古本屋通信

新潟の報道で共産党が許せない点

古本屋通信      No 2192 10月10日

   新潟知事選の報道で私が共産党を許せない点

 具体的にどの記事とは言わない。ここ数日間の赤旗報道である。我慢がならない赤旗記事について文句を言っておく。

 新潟県知事選挙の報道である。私は一部始終を、報道の限りでだが、熟知している。岡山や全国の読者はあまりご存知ないだろう。改めて経過は紹介しない。所詮は一県の知事選だが、私がアタマに来ている事を書いておこう。

  民進党は自主投票という名の分裂選挙だが、支持母体の連合新潟が原発再稼動賛成だから、票は自公候補に流れる。実質は自公民で当選は動かないだろう。私は阿呆の連合や民進党を改めて非難しない。徒労である。

 共産党は独自候補をたててたたかうべきだが、色々な経緯から民進党崩れの米山隆一を推してたたかうことになった。まあコレも我慢しよう。然し、どうしても我慢できないことがある。日本共産党と赤旗は最低限の他党に対する礼儀を知っていない。この他党がどんなに腐った民進党であろうと、また自民党と連立を組んでいる公明党であってもだ。

 他党の内政干渉をしないという事は多数の政治党派が共存していくうえでサイテイ厳守しなけれればならない生命線である。すなわち他党が不幸にして分裂したり、分裂選挙になったりした場合、いっさいその片方に組みしないということだ。

 米山選挙に民進党の一部、例えば前維新の松野が加わった事実を報道するのは仕方がない。然しココまでである。民進党議員よ、こっちに来い、こっちに来い、というのが連日の赤旗報道である。これは他党の分裂を策動する最も悪質な破壊行為である。こう書いても赤旗報道に慣れっこの共産党員はピンと来ないであろう。

  これは相手の立場に立ってみれば明らかである。米山に着かないで自公候補に着いた民進党員はどう思うか、連合の組合員はどう思うか。まあこの程度の想像力がなければ政治に関わらないことだ。正々堂々とたたかうとは、相手の神経を逆撫でする愚劣に気がつくことだ。

 新潟知事選での赤旗が報道に於いて、唯一の採用すべき方法は、いっさい民進党の名前を出さないことだ。これはむつかしい注文ではない。現に昨日の岡山県知事選挙の街頭演説会では、民進党岡山が自公候補の伊原木に着いたにも拘わらず、共産党は誰ひとり民進党の名前を出さなかった。出して批判しなかったのだ。私は不満はあったが了解した。岡山の場合、もし民進党員の一部が県連決定に造反してU候補に着いていたら、日本共産党は造反を促進するような策動をするのか。私はすべきではないと断言する。他党に対する内政干渉であり、党破壊工作である。新潟は岡山と違って民進党は自主投票だから構わないという反論が聞こえてくる。でもそれは違う。自主投票とは相手の自主的選択を尊重し、それを静かに見守る態度である。

 日本共産党は戦後の自党の歴史のうえで、他国からの干渉を受けた。これは多くの場合、党内に発生した分派を他国の共産党が支持するというかたちをとった。志賀分派も、西沢分派もそうであった。日本共産党は烈火の如く怒り、分派との関係を絶つことを要求した。

  国内においては、しばしば社会党が日本共産党の組織問題に介入してきた。反党分派に市民権を与えて持続的に関係を持つのである。原水禁運動を初め実例は腐るほどある。そのたびに日本共産党は社会党に抗議してきた。この抗議は正当であった。

  いま日本共産党は自分がもっとも嫌だったイヤガラセを民進党に対して持続的にやっている。それでいて衆院選では本番も補選も民進党との共闘を目指すという。民進党はアホばかりだから余り怒りを露わにしない。然し、私だったら殆んど殺意レヴェルだ。とうてい許さない。殺しはしない。二度と口を利かない。


  最後に、日本共産党が公明党の前議員を赤旗に登場させるのも愚劣だ。最近だったら、二見だったかな。、二見が公明党や学会に造反するのは彼の勝手である。共産党にとっては他党の問題である。赤旗は公明党指導部に造反する文脈で二見を赤旗に登場させてはならない。こういう事を平気でやるから、創価学会が共産党に謀略もどきの攻撃を仕掛けてくるのだ。

  参考

  2014年07月06日号 赤旗日曜版

  集団的自衛権の行使を容認する安倍内閣の閣議決定について、脚本家の倉本聰さん、元「朝日」コラムニストの早野透さん、元公明党副委員長の二見伸明さんに話を聞きました。


  1. 2016/10/10(月) 17:18:21|
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