古本屋通信 No 3046 2017年 12月31日 ブルジョア議会で、幻影を求めて幻影 感覚の錯誤によって、実際には存在しないのに、存在するかのように見えるもの。まぼろし。まるで現実に存在しているかのように、心の中に描き出されるもの。ここでは共闘の相手。 大晦日と言っても普段の日常である。今日は午前中に店に入り、すこし本に触ってきた。たぶん正月も行くだろう。帰ってきて2チャンネルを見たら新しい投稿があった。950河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー) 2017/12/31(日) 14:31:48.76K >>937追加 現状の『野党共闘』がペテンなのは古本屋さんも指摘している事実やね。 安保法制の撤回を大義として掲げているが、そもそも安倍内閣のみならず段階的に憲法を蔑ろにした有事法制安保法制が推進されてきた根底には【対米従属】がある。 憲法改悪の策動も国政から左翼を排除しようとする策略(=小選挙区制と保守二大政党志向)も、この対米従属に財界という支配体制に由来している。 対米従属は日米安保同盟を根幹とした日本の属国化であり、未だ我が国は真の独立と主権確立に至っていない。ここに問題の本質がある。 上記を踏まえ『野党共闘』の大義を考えた時、いかにそれが軽薄でペテンなのか明白となる。民進党も立憲民主党も【対米従属】から脱却するどころか、日米安保の深化や強化を掲げた対米従属の推進派そのものだからである。 憲法改悪に関しても民進や立憲民主は改正議論や改正そのものを否定せず、改悪の地ならしを行うのは対米従属の立場からも疑う余地がない。 立憲民主党が民主連合政府を形成する統一戦線の相手にならないことはもちろん、安保法制撤回や憲法改悪阻止の一点で共闘すべき相手であるのかすら疑問符だらけなのが実態であろう。 共産党綱領に立ち返るのなら、少なくとも『国民連合政府』は『よりマシ政権』でなくてはならない。 しかし現状の『野党共闘』は消費税増税阻止(※民主党政権の遺物)を含め『よりマシ』ではなく『全くマシにもならない第二自民党政権』を国民連合政府だと言い、左派を欺こうとする決定的な誤りである。 古本屋通信 まず全文に異論がないところだが、私が河内のおっちゃん様の文を受けて書くのは初めてである。これまでは勝手に転載し、そこで議論されていた。相手はたぶんデボーリンだろう。それは措いて上記の投稿をうけて、些か瑣末な、ここ数年の民主党 → 民進党 → 3党分解の、野党第一党の歴史を素描し、これに翻弄された日本共産党ということで書いてみたい。いい加減な記憶に基づくから誤りがあるかも知れない。 民主党といっても前史は複雑だが、はっきりしていることは旧社会党の継承ではなく、保守自民党の傍流だということだ。旧社会党は社民党と新社会党に流れた。それさえも裏切った保守分子が民主党に流れただけである。代表は赤松であろう。 それと、やはり旧社会党にさえも所属できなかった右翼社民分子である。これは江田五月社民連の流れであり、その最悪分子が菅直人であった。こいつは民主党の党首までやったが、その悪行は日本共産党の厳しい批判に晒らされた。 民主党の主流が自民党崩れであったことの最大の証明は小沢一郎であろう。田中角栄の7奉行の一人まで還らずともよい。消費税を導入した最大の責任者は、自民党海部内閣時の党幹事長・小沢一郎であった。その小沢を党27回大会に招いた志位執行部の犯罪は党史から消すことはできない。 端折る。民主党政権の成立に手をかしたのは日本共産党である。民主党政権が有力だと判断して、直前の衆院選小選挙区で三分の二の独自候補を下げて、実質民主党に投票した。その結果が管内閣だったか、野田政権だったか、すでに記憶はない。26回大会では野党共闘ではなく、自共対決であったナ。 民主党政権成立後に、日本共産党岡山県委員会の行なったユーチューブが今も残っている。弁士は石村智子さん。口を極めて民主党政権を批判している。傍では当時の県委員長の石井ひとみさんと副委員長の武田君が付いていた。これが当時の党見解であった。まあ石村も可哀想だな。 民主党政権は崩壊すべく崩壊した。自民党よりマシなどころか、もっと悪かったのである。細部の比較対照など要らない。岡山の高井と津村と柚木を一瞥すればよい。自民党よりずっとオソマツである。 いきなり跳ぶ。日本共産党岡山県委員会のHP。なんと高井代議士と数日前に懇談している。マイッタな、植本さん、それから石井ひとみさんもいる。垣内さんもいるが、主導権は植本さんと石井さんだろう。然し私は余り腐さない。この二人、数日前には長島愛生園の党支部とも懇談している。まあ参院選を睨んで3中総決定の具体化なんだろうけど、いい加減にせえよ。高井とつるんだらマトモな党支持者は必ず逃げる。 さらに跳ぶ。ここ数日の民進党3派の動向は知ってのとおりである。つまり共産党が共闘の対象にした民進党そのものが消えたのだ。だから、そもそも幻影を追った幻想だった。言っとくけど、これ立憲民主党とて同じですよ。つまりそもそも革新でも左派でもない、保守自民党の傍流。あのねえ、枝野や福山や管は保守よ。岡田や野田をなんだと思っているの? こいつら若手からも総スカンなのよ。 希望の党と民進党の消滅は時間の問題。というより、かれらは実質的に立憲に一本化されるでしょう。つまり枝野を党首とする第二民進党の誕生です。前腹 だとか細野だとかを削いだ新民進党です。 ここまでお読みくださった方は冒頭の河内のおっちゃん様にお戻りください。ブルジョア議会で共闘の相手を探すことが革命目的と如何にかけ離れて犯罪か。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さらに面白い事実を紹介しておこう。上記の共産党岡山県委員会との懇談の席で高井はこう言っている。「今、党綱領づくりに参画しています」。 なんと元維新の党の高井が自己批判も反省もなく立憲民主党の綱領を作っているという。どういう綱領ができるか、いや永久に党綱領などできようハズがない。そういう党と、日本共産党は如何にして共闘を追及できるのか。 もうひとつ。高井は今も仲間である希望の津村と柚木を決して批判しない。それは立憲中央が希望中央を批判しないのだから筋は通っているだろう。だが日本共産党は希望を自民党の補完勢力として厳しく批判している。ならば共産党岡山県委員会は高井と友好的に歓談するのならば、それと同じレヴェルで希望の津村と柚木を厳しく批判せねば筋が通るまい。しかし岡山県委員会はまったくノータッチである。なぜそうなるのか? それは岡山には実質的に希望の組織など何所にも存在しないから、批判のしようがないのである。同じことは立憲についても言える。立憲岡山など高井の後援会以外に存在しない。 つまり上記の県委員会と高井の懇談会など、幻影としての立憲岡山に幻惑された幻想の産物である。今もむかしも岡山にわずかに存在するのは、江田五月配下の民進党岡山だけである。その事務所はすでに存在しないが、今も高井、津村、柚木は別の場所で個別に江田に会い、その指示を仰いでいる。そのことを江田の毎日の日記は隠していない。しかし地方組織が絡んでくるから江田もさすがに苦しい。阿呆3人はまったく苦しくない。馬鹿の特権である。でも高井は津村や柚木と違って或る意味天才である。上記の共産党県委員会との懇談会での高井の発言を紹介して終わりにする。 日本共産党県常任委員会は12月20日、党事務所で立憲民主党の高井崇志衆院議員を懇談しました。高井氏が「子ども時代にわが家にあった『赤旗』に詰め将棋のコーナーがあり、それに応募して初段まで取れたのです 」と述べると「へー」と声が上がりました。 これ絶対にウソだろう。だが絶対にバレないウソである。有田のウソはすぐバレるが、高井のウソはバレない、その違いが大きい。 いま夜の11時半です。今日は私のこのエントリーの拍手は2つしかありません。鬼藤さんは46もあります。勝てませんねえ(笑)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最後は商売人 世に倦む日日 の長文です。私と被る点があるので、上記拙文と重ねて読んでいただければ、私の舌足らずも補えると思って転載しました。世に倦む日日さん、今年はお世話になりました。ありがとう。来年も宜しく。尚、とくに賛同できる個所を赤大文字に変換 しました。民進党(民主党)が終わった2017年 - 反安倍側は対抗戦略の一新を 一昨日(26日)、第2次安倍政権から5年というニュースをテレビが流していた。5連勝した国政選挙の絵が順番に並べられ、NHKもテレ朝の報ステも同じように安倍一強を強調する報道になっていた。支持率が50%もあるのだから、そういう報道になるのはやむを得ない。2年前、安保法制の政治戦を切り抜けて支持率を戻した後、安倍晋三はテレビ関係者への報復に出て、政権に批判的だった古館伊知郎・岸井成格・国谷裕子の3人を降板させる仕置きをやった。テレビはすっかり牙を抜かれ、安倍晋三に媚びて礼賛する番組ばかりになったが、今年の衆院選の圧勝を経て、さらに朝鮮中央テレビ的な放送私物化の度を増した感がある。見ながら思ったことは、次に選挙をやっても安倍晋三が勝つだろうということだった。多くの視聴者が、親安倍でも、反安倍でも、同じ感想を抱いたのではないか。再来年の夏には参院選がある。あと1年半後だ。あっと言う間に来る。1年半後に安倍政権が続いていたとして、それに対抗できる有力な勢力が存在しているだろうか。選挙で安倍自公に勝てる野党側の環境が準備されているだろうか。素人目にも、それは全く期待できないことが分かる。むしろ逆に、既成野党の方はさらに力を弱め、国民の支持を失って行く方向に向かう だろう。 2017年は、民進党(民主党)が壊滅した年だった。山口二郎の「政治改革」に端を発して四半世紀続いたところの、二大政党による政権交代システムという政治イデーが音を立てて崩壊し、イデーにコミットする者がいなくなった年だった。「二大政党による政権交代システム」という演劇を上演する館はあり、下手な役者が舞台で芝居をしているのだけれど、館に観客が入っていない。チケットを買う客がいない。大塚耕平とか、玉木雄一郎とかが、「自民党に代わって政権を担う」とか「二大政党制の定着」などと言うのは、滑稽で噴飯なジョークでしかなく、壊れたスピーカーの音声反復を聞かされる興醒めでしかない。 実際、彼らは勘違いしている。「政治改革」以降に次々と生まれた諸政党、すなわち、安保外交では自民党と同じ現実的な路線にシフトし、経済政策では自民党よりクイックでパワフルな「改革」を進めるのだとアピールして、二大政党の野望と幻想に挑戦してきた保守政党は、ことごとく同じ泡沫化の運命を辿ってきた。渡辺喜美と江田憲司もそうだし、小池百合子もそうだ。玉木雄一郎と大塚耕平も、彼らと同じ運命になるだろう。保守政党を自認し、「リベラル保守」などと嘯いている枝野幸男の新しい政党も、同じ資質と動機を引き継ぐかぎり、既成野党の俗臭が次第に露わになり、時間が経てば人々の支持が離れるだろう。 