古本屋通信 No 2925 2017年 10月31日
完全に潰えた「市民と野党の共闘」
安倍政権に投票した有権者は市民ではないらしい。安倍政権に反対の有権者だけが市民だという。そういう市民はそもそも無効である。「市民と野党の共闘」は共産党の完璧なデッチアゲである。自主的な市民運動など皆無である。山口二郎が市民に見えるという盲目、かれは岡山出身の政治ゴロ (政治家に取り入って金銭を強要したり,あるいはその手先となって報酬を得たりして生活している者) である。市民が登場する余地はない。しっかりと目をひらいて現実を直視しよう。
政治ゴロ(デマゴーグ)たち
以下は連日の赤旗に掲載されている政治ゴロの名前です。金(原稿料でありません。コメント料です。たぶん数万円から十万円。マル秘だが、はっきりしていることがある。それは原稿依頼時に必ず稿料の具体的金額を明示することである。そこで交渉もある。金額が引き上げられることもある。それは私の体験である)を貰って、赤旗の意に沿う文章を電話ファックスで送信します。修正は赤旗任せです。各文は共産党のHPから読めますが、個別には夫々をコピペしてグーグルに入れれば読めます。
マアここまで歯の浮くような心にもない美辞麗句がよく口から出てくるもんだ。これは明らかに15年戦争中の文である。或いは戦後のスターリンん治世下社会主義国の知識人のカルト文であろう。まあ読んでごらん。私は恥かしくて読めないけど、読んで何も感じないとしたら、知能指数はかなり低いね。
政治ゴロ(デマゴーグ)たち
総選挙結果うけて 市民と野党の共闘さらに/力強く誠実 市民評価/東京大学名誉教授 広渡清吾
総選挙結果うけて 市民と野党の共闘さらに/善意は権力を脅かす/作家 笙野頼子 最悪
総選挙結果うけて 市民と野党の共闘さらに/民主主義守る大英断/元外務省国際情報局長 孫崎享
総選挙結果うけて 心強いブレない党/上智大学教授(政治学) 中野晃一
総選挙結果うけて 財産は必ず生きる/岡山大学大学院教授 小松泰信 よう生きとるな、守銭奴
総選挙結果うけて “共闘で政治変革 希望はそこに”/機敏な行動に驚き/ジャーナリスト 青木理
総選挙結果うけて “共闘で政治変革 希望はそこに”/市民の力 試される/「安保関連法に反対するママの会」発起人 西郷南海子 さすがに中核派だけあって、この中では比較的抑制の効いた文であった。
総選挙結果うけて 共産党への信頼広げ/札幌学院大学教授 川原茂雄
総選挙結果うけて/アンパンマンのよう/俳優 毬谷友子
総選挙結果うけて トップモードとしての自覚を/のりこえねっと共同代表 人材育成コンサルタント 辛淑玉 キンピーサイトが冷やかしていたぞ。礼を言え。
総選挙結果うけて 自信持ち共闘進めよう/京都大学大学院教授 高山佳奈子
総選挙結果うけて ここからスタート/シンガー・ソングライター 五島良子
総選挙結果うけて 政治と市民つなぐ/同志社大大学院教授 岡野八代
総選挙結果うけて ここは踏ん張って/JAゆうき青森農政連委員長 荒木茂信
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民進党の新代表に(私にとっては無名の新人の)大塚耕平氏が選ばれた。当初の岡田、それから参院会長の小川が潰れたのはやはり新鮮さを重視したのであろう。それと調整者としての能力を買われたらしい。
民進党代表に大塚氏
2017年10月31日 15時25分 日テレNEWS24
民進党の前原代表の辞任表明に伴う後任の代表に大塚耕平参議院議員が決まった。
大塚氏は参議院議員歴16年で、かつ党内に敵が少ないことが代表に推された大きな理由だが、厳しい党運営が迫られるのは必至。
大塚議員は58歳。参議院愛知選挙区選出の当選3回で内閣府副大臣や厚生労働副大臣の経験がある。
民進党代表選挙は、大塚氏のほかに蓮舫前代表や小川参議院議員会長も出馬を模索したが、実際に推薦人を集めて立候補を届け出たのは大塚氏のみだった。
党幹部の一人は「党が割れるのを避けるため候補者を一本化した」と話しているがある参議院議員は「蓮舫氏も小川氏も推薦人20人を集められなかった」と語っている。
川合参院議員「政権選択可能な2大政党制をつくっていく上で、今後のかじ取りを、そこの部分に焦点をあてたかじ取りをしていただきたい」
一方、党内では早くも「知名度不足だ」「あくの強い人じゃないから当面の代表にちょうどよいだけ」との冷ややかな声もあがっていて、嵐の中の船出となりそうだ。
古本屋通信
両院議員総会で選ばれた直後の記者会見の質疑応答をザッと聞いた。ザッとというのは私のパソコンでは質問者の声がほとんど聞き取れないのだ。まあソツなく答えており、個々の発言について言うべきはない。それでこの会見が全体の流れ、全体の流れの意味は3分解した民進党の今後の動向と云う程の意味だが、それにとって如何なる意味を持っていたか、それだけを書きたい。
大塚氏の役目は短期リリーフだろう。べつに能力が劣るという意味ではない。調整能力が優れているのだろう。そのことは愛知という民進党の強力な地で、今回衆院選でも3分岐した議員を束ねて行ける能力があるという点でも買われたのだ。
記者会見の中で何回も繰り返された発言は、今回枝分かれした3つの政党の相互信頼を回復するということばだった。これは地方組織の総点検から始めるという。
つまりこういう事だ。ごく大雑把に云うと、民進党として3つに分かれた政党が来るべき統一地方選挙と参院選に向けて、安倍一強に対抗できる統一した政治勢力を再建するという意味だ。それに想定されているのは野党第一党、第二党、第三党の結集である。すなわち民進党を軸にして立憲民主党と希望の党を再統一する道である。
ふりかえって今回選挙の増減はどうであったか。自民党は見事に増減はない。共産党と公明党と維新を合せるとかなり減っている。希望の党の小池私兵は殆どゼロである。何のことはない、旧民進党は全体として増えているのだ。立憲民主党+希望の党+民進党籍無所属は全体として増えている。しかもこの3党はいずれも(参院を含めると)公明党よりも多い。そういう3党にとって、共産党との共闘など問題にもならない。とりわけ総選挙が済んでしまえば用事がない。岡山の高井なんか腹の底では共産党を馬鹿にし切っているのだ。
さあ、明日からの赤旗はますます困るだろう。それとも大塚新代表に期待するというセクハラ記事を書くであろうか。
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- 2017/10/31(火) 20:52:39|
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古本屋通信 No 2924 2017年 10月31日
共産党の首相指名投票
キンピーサイトに私が書こうと思っていたテーマで板が立てられたので、ソックリそれを使わせて頂いて、私見を述べます。管理人様、勝手で済みません。
2017年10月31日08:24 キンピーサイト
首相指名選挙、共産党の投票先は志位か枝野か?
