュースを書いておこう。きょうの赤旗(5)に「党大会日誌」があり、大会3日目の発言者22名の氏名とテーマが載っている。その冒頭の発言者。

中央・藤野保文 「原発再稼動を許さず、原発ゼロをめざすたたかいについて」

 当たり前のことだが、藤野氏の常任幹部会からの降板はあり得ない。降板が予定されている代議員が中央を名乗って党大会で発言することはあり得ない。キンピーサイトのASA―YASUさんが 「藤野元政策委員長同志 党大会最終日で 左遷のち 粛清 されやせんか?」 と書いておられたので一言。ASA―YASUさんのコメントは党内はともかく、党外にはあり得た観測であったろう。私も藤野氏の常任幹部会続投は当然とはいえ意義ある事だと思う。つまり党中央は公式には絶対に認めないだろうが、自衛隊予算はまさに人殺しに追銭を遣る予算だったのである。そういう正論を堂々と公言した氏を志位ーー小池執行部は切ることができなかった、それを事実でもって示したからである。あとは選挙である。私は従来大平氏を応援していた熱心さで、以後は藤野氏を応援したい。

  きょうの赤旗の浜野報告によると現国会議員の全員が中央役員に推薦されているそうだ。大平氏も准中央委員である。もちろん藤野氏は罷免されないから、「議員の全員が中央役員に推薦」された。それでも人殺し予算発言はケシカランというのであれば、大会代議員の無記名投票によって彼は不信任となる。信任は藤野発言は妥当だったという全党の意思である。私は此処に希望を持つ。日本共産党の革命的伝統万歳!

  いま大会最終日の午後3時である。やがて大会決議案が採択され、中央役員が選挙で選ばれる。その新中央役員による第一回中央委員会によって、幹部会委員委員長ら党三役と幹部会委員が選出される。今日はここまでであろう。この結果はたぶん今夕のテレビとブル新聞のウェブで流れるだろう。残念ながら志位ーー小池は残留の見通しだ。注目は副委員長だけとなる。浜野は残留であろう。もうひとつの注目は不破が幹部会委員が選出されるか否かである。不破の場合はヒラの幹部会委員はあり得ず、常任幹部会に残るか否かだ。きょうの浜野の口ぶりから、私は残ると観察している。

 新中央委員会を構成する新しい中央委員と准中央委員の発表は明日の赤旗紙上である。但し、きょう正式決定がなされたので、新役員は自分のページに公表するかも知れない。幹部会の互選によって選出される常任幹部会委員、ならびに担当部署が発表されるのは明後日の赤旗紙上であろう。愉しみな事である。


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 中央委員会が推薦する中央役員候補者名簿の提案にあたって    幹部会副委員長 浜野忠夫 

  日本共産党第27回大会3日目の17日、浜野忠夫副委員長が報告した「中央委員会が推薦する中央役員候補者名簿の提案にあたって」は、次の通りです。

 中央委員会が党規約第13条にもとづいて推薦する、次期中央委員会の名簿の提案について報告します。

 中央委員会が推薦する中央役員は、中央委員164人、准中央委員50人、計214人であります。みなさんに配布されている中央役員候補者名簿の通りであります。

 まず、中央委員会の構成の基本的考え方、そのいくつかの特徴、作成にあたって留意したことについて説明します。

 第27回党大会で選出される中央委員会は、党大会決定の実践と指導に責任を持ち、その構成にあたっては、これまでの党の幹部政策の基本を継承しつつ、以下の六つの点を特に重視しました。

 第一に、戦後政治史でも初めての野党と市民の共闘が発展するもとで、党の果たす政治的役割はいっそう比重を高めており、それにふさわしく、正確、機敏、安定した指導性を発揮できる中央委員会の構成にする必要があります。そのためにも、これまで以上に、中央、地方、各分野で、広く国民と結びついた幹部を結集することが求められます。情勢にふさわしく党内民主主義を発展させるうえでも、こうした立場が重要になっています。

 したがって、党中央の財政状況を考慮に入れつつ、第26回党大会選出の中央委員会の構成員数よりも増えることもありうることにしました。

 第二に、第27回党大会決議案は「とりわけ今日的に重要なことは、熟達したベテラン専従活動家の力を生かしながら、若い世代のなかに専従活動家をつくり、現在に倍する専従者によって支えられる党機関をつくることが、綱領実現に不可欠」と提起しています。

 中央委員会の構成にあたっても、党の現状を直視し、この決議案の精神の立場から、ベテランの幹部と若い新しい幹部の双方の力を最大限発揮できる構成としています。年齢によって機械的に区分することをせず、一定の年齢に達している同志であっても、その知恵と蓄積された経験を生かすため、健康と家庭などの条件の許す同志については、退任を希望している同志でも積極的に慰留すること、同時に、若い幹部、新しい幹部の抜てきにも努力しています。

 第三に、国会議員はそれぞれ選挙を通じて国民の信任を得て選出されてきた同志であり、国会論戦、中央、地方、各分野で党を代表して活動し、また党の宣伝活動や党建設でも積極的役割を果たしている、党の重要な幹部です。わが党の綱領で、国会で党と統一戦線勢力が多数を得て社会の変革を目指すことを示しており、国会議員団の持つ任務と役割は極めて重要です。以上の立場から、国会議員を中央委員会の構成に積極的に加えるようにします。