安倍自公政権を倒そうとする側の現状は、結局のところ、崩壊した民進党の残骸を頼りにして、永田町で議席を持っている民進系列の塊を中心にして戦うという展望しかなく、それを共産党がサポートする「野党共闘」の図式 しかない。あまりにも貧弱で、とても将来に向けて勢力が拡大する感じがしない。「野党共闘」も2年間やってきて、そろそろ推進力のエネルギーが枯渇し、ぬかるみに立ち往生の気配になってきた。立憲民主党に内在して考えれば、共産党と共闘するという基本姿勢は最初から打ち出せる方向性ではない。 基本政策(安保と憲法、税と社会保障)が違いすぎるし、そもそもの原点を顧みたとき、立憲民主党は民進党(民主党)の派生たる「連合左派党」であって、二つの党は基本政策以前に党のレゾンデートルで壁がある。共産党を否定し排除したところに、民進党(=民主党=山口二郎の「政治改革」党)が生きる地平が前提されていた。そうした違いは、一回一回のテンポラリーな選挙で共闘を組む妨げにはならないが、国政でブロックを長期間維持し、国民に一体性を証示することは原理的に不可能なものだ。時間とともに破綻が露呈する。実際、3年目の今年、民進党と共産党との共闘は破局を迎え、その結果、民進党は分裂して馬糞の川流れ状態になった。共産党が民進系列の残骸に共闘で揺さぶりをかけるかぎり、残骸党は刺激に過敏反応して際限なく分裂してしまう。 このことは、共産党主導の「野党共闘」が、中期レンジの国政レベルではワークしないという矛盾を示すもので、根本的なところで「野党共闘」の戦略が論理的に失敗している ことを意味している。私はその認識を2年前から説明し、「野党共闘」では安倍自公政権を倒せないこと、他の戦略を準備すべきこと、永田町の外からリベラル新党を立ち上げて投票率そのものを上げる策しかないことを訴え続けてきたが、誰も耳を傾ける者がなく、そうした考察と提案に興味を示す者は皆無だった。反安倍の側は、山口二郎と中野晃一が操る「野党共闘」の方向に収斂し、その路線に固着して、思考停止した体育会系の筋肉運動 になってしまった。今もその動きが左翼リベラルで続行中である。内部では相変わらず「野党共闘」のシンボルは不滅で健在だが、今後の永田町界隈の成り行きの中で、立憲民主党の表象が従来の民進党(民主党)の概念と交錯すればするほど、世間の評判は落ちて支持率は低下せざるを得ない。その結果、左翼・しばき隊が奉じる「野党共闘」は説得力を失う。結論的に、民進党(民主党)に対する世間の評価は決まったのであり、失望され、飽きられて捨てられたのだ。残骸であれ系列であれ何であれ、民進党(民主党)の過去と形質を引き摺る集合体は嫌忌されるしかない。「政治改革」政党への最終的審判が下った。だから、民進党の残骸に頼る既成野党の野合戦略には先がない。 一方、安倍政権を倒す条件はどんどん困難になっている。反安倍の左翼リベラルに自覚が必要なのは、そうした現実へのリアルな認識である。反安倍の側は、5年間で5回も選挙に連敗し、安倍晋三の圧勝と権力の増大を許し続けた。選挙で負ければ負けるほど、次に勝つ条件はヘビーでタフなものになる。反安倍の声は、霞ヶ関で抑えられ、マスコミで抑えられる。テレビは安倍晋三のプロパガンダ機関としての性格と機能を強め、反安倍の声は言論空間でよく反響しなくなる。そのことが、安倍内閣の高支持率の条件を作り出す。そうした悪性の循環が5年間も続き、日本の政治は5年前とはすっかり変質してしまった。5年前よりも右傾化の度が甚だしくなった。あのとき、ちょうど米国でトランプが出現したときと同じように、日本人もまた、極右の安倍晋三に対してアレルギー反応を起こし、歴史修正主義やファシズムの言葉を投げて猛反発の態度を示した。だが、5年間で5回も選挙に負け、内閣支持率50%で毎度年を越して新年を迎えるという生活を続けた結果、嘗てのような生理的拒絶反応は表から消えている。実感としては、年を追う毎に安倍晋三の支持者が増えていて、マスコミだけでなくネットの中も右翼色が濃くなった。慰安婦合意の日韓問題についても、5年前なら現在と同じ(安倍肯定の)意見に染まったとは思えない。社会一般のイデオロギーが明らかに右翼化している。右翼化が年々深まっている。 安倍政権を倒すために必要な力とエネルギーは年々大きくなっている、という、いわば政治物理学的な認識が必要だ。そういう客観的な認識が反安倍の側に欠けている。安倍晋三と右翼を甘く見ているから、共産党主導で既成野党を束ねる数合わせをやれば勝てる、というような安易な発想になってしまう のだ。単純に選挙区毎の過去の得票を計算して、幾つの選挙区でひっくり返せるというような楽観論に飛びつき、幼稚な根拠で政治戦略を立案し納得してしまうのだ。加えて、ツイッターというツールが、反安倍の左翼側に自己に対する過大評価を与える原因になっている事情もある。しばき隊シンパの論者が何か発信すれば、すぐに1000件とか2000件のRTの数を集め、影響力の大きさを可視的に誇示できる。そのため、言論戦の空間で右翼とイーブンに戦って切り結んでいるという感覚(錯覚)に陥りやすい。だが、投票箱を開けてみれば、共産党はわずか440万票しか得ることなく、得票率は8%でしかない。そのことは、マスコミの世論調査で最初から歴然で、共産党は3-4%の支持率しかなく、自民党の10分の1でしかない のだ。安倍政権を倒すためには、選挙で反安倍の政党が1500万票取る必要があり、巨大なエネルギーを創出して投票率を上げるという環境を作り出さないといけない。そのブームとモメンタムは既成野党の合従連衡では生み出せない。こうした最初の一歩の認識がないかぎり、反安倍の側は永久に負け続けるだろう。 それでは1年間、ご愛読ありがとうございました。来年は憲法改正の決戦の年です。正念場です。新年は9条護憲について精力的に論じて行こうと考えています。必勝を期して、今年はここで筆を置きます。皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。
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2017/12/31(日) 16:54:17 |
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古本屋通信 No 3044 2017年 12月29日 日本共産党の参院選対応に就いて 昨日の赤旗に参院選対応に関する志位委員長の発言が掲載されていました。比例区の7候補の発表とともに、選挙戦に臨む基本的なスタンスも喋っていました。引用しないで記憶で書きます。 850万票の得票目標に対応する比例議席は7だそうです。現職5人に加えて新人2人が発表になりました。そのひとりが衆院選で落選したばかりの梅村でした。よかったね、梅村さん。それは措いて、前回の中四国ブロックは単独では無理なので、九州と合体して仁比さんで行くそうです。これは前回の春名落選時に既に決まっていたでしょう。だから衆院選のとき以後、岡山では仁比ポスターが貼られていたのです。 選挙区ですが、全選挙区に党の独自候補を立てる前提で、32の一人区で野党共闘を追及するそうです。ここまでは前回と変わらないのですが、野党状況はまるで違ってきていますから、記者からも色々突っ込まれるわけです。ここからは赤旗と、朝日新聞と、どこか他の新聞と、微妙に喰いちがった表現なのですが、綜合すれば次のようになるみたいです。 基本は共産党と立憲と社民の共闘ですが、民進党に残っている部分との共闘が問題になるわけです。この部分の多数である参院議員は前回の共闘で当選した議員がいますし、衆院議員は共産党が候補者を降ろして当選させたと言っています。だから共闘の相手には含めたい、しかし大塚代表らは希望との統一会派を追求している。まあ格好だけは付けねばならないし、難しい段階です。 それで共闘に対する基本的スタンスですが、一方的に独自候補は降ろさない、比例票の実績に応じた候補者の配分を、というようなことをゴチャゴチャ言っているのですが、これは何時も初めは言っているのです。記者からは当然突っ込まれる、それは何時も言っていることと、実際にやったことが違うからです。 そこで赤旗と朝日には書いていなくて何処かの新聞にあったのですが、「前回参院選はともかく実績を作る必要から共闘を進めたため、政策の一致まで行かなかった(大うそを言うな、安保法制撤回と立憲主義回復の大義ある共闘だと誇っていたゾ。でもソレが民進党の崩壊で虚構だと白日に晒されたから、今回の二枚舌となったのだろう。ペテンもペテン、恥かしいと思え) 」、「衆院選は野党分裂の非常事態の中での緊急の例外措置だった 」 と志位委員長が言ったと報道されています。決して前回衆参を誇っていない,むしろ不本意だったと言っているのです。マアあれだけ自慢たらたらだった衆参の共闘について、本音では「あれは不本意だった 」と告白した。でもそれは赤旗には載せれない二枚舌なわけです。 だから前回の衆参選挙のようにやるとは言わない。もう懲りた、懲り懲りだ、と言うニュアンスにも取れるのです。で、これは三中総で決まったことだから、大会に次ぐ重い決定なので執行部で勝手に変えることは出来ない、そこまで言っている。三中総で批判が出たのでしょう。 で、面倒なので私の見通しに跳びますが、民進党が共産党にふり向くことはありませんから、この部分との共闘は論外ですが、その前に立憲との、共産党の言うようなかたちでの共闘はありえません。それは先日の福山幹事長の発言に見た通りです。結局前回の衆参と同じ、つまり一方的に、独自候補の取り下げをやるか否かですね。 私は最終的にはやると思います。供託金の問題もありますが、それが無くても選挙戦を戦う馬力が無い、老齢化です。 で、この場合の比例ですが、850万票7議席は無理ですが、いったいどれだけ票が獲得できて、現有5議席が可能かどうか。私はなんとか500万票5議席は獲ると思います。その理由はもっぱら他の野党の壊滅だと思います。 ひとつだけ仮説を提出しておきます。立憲民主党の春は終わりましたね。高井のいる立憲、スパイの有田のいる立憲、前原と親友の福山のいる立憲、エイズ龍平のいる立憲。さあ、れんほう と山尾しおり が救世主になれるか否か。私は枝野の欺瞞性は既に露呈していると思います。立憲の候補者で一人区で自民党に勝てるか。それは岡山を見ても分かります。高井ひとりの立憲。いったい誰を参院岡山選挙区の候補者に据えるのですか。黒石健太郎ですか、おかやまいっっぽんは何と答える? それより岡山選挙区の共産党独自候補は誰でしょうか。私はすでに情報を得ていますが、それをここで書くのは時期早尚ですね。
2017/12/29(金) 05:18:57 |