時事通信
共産党の小池晃書記局長は30日の記者会見で、特別国会で行われる首相指名選挙での同党の対応について、志位和夫委員長に投票することを明らかにした。志位氏が立憲民主党との協議を前提に枝野幸男代表に投票する可能性に言及していたが、小池氏は「現時点で(立憲と)話し合いができていないので、今国会は従来のように志位氏に投票する」と説明した。
23日に志位たんが首相指名選挙で共産党は枝野を指名すると言ってたのだが、赤い小池はそれを否定していると言う構図。いったいどちらになるのか?
総選挙の余韻の残る中だから 何とも言えないが、共産党が他党の党首を推すなんてことになったら史上初の事件になるような気がする。 busayo_dicbusayo_dic
コメント一覧
1. はみ出しサヨク
2017年10月31日 08:34
共産党はかつて1989念に社会党の土井たか子氏、1998年には民主党の菅直人氏を首班指名で投票したことがあります。
2. KM生@管理人様
2017年10月31日 08:51
>23日に志位たんが首相指名選挙で共産党は枝野を指名すると言ってたのだが、赤い小池はそれを否定していると言う構図。いったいどちらになるのか?
総選挙後の希望・立憲民主・参院民進・(及び旧民進無所属)の混迷を見て、微妙に日共の立憲民主に対する評価が変化しているというところでせうか?たすかに志位も、選挙後は「自党と他野党との違いを出せなかったのが議席減に繋がった」と言ってたしねー。しかしあからさまに「かつての孤高路線に戻る」というと、「では今迄の野党共闘路線は失敗だったのか」と、志位小池指導部の責任が問われるからねー。こりゃー苦しいところだわな(^^)。
古本屋通信
私はこう思います。当初はすっかり枝野に投票するつもりだったので、それを公言したのです。しかし非公式に立憲民主党が固辞してきた。どうかお願いだからそれだけは止めて欲しいと伝えてきたのです。それも非公式なルートを通じて、例えば市民連合スジを通じてです。
だって立憲民主としてはいちばん迷惑でしょう。希望はすでに投票先は自党のロートルに決めています。民進党籍の無党派が枝野に投票することも(こういう複雑な3者関係ですから)ないでしょう。
そういう状況の中で共産党が枝野に投票したのでは、立憲民主党が否定している野党共闘を肯定するかたちになってしまいます。だから固辞したのでしょう。
尚、はみ出しサヨク様の御指摘はそのとおりです。それより以前、戦後の徳田時代まで遡ればあったと思います。首班指名なんて形式的な議会運営に関する雑件だから、さほど重視しないというのが共産党の対応でしょうね。
3. KM生@歴史を紐解けば
2017年10月31日 10:26
1953年のバカヤロー解散後の選挙で、(長期政権に対する批判もあり)吉田自由党は過半数割れ(この当時は1955年の保守合同による自民党の成立前だった)。日共(50年問題のさなかで1議席に過ぎなかったが)は、「よりまし」という立場で改進党の重光に投票。結局社会党の棄権もあり、吉田首班指名になった。
というのもありますた。宮顕は55年6全協の際に、「重光首班指名賛成は過ちだった」と総括し、以後(先に指摘のあった89年までは)日共は首班指名は自党党首国会議員(野坂か宮顕)に投票するようになりますた。
尚、問題が複雑化している一例に以下のような2チャンもある。
1豆次郎 ★2017/10/31(火) 10:01:16.87ID:CAP_USER9>>96>>100>>107>>111
10/31(火) 9:41配信
日刊スポーツ
立憲福山幹事長「不本意」民進会派からも“排除”
立憲民主党の福山哲郎幹事長
立憲民主党の福山哲郎幹事長が30日、これまで所属していた参院会派「民進党・無所属の会」から離脱した。民進党小川敏夫参院議員会長から「首相指名が異なることになる。離脱してほしい」と要請されたという。
「19年3カ月所属した会派。不本意だが離脱届を出した」と振り返った。ある意味で民進党からも“排除”された形。会派に属さないため、今後、国会での質問機会がなくなる。「非常に残念だが、党幹事長として今後も発信していく」と力を込めた。
- 2017/10/31(火) 10:07:33|
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古本屋通信 No 2923 2017年 10月31日
民進党3分解。その展開と展望
急転直下でもないが、昨日の展開は以下に集約されるだろう。
民進新代表、参院から=31日選出、岡田氏は固辞-前原氏の辞任了承
時事ドットコムニュース 2017/10/30-22:42
民進党は30日午後、党本部で両院議員総会を開き、党分裂を招いた前原誠司代表の辞任を全会一致で了承した。11月1日の特別国会召集に先立ち、同党は新代表を31日の総会で選出する。後任として有力視された岡田克也元代表は出馬を固辞。参院側から選ばれる見通しで、小川敏夫参院議員会長、蓮舫元代表、大塚耕平元厚生労働副大臣の名前が挙がっている。
岡田氏は30日夜、新代表について「参院から出すべきだ。(出馬の)気持ちはない」と述べた。自身が代表を務める衆院新会派「無所属の会」のメンバーとの会合後、記者団の質問に答えた。一方、小川氏は30日夜、参院幹部と対応を協議。この中では「候補を1人に絞るべきだ」との意見が出た。
新代表は31日午後に国会議員のみの投票によって決まり、党員・サポーターらの投票は行わない。立候補には推薦人20人が必要で、任期は来年9月まで。
総会に先立ち、地方組織幹部を集めた全国幹事会も開催された。前原氏は希望の党への合流をめぐる混乱や、衆院選で自民党圧勝を許したことに触れ、「責任は全て私にある。心からおわび申し上げたい」と陳謝した。
前原氏は総会後、記者団に対し、近く民進党に離党届を提出して希望に入党すると説明。「立場は異なっても『1強多弱』を打ち破る努力をしたい。(野党が)お互い協力しないと今の政権を利するだけだ」と指摘した。
前原氏は蓮舫氏の後任として9月1日に代表に就任。衆院選前の希望合流の判断については「今でもあの選択肢しかなかったと思う。だまし討ちをしたつもりはない」と改めて主張した。
きょう午後たぶん小川参院議員会長が民進党の代表に選ばれたあと、前原は民進党に離党届を提出して希望の党(以下では希望)に移る。希望ではすでに前原を含む51人の衆院議員の名前で議会事務局に会派届けを提出している。
ここで、大量に落選した衆院希望の当落の概要を回顧しておく。その意図は小池百合子私兵と民進党からの流入者の割合を見ること。立候補者は235人であり、当選者はわずか50人だった。これに前原を加えて51人だ。小池私兵の若狭らがほぼ全滅だったことはすでに書いた。50人の当選者を下で改めて確認しておこう。
立党記者会見の国会議員は以下の14人だった。落選者に棒線を引いた。
若狭勝 - 自民党を離党
細野豪志 - 民進党を除名。党内派閥「自誓会」主宰。
長島昭久 - 民進党を除名。
横山博幸 - 民進党を除名
木内孝胤 - 民進党を除名
鈴木義弘 - 民進党を除名。自誓会所属
笠浩史 - 民進党を除名。自誓会所属。
後藤祐一 - 民進党を除名。自誓会所属。
