古本屋通信

岡山の野党協力を応援します

古本屋通信     No 1650  11月27日

 
  「岡山の野党協力を応援します」 実行委員会

 きのう早朝、岡山市伊福町の清心女子大学の近くにある私の小さな古本屋に一枚のチラシが入っていた。以下、先ずその全文を、できるだけ忠実に写しておこう。

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  岡 山 の 野 党 協 力 を 応 援 し ま す。
 
     
   各政党議員のスピーチリレーと野党協力を応援する人々のトークリレー

   参加政党  :  民主党、 日本共産党、 維新の党、 社民党

   会場  :  岡山国際交流センター

   参加費  :  無料 (申し込み不要)

   託児スペース有り

   主催  :  おかやまいっぽん 「岡山の野党協力を応援します」実行委員会
   
   事務局  :  (これはここでは遠慮して、省略します。古本屋通信)


   12月12日(土)  10:30~12:00 


おかやまいっぽんは、イデオロギーや党派の違いを超えて、「岡山の野党協力を応援しよう」と結成された市民のグループです。


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  古本屋通信

 私、古本屋通信はこれまで生きてきて、こんなわけの分からないチラシを見たのは生まれて初めてである。政治的な呼びかけだけでなく、商業宣伝のチラシを含めて初めて見た。どこがわけがわからないかと云うと、このチラシの目的とするところがサッパリ分からないのだ。

  こういう印刷物がかつて出回らなかったわけではない。それはふつう怪文書の名で呼ばれる文書である。それはしばしば政治的謀略の目的で作成される。まあ、ありとあらゆる陰謀の代名詞なのだ。

 あまりもったいぶらないで結論を書くと、これは怪文書まがいではあるが、謀略的な文書ではない。

 しかし何所が怪文書的なのか? 目的が 「野 党 協 力 を 応 援」 としか書かれていない点だ。いったい野党協力とは何か。それが全く書かれていない。書かれていなくても来年の参議院選挙である事は分かる。だったら何故そうと書かないのか?じつは書けないのだ。

 えっ? いったい協力って何んだ? 共闘とどこが違うんだ? 共闘以前である事は間違いない。でも 協力ならその中身が要るだろう。何にもない?

 ふつうの意味でなら、協力は助け合いである。野党は助け合いをせよ、私たちは野党の助け合いを応援します?

 いったいこれが運動になるか? 全くならない。応援の中身をこの市民団体が提示しているわけではないし、またそんな僭越なことができよう筈がない。だから応援できるのは協力の具体を推進する過程での応援に限られる。


 上記の民主党、日本共産党、維新の党、社民党の相互間で具体的な協力課題は全く明らかになっていない。つまり順序がまるで逆なのだ


 以下は余り書きたくないが、こうまでミエミエをやられると、ひとこと書かざるを得ない。まあ到底実現不可能な岡山での参院候補一本化だが、これは共産党が候補を無条件に降ろして民主党を支持すれば形だけは一本化がなる。然し共産党が云っているのは「国民連合政府」である。こんな虫のよい提言、というより民主党を解体する目的でなされた提案(私は民主党を解体するのには大賛成だが、ここまで姑息な手段は使いたくない。せんじつ共産党の街頭演説会に行って来た。石井県委員長とも30分ほど話してきた。石井さんや植本さんは今回の国民連合政府提言の目的が民主党を切り崩すための戦術である事は熟知しているだろう。しかし下部党員は全く分かっていない風であった)に、岡山の民主党が乗る可能性はない。江田は共産党の票などお断りだろう。これは大阪の自民党で実証済みである。

 どこのだれが、どういうレヴェルで考え付いた運動か知らぬが、せっかく立ち上げて、チラシの全戸配布までやったんだ。いまさら引き返すのはつらいだろう。こうすればよい。運動の到達目標を軌道修正するのだ。野党協力を民主党と維新の党の一本化に絞るのだ。これこそ岡山では機が熟している。キーマンは高井崇志さんだ。高井さんも江田と仲直りする絶好のチャンスではなかろうか。

 最後に私の提案。「岡山の野党協力を応援します」実行委員会を、「岡山の民主党と維新の党の一本化を応援します」実行委員会に発展的に改組しようよ。
  1. 2015/11/27(金) 05:11:15|
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