古本屋通信

大塚愛の県議補選立候補の感想

古本屋通信     No 2077  7月31日

   大塚愛さんの県議補選立候補と、その政治的感想


  先ほど久しぶりに鬼木のぞみさんのブログを訪問したら、10月に行われる岡山県議補選に大塚愛さんが出るという。まったく予期しないことでびっくりしたが、言われてみてば頷けることばかりで、これまで自分が気が付かなかったのが迂闊だった。

  さっそく指定された立候補表明の記者会見のユーチューブを視聴した。そのあとでネット検索して山陽新聞の記事と、みどり岡山の会報に掲載された大塚さんの文章を読んだ。これらはユーチューブと基本的に変わらない。以下に2つを貼っておくが、それに先立って私の基本的な立場を表明しておきたい。

 日本共産党が候補者を立てないという条件でだが、(共産党は今回は立てないと思う) 私は大塚さんを支持したい。つまり大塚愛と書いて投票するということ、そして他人にも投票を呼び掛けるということである。と言っても岡山市北区の有権者に限られるが。



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 県議補選に新人大塚氏が出馬表明 岡山市北区・加賀郡選挙区
 2016年07月06日   山陽新聞
 現職議員の死去に伴う岡山市北区・加賀郡選挙区の岡山県議補欠選(欠員1)に、新人で市民団体代表の大塚愛氏(42)=同市北区建部町吉田=が6日、無所属で立候補する意向を明らかにした。
 取材に対し大塚氏は「3人の子どもを育てる母親として、生きる力を育む教育、地域資源を生かした中山間地域の活性化などに取り組みたい」と述べた。
 大塚氏は岡山大卒。原発事故で福島県から避難して出身の岡山市に戻り、2011年5月に県内の避難者支援団体を立ち上げた。
 同補選への出馬表明は初めて。10月14日告示、知事選と同じ同23日に投票される。

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  ご挨拶  みどり岡山 大塚愛

この度、10月に行われる岡山県議会議員補欠選挙への立候補を決意いたしました。この補欠選挙は、昨年10月に亡くなられた県議の横田えつこさんの後を受けて行われるものですが、私にとって横田えつこさんは母の親友であり、尊敬する女性であり、福島原発事故の被災者支援や脱原発の活動において、大変ご尽力いただいた方でした。生前から後継の志を受け、自分なりに散々悩んだうえ心を決めました。

私は岡山で育ち大学を卒業したのち、大工と自給自足の生活を志し、福島県にてその夢を叶え、あの大震災が起きたその日まで、自然の中で穏やかに幸せに暮らしていました。そして、人災ともいえる原発災害によって、一から作ってきた暮らしを一瞬のうちに失った経験は、私の生き方そのものを大きく変えました。

岡山に避難した後に、「子ども未来・愛ネットワーク」という支援団体を立ち上げ、避難移住者の受け入れ支援や、福島に住む方たちの支援を行ってきました。その活動の中で、被災者の声を行政に届けることにより、県や市による支援事業が生まれ、大きな助けとなったことを実感してきました。また、岡山市との協働の取り組みも進み、民間だけでは実現できなかった支援にもつながりました。

私は3人の子どもを育てる母親です。女性の政治参加、とりわけ子育て中の女性の政治参加は、いくつもハードルが存在していると思われます。しかし、そのハードルを越える新たな形を自分自身が模索しつつ、子どもを育てる世代や子ども達の声を県政に届け、大人も子どもも暮らしやすい社会になっていければと望んでいます。

岡山のこの地で、自然が与える恵みを活かし、さまざまな立場の人達が存在や違いを共に認めあい、調和した社会をめざしていけるよう、自分にできることを精一杯がんばっていきたいと思っています。  2016年7月  大塚愛


大塚愛 プロフィール
略歴
大塚愛1974 年福山市で生まれ、1 歳より岡山市で育つ。
旭操小学校、操南中学校、岡山朝日高校、岡山大学教育学部卒業。
1999 年より農業研修のために福島県に行き、
その後同県の自然豊かな山中にて、自給的農業を営む。
また2000 年より4 年間の大工修業を経て、自宅を建て、大工としても働く。
2011 年3 月自宅から23 キロの福島第一原発の事故により、一家で避難。
同年8 月より、北区建部町吉田に在住。
2011 年5 月避難者や岡山の有志と「子ども未来・愛ネットワーク」を立ち上げ、
岡山県への避難移住者のサポートや福島からの保養受け入れなど活動中。
原発災害についての講演活動を、岡山を中心とした各地で延べ250回行う。
2014 年より「福島原発おかやま訴訟」の原告団共同代表。
2014 年ドイツのシェーナウ市から「フクシマの母代表」として名誉賞を受ける。