松原仁 - 民進党を除名。
福田峰之 - 内閣府副大臣を辞任、自民党を離党
中山恭子 - 日本のこころを離党 参院議員
行田邦子 - 参議院会派「無所属クラブ」所属 参院議員
松沢成文 - 無所属クラブ 参院議員
野間健 - 無所属
暫定だが役員はこうだ。
代表 小池百合子
代表代行 樽床伸二
幹事長 大島敦
政策調査会長 大島敦(兼務)
国会対策委員長 笠浩史
改めて、今回残った衆院議員を確認しておきたい。以下の中に小池私兵たる希望塾出身者は皆無ではないのか。
山岡達丸 階猛 寺田学 小熊慎司 緑川貴士 大島敦 森田俊和 青山大人 浅野哲 小宮山泰子 笠浩史 田嶋要 本村賢太郎 後藤祐一 奥野総一郎 長島昭久 松原仁 柿沢未途 伊藤俊輔 下条みつ 井出庸生 近藤和也 比斉木武志 細野豪志 渡辺周 古川元久 古本伸一郎 大西健介 岡本充功 今井雅人 牧義夫 関健一郎 源馬謙太郎 泉健太 岸本周平 床伸二 井上一徳 山井和則 佐藤公治 柚木道義 津村啓介 玉木雄一郎 白石洋一 小川淳也 大串博志 西岡秀子 中山成彬(超右翼) 吉良州 稲富修二 城井崇
長々と引いたのは理由がある。ここに挙げた全員は安保法制賛成・憲法改悪賛成の踏絵を踏んだ裏切り者である。それは事実である。だが選挙中盤から彼らの何人かは激しい小池批判を展開した。選挙後は小池を総否定している。一々例を挙げないが、岡山の柚木や香川の小川など激しい小池攻撃だった。これを、機を見るに敏なる卑劣と指摘するのは当っている。だが言えることは希望を小池百合子の代名詞と捉える当初の規定が最後まで普遍性を持つかという点だ。はっきり言おう。希望はここに来て小池色一色から旧民進党色、それも細野や前原に代表される民進党保守派に主導権が確実に移行した。これは人を見れば否定できないだろう。
ここから私が言いたいことは、選挙直前から選挙中の懸けて言い尽くされて来た希望と立憲民主党の決定的な違いについてである。違いがなくなったとは言わない。相対的な違いだとも言わない。ただ違いは先月1日の民進党代表選挙における前原と枝野の違いにまで戻ったという見方はあながち的ハズレではないだろう。
ここから共産党を引いてもっとハッキリ言おう。共産党が選挙中に呆れるほど繰り返していた主張、すなわち立憲民主党は野党共闘あるいは市民と野党の共闘の最有力パートナーだが、希望は自公政権の補完物であるという規定は、今後は事実をもって揺らぐのではないか。
否すでに一部地域では揺らぐどころか崩壊していた。香川の小川は希望である。しかし共産党は独自候補を降ろした。これは先の参院選のお礼だそうな。いい加減なものだが、無原則は希望ではなく無所属で次々に起っている。山尾の選挙区や菅の選挙区はまだしも、野田の選挙区で共産党が票を野田に流してやる理由など皆無である。つまり今後は希望の議員も敵視せず共闘の相手とみなす可能性は大いにあるだろう。いつの間にか連合が敵ではなくなったように。
けっきょく今回の離合集散は、小池新党のオバケに目が眩んだ保守民進党が、それに掻き回されて3分解した茶番劇だった。しかし民進党が希望に乗っていなかったら、つまり小池の選別発言がなかったら、希望は都議選並みにまで行かなくてもソコソコ勝っていただろう。
民進党の3分解がこのまま推移するということはない。たしかに近々に希望が消えて民進党に戻るという目は消えた。だがそうすると衆院希望の51議席は何の意味があるのか。何にも意味がないではないか。
民進党の参院議員と衆院無所属と地方県連組織が残る意味は大きい。金と組織の問題である。民進党岡山県連から、立憲の高井と、希望の津村・柚木が抜けた。岡山の立憲民主党員は高井一人であろう。岡山の希望の党員は津村と柚木の二人だけであろう。マンガである。ゆくゆく希望が民進党に吸収されないということはありえない。また期限を切らないという前提でだが、立憲民主党がこのままで推移することもありえない。
最後に共産党のはかない願望、つまり立憲民主党が共産党の云う共闘に全面的に乗る可能性はゼロだと断言しておく。これは参院民進党と衆院無所属も同じである。昨日の赤旗は一面トップで、高知で無所属で当選した広田一を野党共闘の成功例として報じた。各個撃破だがこういう姑息な手段を採用するのはやめた方がよい。片想いもいいとこだが、こういうのをセクハラと呼ぶ。見ていてイヤラシイ。
ここまでやるならひとこと野党共闘の完全破綻の例を挙げておこう。先の参院選で石川県選挙区で野党統一候補としてたたかって敗れたカルト宗教の柴田未来は今回はどうだったか。おなじ石川県の小選挙区(二区)から希望公認で立候補して負けた。負けたから問題にならなかったが、勝っていたら明らかに参院選の裏切りである。いや負けても裏切りであることに変わりはない。共産党が自慢した32選挙区の野党共闘の結末がこうだった。共産党は結果責任が取れるのか。この一事をとっても野党共闘などペテン中のペテンである。
- 2017/10/31(火) 00:20:09|
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古本屋通信 No 2922 2017年 10月30日
一寸よく分からん、江田五月氏の日記
どうも私の思い違いもあったらしい。江田氏の日記は貴重な情報源である。
「 ・・・・・ 16時半に再び出て、17時から1時間強、民進党岡山県連の常任幹事会に出席しました。総選挙直前に現職衆議院議員だった3人が離党して、1区の高井崇志さんは立憲民主党から、2区の津村啓介さんと4区の柚木道義さんは希望の党から、それぞれ立候補して当選し、民進党県連代表は難波奨二参議院議員に交代となったので、幹事長の高橋徹県議の司会で、まず3人が総選挙支援のお礼を含めた挨拶で所感を述べて退席し、難波代表の挨拶があって議事を進めました。党組織の現状の確認と今後の方針が議題で、不透明なことも多いので、取りあえず現在の党組織を維持し、今後の動向に対応することとなりました。終了後、私にもテレビのぶら下がり取材がありました。」 古本屋通信 上は昨日の江田五月の日記の一部だが、赤字部分がよく分からない。高井は立憲民主へ行ったのだから別党で離党だった、それはとうぜんだが、津村と柚木も離党して希望の公認を受けたのか。なるほど、それでないと二重党籍になるから小池は認めないだろう。然しそうすると27日の民進党の両院議員総会は参院の残留者と、民進党籍を残していた衆院無所属当選者の岡田や野田らだけで開催されたということか。前原は希望に導いた戦犯だが無所属当選で民進党党首であり」続けたわけだ。それできょう、やはり両院議員総会で辞任するという。
然しオカシナ民進党両院議員総会だな。戦犯前原の責任を追及する場に選挙で当選した議員の大半も、また前原によって奈落の底に落とされた落選者もいない。こういうケッタイナ事態がどうして起こるか。それは党の決定を両院議員総会という現職議員で構成する機関に委ねるからだ。
そもそも民進党から希望へ公認申請するとき党籍は民進党に残しておかねばならなかった。でもそれは小池が認めなかったのだろう。なら落選しても希望だな。意味がなかろう。
