古本屋通信 No 3143 2018年 02月28日
共産党が統合失調症を発症? 解党主義の最終的な完成
率直に問う。希望の党は敵か、それとも味方か? 答え。敵に決まっているではないか。
アッと驚くなかれ、きょうの赤旗一面トップの見出しはコレ。
6野党結束 国民の命にかかわる大問題 「働き方」法案提出断念を
「働き方」法案が問題になっているのは知っていた。法案をめぐって与野党の攻防が続き、その過程で自公の補完勢力である維新や希望が自公と同一歩調を取らず、反対にまわることはある。コレまでの長い国会の駆け引きの中では、民社党が自民党提出の法案に反対したことなど幾らでもあった。なぜなら別の政党を名乗っているのだから。
で、きょうの赤旗の言う6野党とは? 合同院内集会で拳を突き上げている面々は? それは共産、立民、民進、希望、自由、社民と書いてありました。自由、社民なんて数名しかいないでしょ。民進は衆院は無所属の会だから、中心は立民、共産、希望なのよね。
なんと日本共産党はついに自民党の補完勢力である希望の党との共闘に踏み切ったのです。これでは次期参院選挙は希望を含めて6野党共闘で行かなければなりませんね。ついでに維新も含めて7野党共闘つまり全野党共闘でたたかったらいかがでしょうか。京都府知事選挙はオール相乗り?
ためにする因縁を付けているのではありません。たかが「働き方」法案の院内事情などで、まちがっても「6野党結束」などと、当面の参院選挙をたたかう「4野党共闘」と混同するような見出しを使うなということです。
でも私がきょうのエントリーを立てた意図は、赤旗の表現の不正確をなじるためのものではありません。見ていてごらん、何時の間にか希望の党の位置付けが微妙に変化し、自公の補完勢力から野党共闘の相方(=相棒)に移動するからね。
コレ希望の党が変化したのでは全くありません。民進党無所属の会が希望に色目を使い続け、立民も希望を斬り捨てられない、そこで共産党も希望の評価を変えつつあるのです。「働き方」法案はチャンスだったのです。
まあ見ててごらん、参院選の「4野党共闘」は絶対にありえない、たっだら曖昧にして、希望も仲間に入れちゃう、ということ。コレを日本共産党の統合失調症発症と呼んでおきましょうか。
何も特異なことを言っていませんよ。たとえば岡山選挙区では、江田五月が候補者をどこからか探してくる、それはおかやまいっぽんの宮本龍門かも知れない。宮本を岡山民進党が担ぐ、それに共産党岡山県委員会が乗る、立民の高井も乗る。そしたら希望の柚木と津村も乗るでしょう。立派な6野党結束が完成します。
きょうの赤旗見出しは「4野党共闘」の崩壊を赤旗自身が認めた表現ですが、それに留まらない日本共産党の解党主義の完成の表現と云えるでしょう。
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- 2018/02/28(水) 06:52:54|
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古本屋通信 No 3141 2018年 02月26日
アメリカ帝国主義はどう出るか
私は直前板で 「オリンピック期間中、帝国主義者の手先たちが朝鮮の高位代表団の入「韓」を妨害すべく醜い策動をしたが、すべて水泡に帰した。代表団はアメリカとさえ対話すると示唆したのだから、手先どもは惨めに引き下がるしかなかった。」 と書いた。大字について、世に倦む日日が詳説しているので、長文だがそのまま転載する。ただし全面的には同意できない。何時の場合も、この男の読みは時局的すぎる。帝国主義者とのたたかいは、かつてベトナム戦争中にベトナム(北)がパリ和平会談に臨んだように、話し合いを全て拒否するものではない。だが世に倦む日日の論では帝国主義者の本質が平和志向に変わるかの響きがある。まあ今後の展開を占う参考にはなるだろう。アリガトウございます。
北朝鮮がようやく「米国と対話の用意がある」と発言 - 米朝対話へ 世に倦む日日 2018-02-26 23:30
c0315619_13460454.jpg昨日(25日)、平昌五輪閉会式に出席する北朝鮮の金英哲が文在寅と会談、「米朝対話の用意がある」と発言し、マスコミが報道するところとなった。トランプ政権になって北朝鮮核危機が緊迫化して以降、北朝鮮の側から「米国と対話の用意」の発言が出たのは初めてのことだ。これまで、米国の側は何度も「対話の用意がある」と合図を送ってきた。最も鮮烈に記憶に残っているのは、12月12日にティラーソンが発した、「前提条件なしで北朝鮮と会合する準備ができている」「とにかく会ってみよう。北朝鮮が望むなら天気の話をすることもできる」という言葉だ。この柔軟な姿勢には驚かされたが、公式の場での表明であり、明らかに北朝鮮に向けてメッセージが発信されていた。その後も、マティスやペンスなど米政府の高官から「対話の用意」の発言が相次ぎ、現在に至っていて、米国が北朝鮮からの前向きな返事を待っている状況が窺い知れた。これまで北朝鮮はその誘いに応じず、ずっと威嚇と挑発の声明のみを米国に返していたが、今回、初めて対話に応じる旨の意思表示を発したわけで、このことの意味はきわめて大きい。
c0315619_13464945.jpg記事の内容から分かるとおり、これは文在寅が会談で金英哲から引き出した発言で、韓国政府側が大きなニュースにしてマスコミに発信させた政治だ。が、そのことを外交上手の北朝鮮が知らないはずがなくて、文在寅の誘い水に乗る形で、この重大なコミットを会談の場で明示している。言質を取らせている。外交のファクトを作っている。当然ながら、金正恩からの指令を受けての予定の行動であり、マスコミ報道を使っての米国へのメッセージの伝達に他ならない。普通に解釈すれば、この訪韓中に会う用意があるからコンタクトしてこいという意味になるだろう。前回のペンスと金与正との会談はキャンセルになったが、今回はそのときに障害になった問題が解決できているからOKだという示唆に受け取れる。金英哲は2泊3日の旅程で韓国に入っている。明日27日に帰国する予定で、今日26日は丸一日韓国に滞在する。すでに昨日25日に文在寅との会談を果たした以上、あとは米国の代表団の誰かと会談するしか用事がないはずだ。そのための十分な日程の余白が確保されている。これも一つのメッセージと解してよい。
