古本屋通信

言論の自由

古本屋通信     No 1974   6月11日
    
   言論の自由

  内容的には直前エントリーの続きになるが、少し発展させて書きたい。TAMO2さんの論への批判もある。よって別のエントリーを立てた。

  ここではヘイトやレイシズムを法や川崎の騒動に照らして書くのではなく、もっと一般的に書きたい。それに相応しいタイトルをと思ったが、なかなかシックリした方法が見つからない。いちおうタイトルを言論の自由 とした。

 ブサヨさんが引用していた次の Mitsuhiro Kawamura さんを叩き台にして書く。


Mitsuhiro Kawamura
@Mono_logue
川崎でヘイトデモ撃退したと自慢してる共産党市議が演説していたので
「今ここであなたの周りを国民世論だからって100人で取り囲んだらどうします?」
「それは世論じゃありません」
「でも共産党の支持率考えれば圧倒的な世論は共産党不支持ですよ」と言ったら下を向かれた。弱い(ーー;)  2016年6月8日 16:44
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  私は面白いと思う。つまり川崎市で少数15人の(ヘイトスピーチにもレイシズムにも至らないような)右翼の集会とデモを数百人のカウンター(自称市民)が取り囲んで、遂にはデモを中止させてしまった。その戦果を共産党川崎市議が街頭演説で自慢していたのだ。それを通りかかったMitsuhiro Kawamura さんがおちょくった。そしたらグウの音も出なくなり、完全に粉砕されたという話である。

  ここに言論の自由の問題が端的に提出されている。

  川崎市で十数人の右翼を数百人の自称市民という名のカウンターがブロックして粉砕した。それはたった一人で街頭演説をしている共産党市議を100人の共産党反対者が取り囲んで演説を止めさせるのと変わりがない。その通りだからグウの音も出ない。一般的には間違ったことをやると必ず自分に跳ね返って来るという事だが、ここではそれに止まらず、共産党が右翼の言論を封殺したら翌日には共産党の言論も封殺されてしまったという話である。

  神奈川県川崎市で日本共産党の支持率がどれくらいあるのか、せいぜい1割だろう。9割に取り囲まれて演説を阻止されたらよい。これが日本共産党が他者に対してやったことの反動、オツリ、しっぺ返しである。

  私がTAMO2さんの議論に賛成できないのは言論に正邪を設定していることだ。これはヘイトスピーチ法に賛成した全ての政党と個人に共通する。これなら何処まで行っても、正邪を判定する正義が必要である。実際はそんなものはありはしない。レイシズムは絶対悪であるとの思いがあるのだろう。しかしこれくらい危険なことはない。イズムは主義であり思想である。正邪や善悪の判定者は誰か。傲慢のかぎりである。

  私は自分の記事中に意識的に差別的な言葉を使用する。キチガイ、低脳、イカレポンチ、アホ等々。私はこれを軽蔑と憎しみをもって使用している。憎悪表現である。どこが悪いのか? 悪いと思う者は嫌えばよい。批判すればよい。判定は多数決で決められないだろうけれど、落ち着ところに落ち着くだろう。然し法によって決着を付けられては堪らない。TAMO2さんのいう理念法であってもだ。いや、理念法は人の思想を蹂躙するから余計に始末が悪い。

  私のブログの毎日の訪問者は100~150人である。常連さんは300~500人だろう。私の言葉使いの荒さは訪問者に支持されていると思う。禁句などマッピラである。
  1. 2016/06/11(土) 01:04:29|
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