古本屋通信

トロツキストの世界革命論

古本屋通信    No 1491   6月23日

  トロツキスト世界革命論


 石崎徹さん所にデボーリン氏から投稿があった。単純明快だ。トロツキストの所論の縮図である。まあ、革共同3派のいずれかに入党されることをお奨めする。それぞれに不満があるみたいだが、日本共産党よりマシなのではなかろうか。


  以下、全文引用

 「古本屋通信記事にびっくり」 デボーリンの墓守
 日本での生活が56年になるコラレスさんは取材に対し、新たな安全保障法制の関連法案について
「たくさんの憲法学者や国民が『憲法違反』と声をあげているのに、政権がまったく聞こうとしないという事態は異常だ。 憲法9条は日本だけのものじゃない。世界の、人類の宝だと思う」
 下の古本屋通信記事を読んで非常に驚きました。
 古本屋 「何をぬかすか、日本国憲法は日本だけの憲法だ。国境がない憲法があるか。日本の集会に出てきて内政干渉をするな! 叩き出してやろうか」
 あいた口がふさがりません。 彼は入党資格に日本国籍を定めている現在の日本共産党規約を当然視しているのでしょう。そして外国人が政治的発言をすることを「内政干渉」だと思っているのでしょう。
「内政干渉」というのは武力など強制力を用いて他国に介入することで、外国人個人が政治的発言をすることが内政干渉に当たるわけがありませんが。
 古本屋氏は「万国の労働者団結せよ」は内政干渉だと考える民族主義者のようです。



  古本屋通信

 選りによって自分にいちばん不利な所に噛み付いてきた。日本国憲法は日本だけの憲法ではないとでも言うのか。国境がない憲法があるとでも言うのか。それは1848年の共産党宣言でオワリだ。せいぜい81ヶ国の共同声明までだ。しかしコレは各国共産党共通のマニフェストであっても、党綱領でも各国憲法でもない。

 日本共産党の入党資格問題は戦後10以内に決着がついている。蒸し返すつもりはない。主に在日朝鮮人の党籍だが、双方まったく異存なくケリがついている。外国人を入党させない政党は日本共産党だけであろう。だから支持する。ここら辺は問答無用に願う。

 外国人が日本プロパーの問題、今回は日本の戦争立法という法制に口出しすることは紛れもなく内政干渉である (だから赤旗は在日外国人の集会参加の記事は掲載していない筈である。私が引用したのもブル新の朝日新聞だった。さすがにこの点では赤旗はいい加減ではない。赤旗は安倍政権批判にしばしば外国の声を援用するが、その範囲を細心の注意を払ってご覧ください。石村では赤旗記者は務まらない。坂井希だったから務まった)。ただし日本国籍を取得していれば日本人である。当然いかなる日本問題について発言してもよい。

 「万国の労働者団結せよ」 は本来的に労働者階級には国境がない、そういう階級だといっている。しかし現実問題として国境があるからこそ、国境を越えて団結せよといっている。それが内政干渉的発言がやりたい放題で構わないのなら、こんな楽な話はない。国際連帯とは各国プロレタリアートの各国革命運動を認めた上での連帯なのだ。

 デボーリン氏の投稿を石崎さんが歓迎しているか迷惑がっているか知らぬが、ブリッジ投稿のやりとりは今回限りとする。


  ひとことだけ加える。一国社会主義と世界革命の問題に係わるが、党籍問題、在日の政治発言問題とも、革命(論)の輸出はマズイという事である。突き詰めて行くとそうなる。そういう混乱は戦後世界史に限りなくあった。ソ連のチェコ侵攻、アフガン侵攻などの軍事介入には当然ながらその序章があった。党籍問題、在日の政治発言問題とも無責任な大衆迎合発言は慎むべきだ。この辺は藤野と一緒だね。



  翌朝に

 いま翌朝2時である。店に来て見ると拍手が3つ着いている。石崎ブログのデボーリン文には拍手がゼロだ。あちらさんの方が丸一日早くアップされている。勝負は早々についている。それはデボーリン文の幼稚もあるが、そもそも石崎さんのブログが非文学に馴染まないからだろう。デボーリン氏が自前のネット媒体を持たれることを望む。そうしないと対等な対話や論争は無理である。
  1. 2015/06/23(火) 10:26:37|
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