古本屋通信

おかやまいっぽんの正体

古本屋通信     No 1673   12月9日


 おかやまいっぽん「岡山の野党協力を応援します」実行委員会の正体がバレました。江田五月の子飼いでした。


  私は通信No1650で、私の小さな古本屋に怪文書紛いの一枚のチラシが入っていた事を書いた(これにも島根の低脳カルト党員が「目的は戦争法を廃止することだろ」といって私を非難した。こいつはチラシを共産党系の運動だと早合点したのだ。これでは党の指導部は無理だ)。それは下に再録しておくからご覧戴きたいが、私はこのとき奇妙な感覚に捉われた。赤旗が盛んに「野党は協力」と云い始めていたので、岡山でも共産党系の動きかなあ、勝手連的な別働隊を立てたのかなあ、というのが第一印象だった。
 しかし次の瞬間、そうでもないんじゃあないかと思えた。チラシを見ても共産党の匂いが全くしない。私は匂いに敏感だ(「イデオロギーの違いを超えて」とは書かないのだ)。寧ろ怪文書に思えてきた。共産党はそういうビラやチラシはつくらない。もっと正直なのだ。
 
  で、きのうパソコン検索で「おかやまいっぽん」 を調べた。無党派を装ってはいるが、関連動画などから社民党岡山の支持者の運動だと判った。これは間違いないが、これには無党派の水野さん(私の投稿者の諸む研さん)なども関わっていることも判った。しかしなぜ彼らが「岡山の野党協力を応援します」などの運動をするのか一向に解せなかった。そもそも岡山に限っては、そういう運動は全く意味がない。だから共産党も民主党(江田陣営)との一本化など唱えようがなかったのだ。私は社民党岡山県連とおかやまいっぽんはアホかと思っていた。それとも(意味のない市民運動をして)何か別の狙いがあるのだろうか?

  たったいま江田五月のサイトを見た。全ての謎が一瞬にして解けた。何にも解説はいらない。江田五月本人に語らせよう。しかし手の込んだ策略を使うもんだナ。



江田五月活動日誌  12月6日(日) ・・・・人権講演会、おかやまいっぽん
  14時半に、遅れて「戦後70年 平和と人権を考える講演会」に出席しました。岡山部落解放研究所主催で、楠木裕樹理事長の後の席に座り、東京新聞特別報道部の田原牧さんの「中東におけるイスラム社会とテロ(IS)、そして安全保障関連法の成立と集団的自衛権が私たちに迫る課題」という講演を聞きました。
 15時過ぎに終わって、若干の質疑応答があり、私が登壇して挨拶して終了となりました。田原さんに挨拶しているところに、「原明子です」と声を掛けられ、ロビーに出てみると、おかやまいっぽん 『岡山の野党協力を応援します』 実行委員会」の署名運動をしている原さん(岡山市ESD世界会議推進局) らに出会ったので、取り敢えず私も垂れ幕を持ってお手伝いしました。16時過ぎに自宅に着き、夜は妻と二人江田鍋となりました。




   古本屋通信 

  私はココまでで全てが読めた。おかやまいっぽんは江田五月の、ということは民主党岡山県連の別組織だったのだ。えっ、えっ、楽勝まちがいない江田陣営なのに、何でそんな小細工をする必要があるのか、という疑問はとうぜん出てくるだろう。文中の 「楠木裕樹理事長」 だ。これで解放同盟県連とみどり岡山を吸収したのだ。おかやまいっぽん化である。

  さらに驚く事がある。下のチラシにある12日(土)のトークリレーの各党のメンバーが決まったそうだから、ここにお知らせしておこう。

【参加政党登壇者】
民主党:津村啓介さん(衆議院議員)
日本共産党:大平よしのぶさん(衆議院議員)
維新の党:高井たかしさん(衆議院議員)
社民党:宮原領平さん(社会民主党岡山県連合常任幹事 女性青年委員長)


  マイッタナ、もう。これは完全に江田選挙のためのセレモニーではないか。その最大の目玉は岡山における民主党と維新の党の(選挙協力と云う名前の)合体である。もっと具体的には(岡山民主党の裏切り者である)高井崇志と江田五月との正式の和解である。これで双方のメンツが立った。
  オマケもある。私は大平さんは欠席したほうがよいと思うが、あれだけ党中央が「野党は協力」と叫んでいたのだから欠席できまい。つまりおかやまいっぽんは共産党をも手玉にとってコケにした。さあ、これで植本さんがどうするかだが、難しくなったナ。

  ついでに気になるウェブ記事があったので貼っておく。蒼生とは旧政治グループ蒼生から取った緑の党系列だが、まず福山で名乗りをあげた。岡山では初めて聞いたが、みどり岡山のマヌーバーなのだろうか。いま少し注目しておきたい。



