古本屋通信

竹永光恵市議のお義父さん

古本屋通信     No 1207  1月2日

  竹永光恵市議のお義父さん



  日本共産党岡山市議の竹永光恵さんが元旦のブログで、日本共産党員だったお義父さんのことを書いている。竹永さんがお義父さんのことを書くのは数年前に次いで二度目だ。私は毎日読んでいる。めったに取り上げないだけだ。今回は全文引用させていただく。



1月1日  新しい年が始まりました。
投稿者 :竹永みつえ
新しい年が始まりました。今年は戦後70年.あらためて、戦争をする国に暴走している安倍政権と、きっちりとたたかわなければ!と決意を新たにしています。
年末、姑の部屋を掃除していたら、舅の古い写真が出てきました。
大正14年生まれの義父は16歳から満州鉄道に入り、19歳で兵に入隊。この写真は出征する先輩の壮行会の夜に、当時二十歳だった義父が初めてお酒を飲んだと書いています。その最後に、青春再び来ずか?の文字。せつないです。その後すぐ終戦。その後捕虜になり、そこで人類平等の共産主義思想に触れ、
日本共産党に入党した筋金入りの人でした。
じだい という義父の作った詩に、おろかな戦争がなんだったのか?怒りと悲しみが感じられます。

また私の母も被爆者です。2度と戦争のない国へと、ずっと彼女も平和運動をしていました。

こういう、人達の思いしっかりつなげて、今年も頑張ります。
どうぞよろしくお願いします(^O^)/




  古本屋通信

 私が数年前に読んだ時も僅か数行だった。しかし強烈であり、私は竹永さんの話になる度に、これを持ち出した。「竹永さんは、ええ筋しとる。筋金入りじゃ」。私は家系や血統を過大に評価することには反対だ。しかし先祖が自由民権運動の闘士だったり、古くからの共産党員だったら、誇らしく書いてもよいと思う。

 僅か数行の竹永文だが、推測を交えて感想を書く。
 夫君の実父だが、県北と聞いている。ならば戦災に遭ってないだろう。戦前の遺品はともかく、戦後の党員時代の書籍や資料を一家は処分されたのであろうか。いや、古本屋的興味からではない。そんなものに古本価値はない。竹永さん夫婦はそれをどう処分されたのだろうか。上記の一枚の出征直前の写真だけ残っていたのだろうか。


 以下は推測だ。満鉄志願は当時の青年の青雲の志だった。日本の中国侵略の巨大な「成果」が満鉄だった。また兵役は侵略の地での徴兵だったのか、それとも志願兵がったのか。いずれも当時の青年のたどってきた道である。

 敗戦での捕虜と抑留はソ連領シベリア半島の極冷の地だった筈だ。また、この地で間違いなくお義父さんは共産主義の教育を受けて、そして共産主義者になった。日本共産党員になったのが日本に帰ってからか、それともシベリア時代か、私は分からない。かの地にも党組織はあったと思う。それが日本共産党だったか、それともソ連共産党だったか分からない。当時はどっちでもよかった。

 日本での党活動の一つは村会議員だったと承知している。それは不確かだが、間違いないことがある。当時の党組織は50年分裂の真っ只中にあり、岡山の党は主流派だったということだ。その中でのアレコレ、単色では描けない戦いがあった。

 私は歴史を引き継ぐ際には 「いいとこ取り」 しない事だと思う。負の遺産も引き受けるということだ。上記をたったこれだけ見ても、不破哲三の近著 『スターリン秘史―巨悪の成立と展開〈1〉 統一戦線・大テロル』 のデタラメが分かる。これでは貴方のお義父さんの党員時代はどうなるのか、貴方は考えたことがありますか。机上の大論文を書いても、歴史に向き合うことにはならない。不破氏を批判しきる「科学の目」を持とう」ではありませんか、竹永さん。


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不破哲三の著書

▽おもな著書
 ●新日本出版社からの出版物は同社のホームページに内容の紹介があり、注文・購入できますのでご覧ください ##私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言(新潮社)
##どう考える北朝鮮問題──不破議長に聞く(党出版局発行)
##チュニジアの七日間
##『資本論』全三部を読む 第1冊~第5冊
##マルクスと『資本論』1──再生産と恐慌(上)
##マルクスと『資本論』2──再生産と恐慌(中)
##マルクスと『資本論』3──再生産と恐慌(下)
##ふたたび「科学の目」を語る
##北京の五日間
##二つの世紀と日本共産党
##二十一世紀はどんな時代になるか
##二十一世紀と「科学の目」
##ここに『歴史教科書』問題の核心がある
##日本共産党綱領を読む
##科学的社会主義を学ぶ
##世紀の転換点に立って
##日本共産党の歴史と綱領を語る
##日米核密約
##一滴の力水 同じ時代を生きて(水上勉氏との対談、光文社)
##「首都移転」を考える
##日本共産党の東南アジア訪問 マレーシア、シンガポール、ベトナム、香港
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##新 日本共産党宣言(井上ひさし氏との対談、光文社)
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##レーニンと資本論(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)


##『エンゲルスと資本論』(上・下)
##『日本共産党と中国共産党との新しい関係』
##『新しい国づくりを提唱する』
##『現代日本における大衆的前衛党』
##
##『地方政治と議員活動』
##『千島問題と平和条約』
##『二十一世紀の日本をめざして』
##『革新の本流を大河のように』



##『綱領路線の今日的発展』(上・下)
##『経営のなかの日本共産党』
##『人民的議会主義』
##『科学的社会主義と執権問題』(文庫)
##『不破哲三国会論戦集』
##『日本共産党 その歴史と路線』
##『スターリンと大国主義』(新書)
##『資本論と今日の時代』
##講座『家族、私有財産および国家の起源』入門
##社会主義入門―『空想から科学へ』百年
##『古典への旅』(新書)
##『資本主義の全般的危機』論の系譜と決算
##『自然の弁証法』―エンゲルスの足跡をたどる
##レーニン『カール・マルクス』を読む
##「『新しい思考』はレーニン的か」
##『自然の秘密をさぐる――宇宙から生命・頭脳まで』
##『科学的社会主義における民主主義の探究』
##『ソ連・東欧問題と現代の世界』
##『宮本百合子と十二年』
##『私の宮本百合子論』
##『ソ連覇権主義の解体と日本共産党』
##『たたかいの記録 ソ連・中国・北朝鮮――三つの覇権主義』
##『労働基準法を考える』(新書)
##『日本共産党にたいする干渉と内通の記録』(上・下)
##『科学的社会主義の運動論』
##『史的唯物論研究』
##『対話 科学的社会主義のすすめ』(新書)
##『マルクス、エンゲルス百年―日本共産党はをうけついできたか』
##『古典学習のすすめ』
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▽山の本(山と渓谷社刊)
##『回想の山道』
##『私の南アルプス』
  1. 2015/01/02(金) 09:49:13|
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