c0315619_13471974.jpgイバンカの方は本日26日午前に帰国だが、この米国代表団にはホワイトハウス報道官のサンダースが同行していた。日本のマスコミは全く注目しないが、この事実は異例のことではないか。前回のペンス訪韓の際はサンダースは随伴していない。WHの報道官がWHを留守にして海外出張するケースというのは、通常、大統領がG7やG20やAPECに出席して、それに付き従ってプレス対応するときに限られる。WH報道官は米政権の意思を世界に発信する。WH担当の記者の相手をするのが業務だ。だから、本人は必ずWHにいなくてはならない。WH報道官に代理とか副の役職はない。そのサンダースが、わざわざ補佐官イバンカのお供をして韓国に入ったのは、五輪見物のためではなく、焼き肉食って物見遊山するためでもなく、よほど重要な外交事案を抱えていたからに違いないと誰でも想像する。確定した行動ではなくても、そこに北朝鮮との接触・会談が控えていて、臨機応変に対応するため、トランプがスタンバイさせたと考えるのが適当だ。サンダースはトランプの口であり、イバンカがプレスの前面に立たない場合はサンダースが立つしかない。
c0315619_13481538.jpgいずれにせよ、北朝鮮は外交カードを切ってきた。「対話の姿勢を示せ」という米政権側のリクエストに応えて直球のボールを投げ返してきた。次は米国のアクションの番だ。そして、米朝対話の環境を熱心に整備しているのは、当時者であり同盟国の韓国で、南北が米朝対話を催促する形になっている。こうなると、米朝対話の開始となり、対話の中身をどう詰めるかという段階に自ずと進む。核問題についてどう北朝鮮と交渉してどう合意するか、どこで双方が妥協してどう着地するかというところに米国の関心が移る。そう考えてよい。米国側は、北朝鮮がさらに劇的に柔軟姿勢を強めると予測して様子を窺う構えをとるはずだ。私の観測も同じで、北朝鮮はこの流れと勢いを強め、韓国の次に米国に対して平和攻勢に出るだろう。少なくとも、パラリンピックが終わる3月18日までは米朝の間で軍事的緊張が高まる事態はない。それまでの時間を、韓国と北朝鮮は米朝対話の下地作りに使える。4月に米韓合同軍事演習を再開する場合は、艦隊や部隊を大がかりに動かさないといけないから、米軍内の指示や準備を3月中に行わないといけないことになる。3月に対話ムードがさらに進展し、トランプが交渉に本腰を入れれば、4月の米韓合同軍事演習は延期されることになる。
c0315619_13483501.jpg前回の、02年から04年の頃の北朝鮮核危機を思い出していただきたいが、国務長官だったパウエルが北朝鮮に対して核放棄を呼びかけ、見返りに「包括的支援」をプレゼントすると宥和政策を公約していた経緯があった。「包括的支援」の内容は、体制保証は言うまでもなく、食糧・エネルギーの支援まで含んでいて、ブッシュ政権の米国がそこまで譲歩するのかと私は驚いたものである。北朝鮮は「悪の枢軸」の一国だった。北朝鮮を欺くためのフェイントかなと疑ったが、そうではなく、実際にその外交戦略を基礎に据えている真実は、ハト派のクリストファー・ヒルが北朝鮮問題担当の国務次官補となり、六カ国協議の米国代表となって活躍したことでよく理解できた。米国(国務省)には過去からの北朝鮮外交の基本線があり、朝鮮戦争の休戦協定を終わらせて国交正常化するという宿題がある。米兵の遺骨の収集と返還、不明米兵の捜索など、戦後処理の手続きの問題がある。このことは日本のマスコミは無視しているが、米国の北朝鮮外交を動機づける重要な要素で、米国の国益上揺るがせにできない問題なのだ。どこかの時点で、米国は北朝鮮と国交正常化して戦後処理を終わらせないといけない。
c0315619_13484869.jpg別件ながら、少し気になったニュースとして、補佐官のマクマスターと首席補佐官のケリーの二人が辞任するのではないかという観測が流れている。トランプと関係がうまくいかないようだ。マクマスターはフリンの後釜で、ケリーはプリーバスの後釜でホワイトハウスに入ってきた男で、二人とも軍人である。マクマスターは陸軍の退役軍人。ケリーは海兵隊の退役軍人。この二人が補佐官としてトランプの周りを固めたことで、軍事政権の色彩がいちだんと濃くなったと懸念が言われていた。その二人がトランプと軋轢を起こしている。このフリクションが北朝鮮情勢にどういう影響を与えるかというと、客観的に見て、マティスとティラーソンの権力が相対的に浮上する結果に繋がる。国防総省と国務省の実務官僚たちの仕切りが、ホワイトハウスの政策決定に影響力を強める傾向になる。そう考えてよい。ティラーソンも、マティスも、北朝鮮との戦争に前のめりではなく、米国の国益を慎重に計算する男で、トランプにブレーキをかける役割を期待されている。そのことで米国民から信頼されている。ということは、ティラーソンとマティスの権力的地位が相対的に上がるということは、政権の北朝鮮政策がより対話重視の方向に向かうことを意味する。
それは、南北融和と米朝対話を急ぐ文在寅にとっては悪くない環境変化だろうし、逆に、北朝鮮との有事突入を急ぐ極右の安倍晋三にとっては嬉しくないバッドニュースだろう。
- 2018/02/26(月) 18:57:40|
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古本屋通信 No 3140 2018年 02月26日
ピョンチャンオリンピックの成功を心から歓ぶ
なぜだか知らないが、オリンピックのことを書いた共産党員は河村ひろ子さん一人である。まるで触らぬ神に祟りなしの趣である。怖いんだなあ、朝鮮問題に触れるのが。小さな勇気だけど、河村さんを讃えたい。
(以下は河村文ではなく古本屋通信文です) オリンピックを通じて、南北に分断された朝鮮民族はもともと同じ民族である、心はひとつである、そのことが世界中に示された。統一の悲願も言わずとも明らかであろう。いかなる帝国主義者といえども民族の悲願を妨げることは出来ない。オリンピック期間中、帝国主義者の手先たちが朝鮮の高位代表団の入「韓」を妨害すべく醜い策動をしたが、すべて水泡に帰した。代表団はアメリカとさえ対話すると示唆したのだから、手先どもは惨めに引き下がるしかなかった。かくして南北朝鮮はスポーツにおいても、また政治においても、協調と対話を通じて統一への力強い第一歩を踏み出したのである。とり残されたのは日本の安倍政権と日本共産党だけである。彼らは今や世界中の笑いモノになっている。中国も、ロシアも、あらゆるヨーロッパ諸国も、南北朝鮮の歩み寄りに温かい目を注いでいる。南北朝鮮の統一に困るのは、アメリカと安倍と志位だけである。
