古本屋通信

選挙をやる気のない共産党

古本屋通信     No 1702  12月27日

 
 掛け声だけで全く参院選挙をやる気のない日本共産党 

  でも、それでいいんだ。選挙中はゆっくり休もうよ。至上命題はなんとしても32の定員一人区での供託金没収を避けること。この結論が先ずありき。そこから全ての理屈が演繹される。

  「野党協力」なんて、共産党が選挙をサボる絶好の口実。共産党候補を民主党や他の野党が担ぐことはありえない。碌に文書も交わさないで、民主党の候補や無所属ゲテモノ候補を共産党が推すケースだろう。かたちばかりの安保法制撤回だが、本来やる気はない。これで自民党候補に勝てるという希望的観測(と思っていないか?)。

  かりに 「野党協力」が成立したとしたら、その勢力は自民党に勝てるのか、或いは勝てないまでも、より有利に選挙戦を戦えるのか? じつはそんなことは全くありえないし、共産党もツユほどもそんなこと、思っていないのです。それを具体的に見ていきたい。


  前回と前々回の参院選の得票実績を見ていきたいと思いますが、順番としては「野党一本化」が話題に上っている選挙区から検討していきます。目安ですが、来夏改選の前々回の2010年は民主党が出来すぎ、前回の2013年が民主党の実力でしょう。こうして見ると、共産党など選挙区得票は微々たるものですから、もともと発言権はないのです。

  で、いま一番話題になっている熊本だが、下記に産経の詳しい記事を貼りました。これはたぶん現地取材だ。よく突っ込んで取材していますね。私はズバリ阿部広美氏は負けると見ますが、それは措いて赤旗の手前味噌な記事など全く役に立たない(なぜ赤旗の記事がダメかと言うと、予定調和の記事なわけです。つまり事実を重ねて真実を引き出すのではなく、予め決められた一定の結論に合致する事実だけを掬い取るのです。これが極端だったのが戦争中の記事であり、大本営発表だったでしょう)。赤旗より産経がずっとよいと思ったのは今回が初めてデス(笑い)。なんで阿部氏が勝てないかというと、共産党はもとよりだが、民主党も連合もやる気がないからです。それに阿部氏が「野党一本化」で票を伸ばすとは思えない。むしろ減らすでしょうね。そんなことは共産党も民主党も維新も連合も承知のうえの野合なのです。負けてナンボ、それが保守王国・熊本の野党です。本来は松野頼三一家の熊本なのです。それと細川の殿様の熊本。間違って貰っては困るゾ、共産党サンと民主党サン(笑い)。


青森県


岩手県


宮城県


秋田県


山形県


福島県


栃木県


群馬県


山梨県


新潟県


富山県


石川県
2013
当 山田修路 自民党 新 321,286
  一川保夫 民主党 現 113,817
   亀田良典 共産党 新 40,295


2010
当 岡田 直樹 自民党 現 304,511
   西原  啓 民主党 新 211,373
   近松美喜子 共産党 新 32,780



福井県


長野県


岐阜県


三重県


滋賀県


奈良県


和歌山県


鳥取県・島根県
2013
鳥取
舞立昇治 自民党 新 160,783
  川上義博 民主党 現 82,717
  岩永尚之 共産党 新 19,600
島根
島田三郎 自民党 新 202,181
   亀井亜紀子 みどりの風 現 115,043
   向瀬慎一 共産党 新 26,255

2010
鳥取
田 和幸 自民党 新 158,445
   坂野 真理 民主党 新 132,720  
   岩永 尚之 共産党 新 20,613
島根
青木 一彦 自民党 新 222,448
  岩田 浩岳 民主党 新 151,351
  桜内 朋雄 みんなの党 新 28,183
  石飛 育久 共産党 新 18,512


 今回
 合区ですが、野党一本化はしない方が野党の候補が勝つ可能性があると思います。尚、共産党は合区選挙の指導部は規約上は両県委員会にはなく党中央にあります。従って党中央が人を派遣して指導に当たらねばなりません。しかし実質的に何もしないのですから、党中央委員の後藤さんが(鳥取さえよければ)統一選対の責任者になってもよいでしょう。坂井さんが派遣されてきて指導に当たるのでは淋しいでしょうから。








岡山県


山口県


徳島県・高知県


香川県


愛媛県


佐賀県


長崎県


熊本県
2013

馬場成志 自民党 新 450,617
  松野信夫 民主党 現 221,553 1
  山本伸裕 共産党 新 58,982


2010
松村 祥史 自民党 現 393,674 2
  本田 浩一 民主党 新 349,398
  本田 顕子 みんなの党 新 101,869
  安達 安人 共産党 新 30,517