つまり結論をいえば議員中心の政党の自己矛盾が噴出したということだ。今回の民進党の総括会議は、立憲民主は明確な離党だから除いて、そのほかの旧民進党員全員で行うべきである。それでないと党内民主主義は成り立たない。前原批判の先頭には落選者こそ立つべきなのに、これではどうしようもないな。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 別件だが山尾しおりは儲けたな。 周知のように愛知から辛勝し、立憲民主党入りが認められた。まあオメデトウ。
彼女はスキャンダルがなかったら民進党の幹事長だったろう。その場合は後任の大島が辿ったように、前原執行部の筆頭だから、とうぜん希望入りだったろう。そしたら落選した可能性がつよい。国対委員長の松野は落選している。幹事長だったら絶対に立憲民主には行けなかっただろう。また無所属もありえなかった。
よかったなあ、山尾さん。もうヘンな国会質問するなよ。不倫の禊は受けた。ホントによかった。今後は女性議員は男と何があってもなかってもOKなんだ。
それから思い出したが、池内は懲りない女だなあ。以下、アホと違うか。
池内さおりさんがリツイート
umekichi @umekichkun · 10月27日
東京新聞 望月衣塑子記者の記事。
伊藤詩織氏は捜査員から「ジャーナリストの仕事も失い、人生も終わりだ」と告訴しないように勧められた。その理由が「訴えた相手(山口敬之)の知名度が高く、業界で尊敬されてる人だから」
知名度が高く尊敬されていればレイプも許される国。
駄目だろ、日本。
あのなあ池内、だからアンタは低脳。この問題はいまやエンタメ(娯楽)なんよ。法制的には最終の検察審議会で「不起訴相当」で決着している。伊藤詩織が文春から本を出し、山口が反論を月刊HANADAに書いているの、あんた何も思わないの? 文春と花田は同じなんよ。全部ヤラセなの。それくらい分からんの? だから落選した、党中央によく相談してごらんなさいよ。
この問題はたぶん昔の三浦事件(ロス疑惑。結局なにもなかったブルジャーのデッチアゲ事件)のようにブルジャーがコン限り引っぱると思います。ブルジャー的には儲かるネタですから。もちろん詩織がトコトン儲けます。
あのなあ池内、2年前のホテルの密室なんかどっちでもよいワ、詩織の肩書きがジャーナリスト、これヘンに思わないの? そんなものある訳ないでしょ。典型的なタ×リなのよ。分からないの? 坂井希にこっそり聞いてごらん、教えてくれるよ。
追加だが、知能指数が低い共産党員から順番に、有田の手玉に取られていく。スパイって恐ろしいね。この選挙期間中に、志位も有田に 「有田さん、アリガトウ」 と言っている。有田は反党分子ではなくなっている。
以下も無茶苦茶。女は寝て金になる。男は冤罪で片っ端から刑務所へ。それがいやだったら示談金。
池内さおりさんがリツイート
寺町東子 @teramachi_toko · 11時間11時間前
#詩織 さんの取材で超重要なのが、スウェーデンのレイプセンターで被害者の70%が被害の最中、体が固まる、解離状態に陥るなどの「擬死状態」になるとの報告。日本の刑法・強制性交罪が、抗拒不能になる程度の暴行・脅迫を要件とし、被害者が死ぬほど抵抗しないと「合意」にされてしまう荒唐無稽さ
池内さおりさんがリツイート
佐藤こうへい @kou_antiwar · 6月7日
返信先: @kou_antiwarさん
池内議員 検察官も裁判官も約8割が男性で、男性中心のものの考え方が社会規範として浸透している。それにとらわれると、何が不正義かがわからなくなる。内面化された偏見を自覚し、取り除いていくという訓練は一朝一夕では出来ない。刑事司法におけるジェンダーバイアスをなくすための教育の強化を。
- 2017/10/30(月) 03:09:30|
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古本屋通信 No 2921 2017年 10月29日
石崎徹氏の選挙記事
まあ今回はミソくそに言わないで、軽くオチョクッテおこう。だってこういう認識だもん。治らない。事実に殆ど無関心で、感性だけで書いている。そしてそれなりに大衆の通俗感覚つまりフィーリングに合っている。要は勉強が足りないだけ。悪意はないのだ。
ちょっといま気がついたが、どうしてこういう文になるかというと、政治に関するオリジナル文献はもちろんのこと、関連書籍の基本的なものをまったく読んでいない。朝日新聞だけを精読して文章を書くから、こういうヘタレ(弱々しく気力にとぼしい)文になるのだ。これと同じことを他の2つの文でも思ったことがある。ひとつは武田英夫の文。これは赤旗しか読んでいない。もうひとつは2チャンのカルト党員の文。武田文と酷似している。論争のつもりなのだが、具体の事実をまったく知らないので、修辞問答に明け暮れる。本人は一人前に論争をしているつもりなんだが、傍から見ても恥かしい。それと同じなのが今回の石崎文なのだ。これも私が注意してやらないと本人は永久に気付かないだろう。お山の大将さん。
選挙を終えて
雑文 - 2017年10月25日 (水) 石崎徹
今回の選挙結果についてはだいたいほかの人が言っていることと同じなので、今更書いても仕方ないのだが、一応短くまとめる。
自民党圧勝は当たり前。これが小選挙区制度というもの。野党が分裂すれば与党の一人勝ちになる。
民進党は分裂して正解。自民党と変わらない層が前原と一緒に小池希望へ行った。枝野立憲民主は自民党への対立軸としてすっきりした。
社会党が復活したような感じ。
自民党に賛成の人は自民党に入れるのだから、第二自民党を作っても意味ないのだ。自民党に反対の人の受け皿がないので、従来やむを得ず民主=民進党に投票してきた。この党は右から左までの寄り合い所帯で、いずれは別れねばならなかった。今回別れて、自民党に反対の人の受け皿ができた。社会党が復活したのだ。
国民は(有権者は)社会党を求めていた。であるのになぜ社会党は消滅したのか。しかも、土井たか子が「山が動いた」と言った直後に社会党は消えてなくなった。
要因はいろいろある。しかし最も根本的な原因は、中曽根戦略が図に当たったということだろう。
「国鉄を民営化すれば、国労はつぶれる。国労をつぶせば、総評もつぶれる。総評がつぶれれば社会党がつぶれる。そうすれば憲法を改正できる」
と中曽根は言ったそうだ。(そうだというのは直接確認していないので)。
社会党は自民党でも共産党でもない層をずっと代表してきた。その強みは総評を握っていることだったが、それはそのまま社会党の弱みだった。社会党独自の組織というものが存在しない。世論の支持は得るが、選挙の手足とも資金源ともなる組織が総評以外にない。総評が消えると同時に党も消える運命にあった。
自民党でもない共産党でもない層を代表する政党のこれが常にアキレス腱である。動けば票は入る。だが動いてくれる人がいない。
今回、枝野立憲民主が生まれた。生まれたのはいい。誰がこれを支えるかなのだ。動けば票は入る。だが、誰が動くのか。誰かが動かねばこの党もやはりつぶれる。