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古本屋通信 No 3042 2017年 12月27日 社会発展史の民青パンフのことなど 今月16日に 「売れない古本屋の日常から 」 を書いて、昼夜逆転の古本屋生活を披露したが、今日もまた早朝3時に店に入り、午前8時に自宅に帰ってきた。持ち帰った古本は以下である。① 『社会のしくみ 歴史のすじみち』 日本民主青年同盟中央委員会 1963年11月初版 1966年5月21刷② 『新訳 ドイツ・イデオロギー』 (マルクス・エンゲルス) マルクス主義原典ライブラリー 新訳刊行委員会 現代文化研究所 2000年7月第1版第1刷③ 『新訳・共産党宣言 』 (マルクス・エンゲルス) マルクス主義原典ライブラリー 新訳刊行委員会 現代文化研究所 1997年3月第1版第1刷④ マルクス主義基本文献学習シリーズ1 マルクス『ゴータ綱領批判』 付・新訳「ゴータ綱領批判」 仲山良介著 前進社 1994年6月第1版第1刷 2001年7月第2版第1刷⑤ マルクス主義基本文献学習シリーズ2 マルクス『賃労働と資本』 仲山良介著 前進社 1995年7月第1版第1刷⑦ マルクス主義基本文献学習シリーズ4 レーニン『帝国主義論』 島崎光晴著 前進社 1998年6月第1版第1刷⑧ マルクス主義基本文献学習シリーズ6 マルクス・エンゲルス『ドイツイデオロギー』 森尾誠著 前進社 2002年6月第1版第1刷⑨ 『資本論』の研究(上・下) 革命的共産主義運動の理論的基礎 仲山良介 前進社 1988年12月第1版第1刷 ① だけが共産党・民青の本で、あとは全部中核派の本である。前者は半年ほど前に、女性教員の買取りから出てきた。後者は他人を仲介しての活動家からの本である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ① について これは私の民青時代のベストセラー中のベストセラーだった。上記のようにわずか3年で21刷である。 このパンフレットは68頁の薄い本だが、実によくまとまった史的唯物論の好著である。当時我々は「社会発展史」と呼んで重宝していた。民青の香川大学教育学部班では、これをベースにして二泊三日の理論合宿をしたことがあった。田舎のお寺を借り切って約 50名が参加した。といってもこんなパンフレットだけを読み合わせていたのではない。基本テキストはこのパンフの巻末にある以下の古典文献であった。これをレポートし合って討論したのである。 「共産党宣言」 「空想から科学へ」 「フォイエルバッハ論」 「経済学批判序説」 「家族、私有財産および国家の起原」 「国家と革命」 「カール・マルクス」 「猿が人間になるについての労働の役割」 少し脱線するが、当時の民青は実によく勉強した。そして学習は教育学部班でやった。大学総班ではやらなかった。経済学部班とは日常的に共に活動したが、基礎組織はちがっていた。まあ経済学は経済学部に任せて、哲学中心だったのは事実である。私がこのブログで 「自分はマル経は専門ではない 」 と書いたら、早速カルト党員が「御本人は、『資本論』を1巻目でそれも中途までしか読んでいないと カミングアウトしている 」 と来た。殆ど殺意を禁じ得なかった。「 70革命的名無しさん (ワッチョイ) 2016/09/25(日) マルクスを読んだ人間と、そうでない人間の違いがわかると言い、持論をトウトウと語る。 だが肝心の御本人は、『資本論』を1巻目でそれも中途までしか読んでいないと カミングアウトしている。 この手の半期チガイは、こういうことを直接指摘されると烈火のごとく発狂するんだろう 」 私は 「『資本論』 は第一巻がもっとも難解だから、第一巻を読めば後はなんとかなる 」 と書いていたのである。なんとか都合三度読了している。まあ自信はないが低脳カルトとは学習の量質が違い過ぎる。 ここで注意を促しておくが、挙げられている史的唯物論の基本文献は、1848年 『共産党宣言』 以後のマルクス、エンゲルス、レーニンの著作である。レーニンの 『国家と革命』 が入っていて 『唯物論と経験批判論』 が入っていないのは興味深いが、これは難解すぎるからだろう。 もう一つは初期マルクスが入っていない。『経済学・哲学草稿』 は正式な書物ではないから良いとして、『ドイツ・イデオロギー』 の評価は如何ほどか。やはりマルクスの成熟したマルクス主義の著作と見做されていないのである。因みに 『経済学・哲学草稿』 と 『 ドイツ・イデオロギー』 が日本共産党の必読文献に挙げられたことはない。もちろん 『資本論』 全巻と 『唯物論と経験批判論』 は上級の必読文献であった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ② についてのみ。③~⑨は省略する。 『ドイツ・イデオロギー』 は翻訳以前に底本のアドラツキー版が何時も問題になる。私の学生時代、岩波の古在訳はもちろんアドラツキー版の翻訳であった。当時はコレしかなかったのである。いま②の長文「訳者あとがき」をざっと読んだ。やはり1970年代の広松渉訳がエポック(画期)だったと書いている。私はもちろん後に広松訳も読んでいる。岩波文庫は今でも古在訳と広松訳を並列させている。こういうのは異例中の異例だろう。しかし私のような素人には、アドラツキー版(古在訳)とリャザノフ版(広松訳)の決定的な違いはよくわからない。それよりも如何なる版であろうと、私にはこの著作は完成されたマルクス主義哲学以前の、魅力的な哲学書に思えるのである。 中核派が次々に新訳と、古典文献解説書を刊行していることを評価したいが、最後の⑨ の仲山良介の著書については、これが中核派のマル経のテキストになっているそうである。中核派を離脱した白井某が偽書だと喝破していた。宇野経済学の評価に関係するらしいが私には分からない。分からないが、特定の個人本を党派の教科書にするのは間違いだろう。日本共産党系の経済学者は数百数千人いるだろうが、個人研究書がお手本にされることは無かった。
2017/12/27(水) 08:23:11 |
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古本屋通信 No 3039 2017年 12月26日 2チャンネルの議論の続き 通信 No 3026に続いて、河内のおっちゃん様と、もう一人の方が議論されていますので、ママに転載します。私の立場は以下の通りで変化ありません。 2チャンネルの議論が持続しているようなので、ここに補充して新エントリーを立てました。私自身は議論に参加していません。また古本屋通信が引用されても、原則として不参加の立場です。そうしないと議論が混乱ますから。 937河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー ) 2017/12/26(火) 03:27:49.65K 古本屋さんが『野党共闘』(※実際は単なる野合とペテン)にかなり辛辣な言葉を書いとられるが、批判的なのはワシも同様なんで野党共闘に関連する共産党への批判はワシの言いたい言葉が並んでいるのが痛快だ。 この『野党共闘』にのめり込む困った人達を見る度に、ワシは「岡山いのちの電話」を立ち上げ事務局長などをしながら詩人でもあったある故人の口癖のように語られた言葉と教訓を思い出す。 【敵の敵は味方論は最も忌まわしい誤りであり、それは自分達の身を滅ぼす危険な発想だ】という趣旨を熱くワシに語っていた。 晩年は詩人として岡山で9条の会にも携わっていたようで、非党員であるが【一割の共産党(※国会の議席の一割)が日本を救う】と信条にしていた。 敵の敵は必ずしも味方ではない。敵の敵もまた敵であることも多い。 打倒すべき敵を見失えば共産党の役割を果たすことも不可能とならぬだろうか。ワシは今の政治状況に得体の知れぬ気持ち悪さと危惧を感じるのだ。 938革命的名無しさん (ワッチョイ) 2017/12/26(火) 04:25:26.320 >>932 これhttp://www.dylj.or.jp/contact/prefectural/を見ると、47都道府県のうち14に連絡先がないね。なお、私が民青にいた時は「同盟費を納入している同盟員の1/4は東京都」でした。 939革命的名無しさん (ワッチョイ) 2017/12/26(火) 04:52:07.580>>940>>942 >>929 >>931 まあ、「共産党」の入党資格にブルジョア国家の国籍が必要、というのはどこからどう見ても「共産党」の自己否定だが、逆に「特定の国籍を持っていれば共産主義運動に参加できない」というのはあり得るかもね? たとえば偽満州国の国籍を持っていればダメだろう。もっとも偽満州国には国籍法もないし国民も実質的にいなかったわけで実質的には問題にならなかっただろうが。 今日でもバチカン市国やマルタ騎士団国の国籍を持っていれば共産主義運動には参加できないだろう。 サハラ・アラブ民主共和国やパレスチナのような紛争地帯でも問題がありうる。 市民権を選択できる場合がある。ニウエやクック諸島の住民はニウエやクック諸島のパスポートとニュージーランドのパスポートのどちらかを選択できる。 デンマークの自治領のフェロー諸島ではフェロー諸島のパスポートとデンマークのパスポートのどちらかを選択できる。 この場合、どちらかを選択したら共産主義運動に参加できない、という理由は見当たらないと思うが、世界中探してみればそういう場合があるかもしれない。 940革命的名無しさん (ワッチョイ) 2017/12/26(火) 04:57:28.800 >>939 ああ、私の知識は間違っていたようだ。https://www.cook-islands-concierge.com/single-post/2017/11/15/cook-islands-passportクック諸島とニウエは独自のパスポートを発行しておらず、ニュージーランドのパスポートしかないそうだ。訂正しておきます。 941河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー) 2017/12/26(火) 04:59:32.01K >>937追記 観念論に支配され感情論に流される左翼モドキは暴徒と化しやすい。冷静な考察も客観的事実を積み重ねた理論も見当たらなくなる。 志位委員長が「念ずれば動く」かのような屁理屈で際限のない妥協と野合に走り、軽薄な感情論へと迎合するようなことが常態化するならば、共産党組織そのものも危険な状況に陥ってゆく。 方向が定まらない、結果に誰も責任を負えぬまま突っ走るのは暴走ではあるまいか。共産党に必要なのは暴走でも暴徒でもなく革命に燃える闘士・戦士であるはずだ。 また、闘争と闘志を支えるのは単なる観念論や感情論ではなく、唯物論的な理論に裏打ちされたものでなくてはならない。 