今回
 一枚岩ほど遠い“野合”共闘…「大同団結?」統一候補に思惑入り乱れ 参院選熊本選挙区
 産経新聞  2015.12.24
参院選への出馬を表明する阿部広美氏(前列左)。記者会見には野党各党や市民団体の代表者も同席した。
 来年夏の参院選熊本選挙区(改選1)で、野党統一候補として熊本市の弁護士、阿部広美氏(49)が立候補することが決まった。23日の記者会見は野党各党の幹部が勢揃いし、「与党を打ち負かすため、大同団結する」と強調したが、「安全保障法制反対」以外の選挙公約は二の次で、野合批判は免れない。衆参ダブル選の観測も浮上する中で、野党内の思惑も入り乱れる。(谷田智恒、村上智博)

 阿部氏は「今の政治は弱者切り捨ての政治だ。安保関連法で今度は国民の命まで切り捨てようとしており許せない」と出馬理由を説明した。当選した場合も「野党統一候補なので無所属で活動をする」と述べた。
 記者会見に同席した共産党県委員会の日高伸哉委員長は「与党を打ち負かすため、大同団結し持てる力を発揮する態勢づくりが必要。市民が主役となり、オール沖縄で翁長雄志・沖縄知事を誕生させた闘いの枠組みを目指す」と気勢を上げた。

自民を揺さぶる “大同団結”の動きは、7月に始まった
 民主党熊本県連と連合熊本、社民党の3者が候補者選びを始めた。5人の名前が浮上し、民主党は中でも、平成25年参院選で落選した松野信夫元参院議員を「本命」としていた。松野氏本人は「僕では票が伸びない」と断り続けた。

 9月になると、共産党が提唱した「国民連合政府」構想が波紋を呼ぶ。志位和夫委員長が参院選での「野党共闘」を念頭に、民主党の岡田克也代表と会談した。民主、維新の党の合流論も浮上した。実際、第45回衆院選(平成21年)では、共産党が全選挙区に擁立せず、反自民票が民主に流れ込み、政権交代につながった。

 この動きが熊本に波及した。
11月に民主、社民、連合の3者は「政党と労働界では自民党に太刀打ちできない。他の(市民)団体なども乗れて自民を揺さぶれる人にしよう」(連合熊本幹部)と方針を定め、12月3日の5回目の会合で、社民党が紹介した阿部氏でまとまった。
 その後、民主党関係者らは共産党や維新、新社会党などに「統一候補」を打診した。共産党は、7月に擁立を決めた新人の芋生よしや氏(60)の取り下げを決めた。
 安保関連法に反対する市民団体も今月7日、県内の野党に候補者の一本化を要望し、野党共闘のムードを盛り上げた。

主導権争い
 野党共闘の枠組みはできたが、実情は一枚岩からはほど遠い。
 過去の選挙をみると、平成26年の衆院選で、自民・公明の比例の得票約39万票に対し、野党は計約31万票だった。共闘の相乗効果を最大限に発揮しなければ勝てないが、各党は主導権を握ろうと、つばぜり合いを展開する。
 民主党県連の鎌田聡代表は23日の記者会見で「選挙態勢をどうするか、きちんと話していない」と語った。
共産党県委員会のある幹部は産経新聞の取材に対し「民主や連合熊本主導ということにはならない。民主党内には共産党アレルギーがあるかもしれないが、民主党こそ安保法の修正でお茶を濁すのではなく『廃止』で筋を通すべきだ」と述べた。これに対し、民主党熊本県連のある幹部は「各党それぞれが阿部氏を応援すればいい。共産党と顔を合わせても、一緒に選挙のために何かすることはない」と語った。
 特に悩んでいるのは、松野頼久衆院議員(比例九州)率いる維新だろう。
 松野氏は民主党との年内「合流」を目指したが、「統一会派」どまりで断念した。そのため、維新と民主の間にもしこりがある。その「しこり」が残ったまま阿部氏の擁立に加わったとしても、民主党などと行動をともにできるかは疑問だ。
 党内からは早くも「他の野党にいいように使われかねない。維新の党として、存在感を打ち出しにくい。特に衆参ダブル選になった場合、野党共闘は非常に難しくなる。自主投票にしておいたほうがよい」(側近)との声も出る。
 熊本選挙区では、ほかに3選を目指す自民党現職の松村祥史氏(51)と、幸福実現党県本部副代表の木下順子氏(56)が立候補を表明している。




大分県


宮崎県


鹿児島県


沖縄県
  1. 2015/12/27(日) 04:03:56|
  2. 未分類