北朝鮮選手団帰国へ 合同チーム選手 抱き合って別れ
2月26日 11時23分 NHK
ピョンチャンオリンピックに派遣されていた北朝鮮の選手団と応援団が、北朝鮮に戻るため、26日朝、それぞれの宿泊先を出発し、このうち、カンヌン(江陵)の選手村では、アイスホッケー女子で合同チームを結成した韓国と北朝鮮の選手たちが涙を流して、別れを惜しみました。
25日閉幕したピョンチャンオリンピックに出場していた北朝鮮の選手団は、26日午前8時前、バスに乗ってカンヌンの選手村を出発しました。
出発の際には、アイスホッケー女子で合同チームを結成した韓国側の選手や監督も見送りに来て、涙を流しながら抱き合い、北朝鮮の選手たちがバスに乗ったあとも、窓を開け、手を握りあって、別れを惜しんでいました。
南北合同チームの韓国側の選手は、「北朝鮮の選手とは家族のように過ごした。一緒に撮った写真と手紙をプレゼントとして渡した。連絡がとれて、また会えるならいいけど、会えないかもしれないから」と述べ、涙をぬぐっていました。
また、南北合同チームを率いたマレー監督は「3週間しか一緒にいられなかったが、こんな気持ちになり、いかに私たちのチームが特別だったかを示していると思う」と話していました。
また、およそ230人の応援団の女性たちも26日午前8時ごろ、「またお会いしましょう」と笑顔で手をふりながらバスに乗り込み、宿泊先を出発しました。
応援団の1人は、「南北の統一を望む心は永遠に変わりません」としたうえで、記者団から、印象に残った競技を尋ねられ、「アイスホッケー女子の南北合同チームです」と答えていました。
このあと、選手団と応援団は、26日の昼すぎ、南北の軍事境界線を越えて、北朝鮮に戻る見通しです。
ピョンチャンオリンピックでは開会式で北朝鮮と韓国の合同入場行進が行われたほか、応援団が、北朝鮮の選手だけでなく、韓国の選手も応援するなど、南北の融和ムードが盛り上げられました。
一方で、北朝鮮のオリンピック参加に反対する抗議活動もたびたび行われるなど、北朝鮮への対応をめぐる韓国社会の分断も浮き彫りになりました。
- 2018/02/26(月) 14:31:29|
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古本屋通信 No 3139 2018年 02月26日
日本共産党岡山県党会議開かれる。
以下の福木さんの報告は県党会議である。岡山県党の最高の議決機関だが、共産党では県大会の名は使わず県党会議の名を使う。これは党大会は全党の大会しか存在しないとの立場である。この認識は民主主義的中央集権制に相応しい強固な前衛党を意味している。したがって正しい。
吉備中央町で、一日中会議
2018-02-25 21:31:14 日本共産党赤磐市議 福木京子
午前8:00すぎ自宅を出て吉備中央町に。今日は、午前10:00~午後4:30まで、一日中ここで会議でした。
会議は、来年の参院選、統一地方選勝利をめざす「県総合計画」を豊かに練り上げ、その具体化、実践の先頭に立つ新しい県委員の選出をしました。
県下の各支部での経験交流で、学ぶことがたくさんありました。共産党を丸ごと知ってもらう活動にがんばらなくてはと強く思いました。
休憩時間に、建物の中を見学していると、写真のような「お雛様」が飾られていました。キッズコーナーでは、親子がにぎやかに遊んでいました。大きな建物で、しまっている部屋が多く、維持管理が大変だろうと思いました。
明日、明後日の2日間は、赤磐市議会の一般質問の日です。私は、明日の2番目に質問します。多分11:30頃になるかと思います。ぜひ傍聴においでください
古本屋通信
この福木さんの報告を一読して、何の会議か分からないような人は、余り大きな顔をして共産党を語らないことだ。にゃん様の2チャンネルに当て付けて言うわけではなが、最低でも唯物論的認識は必要だということである。「新しい県委員の選出」は県党会議でしかなされない。
2チャンネルに唯物論、形而上学、物象化などの哲学用語が登場する。言葉は弄ぶために存在するのではない。現実を読みとき変革するさい、抽象的な概念が欠かせないから存在する。いまの2チャンネルの議論は恥かしくて見ていられない。河内のおっちゃん様が私に代わって相手をしているが、その他はレベル以前に心掛けがなっていない。共産党は議論のための議論の対象ではない。現実政治の中で果たしている有効性と無効の中でのみ語られるべきである。古本屋のコメントが俟たれるそうだ。敢て憎まれ口をたたいた。
本論の県党会議だが、県常任委員の大幅な改選はなかったらしい。県委員長の植木さんも、書記長の垣内京美さんも留任と聞いている。副委員長の森脇さんも留任。石井妃都美さんの県常任委員も変わらないらしい。
討議は3中総を受けての参院選をたたかう党勢の構築であったこ。が実際には各分野、各支部からの報告と活動交流であった。まあ意気消沈した会議でなかったことだけは確かだ。
すこし茶々を入れておこうか。2,3日前に党の中国5県委員長会議が岡山市であった。これは赤旗の西日本版に載っていた。それによると、参院選850万得票目標に見合う中国5県の得票は三十数万票(正確な数字を失念した)であり、この得票で仁比議員の再選、さらに 「大平の宝の議席を奪還」 することを確認したという。ちなみに昨年の衆院選挙の比例票は199,152票であった。前回参院選挙の比例票は22万弱だったろう。まあ中央に合わせるとこうなるのだが、絶対に達成不可能な数字である。このことは県党会議の出席者全員の常識であった。だから討議しようにも出来なかったのである。やれば党中央批判と県委員会批判になることは明らかだからである。
それでも「大平さんの宝の議席」 くらいの話は出たであろう。27日の赤旗西日本版によると大平は来たそうだ。それと、おかやまいっぽんの糞坊主・宮本と、立憲民主党の一人党員・高井と、社民党県連副代表が挨拶している。こいつらは県党会議前に挨拶して、会議が始まってら直ちに誘導されて追い出されている。当然だが、赤旗はそこを意識的に省いている。何が何でも野党共闘をデッチ上げたいらしい。尚、自由党の姫井由美子さんを何故差別して招ばなかったのか、ケシカランではないか。それと緑の党はやはり反党組織なのか? 民進党も招待していない。希望の党も招待したら? きょうの赤旗一面には6野党となってるゾ?