942河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー) 2017/12/26(火) 05:11:55.51K>>943 >>939 ブルジョア国家と言うが、日本共産党の理論では(※現在の中国共産党やベトナム共産党の建前も)、 【高度に発展した資本主義から社会主義社会へと進む】となっているわけで、共産主義運動がいわゆる先進国や経済発展した国の大衆(労働者層)を中心に盛んとなることこそが歴史の必然なのだとなるはずだ。 日本共産党の場合、ブルジョア層が支配し体制を支える日本国の労働者層と日本民族(日本人民)が、その体制を打ち破りプロレタリアートが名実ともに権力を持つ国家へと変革することこそが『革命』なんやでって。 943革命的名無しさん (ワッチョイ) 2017/12/26(火) 05:29:29.810>>944 >>942 だから「『共産党』の入党資格にブルジョア国家の国籍が必要」というのを論理的に説明してよ。>>812のような無国籍者を差別する正当性も説明してよ。 944河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー) 2017/12/26(火) 05:59:46.61K >>943 共産党(社会主義・共産主義を実現しようとする党)が日本に一つだけでなくては駄目ちゅうこともない。国籍にこだわらない共産党が必要だと思う人が多ければ、そういう日本共産党とは別の共産党が出てくるはずやね。 今の日本共産党は民族主権と『日本人民民族が真の独立』を果たすことにこだわってきた集団だ。その過程で民族自決権を担保するために日本国籍が必要だということになった。 また日本共産党綱領では、現在の日本が必要としているのは社会主義革命ではないとしている。つまり日本国籍が必要だという部分と『共産党(社会主義・共産主義をめざす)』であるかどうかは直結していない。 社会主義革命だけでなく、その前段階である民主主義革命(資本主義体制が前提)でも日本国籍が必要だというのが日本共産党の立場だ。 これを説明するには【民族自決権(→日本の国政は日本国民が決定する)】を優先させ、他国による内政干渉を排除しようとする立場だからという以外に理由はなかろうかと。 945河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー) 2017/12/26(火) 06:11:01.70K つまりやね、国籍条項なんかで日本共産党の立場が納得できないのなら、国籍にこだわらない共産党をつくる自由があるし、複数の共産主義政党が競い合いながら正統性を主張しても構わん。 逆に複数の社会主義・共産主義政党が協力しあいながら革命をめざすことも不可能ではないはずやね。 また一国だけではなく全世界的な社会主義運動につなげて同時に革命へと向かうような考え方もあったはずだ。 社会主義革命に共鳴しても必ず日本共産党員にならなければならない理由はない。国籍の問題が壁となるのなら、その人に相応しい社会主義革命や運動への携わり方を模索してみれば良いんちゃうかな? 古本屋さんだってそうやろうし、ワシも今現在は共産党を離党した身だが、社会主義者であり革命を志す者であることに寸分の違いはない。色んなアプローチがあって、多様な価値観が認められてこそ民主主義と言えるんやないかね?946革命的名無しさん (ワッチョイ) 2017/12/26(火) 06:50:18.570>>947 >>944 >【民族自決権(→日本の国政は日本国民が決定する)】を優先させ、他国による内政干渉を排除しようとする立場 そんな立場は共産主義・プロレタリア国際主義と相容れない。そんな党が「共産党」を名乗る資格はない。 そもそも「民族自決権」という言葉の意味すら全く理解していないようで。せめてレーニンがどういう意味でこの言葉を使っていたかを読んでみたら。 >>945 >色んなアプローチがあって、多様な価値観が認められ 「『共産党』の入党資格にブルジョア国家の国籍が必要」などという「価値観」は認められない。そのような立場は共産主義・プロレタリア国際主義と相容れないから。 だから、あくまで党員資格にブルジョア国家の国籍が必要だと言い張るなら、「共産党」をやめて、「日本国家社会党(再建)」とか名乗るべきだと言っている。 947河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー) 2017/12/26(火) 07:17:20.23K >>946 日本共産党は日本共産党綱領に縛られるんで、国際的な共産主義運動がどうちゅうのは間接的な影響しかないねんで。 だいたい歴史的に、各国共産党の集まりから、良くも悪くも孤立して我が道を行く集団になったんが日本共産党なんやから。 ほんで下段ね。だから【ブルジョア国家】云々ちゅうのが定義も理論的にもズレてるの。 社会主義革命は本来、生産力などが高度に発展した資本主義体制から社会主義へと移行する。だから先進国並に発展した日本国の国民が社会主義革命の担い手となるのは全くおかしなことではない。 社会主義・共産主義運動というのは、その国を支配する体制派(ブルジョア層)を打ち倒し、その国のプロレタリア階級(国民の多数派)が新たな体制をつくるという階級闘争やからね。 日本国民のプロレタリア階級が立ち上がり革命を起こす、その担い手であり先頭に立とう(中心的な存在になろう)ってのが日本共産党綱領と理論における党の役割になる。 だから君の言う『共産主義・プロレタリア国際主義』と、日本共産党が理論として持つ『科学的社会主義』は、立場と考え方が異なっているわけやね。 じゃあ『共産主義・プロレタリア国際主義』の政党が共産党であるべきで日本共産党は失格だと、こういう考えも出てくるやろうけど、それは別の『共産党(例えば国際主義共産党とか)』をつくるしかない。 もう一つ付け加えるなら、日本における社会主義革命の担い手が日本共産党でなければならない理由も存在しない。もっと優れた社会主義・共産主義政党が担い手となって革命が実現する可能性だってあるんやと。 だからね、共産党志位派が駄目だと感じるなら見捨てりゃ良いのよ。何が何でも共産党志位派に入る必要もないし、それしか選択肢がないと思えば絶望的になってまうだけなんやと発想を転換してみてもええやん? 948河内のおっちゃん ◆bD/EPAkqms (ガラプー) 2017/12/26(火) 07:22:09.88K 追記 近年の日本共産党は、ワシから見れば非常に弛んでいる。これは日本社会の未来と展望を考えても好ましくない。 ワシは真面目に社会主義運動に取り組み、理論武装に励むような日本共産党の良きライバルが出現し、互いに切磋琢磨するほうが結果的には理論がより鍛え上げられて希望が見えてくるのではないかと期待している。
2017/12/26(火) 06:59:30 |
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古本屋通信 No 3038 2017年 12月26日 萩原遼氏の死に際して 【 旧稿再録に当たって】 萩原遼氏が死んだというニュースを聞いて、一瞬鬱陶しい想いが走った。新たに何か書く気になれない、というより記憶はすっかり失われていて、もはや書くことは出来ない。このブログを始めてからも数本丁寧な長文を書いたが、それも鬱陶しくなって削除している。完全にシカトすることも出来ないので、残っている今年 5月の旧記事を貼る。しかし今回読み返してみて、これさえもすっかり記憶の彼方にある。いま私のイメージに残っている萩原氏は、反共和国の執拗な反共分子ということだけである。下の記事で言えば、元東大民青(デボーリン)氏がもっとも近い。私は当初から萩原氏のもっとも熱心な読者であり支持者であった。変ったのは私ではなく萩原氏である。その変化の有りようは、単なる転向というには余りにも複雑であった。私的には同情に値するのだ。それ以上に、惨めで不憫でさえある。結論だが萩原氏は日本共産党によって断固党から除籍されねばならなかった。萩原氏を除籍した日本共産党こそ、まだ救える共産党であった。しかし重ねて云えば、歴史は残酷である。親(しん)朝鮮のもっとも優れた闘士さえも最悪の反共分子に変えてしまうのだ。最後に。不破哲三氏だけが日本共産党内の唯一正常な朝鮮論者であった。党史の皮肉である。私は不破氏を支持する。 尚、当時の赤旗記事(萩原氏除籍決定)を貼っておく。 2005年6月23日(木) 赤旗 萩原遼氏を除籍 日本共産党中央委員会の規律委員会は、十七日、萩原遼氏(元赤旗平壌特派員)の除籍を決定しました。 萩原氏は、一九八九年に赤旗編集局を退職した後も元赤旗平壌特派員の肩書を使い、党外の出版物で、党を批判したり、北朝鮮問題で党とは異なる見解を公表してきました。 そのつど、日本共産党規約に照らし、党員の行動として誤りであることを指摘し、長時間の議論を経て、萩原氏も、「二度とやらない」と表明していました。 ところが、二〇〇二年九月に日朝平壌宣言が発表されると、萩原氏は、元「赤旗」平壌特派員の肩書で次々とマスコミに登場。日本共産党が、北東アジアの安定と平和を確立する立場から、核問題や拉致事件など、日朝問題の解決の目標と方向を示したものとして平壌宣言を評価したのにたいし、萩原氏は、「一部の政党」と名指しは避けつつも、「身代金交渉に応じる卑屈な論」だと批判しました。 これにたいして、党は、今後同様なことをおこせば「党員の資格」が問われることをきびしく指摘し、萩原氏の態度を見守ってきました。 しかし、萩原氏は、その後も、自著で、小泉首相の「日朝正常化交渉」発言を非難しつつ、「それに追随する一部野党の見苦しい醜態」などと書いています(『金正日 隠された戦争』)。これは、日本共産党を指しての批判であることは明らかです。党規約を守る立場を放棄する態度です。 さらに、五月二十四日の朝鮮総連結成五十周年記念レセプションの際、会場の近くで、「そこに駆けつける政治家は恥を知れ」と訴えたことが報道されています(「産経」五月二十五日付)。 このレセプションには、日本共産党から不破議長が出席。北朝鮮側の問題点について率直に指摘しつつ、今日の日朝関係を打開するために、次のような六項目の提言を行っています (1)日朝平壌宣言を堅持し、その生きた力を発揮させる(2)拉致問題――国際的な犯罪を認めた最初の決断は、ひきつづく諸問題に誠実に対応してこそ、日朝の友好と信頼の道につながる(3)拉致協議前進のカギは「特殊機関」問題の解決にある(4)交渉打ち切りや「力の政策」など、平壌宣言にそむく態度をいましめあう(5)「非核化」の六カ国合意こそ安全保障の最善の道(6)私たちは、現状の打開に力をつくす用意がある。 萩原氏は、党からの注意をまったく無視し、党規約に反する行動を続けました。このような事実を慎重に審議した結果、党員としての資格を自ら喪失したものと判断し、規律委員会は、党規約第十一条にもとづき、十七日、萩原氏と協議を行い、除籍を通告しました。 