古本屋通信

SEALDs(シールズ)に就いて

古本屋通信    No 1533    7月26日

   
SEALDs(シールズ)に就いて


  戦争法案に反対する SEALDs という組織らしからぬ組織の活動が問題になっているらしい。暫く前からアレコレいわれていたのは知っていたが、私は無視していた。私は SEALDs に限らず、今回の法案に反対する運動について書いてこなかった。別に運動の広がりを評価しないわけではない。しかしどうしても気が乗らないのだ。

  あれこれは面倒だから、まずきのう岡山で1500人集まったという反対集会について書く。連れ合いは行ったそうだが、私は行かなかった。大勢あつまったと皆さんが書いている。共産党倉敷市議の田辺さん所に一枚の写真が掲載されていた。三人の国会議員が肩を並べて写っている。大平喜信(共産)と江田五月(民主)と高井崇志(維新)である。大平はともかく、江田と高井の組み合わせに笑ってしまった(この2人の俗物の出会いと別れは傑作であった。裏切った高井の勝ちだ。自公推薦市長の相乗りを決めた江田に逆らって立候補した高井は敗れたものの大健闘した。総選挙では民主党に帰って岡山一区から出るつもりだった。高井は江田に侘びを入れたが江田は許さなかった。そこで高井は維新の党からの立候補となった。いずれから出ても高井が岡山一区で自民党の逢沢に勝てるわけはないのだが、そこは比例区との重複立候補である。しかし民主党枠の2名に高井は入れない。民主党からだと落選確実だった。高井が目を付けたのは平沼・片山虎が抜けた維新の党だった。ここで平沼・片山虎の票を盗めば当選すると。狙いは的中した。平沼は激怒し、江田は大恥をかいた。高井に言わせれば民主と維新は政策が非常に近いそうだ。だから今回の共闘となった。江田はトコトン舐められている)。コレが話題の一点共闘か。茶番である。岡山弁護士会の主催だというのも気に食わない。東京新聞の記者が講演したらしい。何を喋ったか知らないがもっと気に食わない。地方議員諸氏の報告を一瞥した。光吉準が来たそうだから、まず鬼木のぞみのブログを読んだ。うわ滑りである。横田悦子をめくった。書いていなかった。ホッとした。あと共産党議員を見た。感動的な文は皆無だった。ステレオタイプなのだ。消化試合だから展望が見えてこない。まあよい。岡山はここまでにする。

 以下、できるだけ短く書く。草の根から民衆の怒りが湧き起こって、しかもそれを支える受け皿の組織がないとき、運動は色々な形をとる。60年安保闘争の時もそうだった。粘り強い戦いによって安保共闘と安保青学共闘が成立した。然しこの組織に入らなかった自然発生的な怒りを吸収したのがブント全学連であった。だがそれは安保が通過するとほぼ同時に崩壊した。全学連指導部の唐牛健太郎、東原吉伸、小島弘、社学同委員長の篠原浩一郎と田中清玄との結びつきは象徴的であった。つまりブント全学連指導部と云うのはもともと左翼ではなかったのだ。だからといって全学連が吸収した若いエネルギーがニセモノだったわけではない。

 私は SEALDs は運動の徒花(あだばな)だと思っている。徒花とは咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実(じつ)を伴わない物事。むだ花。こういう組織といえぬ組織は時代の節目節目に必ず存在した。たちまちはべ平連(ベトナムに平和を!市民連合)であろう。全共闘もそうだ。私は両方とも馬鹿にしきっていた。他にもいくつか思い付く。大抵が短命である。短命が当たり前なのだ。下記に資料を掲載したが、これは政治綱領ではない。これについて半畳を入れた「韓」国研修員の方の文があったそうだが、こういう文(双方の文とも)を問題にしても意味がない。タテマエの理論を適当に見繕って並べているだけだからだ。運動との整合性など端から問題外なのだ。長続きしないし、そういうものとしてのみ存在意義がある。

 SEALDs と民青との関係。それから SEALDs が中核派を嫌って排斥したそうだ。愚かなことである。こういう組織は民青からであろうと中核派からであろうと、はらわた・腸・ハラワタを食いちぎられてこそ存在意義がある。なされるままに犯(冒)されなければならない。決して抵抗してはならない。民青も中核派もさっさと良質部分を取り込んで自己を豊かにせよ。そしたら早々に切り捨てることだ。大衆運動の論理というのはある。それぞれの組織のルールを尊重しなければならない。それを踏まえたうえで、成員をオルグするのだ。これが政治信条の自由であり、組織活動の自由である。まあ、私としては SEALDs は短命であったほ方がよいと思う。

 尚、共産党系のツイッターなんかにも SEALDs を評価したような言い方は結構あるだろう。例えば坂井希にも石村智子にもあるだろう。然しコレが同一に見えるようだと左翼失格である。100点と0点の差がある。丁寧に読むことだ。気を許しているか否かだ。マヌーバー性の認識に関わることだ。将来の日本共産党委員長は盲目ではない。つまり志位や坂井が高度の政治的判断からツイートするのは構わないが、そこら辺の地方議員がやったらアホだ。分からなければ議員を辞めることだ。



 以下が低脳の SEALDs 側のうめきだ。警察はデモ隊の味方らしい。また、どう考えても中核派を排除しなければならない大義名分はない。これは今では共産党系集会でも通用しなくなっている。
 

国会前抗議で中核派を排除するSEALDs #本当に止める
シナトラ・ベイシー @SINATRA_BASIE 2015-07-21 15:06:33
「そしてなによりなにより、このデモのために 沿道でたってくださる警察のみなさん本当にありがとうございます。」法政大3年、山田和花さん。さあ、この挑戦状、文連はどう受けて立つのか? @Serpent_Rouge
TOKYO DEMOCRACY CREW @TOKYO_DEMOCRACY 2015-07-24 18:52:24
本部近くで中核派がビラ配り。やめろとといってもなかなか辞めない。本当に迷惑な連中だ。
TOKYO DEMOCRACY CREW @TOKYO_DEMOCRACY 2015-07-24 19:33:40
本部前の交差点脇で中核派がひつこくビラを配っていて非常に困っています。みかけた人は抗議してやめさせてください。



  1. 2015/07/26(日) 21:08:00|
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