古本屋通信

買い入れ本をどう捌くくべきか

古本屋通信     No 1215  1月7日

  買い入れ本をどう捌くべきか



  久しぶりに古本商売のことを書く。きのう年が明けて初めて田舎に帰った。私の実家の近く3キロの家の片付けで、古本が 「いっぱいある」 という知らせがあったので、買いに行った。

 たぶん5,000冊はあったろう。買い取ったのは約150冊だ。昼なのに室内が暗かった。150冊は総冊数の3パーセントだから、こういうクチは岡山からわざわざは来れない。田舎に帰っていてよかった。まあ、本好きな読書趣味の方の遺品だ。支払った金額は6,000円である。頑張ったほうだ。まあ寂しいワナ。


 岡山の自宅に持ち帰った。ああ、いい本がないなあと嘆きながらもザッと検索した。一冊の学参 『完全英文法』 だけが値が付くかなあ。疲れが出たので、床に就いた。

 夜中に眼が覚めた。パソコンは床の横にある。昨夜目も呉れなかった小冊子に目をやった。何だか怪しげな雰囲気があったので、ダメ・モトで最後に拾ったクチである。結論だけ。桜沢(櫻澤)如一の本と関連本だった。これが50冊あった。私の店のスジではないが、検索したらソコソコだった。



 さてどう捌くべきか。ふつうなら今日、フロンティアの吉冨さんの所に持込むだろう。しかし今日水曜日はフロンティアの定休日なのだ。明日第2木曜日は岡山の新年交換会である。よし、一風堂さんに持込もう。そう決めた。吉冨さんには新年の交換会で投票してもらえばよい。その方が高値で落ちるだろう。それに決めた。

 然し止め札をどうしようか。2万円は無理か? 1万円はいやだなあ。どうしようか? 一風堂さんに任せよう


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  桜沢如一   ウィキペディア

桜沢 如一(さくらざわ ゆきかず、生来はにょいち。1893年10月18日 - 1966年4月24日)は、思想家・食文化研究家。
マクロビオティックの提唱者として有名で、海外ではジョージ・オーサワ(George Osawa)の名で知られている。

経歴[編集]
和歌山県新宮市(当時の東牟婁郡)の貧しい武士の家系に生まれる。14歳で祖父三四郎、父孫太郎等一家で京都に転居するも貧窮の中で職を転々とする中で病気に苦しみ、二十歳の頃、食養家・後藤勝次郎を通して[1]石塚左玄の「食養生」に触れ、健康を回復する。その後貿易商として活動する傍らで、石塚の主宰していた大日本食養会に参加。1924年には同会会長となり、石塚の死後伸び悩んでいた同会の復興・指導に専念する。1939年、大日本食養会本部付属・瑞穂病院の閉鎖を機に同会を脱退、翌1940年、無双原理講究所を滋賀県大津市に開設する。

その傍ら執筆活動を続け、石塚の唱えた「夫婦アルカリ説」「ナトリウム・カリウムのバランス論」を易経の陰陽に当てはめた無双原理を提唱。1929年に単身シベリア鉄道経由でパリに渡り、ソルボンヌ大学に留学。次いで、同年、フランス語にてパリのVrin社より『Le Principe Unique de la Science et de la Philosophie d'Extreme-Orient (東洋哲学及び科学の根本無双原理)』を上梓、東洋思想の紹介者としてヨーロッパで知られる様になり、アンドレ・マルローなどと親交。1937年に帰国すると『食物だけで病気の癒る・新食養療法』を実業之日本社から刊行。たちまち300版余を重ねるベストセラーとなる。

戦時中は夫人で食養料理研究家の桜沢里真の実家のある山梨県に疎開。戦後は世界連邦運動に取り組む傍ら、再びインド・アフリカ・欧米など世界各地を訪ね、マクロビオティックの普及に注力する。1955年には、アフリカ・仏領ガボンにてアルベルト・シュバイツァー博士と会見し、西洋医学、栄養学の限界とその改善を進言するが受け入れられなかった。

1960年代初頭、原子転換に係る研究者であるルイ・ケルヴランはパリにおいて桜沢の主催する東洋哲学講演会に出席し、強い感銘を受けた。2人の交流は、相互に影響を与えたが、特に、桜沢は、その後の活動の主力を原子転換にシフトすることになる。 1964年6月21日、桜沢は、自ら考案の装置にて、Na→Kの低温低圧原子核転換の成功を述べている(客観的な真偽不明)。

