古本屋通信

共産党本部潜入取材を視た

古本屋通信      No 2248   2016年 11月03日
 
    共産党本部潜入取材を視た。

  日本共産党岡山市議の東つよしクンが以下のツイッターを発信していた。
 東つよし ‏@Tsuyoshi_Azuma · 22時間22時間前
次の @YouTube 動画を高く評価しました: http://youtu.be/CJzo7-aU8Zg?a ビビット 共産党本部潜入取材 2016年11月02日


 こういう類いはせんじつ中核派への潜入ルポを見て感想を書いた(No 2226 中核派は前進社にカメラを入れる必要はないのではないか)ばかりだが、日本共産党の潜入取材は初めてなので、とにかく視聴はした。

  視聴はしたけれど、書くまえに断っておく。私は全体的に否定的だ。企画はビデオ制作会社からの申し出に共産党が乗ったものだが、所詮はヤラセの自己アピールに見える。宣伝なら自前で制作すればよいというのが私の見解である。中核派も共産党も左翼としては二流である。一流は言わずと知れた革マル派である。まあ、そういう前提で書くワ。


 本論に入る。ビデオの紹介はいっさいしない。わずか十数分の短いものだから、直接「 ビビット 共産党本部潜入取材 」と入れて視られるとよい。私は感心した事を2つと、それと関係するが、よく分らなかった事を書く。

 感心したこと
本部の食堂はメニューは日替わりで2種類しかないが、これが480円均一であること。食い物に格差を設けない趣旨だと解説があった。共産党らしくて素晴らしい。食べ足りなければ2食摂ればよい。
本部の職員は年次ごとに同一の給料だと、さり気なく解説があった事。これは職に就いた時期と取れるが、諸条件の違いを考慮に入れても、そう言いきったこと。私はこれを初めて聞いた。

 よく分からなかったこと
本部食堂で働いている職員全員が正規「労働」なのは当然だが、かれらは党本部の職員なのか(つまり赤旗記者と同じ扱いなのか)、それとも労働基準法が適用される労働者なのか。たぶん後者なのだろう。然しおなじ本部職員なのに、かれらだけが労働者だというのもヘンではないか。
本部職員も全員が正規採用の職員だといっていたが、彼らは公務員でも民間の労働者でもない党本部の職員、つまり職業革命家だ。そしたら労基法の適用外である。正規は当然だが、とつぜんの任務で配置がえも、地方配転もある。正規・非正規など問題にもなるまい。労働者ではないのに、正規採用などというのは職員の職業革命家を曖昧にしているようにも見えた。
同じことの繰り返しのようになるが、今日のビデオを視聴していちばん不満だったのは、党本部の内側がこぎれいなのはけっこうだが、そこではたらく人びとが近代化された企業の労働者のように映ったことだ。コレたぶん県委員会や地区委員会の専従と余りにも違い過ぎるだろう。さいてい党本部の職員は労働者ではなく、党専従であることを対外的にも示す必要があるのではないか。そういう点では誤解を生む「共産党本部潜入取材」だったのではないか。
  1. 2016/11/03(木) 15:03:09|
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