古本屋通信

重労働の中学校教師

古本屋通信   No 914   6月26日


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               更新日時:2014/06/26 06:48



  重労働の中学校教師


 中学校の教師は重労働である。きょうの毎日新聞の一面と三面に記事が大きく掲載されている。その見出しだけを拾っておく。


 中学教諭勤務日本最長(34カ国・地域調査)  週53.9時 部活・事務要因  「授業外」仕事に追われ  残業 休日出勤当たり前  日本の教師 勤務時間最長


 まあ、色々と書いている。ブル新の記事とはいえ、それなりの力(リキ)がはいっている。しかし毎日が書かなくても自明の事実だ。で、この現実を解決するのに、残念ながら特効薬はない。反吐が出るような共産党の若者アンケートやブラック対策の似非法案は論外だが、単純に労基法どおりにやればよいという訳にもいかない。それでは生徒が救われないからだ。私にも有効な手立ての提案はない。それを承知で、その周辺のことを少し書きたい。

 まず前提だが、共産党岡山市議団のアンケート調査の一切が無効であることを確認しておきたい。岡山市議団には定期的に「市議と語る会」がある。そこには党の教員支部からも参加がある筈である。参加がなければ、地区委員会を通じて訊けばよい。若者アンケートなどクソにもならない。この事ははっきり指摘されよう。あるいは遠慮して言わないかも知れないが。

 本題に移る。教育労働者論については1970年代に論争があった。日教組内での論争のかたちをとっているが、実質は社共のあいだの論争、より端的には共産党と向坂派協会のあいだの論争だった。これには部落問題が絡む場合もあった。

 あれから40年経つ。結論だけ書く。痛み分けだった。私は当時、共産党の「教師聖職論」は誤りだと思い、そう書いてきた。向坂協会のほうが理論的には正しかったろう。しかし教師労働者論がしてきたことは、5時がきたら職場を去る、休日には出勤しないという原則闘争だけだった。これは事実上破綻した。共産党員の教師だけが苦労して戦ってきた。コレは事実である。

 しかし今世紀に入って共産党系教育労働運動も破綻した。高教組の組織率は低下し、専従さえ確保困難になってきている。全教は伸び悩み、一部の県を除いて機能は停止している。小中学校の共産党支部はOBで辛うじて持続している。

 ここでも結論だけを書こう。もう一度、向坂派協会の労働運動論に帰らなければならない。よりよい教育を提供する運動を捨てることは出来ない。しかしそれは労働運動の課題ではない。教育運動と労働運動を区別した方がよいだろう。

 もう少し書くつもりだ。
  1. 2014/06/26(木) 08:59:16|
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