志位共産党が動くのだ。共産党が立憲民主を支えるのだ。小選挙区制のもとでの野党のあり方としてはそれしかないのである。小選挙区制が始まった最初からぼくはそう主張してきた。民主党が政権を取る前から主張してきた。政権を取らせてしまってからでは遅い。政権を取る可能性のないうちから、この党に協力する。誠実に協力すれば、相手も誠実に応えてくれる。共産党の政策に耳を傾けてくれるようになる。
共産党抜きに政権を取るとすれば、結局連合に頼るか、地域ボスに頼るかしかない。どちらも保守の道であり、第二自民党の道だ。
志位の決断は正しい。あとはともかくやってみるしかない。双方がどれだけ正しく対応できるかだろう。
不一致点はたくさんある。一致しえないことがらは置いておくしかない。一致できるところで、どれだけ国民の要望にこたえていけるかを追及していくしかない。
従来、共産党がすべての協力関係に失敗して来たのは、共同しながらもリーダーシップをとろうという動きがあまりにも目に付いたからだ。
主張するなとは言わないが、協働相手に対する誠実さだけは失ってはならない。それがいちばん大事なことだ。
道はある。その道を進むかどうかが問われている。
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再録 と 批判
今回の選挙結果についてはだいたいほかの人が言っていることと同じなので、みんな夫々違うことを言ってるんだけど、朝日新聞の論者は同じなんだね。今更書いても仕方ないのだが、一応短くまとめる。
自民党圧勝は当たり前。これが小選挙区制度というもの。野党が分裂すれば与党の一人勝ちになる。
民進党は分裂して正解。自民党と変わらない層が前原と一緒に小池希望へ行った。枝野立憲民主は自民党への対立軸としてすっきりした。単細胞だね。そうスッキリ2分できないことは、これからオイオイ分かるよ。社会党が復活したような感じ。そう感じるんだから仕方がないけど、そう感じる人は戦後政治史を少しでも勉強した人には皆無だと思うよ。
自民党に賛成の人は自民党に入れるのだから、第二自民党を作っても意味ないのだ。自民党に反対の人の受け皿がないので、従来やむを得ず民主=民進党に投票してきた。この党は右から左までの寄り合い所帯で、民主=民進党には左なんか一人もいないよ。旧社会党の国会議員は赤松くらいだが、断じて左ではないよ。あと菅なんか典型的な右ですよ。旧社民連で江田五月の盟友。いいから左を挙げてごらん。岡田もルーツは自民党。枝野の改憲論くらい読めよ。超右派。いずれは別れねばならなかった。今回別れて、自民党に反対の人の受け皿ができた。社会党が復活したのだ。私ゃ社会党を評価しないけれど、あんまり無茶をいっちゃあ可哀想だよ。それなりに日本の社会民主主義政党としての歴史を担ってきたんだ。だからこそ社会党に加盟戦術を採った左翼も存在した。それに向坂協会もあったしね。国民は(有権者は)社会党を求めていた。であるのになぜ社会党は消滅したのか。しかも、土井たか子が「山が動いた」と言った直後に社会党は消えてなくなった。何んにも知らないんだね。小池百合子だって知っていたよ。村山政権は与党になった途端に安保政策をガラッと変えて自衛隊を「法的存在」つまり合憲としたのです。自民党とかわらない。それで崩壊したのですが、問題は土井や村山の限界ではなく、右翼社民では崩壊は必然でした。こう言っても分からんでしょうが、統一戦線に支えられていない社民の政権が持つわけがない。要因はいろいろある。しかし最も根本的な原因は、中曽根戦略が図に当たったということだろう。「国鉄を民営化すれば、国労はつぶれる。国労をつぶせば、総評もつぶれる。総評がつぶれれば社会党がつぶれる。そうすれば憲法を改正できる」と中曽根は言ったそうだ。(そうだというのは直接確認していないので)。もうアホらしいからやめた。
社会党は自民党でも共産党でもない層をずっと代表してきた。その強みは総評を握っていることだったが、それはそのまま社会党の弱みだった。社会党独自の組織というものが存在しない。世論の支持は得るが、選挙の手足とも資金源ともなる組織が総評以外にない。総評が消えると同時に党も消える運命にあった。
自民党でもない共産党でもない層を代表する政党のこれが常にアキレス腱である。動けば票は入る。だが動いてくれる人がいない。
今回、枝野立憲民主が生まれた。生まれたのはいい。誰がこれを支えるかなのだ。動けば票は入る。だが、誰が動くのか。誰かが動かねばこの党もやはりつぶれる。
志位共産党が動くのだ。共産党が立憲民主を支えるのだ。もうここまで来ると低脳。小選挙区制のもとでの野党のあり方としてはそれしかないのである。小選挙区制が始まった最初からぼくはそう主張してきた。民主党が政権を取る前から主張してきた。政権を取らせてしまってからでは遅い。政権を取る可能性のないうちから、この党に協力する。誠実に協力すれば、相手も誠実に応えてくれる。共産党の政策に耳を傾けてくれるようになる。政治の議論ではないな。「文学論」だな。コレ犯罪てきなんだけど、お手上げだな。共産党抜きに政権を取るとすれば、結局連合に頼るか、地域ボスに頼るかしかない。どちらも保守の道であり、第二自民党の道だ。アンタがアレコレ言っても立憲民主が共産党と連合政権を組む可能性はゼロである。枝野だけでなく全員がそう断言している。それより民進党が岡田新党として再生し、立憲民主といっしょに自民党と大連立を組む可能性のほうがはるかに大きいだろう。志位の決断は正しい。ヤレヤレ。以下は中学生の作文レヴェルだから、付き合いきれない。あとはともかくやってみるしかない。双方がどれだけ正しく対応できるかだろう。
不一致点はたくさんある。一致しえないことがらは置いておくしかない。一致できるところで、どれだけ国民の要望にこたえていけるかを追及していくしかない。
従来、共産党がすべての協力関係に失敗して来たのは、共同しながらもリーダーシップをとろうという動きがあまりにも目に付いたからだ。
主張するなとは言わないが、協働相手に対する誠実さだけは失ってはならない。それがいちばん大事なことだ。
道はある。その道を進むかどうかが問われている。
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実はもうひとつコレより更に低レベルの投稿があるんだけど、批判し切れないので、貼るだけ貼っておきます。党カルトの文です。日本共産党元倉敷市議の小山さんの文です。この方は京都大学理学部物理学科を卒業された天才です。たぶん湯川博士や朝永博士の孫弟子でしょうね。
平和と民主主義、信義を守る共産党
「野党共闘の信義を守る共産党」が最終盤の主な訴えでした。今回の選挙は、安倍首相による「疑惑隠し冒頭解散」そして、野党共闘破りの「民進党解散・希望の党合流」で始まりました。
「安倍自公政権が飽きられている」(小泉進次郎曰く)と言われる一方で、戦い直前に味方の陣を解散し、戦いの先頭に立たない小池百合子代表の「希望の党」への陣立て直し、これで勝ち目があると考えるのは大誤算であり、敗北主義極まれり、です。
この野党共闘破りこそ、3分の2超改憲勢力を許した、(戦争する国づくり)戦犯です。これに対抗して、野党共闘発展、憲法改悪阻止で筋を通した政党は日本共産党です。その日本共産党が、政党選択の比例選挙で大後退したことは、「共産党」をどう国民に訴えていくのか、深い検討が必要だと思います。
