古本屋通信

日本共産党大会オブザーバー

古本屋通信    No 2378   2017年  01月16日


      日本共産党大会オブザーバーとして


 今日は大会2日目なのだが、代議員の発言はインターネットで流さないらしい。ホントは他党の社交辞令の挨拶なんかよりも、代議員の発言のほうがずっと大切なんだが、仕方がないから、党大会を見る私の目について少し書いてみたい。オブザーバーというのは観察者という意味だが、これを思い付いたのはかつて「プラウダ」 にオブザーバー論文というのがあったのを思い出したからだ。私のは論文ではない。思いつきである。

  キンピーサイトの投稿者のKM生さんが2点書かれている。ひとつは、関心があるのは人事だけであると。もうひとつは、「野党共闘」は志位・小池の合作であり、不破は全面的には賛成していないだろうという観察。私もKM生さんに賛成なのだ。ついでに同じ板の同じ場所にASA―YASUさんが 「藤野元政策委員長同志 党大会最終日で 左遷のち 粛清 されやせんか?」 と書いておられるが、これはありえないだろう。ここらをたたき台にして持論を書いてみたい。

 何でもないようなKM生さんのコメントに改めて彼の慧眼を見たが、この発言が冴えているのは党大会初日のコメントだからである。つまり大会議案の野党共闘路線をちょくせつ論じるのではなく、山荘老人に批判させている。私は一歩引いてのこの視点はたいせつだと思った。

 大会最終日に、この党史上最悪の決議案はたぶん満場一致か、またはそれに近い賛成で可決されるだろう。私はこれに絶望しない。大会代議員は野党共闘などどっちでもよいのだ。それでも議案に賛成する。その意味は、当面は志位ー小池執行部を不信任にしないという程の意味でしかない。つまり行きつく所まで行って自滅させるしかないのだ。

  きのう志位報告のあいだじゅう、志位の横には石井ひとみさんが、志位の右後には若林義春さん(東京都委員長)が座っていた。私は志位報告など殆ど聞かず、約2時間、石井さんと若林さんの表情だけを観察していた。実に面白く、愉しかった。お陰で退屈しなかった。ああいうムービーは滅多に見られないのではないか。終始笑顔を振り撒いて、あいずちを打つ石井さん。終始苦虫をつぶしたような表情で、それでも義理で大儀そうに軽い拍手をする若林さん。小説家ならどう描写するだろうか。私は確信した。少なくともこの2人は志位報告に賛成していない。義理で賛成票を入れるだろう、と。

  結局みんないっしょなのだ。スターリンだって、毛沢東だって、志位だって変わらない。要は復元力があるか否かだ。初めのASA―YASUさんに戻る。藤野保文が処刑される党大会だったら復元力はない。藤野保文が常任幹部会に残れる党大会だったら復元力はある。そういう目で大会最終日の党人事に注目しようではないか。
  1. 2017/01/16(月) 16:41:06|
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