さて、次の参院選挙中国5県の比例票は15万だろう。これでは仁比は当落ギリギリ。全党的には4名がギリギリ。もっとも立憲民主党も壊滅必至だから、意外に500万票5議席は獲るかも知れない。
- 2018/02/26(月) 02:10:49|
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古本屋通信 No 3138 2018年 02月25日
右翼テロリストの朝鮮総連襲撃はーー
ーー安倍政権と日本共産党の朝鮮民主主義人民共和国に対する言われなきデマ攻撃と軌を一にして行われた。反朝鮮キャンペーンこそ右翼テロリストの温床である。日本共産党は右翼テロを糾弾するとともに、朝鮮総連に見舞いに出向け。
かつて私の真っ当な朝鮮論に対して、党カルトから2チャンネルに、以下のようなピントハズレな投稿があった。これこそが日本共産党の朝鮮認識の証左であろう。
北朝鮮を擁護する基地外は反党分子××古本屋店主だけ。
北朝鮮の主体思想を信奉する年金生活革命家の古本爺。
北朝鮮の手先のエロジジイと、ミサイルの話でもしてみようかな(笑)
↓ところでCM。ここのお店なかなかステキ。
××書店 岡山市××町×-×-×× 086-2××-××××
×にはすべて書き込み。究極の実名暴露。
断っておくが、私はかつて一度も朝鮮の体制を賛美したことはない(主体チュチェ思想はマルクス主義ではないワ)。この国が中立政策を採っていること、一兵たりとも海外派兵していないと言っている。核をふくめて軍事は独立国として当然の安全保障政策である。朝鮮の国内政治は朝鮮人民が選ぶことである。まあオリンピックを通じてデマは打ちくだかれつつあるだろう。
朝鮮総連中央本部に発砲 元右翼団体で活動の容疑者ら2人逮捕
2月23日 18時06分 NHK
23日未明、東京・千代田区にある朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会中央本部に向けて、男2人が拳銃を発砲し、警戒に当たっていた警察官にその場で逮捕されました。2人のうち1人は去年まで右翼団体で活動していたということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。
23日午前4時前、東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の前に男2人がワゴン車で乗りつけ、建物に向けて拳銃数発を発砲しました。弾は門の扉に当たりましたが、けが人はいませんでした。
近くで警戒に当たっていた警視庁の機動隊員が、男2人を建造物損壊の疑いでその場で逮捕しました。
警視庁によりますと、逮捕されたのは、いずれも横浜市の川村能教容疑者(46)と、去年まで右翼団体で活動していた桂田智司容疑者(56)で、川村容疑者が助手席から発砲し、桂田容疑者が車を運転していたということです。
また、現場から回転式の拳銃のようなものを1丁押収したということです。
調べに対し、2人は容疑を認めていて、このうち桂田容疑者は、去年、朝鮮総連中央本部の前で街宣活動を数回行っていたということです。
警視庁が詳しい経緯を調べるとともに、銃刀法違反の疑いでも捜査を進めることにしています。
朝鮮総連「許しがたい暴挙」
今回の事件を受けて、朝鮮総連のナム・スンウ副議長が23日午後、中央本部で記者会見を開き、「このような犯罪行為は、共和国と在日朝鮮人に対する許しがたい暴挙だ」と非難しました。そのうえで、「日本の捜査当局が背後関係を究明し、二度とこのような事件が繰り返されないよう、適切な対策を講じることを強く要求する」と主張しました。
「許し難い妄動」朝鮮総連に発砲で北朝鮮国営メディア
2月25日 5時37分 NHK
23日、東京にある朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会中央本部に向けて拳銃が発砲された事件について、北朝鮮の国営メディアは24日夜、初めて伝え、「わが国と在日朝鮮人に対する許し難い妄動だ」と強く非難しました。
23日、東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部に向けて、男2人が拳銃を発砲し、警戒にあたっていた警察官にその場で逮捕されました。
この事件について、北朝鮮の国営メディアは24日夜、初めて伝え、男2人の逮捕に触れたうえで、「わが国と在日朝鮮人に対する許し難い妄動だ」と強く非難しました。
そのうえで「安倍政権のわが国に対する強硬な政策や総連を弾圧する策動の雰囲気に便乗した右翼集団が計画的に起こしたテロ行為だ」と主張し、今回の事件を、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に対し圧力を強める日本政府とからめて批判しました。
- 2018/02/25(日) 19:11:39|
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古本屋通信 No 3137 2018年 02月25日
挑発分子を一網打尽にして、閉会式を成功させよう
わずか60人の米帝から金を貰った挑発分子(「(高位級代表団が) 韓国を訪れたなら、すぐに拘束して軍事法廷に立たせるべきだ」 「韓国の地を踏めば射殺すべきだ」 と公言したテロリスト) を一網打尽にして、ピョンチャンオリンピックの最終フィナーレである閉会式を成功させよう。朝鮮のキム・ヨンチョル副委員長をトップとする高位級代表団の訪「韓」に拍手を送ろうではないか。そして朝鮮中央通信のいうように、「核は民族共同の戦略資産」であり、同じ朝鮮民族に向けて発射されるものではなく、米帝を狙った防衛的権利であることを確認しよう。
五輪閉会式 北朝鮮代表団 再び韓国へ
2月25日 4時41分 NHK
北朝鮮は25日、ピョンチャンオリンピックの閉会式に合わせて、朝鮮労働党で韓国との関係を統括するキム・ヨンチョル副委員長をトップとする高位級代表団を韓国に派遣する予定で、アメリカ トランプ政権が最大限の圧力をかける中、南北の融和ムードを維持するため、ムン・ジェイン(文在寅)政権への働きかけを一段と強めるものと見られます。
北朝鮮は、ピョンチャンオリンピックの閉会式に合わせて、朝鮮労働党で韓国との関係を統括する統一戦線部長を務めている、キム・ヨンチョル副委員長をトップとする高位級代表団を、25日から3日間の日程で韓国に派遣することにしています。
一行は、韓国との窓口機関である祖国平和統一委員会のリ・ソングォン委員長と随行員6人の合わせて8人で、韓国政府の関係者によりますと、25日午前、西側の陸路で韓国に入る予定だということです。
北朝鮮は、今月9日の開会式にキム・ジョンウン(金正恩)委員長の妹、キム・ヨジョン(金与正)氏を含む高位級代表団を韓国に派遣し、ムン・ジェイン大統領に対してピョンヤンでの南北首脳会談の開催を提案したばかりです。
また、国営メディアは、北朝鮮に戻った代表団から報告を受けたキム委員長が、南北関係の改善の方向性を具体的に指示したと伝えています。
このため、北朝鮮としては、開会式に続いて高位級代表団を送り込むことで、アメリカ・トランプ政権が新たな制裁措置を打ち出すなど最大限の圧力をかける中、南北の融和ムードを維持するため、ムン政権への働きかけを一段と強めるものと見られます。
一方、キム副委員長をめぐっては、2010年に起きた韓国の哨戒艦沈没事件やヨンピョン(延坪)島砲撃などに深く関わったとされることから、事件の遺族らが24日、抗議集会を開くなど、受け入れに反発する声があがっています。
「核は民族共同の戦略資産」朝鮮中央通信
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は24日、核・ミサイル開発に関する論評を伝え、「われわれの国家核武力は民族共同の戦略資産であり、大きい文字同じ民族を狙ったものではない」と主張しました。
そのうえで、「われわれの核兵器は、アメリカを狙ったものであり、アメリカがわずかでも手出ししようものなら、核の洗礼を受けることになる」とトランプ政権を威嚇して、核・ミサイル開発で一切、譲歩しない姿勢を重ねて強調しました。
中国「断固反対」 米の新たな対北朝鮮制裁に
2月25日 5時51分 NHK
アメリカのトランプ政権が、北朝鮮に対する新たな制裁として北朝鮮に加え、中国や台湾などを拠点とする運輸会社などへの制裁を発表したことについて、中国外務省の報道官は「断固、反対する」と批判し、アメリカ側に厳重に抗議したとしています。
アメリカ政府は23日、北朝鮮に対する新たな制裁として北朝鮮との密輸のため、国連安全保障理事会の決議で禁止されている、石炭や石油などの物資を洋上で積み替えるいわゆる「瀬取り」に関与したとして、北朝鮮に加え、中国や台湾などを拠点とする56の運輸会社や船舶などへの新たな制裁を発表しました。
これについて、中国外務省の耿爽報道官は24日夜、コメントを発表し、「アメリカが国内法に基づいて、中国の組織や個人に独自に制裁を科すことには、断固反対する」と批判し、アメリカ側に厳重に抗議したとしています。
そのうえで、「アメリカは、直ちに誤ったやり方を停止し双方の協力を損なわないよう求める」としています。
アメリカは北朝鮮に対する制裁として、これまでも中国の企業や個人にたびたび制裁を科していますが、中国は国連安保理決議に違反した自国の企業についてはみずから厳しく処分すると主張し、アメリカ独自の制裁には強く反対しています。
- 2018/02/25(日) 08:40:38|
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古本屋通信 No 3136 2018年 02月24日
南北朝鮮の心はひとつだ、北の選手と応援団ありがとう
オリンピック閉会式への北の代表団参加をめぐって、米帝国主義者の手下どもが醜い策動を開始しました。如何なる代表団を送るかは主権国家の権限の問題であり、これに干渉することは主権の侵害です。代表団長の人選にクレームを付けるなら、そもそも南北統一のチームなど有り得なかったでしょう。北の選手も応援団も朝鮮民主主義人民共和国国籍の人間だからです。いまだに「制裁」 「制裁」と高飛車に繰り返す米日帝国主義者と一体の「韓国」の反動たちを糾弾する!