72年前、日本軍国主義が敗北し、暗黒政治の下で23年間頑張ってきた日本共産党が合法政党として活動を始め、1960年安保改定反対の統一戦線は、総評・社会党主導でしたが、日本共産党は自らの党分裂を克服しながら、国民運動の発展に尽くし、1970年代には、国会議員40名超に躍進し、京都、大阪、東京、名古屋など各地に革新自治体を打ち立てて行きました。
日本共産党に対しては、世界大戦後の新中国誕生など共産主義対資本主義の対決として、日本を反共の砦とするため、アメリカ占領軍はレッドパージを日本政府に押付け、ソ連や中国など社会主義国と日本共産党を同一視した反共意識を国民に押し付けようとしてきました。
アメリカの対日政策は、敗戦直後の日本軍国主義一掃から、反共の砦のための日米軍事同盟路線へと転換し、日本の基地を使って、ベトナム戦争を遂行しました。韓国軍は、ベトナム派兵しましたが、日本の自衛隊は、憲法9条の制約で海外派兵しませんでした。
1980年代は、社会党・公明党の合意で「共産党を除く」体制が造られ、革新自治体は崩壊させられました。自民党政治が危機を迎える中、小選挙区制導入(政党助成金創設)とともに、新党が造られ、再編・消滅を繰り返して行きました。共産党の議席は少数に抑え込まれましたが、「非自民」(非共産)勢力の瓦解で、1998年参院選は820万票、14.6%の過去最高に到達。しかし、財界発「二大政党制」キャンペーンで衆院9人にまで抑え込まれ、2009年民主党への政権交代。しかし、2012年総選挙で自公が325議席で政権奪還、続く2014年も自公325議席獲得。日本共産党は、第3の躍進を続け、衆院21議席まで回復。しかし、今回12議席へと大後退しました。
国民主権、反戦平和を掲げ、結党95周年を迎えた、日本共産党の歴史は、多くの国民による、平和と民主主義を求め、花咲かせる努力の中の一つであり、その道をブレずに歩んできたことを、ぜひとも知って欲しい、と思います。2017/10/24 21:44:36
- 2017/10/29(日) 18:26:33|
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古本屋通信 No 2920 2017年 10月29日
ハイエナorハゲタカ の日本共産党と、その美しい傭兵たち
傭兵 金銭的報酬を条件に、契約に基づいて軍務に服する兵。
今の日本共産党と民進党(その分岐としての希望の党&立憲民主党)の関係を考えていて、突然ハイエナとういう言葉を思い出した。この言葉は私がパチンコをやっていた時代に、もっとも卑劣な穢いやり方として忌み嫌われていた。自力で勝てない小心者が、他人が打ち込んだあとの美味しい部分を摘まみ食いするやり方である。あるいは死体に群がって生き血を吸い尽くすのである。いまの日本共産党のやり方はこれにソックリではないか。そして自分でも自分の卑劣さをはっきり認識しているからこそ、ハイエナを美しい言葉で弁護するカルトを金で雇って賛美させるのである。私が共産党と付き合い始めたのは十八歳のとき1964年だからすでに55年になるが、ここまで落ちぶれた共産党を見たのは今回が初めてである。
ハイエナ
食肉目ハイエナ科の哺乳類の総称。体長50~160センチメートル。外見は犬に似るが、分類上はジャコウネコに近縁。全身が褐色の体毛におおわれる。死肉をあさるが、大形動物を襲うこともある。夜行性。ブチハイエナ・シマハイエナなど四種がある。
「死肉を漁る」という生態のイメージから、人間社会でも「破綻した(あるいは破綻しそうな)組織や個人から利益を強奪する行為」や、「困窮している者に対し、初めは積極的に援助の手を差し伸べ、その状況から脱した後には見返りを強要する行為」などを起こす人間を総称して『ハイエナ』と称することがある。この形容は同様の理由で、「ハゲタカ」とも言われる。
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2017年10月29日(日) 赤旗掲載 総選挙結果うけて
ここからスタート シンガー・ソングライター 五島良子
共産党がいてくれて本当によかったと思います。民進党が希望の党に合流するといった日、ツイッターで「野党共闘は終わった」ってつぶやいちゃったんです。でも共産党は諦めなかった。後退するかもしれないけれど市民と野党の共闘にこそ未来があると言った。
諦めない共産党がいて市民が声を上げる中で、安倍政治にしっかり対峙(たいじ)する立憲民主党が立ち上がりました。その党が多くの人に支持され、野党第1党になったことは本当によかったと思います。
共産党は議席を減らす結果になりましたが、やっぱり前に進むことをやめない。95年という歴史があって、さまざまな覚悟を持ってやってきた政党なんだと思います。共闘を最前線で引っ張りぶれないし、いつもポジティブだし、そこが好き。今回、前よりも共産党を好きになりました。
だからこそ、もっと伸びてほしかった。悔しいですよ。私もお風呂で泣きました。でも、信頼は深まったと思います。必ず次につなげていきましょう。個性豊かな共産党の魅力を知ってもらい、次は共産党の議席も伸ばしたい。ここからがまたスタートですよね。
2017年10月25日(水) 赤旗掲載 総選挙結果うけて 市民と野党の共闘さらに
善意は権力を脅かす 作家 笙野頼子
共産党の議席は減り自民は勝った。だけど安倍首相は笑ってはいない。当選者の名前に花を付けていても、妙におとなしい。
選挙直前の演説で触れるほどに、権力は野党共闘をこそ恐れている。怖いのは立憲民主党の数ではなく、共産党の献身。普通あり得ないその戦略である。他党のため覚悟して身を削って、それで議席を減らしても相手を祝福し、感謝している。金で買う五輪に感動するより、降りた候補と支えた運動員のために泣けと言いたい。
「けなげ」「かわいそう」というツイートも目立つ、ひたすらの善意は権力を脅かす。
今の共産党は全ての野党にとり、どの組織よりも怖く頼もしい支持母体だ。数字を見て惨敗とだけ報道して、経過と真実をひた隠す大メディアよ、ひたむきさを冷笑し共感を踏みにじる、そんな国でいいのか? 「積極的棄権」の中、このまま戦争になり地獄になるのか? でも私ももうしばらく抵抗しよう。共産党にのぞみをつないでいこう。(寄稿)
- 2017/10/29(日) 16:54:15|
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古本屋通信 No 2919 2017年 10月29日
三中総が開けない共産党
きょうで選挙が終ってから一週間経つ。きょうの赤旗にも三中総開催の予告記事がない。言わずと知れた総選挙の総括会議である。ふつうなら選挙終了後に間を置かず予告される。召集は常任幹部会である。
つまり常任幹部会段階の三中総決議草案がまとまらないのだろう。ふつうなら決議草案は志位報告というかたちで発表される。志位試案がそのまま了承されて決議案となる。それが手間取っている。考えられる理由は2つある。志位自身が余りにも自信を喪失して試案を策定しきれないこと。もうひとつは選挙後に常任幹部会声明こそ出したものの、それ以上については意見の一致を見なこと。これは大いにあるだろう。