党規約第十一条は、「党員の資格を明白に失った党員、あるいはいちじるしく反社会的な行為によって、党への信頼をそこなった党員は、慎重に調査、審査のうえ、除籍することができる。除籍にあたっては、本人と協議する」と定めています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 再録 古本屋通信 No 2566 2017年 05月19日 朝鮮問題の一断面図 ーー 萩原遼をどう捉えるか ひとつの仮説だが、萩原遼は深入りし過ぎて対象を精確に見る眼を失った例だろう。まれな事例ではない。男女の関係ではいくらでもある。萩原の読者へ。なぜ版元が文春なのか? キンピーサイトに新しいユニークなエントリーが立てられた。ブサヨ管理人が、公明党の朝鮮問題に関する共産党攻撃をネトウヨのそれと見立てて冷やかしている。超面白い。公明党の尤もらしい宣伝ビラも拡大すれば読める。まあ通俗的大衆感覚に迎合した詐欺ビラだわナ。あのなあ、一時期共和国に迎合してカノ地を訪問してゴマを掏っていたのは共産党ではなく、公明党だったのよ。都合が悪いことには全部蓋をしての共産党攻撃は醜いワ。まあそういうペテンの党なのだから仕方がないか。 で、キンピーサイトだが、全部引用すればよいようなものの、何故か気が進まない。それは朝鮮問題が複雑だからだ。つまり私としてはこの問題に関してキンピーサイトを丸ごと拝借できない。その理由は此処が意見の異なる方の集合サイトだという事もあるが、その他にも例えば萩原遼の取り扱いだ。ブサヨさんは肯定的らしいが私は違う。下に貼る元東大民青さんの意見を私は唯一支持する。そして萩原評価こそ朝鮮問題の要石だと思っている。いま当該書のアマゾンレビューを覗いたが批判は無かった。これじゃあ共産党の朝鮮批判の方がまだマシだ。 興味ある方は直接キンピーサイトを訪問してください。たぶんそのうち太宰ファンさんからも投稿があるでしょう。そうするとまたヤヤコウシクなるかも知れません。 引用したいキンピーサイトの文言を3つだけ転載します。ブサヨさん、勝手をお許しください。そしてその下に4年前の元東大民青さんの投稿を貼ります。キンピーサイトとは関係ありませんが、朝鮮問題はコレでよいのです。 私自身の論稿については、ここ数カ月精力的に日本共産党の朝鮮対応を批判してきましたから、付け加えることはありません。それから私は萩原遼批判を徹底的にやって記事も何本か書いたのですが、本格的な長い論稿は全て消しています。たぶん鬱陶しかったからでしょう。関連のもの一本が残っていましたから、それを最後に貼っておきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ busayo_dic あ~もしもし?天下の公明党がネトウヨ化したらいかんでしょw 北朝鮮労働党とは、かつて日本共産党は仲良くしようとは試みていました。しかしあまりに横暴だったため関係が断絶した歴史を知らないわけじゃないでしょう。 北朝鮮に消えた友と私の物語 (文春文庫) [Kindle版] 萩原 遼 文藝春秋 2012-09-20 な、元赤旗平壌特派員の本なんか読んだことないのでしょうかw?共産党だって何度もバンフ作ってたりしますよ。 拉致問題を最初に取り上げたのも公明党ではなく日本共産党です。問題は、不破哲三が野党外交の成果欲しさに北朝鮮との関係改善を図ろうとして、北朝鮮に忖度しようとして拉致問題をなかったことにしようとしたことでつ。ここをバンバン突っ込むべきなのに、ネトウヨ同様の記事書いてどうするんだすか?あ、赤旗みたいなインチキ記事書くなといった方が効くかなw? 3. KM生@管理人様 2017年05月18日 17:12 萩原遼氏と親交のあるものとして、管理人様の公正な論評は敬服に値します。 1)たすかに宮顕時代は、72年南北朝鮮首脳怪談の評価を巡って朝鮮労働党と対立し、ヘイジョウ特派員引揚げ。拉致問題を巡っても、88年(兵本達吉議員秘書=後日共除名=の調査を元に)参院で橋本敦議員が先駆的に質問。とここまではよかったが、 2)97年21党大会で、不破がクーデターにより(宮顕を追放して)実権を握ってからは、「宮顕的ユーロコミュニズムを乗越え、アジア重視」を打出した。日中共産党和解、総連との和解。たすかに和解自体悪いことではないが、結果的に(宮顕時代に先駆的に行われていた)「中朝両国への批判」は姿を消した。 3)しかし最悪なのは、「その時々の党指導部に無批判的に迎合追随する」下部党員の受動性。 先の萩原氏や兵本氏のような「宮顕→不破の変化に噛付いた」党員はごく僅か(結果的にこれらの人々は党外へ放逐された)。大部分の党員は、指導部の変化を何事もなかったかのように受入れた。 4. TAMO2 5月18日 2017年0517:15 日本共産党はある意味筋道を通すけど、公明党は「情緒の党」と言うべき面がありますね。ポピュリズムと言い換えてもいいかもしれません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2013年12月 元東大民青 #- 日本と朝鮮の問題として、「対話の言語が共有されていない」「対話ができる人材がいない」ということが、日本共産党も含めて重要問題なんですね。 かつては朝鮮労働党と日本社会党の友党関係があり、朝鮮労働党の立場を理解する人々がいた。しかし日本社会党が壊滅した後は、そのような人々はいなくなり、ごく一部のチュチェ派や日朝友好運動勢力やアントニオ猪木参議院議員のような友好人士を除けば、みんな「反北」の報道しかなく、日本人が「北」の現実を理解できないという現象が(日本共産党の党員・支持者を含めて)起こっています。 私から見れば萩原遼は最低最悪のプロパガンダ要員で、彼を日本共産党が除籍したのは遅きに失した のだけれども、残念ながら党内でもまだ彼を信用している人々が少なくないようだ。その悪影響が「正気の沙汰ではない」土佐高知さん に見てとれます。 写真集『隣人。38度線の北』(徳間書店)を撮影した初沢亜利さんがインタビューに答えています。 http://diamond.jp/articles/-/33325 ウォッチャーの人たちは、みんな本音のところでは北朝鮮が好きなんですよ。そうでないと何十年と執着し続けないでしょう。一方で、北東アジアの平和と安定についても真剣に取り組んでいるので、「結局は対話以外にあり得ない」という結論になるんでしょうね。ただ、テレビでそれを言っても商売にならないというのも事実で、結果として彼ら自身が反北朝鮮ナショナリズムを煽っている部分があるのかな、と思うことはあります。 この日本における「北」に対する言論空間は、「北」から見れば異様なものとして映ります。 http://d.hatena.ne.jp/mujige/20090525/1243237413 ひとりの女子学生が、私たちにこんな質問をした。 「私たちは日本と仲良くしようとしているのに、日本のマスコミはなぜ反共和国的な報道ばかりするのですか?」 とこのように、日本側の認識と「北」側の認識が完全に隔絶してしまっている点に問題があります。 最大の問題は、日本のマスコミのセンセーショナリズムとそれに無批判な大衆にあると思います。マスコミのセンセーショナリズムは、どこの資本主義国であれある程度は共通するものでしょうが。 それに、日本と「北」の政治体制が全く異なるものであることを考慮に入れず、日本の大衆が「反北」感情を抱けば、何でもかんでも「植民地主義的差別意識」につなげてしまう「友好人士」にも一定の責任はあるでしょう。 2013/12/22(日) 17:54:15 | URL | 元東大民青 #- [ 編集 ] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 再録 古本屋通信 No 581 12月21日 土佐高知さんの「北」記事 古本屋通信は何時のときにも国際問題には慎重だが、とりわけ朝鮮民主主義人民共和国については口を開きたくない気持ちが強い。それは情報源が殆んどブル・メディアに限られており、私がそれを(とりわけ朝鮮情報に関して)全く信用していないからである。知られる通り今回も「韓国」経由の、いわば敵対国経由の情報が大半である。朝鮮民主主義人民共和国に特派員を派遣していない(派遣できない)のだから、他人の情報の切り売りにならざるを得ない。赤旗だって萩原遼 特派員を最後に「北の現地」と切れている。そういう謂わば情報の「空白」の中でモノを言いたくない気持ちが強いのは当然だろう。極端には「処刑の映像」でさえも作為的に合成された、あるいは変形された映像でないという保証はないのだ(古本屋通信 )。 これだけイントロを付して、久しぶりに訪問した土佐高知さんの「北」エントリーを、3人の常連のコメントとともに転載する。私の感想は末尾に少しだけ付ける(古本屋通信 )。 獣に支配された北朝鮮を解放せよ 土佐高知 北朝鮮の三代目・金正恩氏の叔父で、張成沢国防委員会前副委員長が処刑された。解任・逮捕から上告なしの軍事裁判で死刑判決後即日処刑とは、この国は文明国とは到底言えない。 しかも処刑方法が、公開で機関銃を撃ち込んで原形を止めないほど遺体を損傷させるものだったとか、120匹の猟犬にかみ殺させたものだったとかの情報を聞くたびにおぞましさが募る。 しかもその模様を金正恩氏ら300人が「鑑賞していた」との情報もあるのに及ぶと、この国は野蛮国家との思いを強くする。 政敵の処刑を鑑賞していたことで思い当たるのがヒトラー。 1944年、国防軍の一部がヒトラー暗殺未遂を行ったとき、犯人の一部はピアノ線で吊るされ、時間をかけて絞殺する残虐な方法で絞首刑にされた。 その処刑の模様は映像に記録され、ヒトラーの鑑賞に供されたという。 独裁者の性なのか。 唾棄すべき嗜好である。 そのヒトラーは哀れな末路を迎えたが、金正恩にも似たような末路が訪れるのではないか。 獣のような「指導者」から北朝鮮人民を解放するにはどうすればいいか、国際社会は真剣に考えるべき刻だろう。 *Comment NoTitle 朝鮮民族の遺伝子は変わりません。無駄な努力! posted by 特定日本人 URL 2013.12/17 07:47分 [Edit] 悪ガキのやることなすことは同じ 北朝鮮に関する情報については、私の知る限りでは『河信基の深読み』というブログが最も信用がおける内容 ですね。週刊誌や新聞社の情報はほとんど当てになりません。 さて、北朝鮮の現政権ですが、いずれ崩壊の時を迎えるでしょう。北朝鮮の後見人的立場と言われる中国でさえ金正恩政権を見限っているようです。中国も素行不良の部下をいつまでも庇い続けるほど馬鹿ではありませんから。場合によっては米韓ではなく中国が金正恩政権を潰す物理的力を真っ先に行使するかもしれません。「北朝鮮の同盟国の中国がそんなことをするばずがない」と思うかもしれませんが、同盟国だろうとなんだろうと素行不良の政権や全く使えない政権を野放図にしておくほど優しくはないですよ。 