古本屋通信

新刊書がはいった

古本屋通信 No 114  1月18日

  新刊書がはいった

 新刊書がはいった。刊行後まもない文庫と新書約100冊。回収業者さんを経由してだが、旧蔵者は40歳台の女医さんと看た。レベルは高い。古本屋はどうしても古書に偏りがちだ。こういう新刊の入庫は自分用にも嬉しい。
 そのなかに 『 新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか 』 なる一冊があった。任意に頁を開けて行を追う。駄目だ。偽物だ。ふつう捨てるが、証拠物件として残して、晒し首にすることもある。そういう時に、アマゾンのカスタマーレビュー の世話になる。私に代って酷評してくれるライターがいる。今回は ZYX さんだ。信頼できる人です。



新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか
松尾 匡 著  講談社現代新書

カスタマーレビュー
お話にならない。2013/1/6 By ZYX
著者が歴史を理解する能力を全く欠いているということだけが理解できるというどうしようもない本。このような連中がのさばっていると革命運動再建に対する重大な障害となる可能性があるが、さいわい有名なトンデモ本 * 註『ポスト戦後体制への政治経済学』 と同様に、大した影響を与えることもなく消え去りそうである。というかこんな人物を雇用する大学は何を考えているのか。一刻も早く消え去ってもらいたいものである。


 以下、古本屋通信
 どうですか? これでいいんです。内容などに立ち入っていたら、それこそ相手の思うつぼです。けっして内在的な批評・批判など試みてはなりません。だって、内在的な批評・批判はそれをつうじて新しく、より高い到達を目指すときにのみ必要なのです。このばあい罵倒だけが必要なのです。


 以下はウィキペの記事  どうせ自分で書いて送った記述だろう。こんな微細で本人に好都合な記事を、他人が書いて貼ってくれるハズがなかろう。以下の赤字部分に注目されたい。ミエミエだね。ホント、恥ずかしい ( 笑 ) 。

松尾 匡(まつお ただす、1964年7月25日 - )は、日本の経済学者。久留米大学経済学部教授を経て、2008年4月より立命館大学経済学部教授。石川県出身。
置塩信雄の晩年の弟子であり、主流派経済学を理解したうえで、数理モデル分析やゲーム理論を駆使したマルクス経済学を展開できる、日本では数少ないマルクス経済学者の一人である。
主な研究テーマは、
マルクスの近代システム認識から見た現代資本主義と非営利・協同ネットワーク
経済理論の長期理論と短期理論の確定とその景気循環論を媒介とした総合
労働者間関係へのゲーム理論の応用
マルクスの制度分析へのゲーム理論の応用
多岐にわたるが、いずれも現代社会が抱える現実的な問題に強くコミットしつつ、高度な理論性をそなえたものである。
経歴 [編集]
1987年3月、金沢大学経済学部経済学科卒業
1992年3月、神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了、博士(経済学)単著 [編集]
『セイ法則体系――マルクス理論の性格とその現代経済学体系への位置付け』1996年3月 (九州大学出版会)
『標準マクロ経済学――ミクロ的基礎・伸縮価格・市場均衡論で学ぶ』1999年11月 (中央経済社)
『近代の復権――マルクスの近代観から見た現代資本主義とアソシエーション』 2001年2月 (晃洋書房)
『はるかさんとラピート君の 入門 今どきの経済――国家から市場へ、そして…』 2001年5月 (晃洋書房)
『「はだかの王様」の経済学──現代人のためのマルクス再入門』 2008年4月 (東洋経済新報社)
『商人道ノスヽメ』 2009年6月 (藤原書店)
『対話でわかる痛快明解 経済学史』 2009年8月 (日系BP社)
『不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門(双書Zero)』 2010年7月 (筑摩書房)
『マルクス経済学 (図解雑学シリーズ)』 2010年10月 (ナツメ社)
『新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか』
『ソ連の「社会主義」とは何だったのか』共著 1996年2月 (大月書店) 第8章執筆と「資料2」翻訳担当
『ポスト戦後体制への政治経済学』共著 2001年5月 (大月書店) 補論1担当
『市民参加のまちづくり――NPO・市民・自治体の取り組みから』共著 2001年10月 (創成社) 序章、第13章「イベント・コンベンションの経済波及効果の正しい推計法」執筆、および第8章、第11章のまとめ・注担当
『新しい教養のすすめ 経済学』共著 2002年4月 (昭和堂) 第4章「ケインズの経済学」
『市民参加のまちづくり【戦略編】──参加とリーダーシップ・自立とパートナーシップ』共著 2005年1月(創成社) まえがき、第1章「長浜・湯布院のまちづくりの転換<シンポジウム収録>」、結章「アソシエーション的発展と脱アソシエーション的変質──既存三社会システムとの関係の中で」
『比較ジェンダー論──ジェンダー学への多角的アプローチ』共著 2005年4月(ミネルヴァ書房) 第8章「賃労働・家事労働とジェンダー」
『マルクスの使いみち』共著 2006年3月 (太田出版)
『市民参加のまちづくり【英国編】──イギリスに学ぶ地域再生とパートナーシップ』共著 2006年5月 (創成社) 第5章「タウンモビリティの経済的意義」執筆、および第4章のまとめと補足
『市民参加のまちづくり【コミュニティ・ビジネス編】──地域の自立と持続可能性』共著 2007年1月 (創成社) 第9章「市民事業の経済倫理としての商人道」 以下、略。

  やれやれ、かなわんですな。世間では古本屋のオヤジなんかより、大学の先生の方がうんと信用があるんですなあ ( 苦笑い )。 しっかりせんかい、立命館さん。もちろん置塩先生のせいではないが、かれの学問とは別に、こういう不良を寄せ付ける何かがあったんだろうか、などと考えてしまった。( 古本屋通信 )

*
『ポスト戦後
体制への政治経済学』
は碓井敏正の本。
私は 『 通信 No 93 』 の 「出版社の崩壊」で「大月書店の碓井敏正の本なんか、ずっとまえから新自由書義肯定だ」と書いていた。( 古本屋通信 )
  1. 2013/01/18(金) 17:08:08|
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