市民SOHO 蒼生舎  市民活動・まちづくり支援の「市民SOHO 蒼生舎」へようこそ!
12/12(土)おかやまいっぽん主催「岡山の野党協力を応援します。」
 2016年夏に予定されている次の参院選では、野党共闘がどのぐらい進むかが注目されています。永田町では民主党のゴタゴタや共産党との距離感が問題になっていますが、こういった離合集散を政治家任せにするのではなく、地域から、市民の側から共闘を促していくことも大切です。特に1人区では、自民党か野党かの二択になるので、より重要度が増します。
 そんな1人区の一つ、岡山で、市民主催の野党共闘促進イベントが開催されます。主催するグループは、その名も「おかやまいっぽん」。市民の動きに、さて政治家の皆さんはどう応えるか。
岡山の野党協力を応援します。
•日時:2015年12月12日(土)10:30~12:00
•会場:岡山国際交流センター8F
 住所:岡山市北区奉還町2-2-1
•内容:各政党議員のスピーチリレーと野党協力を応援する人々のトークリレー
•参加費:無料(申し込み不要)
•託児スペース:あり
•主催:おかやまいっぽん/「岡山の野党協力を応援します。」実行委員会
 TEL:086-223-7450
 FAX:086-221-0302
*おかやまいっぽんは、イデオロギーや党派の違いを超えて、「岡山の野党協力を応援しよう」と結成されたグループです。
「蒼生舎」(そうせいしゃ)とは?
■「蒼生舎」は、市民活動・まちづくりを支援する市民SOHOです。
■「蒼生舎」は、広島県福山市を拠点に事業を展開しています。
■「蒼生舎」へのご連絡は、下記までメールをください。
 Eメール: soseisha@mx52.tiki.ne.jp





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   再録

  古本屋通信     No 1650  11月27日

 
  「岡山の野党協力を応援します」 実行委員会

 きのう早朝、岡山市伊福町の清心女子大学の近くにある私の小さな古本屋に一枚のチラシが入っていた。以下、先ずその全文を、できるだけ忠実に写しておこう。

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  岡 山 の 野 党 協 力 を 応 援 し ま す。
 
     
   各政党議員のスピーチリレーと野党協力を応援する人々のトークリレー

   参加政党  :  民主党、 日本共産党、 維新の党、 社民党

   会場  :  岡山国際交流センター

   参加費  :  無料 (申し込み不要)

   託児スペース有り

   主催  :  おかやまいっぽん 「岡山の野党協力を応援します」実行委員会
   
   事務局  :  (これはここでは遠慮して、省略します。古本屋通信)

   12月12日(土)  10:30~12:00 

おかやまいっぽんは、イデオロギーや党派の違いを超えて、「岡山の野党協力を応援しよう」と結成された市民のグループです。


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  古本屋通信

 私、古本屋通信はこれまで生きてきて、こんなわけの分からないチラシを見たのは生まれて初めてである。政治的な呼びかけだけでなく、商業宣伝のチラシを含めて初めて見た。どこがわけがわからないかと云うと、このチラシの目的とするところがサッパリ分からないのだ。

  こういう印刷物がかつて出回らなかったわけではない。それはふつう怪文書の名で呼ばれる文書である。それはしばしば政治的謀略の目的で作成される。まあ、ありとあらゆる陰謀の代名詞なのだ。

 あまりもったいぶらないで結論を書くと、これは怪文書まがいではあるが、謀略的な文書ではない。

 しかし何所が怪文書的なのか? 目的が 「野 党 協 力 を 応 援」 としか書かれていない点だ。いったい野党協力とは何か。それが全く書かれていない。書かれていなくても来年の参議院選挙である事は分かる。だったら何故そうと書かないのか?じつは書けないのだ。

 えっ? いったい協力って何んだ? 共闘とどこが違うんだ? 共闘以前である事は間違いない。でも 協力ならその中身が要るだろう。何にもない?

 ふつうの意味でなら、協力は助け合いである。野党は助け合いをせよ、私たちは野党の助け合いを応援します?

 いったいこれが運動になるか? 全くならない。応援の中身をこの市民団体が提示しているわけではないし、またそんな僭越なことができよう筈がない。だから応援できるのは協力の具体を推進する過程での応援に限られる。

 上記の民主党、日本共産党、維新の党、社民党の相互間で具体的な協力課題は全く明らかになっていない。つまり順序がまるで逆なのだ

 以下は余り書きたくないが、こうまでミエミエをやられると、ひとこと書かざるを得ない。まあ到底実現不可能な岡山での参院候補一本化だが、これは共産党が候補を無条件に降ろして民主党を支持すれば形だけは一本化がなる。然し共産党が云っているのは「国民連合政府」である。こんな虫のよい提言、というより民主党を解体する目的でなされた提案(私は民主党を解体するのには大賛成だが、ここまで姑息な手段は使いたくない。せんじつ共産党の街頭演説会に行って来た。石井県委員長とも30分ほど話してきた。石井さんや植本さんは今回の国民連合政府提言の目的が民主党を切り崩すための戦術である事は熟知しているだろう。しかし下部党員は全く分かっていない風であった)に、岡山の民主党が乗る可能性はない。江田は共産党の票などお断りだろう。これは大阪の自民党で実証済みである。

 どこのだれが、どういうレヴェルで考え付いた運動か知らぬが、せっかく立ち上げて、チラシの全戸配布までやったんだ。いまさら引き返すのはつらいだろう。こうすればよい。運動の到達目標を軌道修正するのだ。野党協力を民主党と維新の党の一本化に絞るのだ。これこそ岡山では機が熟している。キーマンは高井崇志さんだ。高井さんも江田と仲直りする絶好のチャンスではなかろうか。

 最後に私の提案。「岡山の野党協力を応援します」実行委員会を、「岡山の民主党と維新の党の一本化を応援します」実行委員会に発展的に改組しようよ。
  1. 2015/12/09(水) 02:21:04|
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