今回の事件の本質は、北朝鮮の経済再建のためには諸外国の経済協力が不可欠と考え、そのためには核放棄もありとする国際協調派とあくまでも核に固執する軍部を中心とする対外強硬派の対立の中で強硬派が協調派を潰しにかかったということでしょう が、協調派とパイプを持っていた中国は黙っていないでしょう。「いきなり」はないでしょうが、軍部独裁の北朝鮮がどうにも言うことを聞かないとなれば、繰り返しになりますが、中国が軍事力で北朝鮮の政権を潰しにいくこともあり得るでしょう。 ちなみ安倍は金正恩を反面教師にしないといけませんね。安倍は日本を北朝鮮のような国にしようとしている。「アメリカは同盟国だからどんな時でも日本を支持してくれる」なんて思っていたら大間違い。中国が悪ガキの金正恩政権を許さないと思っているのと同様に、安倍も悪ガキぶりの度が過ぎればアメリカも許さないでしょう。posted by 万物流転 URL 2013.12/17 09:25分 [Edit] 驚きました。 今回の出来事。 まさに、独裁者ですね。今後も粛正の嵐は吹き荒れるのか、、、。 公開処刑で思い出したのですが、戦時中、日本も中国で数多の公開処刑を行っていましたね。 日本人の軍人、軍属、その家族(日傘をさして見物する婦人、子供を含む)が大勢見物する中で刀で断頭されている数人の中国人?が写されている写真を見た事があります。首筋から血を噴き出している瞬間も写っていましたし、地面に転がっている首も写っていました。 今回の件についても「朝鮮民族」云々というより、そのような体制がそうさせているのであって、ある民族だけを差別して見るという事は、自らも同じ過ちを犯してしまう事になる可能性がありますね。 大げさだけど、人類の歴史を振り返ってみれば、日本人がどこから来たのか、そして、中世(?)以降、大陸〜半島から多くの渡来人が日本に入って来ています。「特定日本人」さんも何代か遡れば半島の血が入っている事だって十分考えられます。 posted by 阿波太郎 URL 2013.12/18 10:39分 [Edit] 以下、古本屋通信 土佐高知さんの感情的な反応がいただけない。とりわけ結びの「獣のような指導者から北朝鮮人民を解放するにはどうすればいいか、国際社会は真剣に考えるべき刻だろう 」に至っては、「反宮廷革命をこの地に輸出せよ」と呼びかけているように聞こえる。 頭に血が上ったのだろうが、正気の沙汰ではない。見てきたような「刑場の様子」の描写も全部不確かな「情報」の伝聞で、「反北キャンペーン」と符合する。だいいち、処刑の方法など2次的、3次的であり、そういう「情報」にこだわっている時点で、既に冷静な分析能力を失っている。まあ、軽薄だね。共産党中央はたぶんもう少し冷静だろう。このレベルだと、いくらアクセスが多くても、古本屋通信は土佐高知さんのサイトのレベルを完全に越えてるね。スミマセン。 コメントの中では万物流転さんの、私が青字に変換した部分は情報としては傾聴に値すると思います。その真偽は検証してみないと分かりませんが、こういう断片的な情報を収集して蓄積していくしかないでしょう。私は早々に「河信基の深読み」さんを訪問するつもりです。
2017/12/26(火) 02:50:24 |
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古本屋通信 No 3037 2017年 12月25日 立憲民主党福山幹事長の化けの皮が剥がれた。騙された共産党が馬鹿なのよ。ざまあ見ろ。 あのなあ、ちったあ反省せえ。選挙は2ヶ月前に終ったばかりじゃ。共産党はアホみたいに野党共闘を唱えて、まるで共闘になっていない小選挙区で一方的に独自候補を降ろした。コレ自体は供託金没収を免れる奇策だったが、結果、比例区で壊滅的敗北を喫した。ならば大敗北として総括しなければならなかった。でも共闘の成果があったとして、立憲民主党の躍進を共産党のお蔭だと言った 。共闘のお蔭であるはずがなかろう。立憲民主党はこの党独自の欺瞞的手法に拠って、反自民の浮動票を掻き集めたのだ。その欺瞞の典型的な例が旧民進党前原派からの福山引き抜きと幹事長抜擢であった。 福山はすでに選挙期間中に京都に入ったとき、野党共闘に露骨に敵意を示し、立民の候補者のいない小選挙区では日本共産党候補に投票するのではなく、前原一派の希望の党に投票するように示唆していた。これは京都の共産党員がはっきりと確認している。 以下、延々と 「福山に裏切られた」 と泣き言をいう共産党筋のツイッターを貼るが、これは断固福山が変節したのではない。予定された行動であった。ネンのために言っておこう。福山も枝野もまったく変わらない 。初めから一貫して変わっていない。共産党と立憲民主党との共闘は今まで一度もなかった。 これは立民の党員に聞いてみれば、まちがいなくそう言うだろう。ないものを、あったとデマったのが共産党の志位ー小池執行部であった。幻想でさえなかった。ザッマ見ろということだ。 このさい野党共闘の最終的な完全破綻を認めて自己批判するのがスジだが、それは出来まい。「この道しかない」 そうだから、地獄に堕ちろと言うしかない。重ねて言うが下のツイッターはお目出度い。究極のお人好しである。 一言だけ。コレ小池の責任だろ、いや百合子ではない、小池晃。ボケッとしているから福山に舐められるんじゃ。 こたつぬこ @sangituyama フォローする @sangituyamaをフォローします 京都府知事選、福山哲郎立憲民主党幹事長「山田知事を16年間支えてきた(共産との共闘は)ないと思う」「前原氏と連絡を取りつつ」 頭から相乗りを決めてしまうのは、立憲民主のボトムアップに反するのでは。これはつまづきになりかねませんよ。 22:13 - 2017年12月21日 ふくふく @fsya727 · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん 京都民ではないが先の選挙は政治家の行動、考えを見て決める事ができた気がします。数年前、前原氏は共産党をシロアリと言い、最近は米国のバロン氏と会食したそう。一方志位さんはシロアリ発言後も野党共闘を粘り強く伝えたいとおっしゃり選挙も安保等政策に沿って独自に野党共闘を果たされました。 ふくふく @fsya727 · 12月22日 そのような行動を見て政策、人柄を判断していきます。なぜ前原さんと連携できるのかな。今迄の慣習を踏襲するようにしか思えない。福山さんが共産との連携はないという前提に立つのは、長島さんたちのようにアメリカとの懇談会メンバーだから?これじゃあ立民もどうにかなっちゃうかも…。 nenofukaiki @2000mannin · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん 福山氏の正体が見えてきましたね。前原誠司と連絡を取り合うというそれだけで信用できない怪しい分子です。希望に党へ行けば😡 のさと@糞タグbot たまに本人浮上 @ecorsal · 12月23日 その福山を幹事長にしちゃう立憲民主党なんぞ、そもそも信用したらいけない、ということなのでしょう。 先の苦しい選挙の中から「立憲民主党」を立ち上げた枝野さんを私は応援します。『希望に行っちゃダメ。立ち上がれ』と投稿した。島根から亀井あきこさんを当選させることもできました。福山氏が前原と手を切れないのなら希望に行ってもらうしかありません! HarukaMinon @HarukaMinon2 · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん 民進・前原グループの福山氏が立憲入りし、枝野氏直々の指名での幹事長になった時、エッ!っと思った…今回の事を予想したら。京都市長選・門川氏3選応援の時も「共産党と戦う」と。 立憲枝野氏は福山氏の発言を軽く見てはならない!野党共闘で安倍政治対峙を願う市民の願いを裏切ることになる! katsuhiro放射能健診署名運動京都 @katsuhiro223 · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん ううーむ。 ですね。 福山哲郎さんには分かりやすい政治姿勢をとって欲しいです。 前原氏と、なんてね。。 京都は大事なポイントです。 辻本 英信 @ht714 · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん アカンな~、市民連合や、共産党との連携はどうなった?? もみじまん @Futokaikosaiban · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん なんで前原と連絡とる必要があるの? バカなんですか? Chabin @Antifa @tsurishi9 · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん もう、これで立憲民主はあかんと思う。福山は立憲民主の腐ったミカンになると思う。今さら前原に手を差し伸べてどうするねん‼️ 琉球王胆どんどん @Z2H8JDWDKTAXZG1 · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん、@bQ1r9Gxdq7AebV6さん あべ悪霊政権を倒す覚悟が全く無い❗立憲離れは加速する❗国政であれだけチョンボをしていて又同じ轍を踏む?あべチャンも言っていました共産党と組まれるのが怖いと。あべに対峙する覚悟、本気度が共産党は並みじゃない❗与太者の烏合の輩、立憲、民主、希望では活力ある真っ当な日本は取り戻せない❗ ねこたまみずき @nekotamamizuki · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん 前々回、そして前回の都知事選の民進党の動きからみて、彼らの真の目的は共産党つぶし、そしてその背後には小泉純一郎がいるんです。それらを念頭におかないと、また安倍晋三を利することになりますよ。 はちこ こんな人達の一人^^肉球新党 @anubis310_H · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん 結局、こうなる終末 ラン8(旧名soundora8) @sundora8 · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん、@iwakamiyasumiさん 前原と縁の切れない福山哲郎氏・・・残念です。 きっぱりと決別して自制すべきです。 オレンジユウコ @0501yy06 · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん 福山哲郎立憲民主の幹事長降ろすべき‼️ もとさん @mottomottosama · 22 時間22 時間前 返信先: @sangituyamaさん、@Kitsch_Matsuoさん 福山さんは、立憲民主党と縁を切ってから前原と手を組んでください。 