古本屋通信

若きコミュニストの誕生

古本屋通信     No 1180   12月13日

   若きコミュニストの誕生



  選挙戦は余すところ今日だけになった。なんと昨日の赤旗日刊紙には、一面全幅で中国と四国の記事が載ったのである。もちろん疲れを知らぬ志位委員長がそこにいた。岡山と松山に志位和夫が応援に来た。しかし主役は志位ではなく、2人の若き候補者の大平よしのぶ浜川ゆり子だった。私は若き2人の候補者に、はっきりとコミュニストを見た。何が何でも当選させねばならない。最後の一日、私も微力を尽くす。

 私は告示後、応援記事を遠慮したが、ずっと記事と映像を追い続けた。雰囲気も読めた。たぶん中国はいける。何処でも信じられないくらい凄い熱気だ。四国の浜川も負けていない。人柄が良いし、演説も秀逸である。しかし私は四国にいたからよく分かるが、高知以外の保守地盤はナミではない。定員6の四国では落とすかも知れない。


 ここでは大平よしのぶのことを書く。
 
たぶんいけるが、落としても私は失望しない。これは(僭越だが)大平自身も変わらないのではなかろうか。「期待にそえなくて申し訳ない」 とは言うだろう。そしてその気持ちに嘘偽りはないけれど、大平は2、3日後にはケロッとして党広島県常任活動家の日常に戻っていると私は思う。これがコミュニストなのだ。息子は言うだろう 「お父ちゃんは残念だろうけど、ボクはよかった」 と。息子を抱きしめて、これで候補者活動は終わりである。

 大平のブービーは全てよかった。そのよさを私が解説するのは野暮であろう。見て欲しい。迫力が違う。ただひとつだけ特別に見て欲しいムービーがある。全く迫力のないブービーを見て欲しい。東京の赤旗まつりで比例候補として発表される少し前のものだ。岡山の中国ブロック事務所のHPに残っている。こんなもの(石村とも子の活動記録)をいまだに残している武田英夫に悪意を感じるが、それを逆手にとって紹介する。

 「広島の青年と学費問題で政府交渉 ・・・・」。 短いものなので見て欲しい。主役は石村と広島の女子学生だ。二人が参院の田村智子に要請書を渡している。ところが大平よしのぶも同行しているのだ。このとき内々に赤旗まつりの比例候補の話があったかどうか分からない。私は本人だけには知らされていたと思う。だって生活がまるで変わるのだから本人の了解は要るだろう。大平は自分の役どころを熟知している。このムービーを見てかれに気を留める人はいない。見事に自分を消している。大平の迫力どころか存在感ゼロである。これが本当のコミュニストだ。

 ひとは一般に自分が他人に注目される部署を担当すると嬉しい。だから生き生きする。しかし誰からも注目されない部署に配置されると失望したり、場合によっては僻んだりする。でもこれでは組織は廻っていかない。企業の中でも嫌われる。企業が立ちゆかなくなるからだ。まして左翼ではー。心得違いのモデルケースが例の大田市議だった。

 最終日の選挙記事としては非常識だったかも知れない。私にとってこの選挙は若い共産党員の候補者を身近に見られる良い機会だった。大平、浜川、藤野(北陸信越)、 宮本徹(東京)等。これとは別に池内さおりと坂井和歌子も見た。坂井の国会議員もありうる。これは然し私生活が狂うだろう。



  1. 2014/12/13(土) 02:50:50|
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