「韓国を訪れたなら、すぐに拘束して軍事法廷に立たせるべきだ」 だって。オリンピック破壊分子をこそ××せよ。
産経新聞では野党議員が「(金英哲氏が)韓国の地を踏めば射殺すべきだ」と発言がしていると報じている。当局はこの議員の身柄を拘束して直ちに××せよ。でないと、「韓国」政府は世界に顔向けできない。オリンピックは最終の閉会式で大爆発を起こすだろう。
五輪閉会式での北朝鮮高官受け入れ 韓国国内で抗議集会
2月24日 17時13分 NHK
北朝鮮がピョンチャンオリンピックの閉会式にあわせて派遣する高官に対して、韓国国内では2010年に起きた韓国の哨戒艦沈没事件に深く関わった人物だとして、遺族が抗議集会を開くなど、受け入れに反発する声が上がっています。
北朝鮮は25日に行われるピョンチャンオリンピックの閉会式にあわせて、2010年に北朝鮮の攻撃で韓国海軍の哨戒艦が沈没して兵士46人が死亡した事件に深く関わったとされる、朝鮮労働党のキム・ヨンチョル副委員長をトップとする高位級代表団を韓国に派遣します。
これを前に、事件の遺族などおよそ60人は24日午後、大統領府の前に集まり、受け入れの撤回を求める抗議集会を開きました。
遺族の代表は声明文を読み上げ「北は事件を認めて遺族と韓国国民に謝罪せよ。韓国政府も遺族の心を切り裂くような苦痛を与えることはやめるべきだ」と訴えて、遺族への事前の説明がないまま、受け入れを決めた韓国政府の対応を批判しました。
また、ソウル駅前の広場では保守系の団体が集会を開き、参加者たちは会場のステージでキム副委員長の写真や北朝鮮の国旗などが印刷された布に火をつけ、北朝鮮代表団の韓国訪問に反対する声を上げていました。
韓国政府は南北関係の改善や非核化の問題を話し合うためだとして、キム副委員長の訪問に理解を求めていますが、受け入れに反発する声は続きそうです。
北朝鮮応援団 韓国宿泊先で感謝の歌と踊り
2月23日 20時05分 NHK
ピョンチャンオリンピックに合わせて、北朝鮮から派遣されている応援団は、23日、宿泊している施設がある地域の住民への感謝として、公演を行い、多くの人が集まりました。
北朝鮮の応援団の一行は、23日午後、宿泊している施設がある韓国北東部のインジェ(麟蹄)で、滞在中の支援に対する住民への感謝として、地元の体育館で公演を行いました。
自治体の関係者によりますと、会場には地域の人口のおよそ1割に当たる3000人ほどが集まったということで、応援団の女性たちが朝鮮半島の民謡「アリラン」や北朝鮮の曲などを演奏し、曲に合わせて踊りを披露すると、会場からは大きな声援と拍手が送られました。そして公演の最後に、応援団と住民たちは、「私たちは一つです」と何度も声を合わせていました。
地元の20代の女性は、「南北は分断していますが、公演を聞いて、心は一つだと感じ、感動しました」と話していたほか、70代の男性も「早く統一できたらいいと思いました」と話していました。
韓国統一省によりますと、北朝鮮の応援団と選手団は、25日行われるピョンチャンオリンピックの閉会式の翌日に、北朝鮮に戻る予定だということです。
北朝鮮高官の閉会式派遣問題 韓国最大野党や新聞が反発
2月23日 18時42分 NHK
ピョンチャンオリンピックの閉会式に合わせて、北朝鮮の朝鮮労働党で韓国との関係を統括するキム・ヨンチョル副委員長が韓国を訪問することについて、韓国最大野党で保守系の自由韓国党は、23日、大統領府の前で抗議集会を開きました。
集会では、キム・ソンテ(金聖泰)院内代表が、2010年に相次いで起きた韓国の哨戒艦沈没事件やヨンピョン(延坪)島砲撃について、キム副委員長が主導したものだと強調したうえで、「このような人物を受け入れることなどありえない」と述べ、受け入れを決めた韓国政府の対応を批判しました。
そのうえで、「韓国を訪れたなら、すぐに拘束して軍事法廷に立たせるべきだ」と主張し、ムン・ジェイン(文在寅)政権に対し、キム副委員長の受け入れを撤回するよう求めました。
23日付けの保守系の韓国各紙も、キム副委員長の韓国訪問を批判的に伝えていて、このうち、保守系の大手紙「朝鮮日報」は、1面で「『哨戒艦沈没の主犯』がピョンチャンに来る」という見出しを掲載し、社説で哨戒艦沈没事件の遺族の感情をないがしろにするものだと主張しています。
また、別の保守系の有力紙「東亜日報」は、哨戒艦沈没事件で死亡した兵士の遺族の声を掲載し、「韓国政府は遺族のことなど考えにないのか」として、キム副委員長の韓国訪問に反対する意見を伝えています。
哨戒艦沈没事件の遺族も抗議声明
韓国の哨戒艦沈没事件で死亡した兵士46人の遺族会は23日、受け入れに抗議する声明を発表しました。
声明では、キム副委員長が事件を主導したと強調し、「言葉で表せない悲しみと傷をもたらした」として、韓国への訪問は絶対に容認できないと訴えています。