肉球新党京都派(高桑) @gnmalapi · 12月24日 返信先: @sangituyamaさん つまづきになりかねないというより敗戦の弁を聞いているようだ。前原と組んだら落とします(京都市民)。 風 @huu22 · 12月22日 返信先: @sangituyamaさん 立憲主義が潰されたから共闘が必要なのだ。誰もお前らの損得なんかのぞんでいない。よく考えろ! 小林美登里 @mido04gurume · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん 前に国会で山本太郎さんの質問中に福山さんが隣の席の人と話していてそして席を離れしばらくして戻って来たのですがその後議長から不適切な発言がありましたと太郎さんが言われてました。福山さんが信頼出来ません 暇人 @safefield · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん 結局民進党と同じ、第3第4民社党になりたいのでしょうかね?そんなに自民党助けてどうするの^^; 有等 @sub_sect · 13 時間13 時間前 返信先: @sangituyamaさん 先の総選挙で市民と野党の共闘体制を守る、と訴えたことで立民は伸びた。しかしここにきて党幹部の発言から共闘の言葉が消え、共産とは組まないと公言する。これは共闘に期待した有権者への背信になる。立民単独での政権交代など、誰が望んだだろうか。 釣僧月裕 @moe5259 · 16 時間16 時間前 こいつはまた子供のようなことを言ってる 今や日本国の政治は緊急事態だということを肝に銘じて仲良くやらんかい 国民はそれを望んでいるんだぞ! 希望とか前原とか ほっとかんかい! それが嫌ならどっか行けよ 邪魔だよお前は! haruno @kestrel0127 · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん 前原と?こりゃダメだな。結局民進党と変わらないじゃん ぴーえすぴーえす @assenb · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん 福山さんが幹事長をやってる限り立憲民主は信用できないな。 ギンタ@比例は共産党 @gintatakamatu · 17 時間17 時間前 返信先: @sangituyamaさん (´・ω・`)立憲民主党… 返信先: @sangituyamaさん 前原アレルギーきつい 立民はアレルギーないのか? FUFU @fufunishiomb293 · 20 時間20 時間前 返信先: @sangituyamaさん 立憲民主党に期待するのは無理かな。「前原氏と連絡を取りつつ」とはどういうこと。ボトムアップと言いながら、早々にトップダウンのコメントを発している。市民と一緒にやる気がないなら、前原氏の下に(希望の党)に行かれたらどうですか。 kotaetaro @uawD2D152j35Jce · 35 分35 分前 返信先: @sangituyamaさん 福山さんは、野党共闘の際、喉に刺さった小骨、みたいなものだと思っています。あまりよろしくないですね😅 Yukari Ichioka @Yukarigarcia1 · 12月23日 返信先: @sangituyamaさん なんだそりゃ、 この日本 本当に今、踏ん張らないととんでもない国になってしまうのではと憂いています。革命でも起こすぐらいの覚悟が必要なのでは。
2017/12/25(月) 12:33:33 |
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古本屋通信 No 3036 2017年 12月25日 ヘイトデモより百倍醜くて危険な暴力カウンター もしも上記の表題が理解できない日本共産党員がいるならば、たぶんいくら考えても理解できないだろう。やはりエンゲルスとレーニンの唯物論哲学の文献を学習することをお薦めしたい。 有田芳生さんがリツイート 金正則 @kin_kim · 14時間14時間前 明らかなヘイト旗。 #1224新宿ヘイトデモを許すな 「オラ!チョ○コ。かかってこいよ」 「朝○人を叩き潰せ」 ヘイトスピーチ全快やな(呆) 後ろから「これが日本かよ」と呆れたように呟くおじさんの声が聞こえた。#1224新宿ヘイトデモを許すな Masso @LarkChillout · 13時間13時間前 「今日DJポリス全然あかんやん。前は規制法のアナウンスやってたで」 「今日もやってるよ。両方に注意している」 「全然やってないし何で両方やねん」 「そりゃケンカだから両方に…」 「ケンカちゃうやん。法律違反止めさせろ言うてんの」 指揮棒持ってるクラスでコレ#1224新宿ヘイトデモを許すな 小池 桟 @audrey_biralo · 8時間8時間前 歩道でヘイトデモに抗議していた人たちを襲った一味とのこと。黒マスクとフーディのスキンヘッド。 #1224新宿ヘイトデモを許すな 金正則 @kin_kim · 14時間14時間前 明らかなヘイト旗。#1224新宿ヘイトデモを許すな 姜(Kang/自家焙煎) @fire_ree · 15時間15時間前 間もなくクリスマスのリア充たちを不快にさせるグロテスクな日の丸変態集団の行進がここから出発します。#1224新宿ヘイトデモを許すな visio_7862 @visio1206654 · 19時間19時間前 ネトウヨ漫画家が来るようです。#1224新宿ヘイトデモを許すな 破レ傘/肉球新党長野諏訪支部 @kenketsumiyagi · 12月23日 ヘイト集団に見せるより両面プラカの手前の面などにして周囲の一般人に見せるのにこんなのどうかなと思って作りました。ネットプリント期限12/31 「差別や憎悪よりも友好を!」 (タテ)…07234435 (ヨコ)…96401161#1224新宿ヘイトデモを許すな hellskitchen_ny ヘケ兄 @kimulalay · 12時間12時間前 今日も酷いデモでした。差別の垂れ流し、それを見守る警察連中。しかも見守るだけでなく通行止め、カウンター側に手を出す奴まで。そのわりにヘイト側の暴走は制御出来ずだ。しかしレイシストたち、なんでニヤニヤ笑い&発狂マンばっかりなのか?#1224新宿ヘイトデモを許すな 古本屋通信 冒頭の金正則の 「 明らかなヘイト旗 」 とある 「日韓断交 」の旗は少なくともヘイトの旗ではない 。政治的立場は正反対だが、私は賛成である。「不逞鮮人撃滅」は穏かではないが、この旗を掲げた集団のデモを、カウンターと称して殆ど暴力で阻止する理由はない。いかなる旗であっても、それ自体を差別として暴力でもって消滅させることはできない。昨年のヘイトスピーチ禁止法がその根拠だろう。だから許せない。 この世紀の「表現の自由」弾圧法を主導したのは民主党だったが、中でも有田芳生の果たした役割は犯罪的で最悪だった。共産党と自民党を巻き込んで採決した。共産党はしぶしぶ賛成に廻ったが、ここでも低脳池内さおりが醜態を演じた(この女は単なる尻軽女ではない。まったくマルクスを読んでないから、こういう行動になるのだ )。有田は暴力集団・レイシストしばき隊と殆ど一体だった 。野間なる暴力分子はたぶん有田と同様に国家権力のスパイである。これくらい露骨な挑発分子は他にいない。シールズとも重なっていた。有田は暴力カウンターを公然と肯定している。 あのね、日本には右も左も存在しているんだ。右が差別であるのは分かり切っている。だが其の表現の自由も、日本国憲法で認められている。「不逞鮮人」は在日朝鮮人にとって不快だろう。しかし文句を言っているのは南だけである。北からのクレームはない。当たり前だ。北が日本に法規制を求めるわけがない。朝鮮学校はヘイトスピーチに抗議こそするが、法規制を求めていない。 言論には言論をもって対抗する、それが民主主義の基本である。私は右翼のヘイトスピーチとデモには、それをカウンターで阻止するのではなく、その数倍、数十倍の大衆行動で圧倒するしかないと断言する。 コレ当然過ぎることなのだ。トロが集会している、それが気に食わないからと云って、民青が殴り込みを懸けるか? そしたら血の雨が降る。それと同じことを有田らはやっている。その根拠がヘイトスピーチ禁止法である。許せない。 思い出したが、林潤が岡山市議会で許されないカウンター質問をやったな。死刑を宣告しておいた。少しは反省したみたいで、最近はトンデモ文が減少した。林君がんばれよ、私だって言いたくないんだ。のぞみちゃんもいるしな。
2017/12/25(月) 05:43:24 |
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古本屋通信 No 3035 2017年 12月24日 萩原嗣郎氏の愛人のこと 今月7日に「通信 No 3005 三宅陽介さんのこと 」 を⑤まで書きあげて中断していたのは、果たして岡山ローカルな話題で読者の支持が得られるか、自信がなかったからである。文学関係はとりわけ読者が少ないのである。今みると、さいわい33個の拍手が付いている。これは何処かの誰かさんのようなデッチアゲではないから一安心である。 続きを書くのだが、些か趣を変えて表題で書く。なんで三宅陽介から萩原嗣郎に跳び、しかも萩原の愛人のことか。面倒な釈明は措いて、私はコレを三宅が死んだら書こうと思っていたのだ。というのは、以前三宅から「僕が死んでからは勝手だが、生きているうちは書かないでくれ 」と言われていたからである。三宅と萩原と坪井は誰もが知る親友であった。私はいずれ坪井の愛人のことも書く予定である。夫人は共にご存命であるが一向に構わない。なぜならコレは萩原と坪井に対する尊敬の表現であるだけでなく、両夫人に対するリスペクトでもあるから。 萩原嗣郎(ジャーナリスト) 山陽新聞記者だった1960年代に馘首され、長期の裁判闘争(山陽新聞労働組合書記長として解雇撤回闘争)のすえ勝利(和解)して新聞社に復帰、最後は福山支局長。裁判闘争の期間中、日本共産党の半専従生活。「岡山民報」の記者。党岡山地区委員長時代に岡大闘争を指導。 私は萩原の古本を買いに、立て続けに都合3回行っている。一回目と二回目は本人が生きていたが、私は本人に会うことなく奥さんから買った。一回目は広瀬町の自宅からライトバンで数回、二回目は新京橋の共産党事務所近くの別荘から、やはりライトバンで数回運び出した。三回目は本人の死後、広瀬町の自宅からライトバンで数回にわたって運んだ。マアマアよい買い物であった。 奥さんは 亭主というより古本に恨みを籠めて私に売り払った(何も特別なケースではない。亭主の古本くらい女房にとって鬱陶しい物はない)。特に第二回目の時は、愛人との愛の巣を引き払う片づけであった。愛の巣と言っても妾を囲うイメージでは全くなく、だだっ広い二間に本だけがある典型的な左翼活動家の佇まいであった。萩原本人は入院中であり、すでに死の宣告を受けていただろう。奥さんは容赦せず売り払った。私は連れ合いを伴なって奥さんと3人で本を整理したが、そのとき愛人の写真が隠されることもなく飾られていた。連れ合いはそれを咄嗟に隠したそうである。 葬儀は広瀬町の自宅で取り行われた。連れ合いは奥さんと教員仲間だったので参加した。喪主はご長男で日本海新聞の新聞記者だった。喪主挨拶のなかで「母は苦労しました」との言葉があったという。葬儀には、誰の目にも明らかな一組の母子の参会者の姿があったという。間違いなく愛人と二人の間の男子であった。 これをどう評価するかだが、一言だけ。家族間の問題である。一般的にはまったく非難に価しない。萩原が共産党の、しかも公然活動家であっても一向に平気である。 一気に跳ぶ。山口が伊藤詩織といかなる関係があろうと何ら非難に価しない。コレだけが書きたかった。次は坪井宗康の愛人のことを書く。これには三宅の証言もある。また坪井あき子さん自身が自作の詩で女のことを書いて公表している。愛人は複数いたようである。
