古本屋通信

部落差別実態調査は人権侵害だ

古本屋通信    No 2288   2016年  11月23日

   
 「部落差別の実態調査義務付け」 は、差別の新たな掘り起しであり、人権侵害だ


  きょうの赤旗(4)だが、たぶんウェブ版には掲載されないと思うので(ありゃ、掲載された。念のためコピーして下に貼ります。無駄だったがマアよい)、全文を文字化しておきたい。なあ、元東大民青サンよ、反対理由はそれぞれ異なっていても、共に反対で一致しているんだから、「日共・人権連」 といっしょに戦おうよ。



  「実態調査」は人権侵害  部落差別永久化法案を告発
  参院法務委員会で仁比議員
 「部落差別」永久化法案(「部落差別解消推進法案」)が重大問題となる中、日本共産党の仁比聡平議員は22日の参院法務委員会で、「解同」(部落解放同盟)の「確認・糾弾会」の人権侵害をただし、法案の不当性を明らかにしました。同日は「解同」が引き起こした八鹿(ようか)高校事件から42年目に当たります。
  仁比氏波、1989年の法務省通達に沿って「確認・糾弾」は、「部落出身者以外はすべて差別者」 「痛みは差別されたものにしか分からない」とする解同「朝田理論」に基づき、「被差別者が差別の有無、差別の本質を確定、認定」するものであり、数え切れない人権侵害と、行政や学校への不当な圧力が不公正乱脈の同和行政に至ったことを指摘。「行き着いたのが、八鹿高校事件だ」と告発しました。金田勝年法相は「民間団体の行き過ぎた言動が差別の解消を阻害し、新たな差別意識を生む要因になりうるという点は現在も変わらない」と明確に答弁しました。
  仁比氏は、大阪府が今年1月、旧同和地域対象者に、当該地域が旧同和地域と知らせ、部落差別の体験などを実態調査することは「不適切」とした報告を示し、法案が部落差別の実態調査を義務付けたことは「著しい人権侵害を引き起こす」と批判しました。金田法相は「一般論として、調査によって新たな差別がおこることのないように留意する必要がある」と述べるにとどめ、調査自体に問題があることが浮き彫りになりました。


  法案は差別解消の障害
  全国人権連の事務局長傍聴
 全国地域人権運動総連合(全国人権連)の新井直樹軸局長は22日、参院法務委員会を傍聴し、日本共産党の仁比聡平議員の質問について、「部落差別」永久化法案(「部落差別解消の推進法案」)の危険性を浮き彫りにするものだった」と語りました。
 新井事務局長は「法案は、部落差別の定義もなく、『解同』にフリーハンドを与える危険があります。仁比議員の質問で、部落差別の解消に法案が障害になることを改めて確認できました。慎重審議のうえ、廃案にすべきです」とのべました。



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 “実態調査”は人権侵害  部落差別永久化法案を告発 
 参院法務委で仁比議員

  (写真)質問する仁比聡平議員=22日、参院法務委
 「部落差別」永久化法案(「部落差別解消推進法案」)が重大問題となる中、日本共産党の仁比聡平議員は22日の参院法務委員会で、「解同」(部落解放同盟)の「確認・糾弾会」の人権侵害の実態をただし、法案の不当性を明らかにしました。同日は「解同」が引き起こした八鹿(ようか)高校事件から42年目に当たります。

 仁比氏は、1989年の法務省通知に沿って「確認・糾弾」は、「部落出身者以外はすべて差別者」「痛みは差別されたものにしか分からない」とする解同「朝田理論」に基づき、「被差別者が差別の有無、差別の本質を確定、認定する」ものであり、数え切れない人権侵害と、行政や学校への不当な圧力が不公正乱脈の同和行政に至ったことを指摘。「行き着いたのが、八鹿高校事件だ」と告発しました。金田勝年法相は「民間団体の行き過ぎた言動が差別の解消を阻害し、新たな差別意識を生む要因になりうるという点は現在も変わらない」と明確に答弁しました。
 仁比氏は、大阪府が今年1月、旧同和地域対象者に、当該地域が旧同和地域と知らせ、部落差別の体験などを実態調査することは「不適切」とした報告を示し、法案が部落差別の実態調査を義務付けたことは「著しい人権侵害を引き起こす」と批判しました。金田法相は「一般論として、調査によって新たな差別が起こることがないよう留意する必要がある」と述べるにとどめ、調査自体に問題があることが浮き彫りになりました。
  1. 2016/11/23(水) 04:43:49|
  2. 未分類

全ての歴史は階級闘争の歴史

古本屋通信    No 2286   2016年  11月22日

   
    今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史

 直前板を書き終えて絶望的な気分に襲われた。書くだけ無駄だったろう。共産党宣言も読んでいない党員に拙文が理解されようはずがないのだ。石崎徹なんかも 「僕は自衛隊員の方に同情します。古本屋さんの理屈は世間で通用しない屁理屈です」 と言うだろう。いくら言っても無駄である。とりあえず以下を転載する。4トロ派のものだ。私は最終章には同意できないが、公平に全文を貼った(古本屋通信)。