そしてキム副委員長のオリンピック閉会式への出席について、「ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、即刻、受け入れを撤回し、遺族の心に苦痛をもたらさないことを求める」と要求しています。
遺族らは24日、ソウル中心部の広場でキム副委員長の訪問に抗議する集会を開く予定で、韓国政府に対して受け入れを撤回するよう重ねて要求することにしています
- 2018/02/24(土) 08:34:23|
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古本屋通信 No 3133 2018年 02月23日
2チャンネルはにゃん様専用板にして下さい。
久しぶりに覗いたら、下があり、その前後でにゃん様をめぐって盛り上がっていました。この調子だったら古本屋通信なしでも1000行くでしょう。
私は降ろして下さい、お願いします。マル彦さんはもう来ないでしょうし、デボーリンは東京××ですから、ちょっとレベルが・・・。
私ももう読みません。どうか皆さんでシアワセにやって下さい。
297革命的名無しさん (ワッチョイ)
2018/02/20(火) 12:57:56.610
にゃん様に話題奪われて古本屋先生の元気が無くなってるね。
- 2018/02/23(金) 16:20:40|
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古本屋通信 No 3132 2018年 02月21日
キンピーサイトのKM生様のコメントに・・・
・・・・に正面から異論があるわけじゃあないのですが、(「資本論」は措いて)、 私のコメントを夫々の後に赤字で点けてみました。
5. KM生 @受験生の認識は正しい
2018年02月21日 15:41
1)たすかにマルエンレーニンを字面通り読めば、社会主義は暴力革命。一方「時代が変り社会状況も変化したから、議会を通じた社会主義を目指す」というのが、日共の61年綱領制定以後の主張。
マルエンレーニンはおっしゃる通りでしょう。一寸違和感あるのですが、61年綱領制定時(1961年)には「議会を通じた社会主義を目指す」という表現ではなかったのではないでしょうか? 微妙なちがいで恐縮ですが、最大限議会を通じて、革命(民主主義革命から社会主義革命への2段階連続革命)を目指すというような表現だったとの認識です。これは61年綱領の報告集である宮本の『日本革命の展望』を精読しての私の認識なのですが、ここら辺があったから後の中国分派も61年綱領に賛成したのでしょう。その後、60年代後半に入って、おっしゃるように変化し、最終的に70年代初頭、上田・不破によってブルジョア議会万能になったという認識です。
2)むろん今の時代に暴力革命なんぞあり得ない。実際日共も、50年代前半には暴力革命を目指して結果壊滅的打撃を蒙った。
私は61年綱領支持の立場です。その立場からは、そもそも「暴力革命」という用語と云うより、概念は存在しません。51年綱領の件は別にして、61綱領では、革命の形態は党が選べる性格のものではなく、あくまで権力側(敵)の出方に因るでしょう。今(今後)の時代も「暴力革命」はあり得えます。そういう意味でレーニン(主義)は生きています。新左翼諸党派は革命に暴力は避けられないとの立場でしょう。私も大袈裟に考えるのではなく、あさま山荘銃撃戦程度の暴力は避けられないと思います。必ずと言ってよい確立で、自衛隊の一部がCIAと結合してクーデターを画策するでしょうから、彼らの反革命は実力行使に拠って合法的に武装解除する必要があります。それを悪意ある政府公安当局は「暴力革命」と呼んでいます。まあ全てまる腰で革命が達成できるというようなオメデタイ夢想家にはなりたくありませんね。
3)問題は、「議会を通じた社会主義革命」などというのが果して存在し得るのか?特に現在のような(ソ連東欧旧社会主義国崩壊以後の)世界中で共産党労働党が崩壊している時代に。
私は「議会を通じた社会主義革命」などは幻想だと思います。基本的に議会はおしゃべりの機関ですから。これは今の国会を見れば明らかです。革命は議会を利用することがあっても、基本的には議会外、たとえば人民評議会というような場所が主体になります。これを何重にも民族民主統一戦線勢力が支えます。世界にいまだかつて議会を通じてのみで、革命を成功させた例は皆無でしょう。みんな議会外の人民蜂起です。これは物騒なことでも何でもなく、逆にソ連・東欧の国家が崩壊した時を考えればイメージがわくのではないでしょうか。
4)結論的に言えば、「議会を通じた社会主義」が「高度資本主義国におけるマルエンレーニンの今日的発展形態」などといえるのか?世界中で何一つ実現せず、むしろ衰退の一途を辿っているのに。むしろ「マルエンレーニン主義は資本主義分析の武器ではあっても、資本主義変革の武器とはなり得なかった」のではないのか?
