古本屋通信

24時間労働

 古本屋通信  No 161   3月22日


 24時間労働

  たった今、24時間労働を終えて、店から帰って来た。ふろに入ったら、せいせいした。先日残してきた古本。残本のダメ押しチェック。捨てる直前の、再生の試み。回集業者さんとタッグ。

3時間ほど眠ります。

 すっかり眠ってしまった。いま深夜。これから店に行って、蘇生させた古本の整理にかかるが、そのまえに今回のクチについての補足的メモ


いちど殺したのち活かした全集の揃本は、谷崎潤一郎全集、芥川龍之介全集、永井荷風全集、小泉信三全集他10揃本。はじめから活かしていた吉川幸次郎全集、与謝野晶子全集など15揃本と併せて30本。これが重量もあるが重い。どんなに安くしても売れないのだ。だから倉敷の蟲文庫さんなんか、ハナから買わないそうだ。ウチも単独では買わない。与謝野晶子全集の標準売値は10万円だが、買取り価格はいくら出しても5千円だろう。気の毒だがそれ以上出せない。

このことは大型美術本についても言える。今回20函の単品と2揃本を買った。支払ってもよいとおもったのは、大修館の原色浮世絵大百科事典の一点のみ。他は交換会で単独で値がつくことはない。

今回、最終で約500冊の単行本を活かした。それについて。旧蔵者は老夫婦、筋は地方銀行の取締り役だったらしい。保守系の文学書が中心だ。ビジネス書は一冊もなかった。大前研一などもなかった。しかし保守系作家の本はたくさんあった。このうち初版本を復活・再生させたのだ。大江健三郎はなかった。安部公房はあった。有吉、山崎・・・ゴメン、おもいだすのも鬱陶しい。元パラ付きの美本ばかりだ。すでに吉田健一と白洲正子がまとめて売れた。それに気をよくしてのスケベ根性だ。

 午前零時をまわった。これから店に出掛けます。
  1. 2013/03/22(金) 11:14:01|
  2. 未分類