 第四に、党規約は、党員の義務として、「市民道徳と社会的道義をまもり、社会に対する責任をはたす」ことを強調しています。中央役員はこの義務を実践する模範となり、先頭に立たなければなりません。

 党規約の見地から、中央役員の推薦にあたっては、その品性を何よりも重視しておこない、市民道徳・社会的道義に問題のある同志、謙虚さに欠け、粗暴なふるまいがみられる同志は、推薦しないこととします。

 第五に、相対的に小さい県党組織で、女性県議で県副委員長として、県議会でも、また、県党を代表する政治家としても、活動している同志を、女性幹部の抜てきという側面も考慮し、諸事情を検討し、可能な場合、中央委員に推薦しています。

 第六に、ひきつづき全都道府県委員会に中央役員を適切に配置することにしています。

 次に、以上の中央委員会の構成の基本的考えをもとに提案した中央役員候補者名簿のいくつかの特徴についてのべます。

 構成案では、中央委員に推薦する同志は164人です。その内訳は、

*ひきつづき中央委員に推薦する同志は138人。

*准中央委員から中央委員に推薦する同志は16人。

*直接中央委員に推薦する同志は10人。内訳は、

 党中央から1人、地方から9人となっています。

 准中央委員に推薦する同志は50人です。その内訳は、

*ひきつづき准中央委員に推薦する同志は26人。

*新たに准中央委員に推薦する同志は24人。内訳は、国会議員9人、党中央8人、地方から7人となっています。

 中央委員164人、准中央委員50人、合わせて総数214人です。第26回党大会選出の中央委員会の構成員数より、中央委員で11人、准中央委員で5人、合わせて総数で16人多くなっています。

 准中央委員に再任する同志のなかには、第25回党大会以来、3期続けて准中央委員になっている方が、15人含まれています。この同志たちは本来全員中央委員に推薦できる同志たちです。しかし、「中央委員会の構成の基本的考え方について」を踏まえて選考し、構成全体のバランスなどを考慮した結果であって、決してこの間の活動の評価からでないことを申し添えておきます。

 今回の構成案では全国会議員が中央役員になることになっています。今後、さらに国会議員が多数増えた場合、早くそうなることがのぞましいことですが、その際は、すべての国会議員を中央役員にするということではありません。

 また、6中総の際、全中央役員から「自己の進退についての希望」を提出していただきましたが、40人を超える同志から退任の希望が出されました。この方々とは、個別に面接し「中央委員会構成の基本的考え方」にそって、率直に話し合い慰留しました。その結果、健康、家庭の条件などやむを得ない事情で任務継続が困難な同志を除いて、一定の年齢に達している同志も含めて、多くの同志に辞意を撤回し、継続して頑張る決意をしていただきました。

 提案している構成案では、女性の中央役員は前党大会より6人増えて、48人となり、全中央役員候補者に占める率も、21・2%から、22・4%に高まっています。人数も率も党史上最高となる案になっています。

 しかし全党員に占める女性党員の比率が48・2%になっていることを考えると、女性幹部の養成と抜てきにひきつづき努力が求められていると思います。

 年代的構成では、20歳代1人、30歳代9人、40歳代38人と、若い世代を多く含む構成案となっています。

 今回、中央委員を退任される同志は17人です。

 さきほど説明した通りの事情からです。この同志たちの多くは、退任後も、条件を生かして、ひきつづき本部勤務員として、また、地方党機関のしかるべき任務に就かれることになっています。

 なお、この間、幹部会委員だった上岡辰夫同志が亡くなっています。

 以上が、中央委員会が推薦する次期中央委員会を構成する中央役員名簿についての説明です。

 党規約第13条では、「選挙人は、候補者の品性、能力、経歴について審査する」とあります。みなさんにお配りした名簿には略歴がついていますので、名簿をよく検討していただきたいと思います。

 次に、党規約第28条にもとづき、中央委員会が、党大会に報告し承認をもとめる名誉役員の名簿について説明します。

 今回中央委員を退任される中央委員のうち、中央役員歴20年以上の同志、11人を新たに名誉役員に推薦することを提案しています。中央委員を退任される方のなかで、成中春樹同志も役員歴20年を超えていますが、本部勤務員として任務を継続されるので、今回の名簿には加えていません。

 前党大会で承認された名誉役員55人のなかで、

 金子満広、重山正久、田中昭治、多田隈博之、東中光雄、箕浦一三、宮田安義の7人の同志が亡くなりました。

 また前党大会で名誉役員に承認されていた福島敏夫同志が、党大会後の中央委員会で規律委員に任命され、第27回党大会後も、本部勤務を続けることになっていますので、名誉役員の推薦から外すことにしました。したがって、47人の同志をひきつづき名誉役員に推薦することになります。

 今回新たに名誉役員に推薦する11人と合わせて58人の同志を、党大会で、名誉役員として承認を受けたいと思います。

 なお、福島同志と成中同志は退職される際に、名誉役員に推薦するようにしたいと思います。

 以上で中央委員会が推薦する次期中央委員会を構成する中央役員候補者名簿と名誉役員の名簿についての報告を終わります。
  1. 2017/01/18(水) 14:26:38|
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