古本屋通信

中核派は前進社にカメラ入れる?

古本屋通信      No 2226  10月24日

中核派は前進社にカメラを入れる必要はないのではないか


  革マル派を取り上げたので中核派も取り上げる。こちらはユーチューブを見た感想である。私は中核派自身が作ったユーチューブはしばしば見るが、第三者の制作したユーチューブを見るのは初めてである。

 タイトル名は【実録左翼の女性】初取材!過激派アジトの生活とは?【ドキュメンタリー】YYⅡである。ヒマな人はご覧ください。別にこれでなくてもよい。この映像の傍によく似たユーチューブがたくさんある。クリックすればたちまち視聴可能である。

  面倒だから解説はしない。素人の取材者が中核派女子学生の洞口さんの案内で前進社の中に入って見学したり、話を聞いたりする記録である。当時は中核派ではなかった斎藤君も登場する。その他かなり多くの中核派のメンバーが登場する。全体に中核派に好意的だが、批判的な法政大学生も登場する。元警察トップの佐々淳行のような人物も登場する。しかし編集者はバランスを取って制作しているつもりなのだ。

  以下、書きたい事は2つだけだ。コレ中核派のヤラセだろう。私はこういうヤラセに批判的だ。大昔の1967の羽田と佐世保の頃から中核派はメディアに露出するのが大好きだった。東大の安田講堂でもそうだった。メディアを利用して政治宣伝をしているつもりなのだ。よい事になるまい。

  少しだけ。チューチューブのナレーターが本の編集者に当るだろう。このナレーターの言葉が全ての映像を殺している。その具体的な例を3つだけ。「暴力による共産主義革命」。「内ゲバによるリンチ殺人事件」。それに「1959年の結成以来・・・」は初歩的な誤り。1963年が正解。つまり何から何まで出鱈目。つまり自分の党派を誤解して貰うことに貢献するユーチューブ。視聴回数は27,839回とある。

  こういう映像を見て中核派に参加する青年がいるのだろうか。私は皆無だと思う。仮にいても誤解だからやがて離れていくだろう。これを見るのは趣味者オタクだけだろう。右翼に近い。中核派はこういう映像に手を貸すのは止めた方がよい。

  最後に中核派讃歌。洞口さんが登場したあと中核派から離脱した小西誠(元反戦自衛官)が登場する。彼は中核派は革命などする気はまったくなく、青年を騙して自分が飯を喰うために組織を維持していると証言した。こういう言い方は何処の党派でも聞く。とくに日本共産党と中核派で多い。中核派なら清水丈夫。共産党なら宮本と不破。しかし説得力がない。ねたみに聞こえる。われわれは清水や不破の私生活を知っていない。かりに清水や不破が毎日たらふく馳走を食べていても、党派のたたかいに何の影響も及ぼさない。つまりたたかいは 『前進』 や 『赤旗』 以外ではない。組織の維持を言うなら、意識的な党建設なくして大衆闘争ができるかのごときは幻想である。
  1. 2016/10/24(月) 18:01:16|
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