2017/12/24(日) 22:24:16 |
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古本屋通信 No 3034 2017年 12月24日 アマゾンレビューの暴力(言論テロ) 装置 まず下の投稿者ノマさん の投稿と、それに対する2件のコメントをご覧ください。 私は2時間ほど前に、別の評価1のレビューを見て記事を書くつもりでした。そして今から1時間前に再びアマゾンレビューを開きました。そしたら最新のノマさんの投稿が現れたのです。ついでにノマさんもネタに使おうかと思いました。そして次の瞬間驚愕しました。なんと既に2つのコメントが付いているではありませんか。 投稿に対するコメントはふつうは直後には付きません。しかし待ち構えていて、投稿直後に叩くというケースもあるでしょう。そう思って、コメントを一瞥した瞬間アッと驚きました。何とコメントの時期が1か月前 と2か月前 になっているじゃありませんか。つまり時空を超えて投稿者を叩いているのです。 アマゾンレビューでこういうことが可能だと初めて知りましたが、これは紛れもなく言論を超言論で封じる言論の暴力装置ですね。まあ実際にこういう言論テロルがある、ちょっと信じられないのですが、下は証拠です。私がデッチ上げていないことを御確認ください。 5つ星のうち1.0 通名伊藤 本名尹 投稿者 ノマ 2017年12月24日 性暴力の被害者として一躍時の人に。 しかしながら本人周り含めて胡散臭いの一言2 コメントを表示 Amazonカスタマー 1か月前 星1つだから消えるのでは無く、レビューになっていないからです。ここは本のレビューをする場所で、誹謗、中傷をする場所ではない。p9981z 2か月前 本が読めるようになってからレビューをしてください。あなたはまずこれを読むことをお勧めします https://www.amazon.co.jp/dp/4774318272/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_Rj27zb887NMNF 古本屋通信 コメント2件に付いて簡単に批判しておきます。まず上ですが、アマゾンレビューは当該書籍のレビューですから、私のように公然と「読んでない」と公表している者は投稿資格はないでしょう。だが上記のノマさんが読んでいないと、誰も断定できないですね。それを気に食わないからと言って、片っ端から非読書と決め付けて、削除の手続きを執るのです。結果、管理人によって削除される場合と、削除されない場合があるようですが、本の内容から来る著者の人間性も当然ながら批評の対象になります。これは作品論・作家論の常識です。下は小学校1年生向けの本を薦めています。これこそがレビューと無関係な誹謗ですが、本人は分っていません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ついでに当初の予定だった評価1の投稿を貼っておきます。5つ星のうち1.0 山口氏の手記と照らし合わせて読むと本性がわかります 投稿者 ヨハン 2017年12月24日 こういう女が女性の地位を下げるのです。 終わったあとに「避妊するの忘れちゃった」とか Tシャツ借りて帰るとか やる気満々だったようですね。 みっともないなあ 古本屋通信 「強姦」された3日後にメールで「お仕事、ご苦労さまです。・・・ 」 というのもあったようですね。
2017/12/24(日) 13:59:57 |
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古本屋通信 No 3033 2017年 12月24日 ちょっとコレ、須増伸子さんがツイートしてますね。須増さん、私の批判も読んでくださいね。 小山通博氏批判 今回は細かい言葉使いなどに頓着しないで論点を絞って批判します。主要には一点だけですが、決定的な詐術と云おうか詐欺です。日本共産党のペテンも同じです。 階級的サクセスストーリーが共産党です 2017/12/23 22:25:11 日本共産党元倉敷市議 小山通博 先の衆院選で、野党共闘は「希望の党」などの分断攻撃に抗して前進しました。しかし、共産党は比例で得票数・議席を減らしたことで、「共産党を丸ごと知ってもらう取組が欠けていた」と反省していす。共産党員自身が「共産党とは何か」を改めて考えるようになっています。今年はロシア社会主義革命100周年。「共産党」「社会民主党」「労働(者)党」など呼称が違っても、ロシア革命の影響を受けて世界各国で「革命を目指す政党」が結成されました。その中で、1922年に日本で結成された日本共産党は、今年7月15日で結党95周年を迎えました。 共産党とか、社会主義革命とかいうと、すぐ国名が挙がるのが、「ソ連(現ロシア)」「中国」です。「ロシア」は現在、自ら社会主義国と名乗っていないのに対して、中国は社会主義国を標榜し、今後共産主義社会に進むとしています。ロシア、中国が大国主義、覇権主義の外交・行動をとると、社会主義・共産主義の事業への大きな疑問が沸き起こります。実際、ソ連時代にスターリンがやってきたことは、社会主義・共産主義の理念を捻じ曲げ、専制政治、覇権主義そのものでした。 では、社会主義・共産主義とは何か、どの国で実現されるのか、が今問われているのではないでしょうか。 日本共産党は、社会主義・共産主義の始祖マルクスに還り、レーニンの誤りも明らかにしつつ 、「資本論」の徹底研究の中から、日本の現状分析と革命路線をうち立て、実践を通して理論を発展させて来ています。その基本文書は、日本共産党綱領であり、約3年に1度の大会決定集です。安倍政権が「人づくり革命」と言っていますが、本来「革命」とは、被支配階級(奴隷、濃度、労働者)が支配のくびきから自らを解放することです。階級視点を欠落させ、技術革新に伴う経済変革を「IT革命」と呼ぶような調子で言っているように思います。 「革命」を「暴力革命」と同義語に捉え、「怖いもの、秩序を乱すもの」と宣伝してきたのが支配階級です。そこには支配階級の利益は被支配階級の不利益になる、という対立矛盾が隠蔽され、支配階級の利益を損なわないようにする意図が強く働いています。 「革命」のを本来の意味は、階級対立の「止揚」(アウフヘーベン=弁証法的用語で、発展の意味)にあります。 「共産党を丸ごと知ってもらう」第1は、「階級社会」という社会の見方ーー科学的社会主義の社会・歴史観を掴んでもらうことではないでしょうか。もう少し言えば、階級とは、生産手段(土地、建物、器械・装置等)の所有をめぐる対立・矛盾であり、生産の担い手(労働主体)が主人公となる社会実現まで(階級的サクセスストーリーと言える)、階級対立は無くならない、と言うのです。原始時代をマルクスは「階級の無い原始共産制社会」と指摘し、人類は、階級社会の発展の中で、拡大させた生産力を基礎に、階級対立の無い社会=社会主義・共産主義へと到達する、と理論的展望を示しました。 古本屋通信 日本共産党が 「レーニンの誤りも明らかにしつつ 」 という事実はあるか? それと、「ロシア革命の影響を受けて世界各国で「革命を目指す政党 」が結成され 」たのは事実だが、其の世界各党(指令部としてのコミンテルン)はレーニン死後、スターリンによって指導された。これも世界万人の周知の事実である。 貴殿は「ソ連時代にスターリンがやってきたことは、社会主義・共産主義の理念を捻じ曲げ、専制政治、覇権主義そのものでした 」 とおっしゃる。「ソ連時代にスターリンがやってきたこと 」 とは、当然ながらソ連の国内政治だけでなく、コミンテルン時代のスターリンの指導すべてを含む。スターリン指導下の各国共産党の政治と、世界共産党(コミンテルン) の政治も含む。当然ながらコミンテルンの反ファッショ統一戦線戦術も含む。 この戦術は世界帝国主義(日独伊)を敗北に導いて戦後世界史を新しい時代に導いたが、貴殿の論に従えば、スターリンの誤りとして一括して否定されることになるのだが、それで宜しいのでしょうか。 いや、これは貴殿の新しい発見というわけではなく、不破哲三氏の近著に書かれていることです。そしてそれは不破氏の新しい発見ではなく、すでに戦前のソ連でトロツキーによってスターリンの誤りとして指摘されていました。日本では1950年代半ば以後、トロツキストによって唱えられていた主張です。いまの中核や革マルも同じ見解です。したがって今の日本共産党不破常任幹部会委員と党の見解は、60年おくれのトロツキストの見解ということになります。 この見解に従うならば、当然ながら日本共産党の栄えある95年史のうちの戦前と戦後の大半の歴史は誤った歴史として否定されることになります。事実、宮本氏の後を継いだ不破氏の時代になってから、日本共産党の歴史は語られなくなりました。暫定党史としては「日本共産党の80年」が最後でした。ですから、小山さんがいくら党を語る重要性を唱えても、だれも党史は語れないのです。現に不破氏以外に言いません。志位さんのは構えだけで、実質的にゼロです。 最後にレーニンについては小山さんの新説ですね。撤回されたほうがよいでしょう。日本共産党はレーニンの誤りなどと、一言も言っていません。レーニン時代のロシア革命の経験、それに関してのレーニンの発言の一字一句をそのまま世界各国の革命運動に当てはめるのが間違いだと言っている。とりわけ「国家と革命」に関する暴力革命論ですね。これは日本共産党は既に61年綱領でハッキリと否定しています。しかしレーニンの誤りなど不破氏さえも言っていません。
2017/12/24(日) 07:55:33 |
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