マルエンは資本主義分析の武器でしょう。レーニンは今もなお資本主義変革の、つまり世界革命と日本革命の武器でしょう。国家の性格はまったく変わらず、帝国主義も、国家独占資本主義も生きていますからね。マルエンもですが、レーニンも百回以上殺されています。日本では共産党と前後して、共産党よりも徹底的にレーニンを殺したのが共産主義労働者党(共労党プロ革派)でした。これは岡山が拠点のひとつでしたから観察できました。今の緑の党ですね。環境政党というより選挙互助会です。やがて絶滅します。横田悦子の時代は何とか面目を保っていましたが、今の鬼木市議は江田に取り込まれています。希望の党に近いでしょう。レーニンを放棄したら党自体が崩壊するしかありません。日本共産党もそうなりつつあります。何ら日本革命を目指さず、議員と党専従がメシを食べる組織になりつつあります。デボーリンやマル彦さんはそれが完成したと看ています。私はまだ再起の可能性を否定し切れないので、こうしてブログを発信し続けているのです。だから党内の駄目な部分にはトコトン言葉が厳しくなるのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
加筆
いま、23日になった時点で、拍手が8個付いています。どちらかと言えば特殊な議論なので、読まれた方は年配の党員または元党員だと思います。ちょっと気分をよくして、少し書き加えます。ただし文献が手元にありませんので、記憶による事をお断りしておきます。赤字から黒字に変えます。
論点ですが、上記のKM生様の 1)に対する多少の違和感は、61年綱領の策定時から60年代前半に於ける党綱領の捉え方に関わるものです。つまり1966年中国文革から毛沢東盲従派の発生までの時期、党中央はいわゆる議会主義路線ではなかったということが言いたいのです。
その頃つまり私が入党した1965年の細胞会議を鮮やかに思い出します。
主要には党綱領の理解に関わるのですが、当時のメインは志賀派(日本のこえ)との論争でした。それと関係して、綱領論争での反対派(春日庄次郎派、内藤知周派)との対立点も議論されました。
以下は党中央の見解として香川県委員会副委員長(理論分野の県のトップ)の石田千年氏が明言したことです。
「われわれは平和革命唯一論ではありません。革命がどういう形態をとるかは国家権力つまり敵の出方による、これはハッキリと党綱領に明記してありますから間違えることはありません。これは綱領論争の過程で反対派との激しい論争を経て確立された党の見地です。然しいまになって志賀は党が平和革命唯一論であるかのごときデマを振り撒いています。春日や内藤らへの屈服です。これがひとつ。
もうひとつは日本革命の方法に関してです。春日や内藤が革命を議会を通じてやろうという見解であることは広く知られています。これは、ブルジョア議会で党と統一戦線勢力が過半数を獲得することに拠って革命が達成できるという誤った議論です。ブルジョア議会は革命を有利に導く上で活用すべきですが、それ自体で革命が達成できるとするのはブルジョア議会主義です。これは誤った幻想であるだけでなく人民大衆の多様なたたかいをブルジョア議会に押し込めてしまう、極めて有害な反人民的な議論です。ところが最近の志賀はこの議論に同調するまで転落しています。」
石田副委員長が言ったとおり一年後に志賀と春日と内藤は大同団結をめざします。結果はそれぞれの思惑の違いから失敗しますが、いわゆる修正主義者が平和革命唯一論とブルジョア議会主義の2点で一致していたことは特筆されるべきでしょう。このことは裏を返せば、1965年当時の党中央が平和革命唯一論とブルジョア議会主義をハッキリと否定していたことを意味します。
さて、これが微妙に、そして天下に明白に変化していく過程を辿るのが本稿の目的です。マア裏切りの跡付けですね。
微妙な変化さえも表面に現れなかった、しかし深刻な出来事が1965年9月のインドネシアの政変(反革命)でした。下に私の過去記事を貼ります。4年前の記事ですが、当時は読者が少なかったのでしょう、拍手は7個しか付いていませんでした。何とここでもKM生様を枕にさせて頂いていました。
再録
古本屋通信 No809 2014年 4月20日
インドネシア反革命と日本共産党
私は「No798 4月13日 キンピーサイトの最新エントリーを絶賛する」で、自分の文を書かないまま放置ていました。遅れ馳せながら少し書きたい。まず私が目を見張ったKM生氏のコメント全文を再引用しておく。
KM生
実は1965年のインドネシア政変を(半世紀近く経てなお)総括していないのは、日共自身ですよ。
1)65年当時スカルノ政権の親中路線の下で庇護されて「非共産圏最大の共産党」と言われていたインドネシア共産党のアイジット議長は、度々日共党大会にも祝電をよこし、両党は友党関係を保っていました(この辺りは新日本新書「今日のインドネシア」蔵原惟人著に詳しい)。
2)政変の真相は今なお不明ですが、中国に唆された共産党員軍人が軍内保守派を攻撃した→反撃を喰らって殲滅された→軍隊の共産党員シンパ・華僑への虐殺が開始された→建国の父スカルノは追放するわけにもいかず軟禁処分とされ、事実上実権は保守派のスハルトに移った(余談ながらデヴィ夫人も国外逃亡した(^^)→対中断交・マレーシアとの国交樹立等、親中路線から反中親米路線に外交転換した。以上が政変のあらましです。裏でCIAが暗躍していたのは間違いないでしょう。
3)インドネシア失政は当時の中国政権中枢だった劉少奇・トウ小平らの威信を低下させ、大躍進の失敗で上海に蟄居していた毛沢東の反撃を招きました。これが翌66年の文化大革命に繫がります。劉トウらが「実権派」として迫害されたのは、周知の通りであります。
4)映画案内の指摘のように、当時の日本ではこの事件はほとんど報道されませんでした。当時のアカハタや日共党の公式文書ででも、国際情勢は大部分がベトナム戦争であり、インドネシア政変はスルーしています。しかし政変の日共に与えた衝撃は、決して小さくなかったはずです。
5)イン共壊滅の原因として、党財政を親中華僑資本の寄付に頼ったこと・政権の一角をなすことによってスカルノ・華僑への労働者農民の不満を取上げられなくなったこと等が、研究者の間では指摘されています。
6)当然日共宮顕は、イン共壊滅の原因を検索したはずです。恐らくその中から、「中国の武闘路線を受入れれば党壊滅に繫がる。党財政は中国に頼らず、独自の財政基盤を確立しなければならない」との教訓を引出したはずです。そしてこれが、翌年の日中両国共産党会談決裂(武闘路線の拒否)→日中両国共産党対立・文革批判へと繫がりました。宮顕に対する批判は多々ありますが、このあたりの政治的嗅覚の鋭さ・決断力は正当に評価しなければなりませぬ。
7)66年の10大会では、不破上田兄弟の幹部会抜擢・人民的議会主義路線への転換等が行われました。多くの日共ウォッチャーが指摘するように、「10大会以前は日共もそれなりに大衆闘争に取組んでいた。しかし10大会以後は、選挙党勢拡大一本槍の議会主義政党に転落した」というのが、この間の党の根本的性格変化を物語っています。古本屋通信
私は1965年インドネシア九・三〇反革命の時のことをまるで昨日の事のように思い出す。私は革命は武力でもってしないとまず無理だと思っていた。500万インドネシア共産党は大目標だった。それがたった一夜で壊滅した。ほとんど全員が即日虐殺された。武装蜂起が失敗して皆殺しになった。私はすっかりビビッて寝込んでしまった。私はこのとき学生自治会の執行部にいたが、同時に民青高松地区委員になったばかりだった。地区委員長は小豆島バスから専従になったばかりのTさんだったが頼りにならなかった。そこで県委員長の上杉さんと話した。上杉さんは(これはたぶん党中央の見解は出ないだろうと断ったうえで)率直に自分の見解を話してくれた。