家族
夫:建築設計、自エネ組(自給エネルギーチーム)
子ども:長男(小5)、長女(小1)、次女(1歳)
子育てを大事にしながらの政治活動をがんばります。
父:市場尚文(小児科医師、メンズリブフォーラム代表)
母:市場恵子(講師、カウンセラー)

 

  古本屋通信

  上に貼った2文に解説は不要だろうから、以下では私の独断的というより独善的な感想をランダムに書くことにする。直感的に思ったことから書いていく。

  かなりインパクトはあった。やったな、共労党は。切り札はコレしかなかった。市場尚文と市場恵子の娘だ。50年近い共労党員だろ。ついにニ世か。どこもかしこもニ世だらけじゃ。まあ仕方がないか。

  記者会見の喋りを訊いた範囲でピカイチ。素質としては横田悦子を上回るだろう。それに横田に見られたアクがない。まあ余程の事がない限り当選確実だろう。

  記者会見は鬼木の司会。後援会長は横田賢一だ。が、これは飾りだろう。黒幕は奥津旦だが、私はこれも重視しない。中心の活動家はちらっと姿を見せた山田と光吉だろ。この2人がいないと選挙はできない。

  大塚愛は何から何まで田中のぞみに似ている。年齢もそうだ。3人の子持ちもそうだ。左翼ニ世もそうだ。おまけに超べっぴんまで似てる。のぞみチャン負けるなよ。市議会と県議会の違いにホッとしている。あとは勉強した方が勝ちだ。金ちゃん頼むぞ。ちゃんと嫁さんが勉強する時間を作っちゃれ。
 
  ここからは政治的感想。これで今まで分からなかった岡山の政治的不可解の謎の大半が氷解した。

 まず前回県議選だ。横田悦子が癌を押して出馬したのは大塚愛が間に合わなかったからだ。そのとき既に大塚は予定に組まれていたのだ。
 
  奥津旦を中心にしたおかやまいっぽんの動きこそ、大塚愛の県議選立候補の布石であった。つまり野党の一本化。民進党の黒石は本命ではなかった。大塚愛こそ本命であった。でなければ旧共労党が野党の一本化なんか言うもんか。大塚愛で一本化しよう。そういうことだ。
 
  この補選、共産党は100%候補者を立てない。だからと言って大塚愛を推せば改選時に困る。岡山市北区には森脇がいるからだ。

  民進党は大塚に乗る。乗らなければ市議会の鬼木との統一会派は崩れてしまう。結局、岡山民進党は解体するしかないだろう。

  誤解があるといけないから、最後に一言。横田も埼玉から岡山にやってきて議員になった。よそ者であった。大塚は岡山出身だが、福島に骨を埋めるつもりで岡山を捨てて出て行った。いわば流浪の女である。いくら個人的魅力があっても、そういう経歴の者が選挙に当選する可能性は薄い。なぜ当選するのか。市民運動の力か。そんなものは何所にもない。労働組合または党派組織がなければ絶対に当選しない。だから党派を捨てた下市は連合に頼って遂には民進党に入党した。横田にも大塚にも強固な党派組織がある。その見える部分がみどり岡山だが、これは氷山の一角である。旧共労党は死んでいない。だからこそ大塚愛は当選するのだ。

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 田中のぞみさんの旧い文が出てきましたから、ここに貼っておきます。


 大塚愛さんと懇談
 
2012年1月26日  田中のぞみ
 子ども未来・愛ネットワークの大塚愛さんと懇談しました。若手議員など9名と。
 いろいろお話を聞かせていただきたいということで、こちらからお願いしたという流れです。

 大塚さんは、すでに岡山では有名な方です。3月に福島から郷里の岡山に避難してこられて、いろ~んな支援活動や脱原発運動をされています。この日もNHKの密着取材を受けているようでした。

 さぞ、活動家~!という感じなのかと思いきや、とても穏やかで、震災当日福島を離れてから数日、悩み苦しんで遠方への避難を決意していった経緯にはほんとうに素朴に共感します。福島にいるころから脱原発運動をされてきて、今も「何かできることを」、、という一心で実行に移されてきたんだな、、と思いました。

 それにしてもすごいけど。。

 改めて行政の支援の遅さ・乏しさに恥ずかしい思いがします。まだまだ避難希望者も多いとのこと。もっともっと支援が必要です。

 支援団体とのしがらみもあるように伺いますが、政党や主義主張関係なく、協力しなければ実現できないこともたくさんあると思いました☆。思いは同じ☆と改めて実感します。

 同じころ、石村衆院比例候補は、広島中電本社に、島根原発の廃炉を申し入れに行きました。今まで原発災害の意識が薄かった中国地方でもがんばらなければ、、です。↓

「201201genpatu1.pdf」をダウンロード
  1. 2016/07/31(日) 16:14:23|
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