古本屋通信

谷川俊太郎の永瀬清子論

古本屋通信     No 1300   2月20日


 
 谷川俊太郎の永瀬清子論


 以下の3文はいづれも武田英夫の いのしし日記 2月18日分である。書き溜めて深夜にアップしたのであろう。それぞれ私の短評を加えた。



谷川俊太郎の永瀬清子論    武田英夫
  2015年2月18日 23:34
15日、熊山で「第18回朗読会・永瀬清子の詩の世界・・イトハルカナル海ノゴトク」が開催されました。詩人・永瀬清子さんの没後20年を記念した集会であり、詩人の谷川俊太郎さんの話があるということですので、万障繰り合わせて参加させてもらいました。
 谷川俊太郎を囲んでの座談会は、地元赤磐市の小・中学校の教師の「詩の授業」の創意的な取り組みの紹介もあり、それはそれで勉強になったのですが、谷川さんの次の一言が極めて印象的でした。
・・皆さんの努力は素晴らしいものがあるが、永瀬清子をあまり地元に取り込まないでほしい。永瀬清子は女性詩人として全国的・世界的な位置を占めている人なんだから・・・
 あらためて永瀬清子の「大きさ」を痛感させられました。
・・ユラメキタダヨエド我ハマドワジ、流レ去ルトモ我ハ忘レジ・・
 (揺らめき漂えど我は惑わじ、流れ去るとも我は忘れじ)
(「イトハルカナル海ノゴトク」永瀬清子より)
永瀬清子さんの凜とした姿勢が伝わってくるもので、私が大好きな一節です。



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 「万障繰り合わせ」 なくても行けるだろうが、たとえ暇で暇で死にそうだとしても、もう少し他に行くところがあったろう。永瀬だろうが片山潜だろうが、郷里の有名人の著名を使って村興しを試みるほどゲスはない。どうせ谷川を招んだのは吉備路文学館あたりを仲介にした熊山町だろ。谷川は来たくなかったが、仕方なくやって来た。それでも腹の虫が収まらないので (10万では不満? 30万は出せない。領収無しの謝礼金はホントに難しい。公務員は苦労する。明らかに谷川は不満だったんだ。そういう男だ。然し詩人なんて印税収入殆んどない。講演料だけが収入なんだ。同情はしないが、理解できる) 熊山町を皮肉った。

 「・・皆さんの努力は素晴らしいものがあるが、永瀬清子をあまり地元に取り込まないでほしい (こういう下らないイベントは今回限りにして欲しいという意味。古本屋)。永瀬清子は女性詩人として全国的・世界的な位置を占めている人なんだから」

 これは永瀬にたいする谷川の否定的な評価と皮肉が含まれている。「女性詩人として」 とはどういうことだ? 女だから(女限定で)「全国的・世界的な位置」 なのか? 谷川にアレコレ言われなくても、永瀬は世界的な位置は論外、全国的位置も占めてはおらん。よい詩もあるが酷い戦争賛美詩もある。全体のレベルもそんなに高くない。私に言わせると間野捷魯くにさだきみ以下である。

 まあ、それはそれとして、武田の文は 「谷川俊太郎の永瀬清子論」 になってない。それに永瀬もこういう引用のされ方を嫌がるだろうな。少しでも韻文(詩、俳句、短歌など)を理解するものは、こういう引用はしない。



憲法25条を問う「朝日訴訟」の意義・・裁判記録に沿って   武田英夫
  2015年2月18日 23:30
憲法第25条に規定する「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(生存権)を争った人間裁判・朝日訴訟の記念講演会に参加しました。主任弁護人である新井章弁護士が「朝日訴訟関連資料を発見して」と題して講演される興味深い講演会でした。
新井弁護士が紹介した裁判記録の中で、あらためて考えさされたのが、憲法25条の条文にある「最低限度の生活」という文言です。
単に「健康で文化的な生活」としていうだけでなく、「最低限度の生活」と記している意味は、「基準」を「時の政府の施政方針によって左右されることのない客観的なものとして国の責務を賦課している」という点です。
政府の恣意的な方針で社会保障の切り捨てがあってはならない・・この点を明確にすることこそ、私たちが現在、「朝日訴訟」に学ぶべきことだと考えさされました。


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 アホらし。やめた。




衆院本会議での志位質問・・「テロに屈するな」の言論封じでよいのか   武田英夫  2015年2月18日 23:22
昨日の衆議院本会議での志位委員長の代表質問の中で、「テロ問題での安倍総理の態度について」の論戦を注目して聞きました。
志位委員長は、総理が、「テロに屈する」の一言で冷静な検証を拒否する態度をとっていることを指摘しています。この議論には経過があります。
日本共産党の小池晃参議院議員が、総理の中東歴訪での言動を指摘し、「そういう言動をとれば、2人の日本人に危険が及ぶかもしれないという認識があったのか」とただしたことに対して、安倍総理は質問に答えず、「そういう質問をすること自体が、テロに屈することになる」と答弁しています。
志位委員長はこうした経緯を踏まえて、「『テロに屈する』の一言で、異論を封じ、冷静な検証を拒否するという態度でいいのか」と総理の姿勢を正したのです。
 エコノミストの浜矩子氏も「テロリストが何をどう考えているのか」「どういうところからあの残虐性が出てくるのか」を探求しそれへの対応抜きにテロ対策はないと語っていますが、全くその通りだと思います。
 日本共産党は、「2人の日本人が拘束されてから今日にいたるまでの政府の対応について、国民に納得のいく説明を行うとともに、検証にとって必要不可欠な情報を公開することを強く求める」(志位質問)ものです。


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 志位が無茶苦茶なのには綱領的根拠があるが、それに輪をかけた武田の無茶苦茶には根拠がない。浜矩子の引用などホラーのお伽噺か。私は既に書き尽したが、林や武田のような党員がいる限り、日本の帝国主義戦争は避けられそうもない。戦争前に二人を岡山の公職から永久追放しなければならない。
  1. 2015/02/20(金) 13:15:44|
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