更にもうひとつは志位を含めて全員がいまの政治状況、とりわけ民進党の離合集散の見極めができない段階での三中総の開催を躊躇っていること。しかしこれはおかしいだろう。他力本願である。自民党を除いて各党は選挙総括をやり、負けた党は人事の交代も避けられない。維新の党でさえも松井は代表交代もありうると言っている。
まあ岡田が民進党の党首に復帰し、希望が解体して岡田新党に吸収され、立憲民主党とは別党ながら共同会派で衆院に臨む、それを待って三中総を開催するということか。そうなるといま言っていることと、また違うことを言うようになるナ。
日本革命の遠望は他党あってのことか、そうか、そういうことか。わかった。
- 2017/10/29(日) 08:34:49|
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古本屋通信 No 2918 2017年 10月29日
事実に立って
共産党の敗北(比例得票165万票減による比例議席20から11への9議席減)は、果たして小選挙区候補を大幅に降ろしたためか
今回の総選挙結果を受けての論評は、民進党から分岐した立憲民主党と希望の党に集中して、日本共産党の敗北については語られることが少ない。それをよいことにドサクサに紛れて、とんでもないデマが撒き散らされている。デマの発信地は党中央と赤旗である。そしてデマの拡散は赤旗紙上での一部の識者のカルト投稿である。これらには多少のニュアンスの違いはあるが、共通していることは共産党の今回の敗北が野党共闘推進を重視して自党の小選挙区での独自候補を降ろしたがために、犠牲になったという論旨である。そしてその「自己犠牲」を賛美するものまで現れている。これに事実に立って反論しておきたい。
まず選挙結果だが、前回総選挙と今回総選挙おける日本共産党の得票総数は以下である。
2014年衆院選での共産党の比例得票数 約603万票
今回の衆院選での共産党の比例得票数 約438万票
これはいずれも読売新聞の統計に拠る。今回のものは離島の票が入っていないが微々たる数だ。尚、赤旗の最終統計は24日にあり、読売とは2014年分も少し誤差があったが、これも微々たる差であった。
「比例代表選挙では、前回獲得した20議席(606万票、11・37%)から、11議席(440万票、7・91%)への後退となりました」(常任幹部会声明)
したがって日本共産党の比例得票は前回比165万票減と考えてよかろう。これは比例区の絶対得票数であるから、小選挙区で日本共産党候補がいなくても有権者が投票できる選挙の得票数である。これで165万票減ったということは、日本共産党の支持票がこれだけ減ったということである。以前の票のうちの165万票がどこに逃げたか、自民党か、希望の党か、立憲民主党か、それとも棄権したのか。それは当面どっちでもよいことだ。日本共産党を前回支持していた603万人のうち、今回165万人が支持を取り止めたということだけが重要である。
つぎに小選挙区に目を移そうか。かなりの小選挙区で候補者を降ろしたといっても、もともと候補者を立てておらず公示の直前に形式的に立てた小選挙区もかなりあった。はっきり言おう。党が重点小選挙区に指定したところを含めて、日本共産党ははじめから当選を放棄していた。沖縄一区以外当選は度外視していた。でも初めからそういっちゃあオシマイだから、京都の酷田と東京の池内だけは力を入れる振りしていた。が当選などありえなかった。つまりココから云えることは、小選挙区で共産党が何十降ろそうが、何百降ろそうが、それは共産党の勝手だが、降ろしても痛くも痒くもないし、他党に恩にかけるようなことではまったくないということだ。ホントのことを書こう。供託金没収を避けるため降ろしたくて仕方がなかった。だから立憲民主党との野党共闘のためにという口実は渡りに船であった。ほんとはこの3倍くらい降ろしたかったのだが、口実がなかっただけである。
岡山の選挙だが、共産党岡山県委員会はトコトン選挙をサボった。批判しているのではない。よいことだ。やったのは比例重複候補の京美さんだけである。小選挙区候補は早くから決まっていた。やらないといっても3,4,5区の候補者はそこそこ顔見せしていた。2区は京美さんだが、彼女は他県に行った。1区の余江さんは初めから予定調和?に見えた。つまり当初から高井に乗ることを決めていたフシがある。あとは藪の中だが、高井の立憲民主入りに関わって、民進党岡山と共産党県委員会の間で裏取引があっただろう。これにはくそ坊主の仲立ちが必要だった。江田が高井に立憲民主入りを指示し、くそ坊主を岡山県委員会に走らせた。これで「野党共闘」(カッコ付き)はキマリである。植本県委員長は了解した。街頭演説会で高井は深々と余江さんに頭をさげた。余江さんを初め一同しらけきっていたが、それでも拍手はあった。
表題に戻る。共産党の選挙では、一般的には小選挙区の当選を度外視した選挙運動は党の比例での得票数を上乗せする目的でたたかわれた。候補者カーは党名を連呼できたから、これは確かに有効だった。しかしそれは前回迄で、今回は小選挙区の得票がさほど比例区の得票を上回っていないだろう。つまり小選挙区もまるでたたかっていないのである。
私はこれまで日本共産党のペテン的な選挙を批判してきた。だがここで一寸違う結論を書いておこう。今回選挙において日本共産党は全党挙げてトコトン選挙をサボった。これはよいことである。今の党の実力では400万票10議席が相応である。国会議員なんて多く要らない。そのぶん少しは大衆運動やれよ。大平君なんかもまだ若い。あんまり欲ばらないで、せめて広島大学に中核派なみの民青班をつくろうよ。ええか、もう絶対に国会議員なんかになるなよ。
- 2017/10/29(日) 05:31:53|
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古本屋通信 No 2917 2017年 10月28日
冒頭 究極のデマ 日本共産党 認証済みアカウント フォローする @jcp_ccをフォローします。 立憲、共産、社民の3野党は衆院選で全289小選挙区のうち249選挙区で共闘。
今回の衆院選において、野党共闘は皆無であった。市民と野党の共闘も皆無であった。そういう有り得ないデマ宣伝を粉砕しませう。
共産党の大デマ・キャンペーン 「立憲民主党が野党第一党になったのは日本共産党が候補者を取り下げたからだ」 を粉砕しよう。
これはまった事実とちがう大デマである。
まず、いずれの選挙でも、政治党派とその候補者が選挙で勝ち上がるには、基本的に自力で勝ち上がる以外にありえない、この当たり前の前提を確認しておこう。衆議院選挙は小選挙区と比例区の2本立ての選挙である。前者については個人候補者の選挙だから個人と所属政党が総合評価を受ける。後者については政党選挙ゆえに基本的に政党が評価を受ける。いずれも基本は自力評価である。
ただ選挙は選抜選挙である。小選挙区は定員1である。比例区にも定員枠はある。したがって候補者と政党は、対立する候補者と政党との拮抗する諸条件によって勝敗は決まり、また左右される。事前の政党間の協力関係の有無もそのひとつである。