日本共産青年同盟機関誌「青年戦線」第2号より無断転載。情勢の変化により解説内容がかならずしもそのまま現在も通用するかどうかはわかりません。文章内容についての質問などは新時代社「かけはし」編集部の方へお願いします。

基礎学習文献解説
「共産党宣言」   (カール・マルクス/フリードリッヒ・エンゲルス)

 「全ての歴史は階級闘争の歴史である」とは、どういうことか

 「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」というのは、有名な「共産党宣言」の冒頭の一句である。これは、それまでの観念的な歴史観、社会観を根本的に粉砕する、まさに革命的な一撃であった。マルクスの時代以前の歴史観は多かれ少なかれ、世界史を、「神」によってあらかじめ定められた調和的なものとみなしたり、「絶対精神」が自己を展開し、実現していく過程として捉らえたりしたものである。
 そこでは、人々の運命は「宿命」として自分の力ではどうすることもできないものとなってしまう。人々が背負っている苦しみ、貧困、飢え、絶望などを全て「天の思し召し」として甘受することを強制される。社会の不合理に怒りを燃やし、改革を希求したとしても、それを実現する保障はせいぜいのところ「人々の善意」に委ねられざるをえない。それは結局のところ少数者の支配を正当化する論拠へとつながっていかざるをえない。
 特権階級の支配を「神の意志」として合理化した封建的社会観は、すでに封建社会内部に発生していた資本主義的生産力と生産関係によって動揺を開始し、フランス革命は、特権階級の支配を、「理性の支配」によって置きかえた。「自由・平等・博愛」の三色旗は、しかしながら身分的特権の支配に代る「財産の特権」による支配をうちたてたにすぎなかった。若きブルジョアジーのかかげた「理性の支配」は、その下で赤裸々な階級対立を鮮明にさせていった。
 マルクス・エンゲルスの発した「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という宣言は、ブルジョアジーの支配の下で公然たる姿をとりつつあったプロレタリアートの階級闘争に、歴史を前進させる力を見出させたのである。奴隷主と奴隷、封建貴族と農奴、資本家と労働者の階級対立と階級闘争、一方の力による他方の打倒が、歴史の原動力であるという規定は、人民の闘いが歴史の客体ではなく、まさに主体そのものであること、歴史が「神」や「理性」や、「英雄」によってではなく、現実の経済的利害の対立に基く被搾取階級の搾取階級に対する闘い、すなわち現実に対決し変革しようとする主体的実践こそが人類史の発展と飛躍の動因であることを指し示した。

 ブルジョア社会の成立はなにをもたらしたか

 封建制社会の胎内ではぐくまれた資本主義的生産関係と生産力は、自らを国民的生産力にまで成長させて、封建的な地方割拠を打ち破り、統一した国内市場を形成し、中央集権的な民族国家をうちたてた。増大する商品の洪水は、交通・通信の網の目のような発達に支えられながら世界を一つに結びつけた。世界は資本主義的生産関係によって征服されることとなった。地球は世界市場によって相互に規定しあう全体を構成するようになり、ここに、語の真の意味での世界史が成立することとなるのである。
 商品流通は、地方的な孤立性・分散性・特殊性を克服し、「文明」による「野蛮」の征覇、都市にたいする農村の従属をもたらした。人口は都市に集中した。資本主義的生産関係は、不断に自己を更新し、古い社会関係を破壊し、より新しい基盤の上に、資本の集中をもたらしながら、高度の生産力を開花させていった。
 資本主義的生産関係は、それ以前の社会を覆っていた、宗教的、神秘的なベールをひきはがし、直接的な経済的利害の追求、露骨な搾取を一切の社会関係の根本規定として白日の下にさらけ出した。
 同時にブルジョア社会が解き放った厖大な生産力は、この社会の発展の条件であった私的所有の枠組みと日々鋭く衝突し、資本主義的生産関係の存立の基礎を掘りくずす条件を日々つくり出していかざるをえない。ブルジョアジーがその存立のためには不可避的に追求せざるをえない生産力の更新と発展が、彼らの墓穴を準備せざるをえないという、矛盾に満ちた運命からブルジョアジーは逃れることはできないのである。
 恐慌、戦争というかたちで生産諸力を破壊しながら、過剰資本と過剰生産を周期的に処理していかねばならないことは生産力の発展そのものが、私的所有、民族国家の狭隘な壁と衝突せざるをえないという矛盾の爆発的表現である。