「アイジットは毛沢東に言われるままにやった。するとこのザマだ。日本共産党は20万人だ。インドネシア共産党は500万だ。人口はあまり変らない。スパイも相当入っていただろうが、そんなことは何処も同じだろう。俺もショックを受けたが、党中央も民青も大変な騒ぎだろう。だがそれが率直なかたちで党見解として現れないだろう。民族主義的偏向の手直しは、既に4・17問題の自己批判というかたちで顕れている。今後はいっそう民族革命路線の否定が強められるだろう。中国路線の全面否定だ。いやも応もない。中共方式の結果がこのザマだからね。」
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古本屋通信
ここから再度、私の今の記事です。KM生様の言われているように党は今日に至るもインドネシア反革命について明確な総括も、評価さえもしていません。それは余りにもショックが大きすぎたことと、世界の共産党・労働者党に関わる、自党と直接関係ない事件の評価は慎む、の2点があったと思います。だが党中央が宮本を中心に深刻な自己検討を重ねていたことは明白です。その内容の詳細はわかりませんが、KM生様の文と、民青香川県委員長上杉さんの評価と一致しているでしょう。
で党はインドネシア政変の評価こそ表だってしませんでしたが、殆ど間髪を置かず、アッと驚く重大論文を発表します。矢継ぎ早にです(但し、この前に日中両共産党会議の決裂がありました)。中国共産党批判です。毛沢東路線の批判です。これにはアッと言いました。インドネシアのことなど全く書いていません。また日本国内の毛沢東盲従分子など、当初は出て来ないのです。いないのですから書けません。したがって50年分裂時の志田派の残党を挙げるしかない代物でした、今もネットで読めるでしょうか。『さざ波通信』です。
●アメリカ帝国主義に反対する国際統一行動と統一戦線を強化するために (『赤旗』1966年2月4日)
●大会決定を全党的に学習し、アメリカ帝国主義に反対する国際統一戦線の強化と国際共産主義運動の真の団結のために奮闘しよう (『赤旗』1966年5月11日)
●ふたたびアメリカ帝国主義に反対する──国際統一行動と統一戦線の強化について (『赤旗』1966年8月8日)
●志田一派の反党撹乱活動を粉砕するために (『赤旗』1966年8月10日)
●極左日和見主義者の中傷と挑発 (『赤旗』1967年4月29日)
●撹乱者への断固とした回答──毛沢東一派の極左日和見主義集団とかれらに盲従する反党裏切り分子の党破壊活動を粉砕しよう (『赤旗』1967年8月21日)
つまりインドネシア政変が1965年9月30日で、最初の赤旗の2・4論文が1966年2月4日ですから、4ヶ月しか経っていないわけです。党の対応というより宮本の対応は早かった。然し表題を御覧のとおり、最後のひとつを除いて、毛沢東や中国は全くありません。とにかく我々は長大な無署名論文を、赤エンピツで棒線を引きまくって熟読し、細胞会議で数回にわけて討議しました。読まなかった党員は皆無だったでしょう。それは今まで中国共産党の毛沢東と言ったら宮本や野坂より党内で権威があったのですから、読まざるをいなかった。そして全員がその後の党論文と、中国共産党批判をよしとしたのです。
いま考えても不思議なのは全国の大学で中国分派が全く発生しなかったことです。山口大と下関市大だけでしょう。あれくらい構造改革派分派が広がって、安保闘争後には全自連の多数は彼らが占めていたのです。ところが中国派はカスリもしなかった。
ただ党中央は対ソ連分派に対しての数倍、対中国分派に対してたたかったでしょう。これもよく分からない。
休憩 1970年代初頭に上田 『先進国革命の理論』 と、不破 『人民的議会主義』 によって、党が最終的にブルジョア議会主義に転落するまでを素描します。といっても、二人にとっては元巣の構造改革論への里帰りだったでしょう。これは時期的にはシンヒヨとほぼ一致します。ただ幸か不幸か、党の議会での一時的躍進と重なっていました。
- 2018/02/21(水) 22:06:24|
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古本屋通信 No 3131 2018年 02月21日
民青同盟東京都委員会の青山昂平君へ
まだ若いのに気の毒だが、こういうカルトが民青幹部だったら、民青が一万人に増えることは有り得ない。万一そうなったとしても絶対に使い物にならない。そもそも青山君からしてキチガイだからだ。
青山昂平 @iyaiya_55
民青同盟東京都委員会で活動しています。2017年総選挙に、東京第4区(大田区の中南部)から立候補(日本共産党公認)。みんなの声がまっすぐに届く政治
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青山昂平 @iyaiya_55 · 2017年10月26日
総選挙、共産党の議席を減らしたのは本当に悔しい。しかし、選挙直前に、希望の党による民進党の併合という逆流がある中、立憲野党がこれだけ議席を取ったのは、大きな成果。
市民と野党の共闘は、だれにも止められない❗
次の選挙では、さらに共闘をパワーアップして、新しい政治に変えよう。
古本屋通信
文面に即して見ていく。口では悔しいと言っているが、本心ではまったく悔しがっていない。それがマル分かりだから、周囲から軽蔑されて、同盟拡大にも党員拡大にも、ヒトが寄りつかない。それはそうだろう。常識で考えて、日本共産党が選挙で競合したのは自民党でも希望の党でも維新の党でもない。立憲民主党である。比例得票において、日本共産党の得票前回比百数十万減の殆どは立憲民主党にくわれている。つまり日本共産党はこの党に敗れたのである。だったら、「立憲野党がこれだけ議席を取ったのは、大きな成果」などと、口が裂けても言えない。普通の大学生の常識で分かることだ。日本語の問題であり、論理の問題だが、普通の大学生は感覚でもそう捉えるだろう。あのねえ、志位低脳委員長をリピートした時点で、青山君は済んでいる。絶対に民青は増えないよ。
何から何まで間違っているのだが、選挙戦のイロハも分かっていない。ふだん共闘している他党派であっても、選挙になったら争点を明確にして互いに戦うのが選挙なんだ。共闘それ自体を選挙スローガンにした時点で負けなんだが、これは社会科学的には解党主義というんだよ。こんなの大昔の戦前からあった。山川イズムと言うんだ。岡山出身の山川均という人の論だったんだけど、後に裏切って社会民主主義者になったよ。その反動で福本和夫が出てきて極左の福本イズムになるんだ。でも党史の上で、27テーゼとか、32テーゼとかが採択されて、戦前に誤りは克服されています。志位やキミが言ってる低脳は論外のオソマツなんよ。
それから「市民と野党の共闘はだれにも止められない」って、まさか本気なの? カルト以外の百人が百人キチガイ扱いにするよ。だって市民なんて何処にもいない。野党って、立憲民主党を筆頭に、だあれも共産党との共闘に目もくれない。京都府知事選挙が「市民と野党の共闘はだれにも止められない」って、まさか本気なの? ホンマにカルト以外に通用しないよ。
いったいどういう民青をつくりたいの? 『資本論』を読んでいる大学生がいるんだってね。いっしょに学習会をやってごらんよ。そして同じことを言ってごらん。確実にキチガイ扱いされるよ。
追加 気が付いたから最後の「次の選挙では、さらに共闘をパワーアップして、新しい政治に変えよう」に就いて。総選挙でこの「市民と野党の共闘」路線でたたかって大敗した、なのにそれを繰り返そう、と言っている。総選挙では百数十万票減らしてるんだ。同じことを繰り返せば更に減るだろう。なのにこう書ける根拠は志位のリピートしかない、それを党カルトという。党カルトは敗北を約束されている。絶対に民青は支持されず、カルトとして馬鹿にされ切っている。
- 2018/02/21(水) 18:32:01|
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