日本共産党と立憲民主党との間には事前の政策協定は皆無であった。いずれかが政策協定を持ちかけて話し合いになった事実さえも皆無であった。あったとしたら、岡山一区のように市民団体が急ごしらえの作文をデッチあげて双方に形式的な署名をさせたケースだけだ。がそれも今回は殆どなかった。
立憲民主党が立候補した小選挙区について、この党が共産党に独自候補を下ろすよう要請したケースがあったか。皆無であった。中央段階でも県段階でも小選挙区段階でも皆無であった。したがって党と党の関係で、立憲民主党が日本共産党の世話になったという事実は皆無であった。同じことは小選挙区段階でもいえるが、ある立憲民主党の候補者が共産党の立候補取り下げを喜び感謝したというケースはあったろう。しかしそれは自民党と希望の党と立憲民主党の三つ巴になり、立憲民主党が漁夫に利に預かったというような選挙区事情のあれこれと基本的に何も違わない。立憲民主党はいずれの3党にも感謝しない。選挙とはそういうものだ。立憲民主党が日本共産党に感謝すべき理由は皆無である。
もうひとつ日本共産党の決定的な誤認識がある。立憲民主党が野党第一党になった圧倒的理由は、あまりにも明らかである。それは圧倒的に希望の党に勝ったのである。それ以外ではない。その勝った内訳は2つある。ひとつは小池百合子オリジナルに勝った。これは急ごしらえの小池塾や若狭の弟子筋だが、かれらは希望の党公認で80余人が立候補したが、たった1人しか当選しなかった。肝腎の若狭も落選している。立憲民主党がもうひとつ勝ったのは、民進党から希望の党への流入組にである。たしかに枝野は前原たちが立候補した旧仲間のいる選挙区には候補者を立てなかった。でも彼らの過半は自民党に負けたのである。いっぽうの立憲民主党は殆ど取りこぼさなかった。自民党に勝ったのである。だが自民党は改選議席を保持した。これはどういうことか、結果として立憲民主党が希望の党に流れた旧民進党に勝ったのである。日本共産党など終始蚊帳の外であった。共産党が負けたのはまさに意味のない野党共闘のデマを飛ばしたからである。民進党騒動がなくてもこの党は確実に負けていた。
きのう立て続けに民進党と希望の党の両院議員総会が開催された。気の毒なくらい面白かった。両方とも崩壊寸前である。これは明らかに自滅である。すべての出発は、小池百合子というゲテモノ右翼の過大評価と誤認識にあった。茶番劇はわずか1ヶ月、せいぜい後1ヶ月で幕引きとなるだろう。立憲民主党の枝野らはこの醜悪な茶番劇の舞台からいち早く逃げて危機を回避した自称リベラルに過ぎない。よ~く見ていてごらん、もうすぐ元の鞘に納まるからね。共産党なんかお呼びでないの。
今回の衆院選において、野党共闘は皆無であった。市民と野党の共闘も皆無であった。そういう有り得ないデマ宣伝を粉砕しませう。
デマゴーグ一覧
以下は連日の赤旗に掲載されている識者の感想です。共産党のHPから読めますが、個別には夫々をコピペしてグーグルに入れれば読めます。
総選挙結果うけて 市民と野党の共闘さらに/力強く誠実 市民評価/東京大学名誉教授 広渡清吾さんphoto
総選挙結果うけて 市民と野党の共闘さらに/善意は権力を脅かす/作家 笙野頼子さんphoto
総選挙結果うけて 市民と野党の共闘さらに/民主主義守る大英断/元外務省国際情報局長 孫崎享さんphoto
総選挙結果うけて/心強いブレない党/上智大学教授(政治学) 中野晃一さんphoto
総選挙結果うけて/財産は必ず生きる/岡山大学大学院教授 小松泰信さんphoto
総選挙結果うけて “共闘で政治変革 希望はそこに”/機敏な行動に驚き/ジャーナリスト 青木理さんphoto
総選挙結果うけて “共闘で政治変革 希望はそこに”/市民の力 試される/「安保関連法に反対するママの会」発起人 西郷南海子さんphoto
総選挙結果うけて/共産党への信頼広げ/札幌学院大学教授 川原 茂雄さんphoto
総選挙結果うけて/アンパンマンのよう/俳優 毬谷(まりや) 友子さんphoto
総選挙結果うけて/トップモードとしての自覚を/のりこえねっと共同代表 人材育成コンサルタント 辛 淑玉さんphoto
総選挙結果うけて/自信持ち共闘進めよう/京都大学大学院教授 高山佳奈子さんphoto
- 2017/10/28(土) 15:25:06|
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古本屋通信 No 2916 2017年 10月28日
古本屋通信より大平君へ
直前エントリーの大平君に関する部分を抽出して、ここに独立させた。
大平よしのぶ
ブログは21日の最後の訴え、ツイッターは23日の最後の報告とお礼のみ。あと一切の更新無し。立派。
ありゃ、見損なったみたいだ。
大平喜信認証済みアカウント @tekuteku_diary · 47分47分前
世界からも被爆者からも、痛烈な批判が安倍政権につきつけられている。この声を国会で代弁しなければならなかったのにとあらためて議席を失った無念となんとしても必ず戻る決意(困るなあ、勝手に決意してもらっては困る。だって4年後の候補者はたぶん別の他人よ。それとも石村とも子さんになるの?)。朝のウオーキングも再開。ひんやり空気と揺れるススキに秋を感じつつ。
大平喜信認証済みアカウント @tekuteku_diary · 50分50分前
さらに日本被団協がまとめた「被爆者として言い残したいこと」。「これからの日本の進路を心配しています。二度と戦争は起こしてはならず、また加担してもなりません」「『戦争放棄』を謳っている憲法を堅持しなくてはならない。原爆被害は絶対に我慢してはならない」などの悲痛な叫びが。
大平喜信認証済みアカウント @tekuteku_diary · 52分52分前
国連総会で日本政府提出の核兵器廃絶決議案の内容が、あまりにも例年に比べて後退している。「核廃絶の取り組みにおける嘆かわしい後退」(ブラジル)、「ただ意欲的でないというにとどまらず、総意が得られた文言を変えようとしており、危険なもの」(エクアドル)など世界からも痛烈な批判が。
古本屋通信より大平君へ
昨日まで国会議員だったキミはもう国会議員ではない。党のシマはともかく、キミの肩書きのない名詞では、最早関係当局はだれも会ってくれない。これは元々国会議員の名刺で仕事をするのが誤りだったのだ。そのことに気づいてほしい。運動は議員がやるもんじゃない。人民大衆がやるものだ。そういう意味で、キミが国連に冷やかしで出かけて行ったのは、決定的に間違っていた。少し冷静に考えてご覧よ。核兵器禁止条約締結の日本の運動はまったく存在しなかったが、キミたち数人がこれを訴えた。そのことが日本共産党の支持を失わせ、キミを落選にみちびいた。その事実になぜ目を被うのか。
いいかい、大平君。今回の中国ブロックは惜敗ではなかった。惨敗だった。28万5千票が20万票を割ったのは惨敗である。党はすべての面で支持を失ったが、とりわけ核兵器禁止条約の訴えが空虚だった。これで広島の大平は国会にいないほうがよいとなった。だあれもこういう真実を言わないから私が書いた。
- 2017/10/28(土) 10:16:46|
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