後進の育成にも努め、無双原理講究所からは奥山治、その後身である戦後の真生活協会(メゾン・イグノラムス、略称MI。現在の日本CI協会)からは、久司道夫、大森英桜、岡田周三、菊池富美雄らが育った。桜沢の元で一番長く師弟関係であったのは松岡四郎(前正食協会会長)である。
死因は心筋梗塞。

脚注[編集]
1.^ 太田竜『日本の食革命家たち』柴田書店、1984年。58頁

参考図書[編集]
ルイ・ケルヴラン著/桜沢如一訳 『自然の中の原子転換』 日本CI協会。
桜沢如一著『無双原理・易』 日本CI協会、1971年2月。
潮文社編集部編『心に残るとっておきの話』(第1巻)[潮文社]西尾康人氏が「桜沢如一先生の秘話」といういう一文を書かれています。終戦前に満州に訪れ、ソ連に入るまでを書かれています。



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  以下は「日本の古本屋」の売価15,000円以上。


食物だけで誰でもできる健康の学校
金沢文圃閣
30,850円
桜沢如一編、 無双原理講究所、 1941
初310頁



心臓を入れ替へる法 無双原理真生活法の極意 ランピ島探検
岩書房
30,500円
桜沢如一著、 無双原理研究所、 昭和19年
190頁、文庫、やけ強、しみよごれ顕著、剥げ傷み多



心臓を入れ替へる法 無双原理真生活法の極意 ランピ島探険 無双原理の研究 第五期第一篇 画像あり
伊東古本店
30,000円
桜沢如一、 無双原理研究所、 昭和19年、 1冊
文庫判、190頁、奥付無



食物だけで誰でもできる健康の学校 世界の新秩序建設は健康より 健康は食物より 画像あり
伊東古本店
25,000円
桜沢如一、 無双原理講究所、 昭和16年、 1冊
A5判、310頁、並本、背褪色



未開人の精神と日本精神 夢の国は神の国なり 「八紘一宇」世界国家建設の心理学的設計書 [無双原理の研究]第三期第六~・・・ 画像あり 伊東古本店
20,000円
桜沢如一、 無双原理研究所、 昭和18年、 1冊
315頁、表紙の著者名(大川周明)の上に紙片貼付



日本精神の生理学 画像あり
伊東古本店
20,000円
西端学、桜沢如一、 日本食養研究所、 昭和16年、 1冊
重版、135頁



自然医学―食物療法総覧
相澤書店
18,000円
桜沢如一、 日本CI、 1979年復刻3刷
裸本。表紙ヤケ茶ジミ。小口ヤケ。



食養講義録第1~5・7~12講
泰成堂書店
15,750円
桜沢如一、 食養会事業部、 昭11、 5冊
函 食養学序論・食養学原論・食養料理法・食養療法


千三百年前の一自由人 「コンパ文庫第一巻」
古本屋ぽらん
15,120円
桜沢如一、 日本CI、 昭34、 1冊
フランス装 背ヤケ 経年のシミアリ


不思議な世界 無双原理の研究・第2篇 科学は無双原理世界観に近づきつゝあり
伊東古本店
15,000円
櫻澤如一、 無双原理講究所、 昭和16年、 1冊
*73頁


食物と人生 『無双原理の研究』叢書・第2期第12篇 『食』断章・真生活運動の指針
伊東古本店
15,000円
櫻澤如一、 無双原理研究所、 昭和18年、 1冊
94頁


P・U 中国四千年史 日華協力萬國一家建設の鍵 『無双原理の研究』第3期第1・2篇 幸福な世界のベデカー・第2の《食・・・ 伊東古本店
15,000円
櫻澤如一、 無双原理研究所、 昭和18年、 1冊
127頁


コンパ文庫(5)― LE COMPAS 24-29 コンパ合本
相澤書店
15,000円
桜沢如一、 日本CI、 1960年
ペーパーバック。表紙小口頁ヤケ。裏表紙と小口中央に「正食の家」蔵書印


食養講義録 【復刻版】―(食養学序論・食養学原論・食養料理法・食養療法)
相澤書店
15,000円
桜沢如一、 日本CI協会、 昭和52年復刻版
合本復刻版。裸本。小口少ヤケ


東洋医学
相澤書店
15,000円
桜沢如一、 日本CI、 昭和33年非売品
157頁。B5サイズ。表紙頁ヤケ多。ペン線引き。見返しテープジミ


コンパ文庫(第一巻)千三百年前の一自由人
相澤書店
15,000円
桜沢如一、 日本CI、 1959年
簡易フランス装。表紙小口ヤケ。表紙茶ジミ。

  1. 2015/01/07(水) 06:43:11|
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