 ブルジョア社会におけるプロレタリアートの位置はなにか

 資本主義的生産関係の発達は、社会をますます対立する二大階級、ブルジョアジーとプロレタリアートに分割する傾向を持つ。
 ブルジョアジーの政治的・経済的支配の確立は、その対極に自己の体制を転覆する使命をもったプロレタリアートの強大な使命をもったプロレタリアートの強大な形成をなしとげずにはおかない。プロレタリアートは資本制社会において、ただ労働力商品の所有者としてのみ、資本にとって存在の意味を持つ。資本は、プロレタリアートをその労働をとおして価値を創出し、剰余労働を搾取する対象としてのみ扱うのである。プロレタリアートは独立した人格としての存在を全く解体される。その意味で「普遍的な苦悩を感じているために普遍的な性格を持ち、なにか特定の不正ではなしに不正そのものをこうむっているためにどんな特殊的権利をも要求せず」「社会の他のあらゆる階層から自分を解放するとともに、社会の他のあらゆる階層を解放することなしには、自分を解放することができないような、ひとことでいえば、人間性を完全に失ったものであり、したがって人間性を完全にとりもどすことによってだけ自分自身を自由にすることができるような」(ヘーゲル法哲学批判序説)階級が、プロレタリアートなのである。
 しかし彼らが革命的階級であるのは、単に最も疎外され、抑圧され、悲惨な運命を背負っている階級であるから、というのではない。そのような階級は、古来から存在していた。
 プロレタリアートが、ブルジョアジーの打倒をとおして、人間が人間を搾取する階級社会を廃絶する、真に自由で平等な共産主義社会の建設を目指すことのできる階級である理由は、彼らが大工場で社会的に結合され、資本制社会の生産を動かし、ブルジョア社会が生み出した巨大な生産力の成果を全面的に担い、継承することのできる階級であるからである彼らがその存在条件からして、小ブルジョアジーや、農民のように個々に分散したものではなく、一人の巨人のように団結した存在であるからである。
 人類が長い間夢想した、真の共同社会は、資本主義のもたらした巨大な生産力水準と科学技術、そしてプロレタリアートという革命的階級の創出によって、はじめて現実的な一歩を踏み出すことが可能となったのである。

 「共産党宣言」は人民戦線派を真向から批判する
 
 マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」は、既存の空想的社会主義者に痛烈な批判を加えた。今日、マルクスたちが論争の対象としたあれこれの資本主義批判家は跡形もなく消えてしまった。しかし、マルクス主義を自称する多くの潮流は、共産党宣言で示された革命運動の豊かな原則をきれいさっぱりと忘れはててしまっている。
 「共産主義者は、プロレタリアの種々な国民的闘争において、国籍とは無関係な、共通の、全プロレタリア階級の利益を強調し、それを貫徹する」
 今日、既成の共産党=スターリニストは、「自主独立」の道を歩みながら、民族的枠の中にとじこもり、労働者国家のボナパルチスト官僚の道具となり、また、ブルジョア国家においては、ブルジョアジーからのプロレタリアートの政治的独立を妨げる存在に成りはててしまっている。
 「共産主義者は、労働者階級の直接当面する目的や利益を達成するために闘う。だが共産主義者は現在の運動のなかにあって、同時に運動の未来を代表する」
 スターリニストは、今日、社会主義革命の課題をはるか彼方に追いやり、資本主義社会の破綻を改良的に縫いあわせ、健全で民主的な資本主義を再生することができるかのごとき幻想をふりまいている。
 「共産主義者は、自分の見解や意図を秘密にすることを軽蔑する。共産主義者は、これまでの一切の社会秩序を強力的に転覆することによってのみ自己の目的が達せられることを公然と宣言する。支配階級をして、共産主義革命のまえに戦慄せしめよ」
 スターリニストは、既存の国家機構、社会体制の民主的改良の延長線上に、社会主義が到達するかのごとく宣伝し、支配階級を「戦慄」せしめないために、躍起となっている。

 プロレタリア世界革命をとおして、「各個人の自由な発展が、すべての人々の自由な発展が、すべての人々の自由な発展にとっての条件である」ような共産主義社会をめざす、青年前衛にとって「共産党宣言」は、その綱領的文書としての光を失なわない。それは一切の改良主義者=人民戦線派の喉元につきつけられた鋭い刃なのである。

参考文献:エンゲルス「共産主義の原理」 トロツキー「今日の共産党宣言」など
  1. 2016/11/22(火) 14:12:01|
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藤野保史、堂々の復活

古本屋通信    No 2274   2016年  11月17日


   藤野保史が奮闘、堂々の復活。


  7中総の真っ只中、中央委員会総会を中座して孤軍奮闘する藤野保史にたいして、古本屋通信は心から拍手を送りたい。この国会質疑ひとつとっても藤野の実力はナミではない。常任幹部会委員として立派に仕事をしている。




部落差別を永久化  衆院委 歴史逆行の法案可決 
藤野氏反対討論

2016年11月17日(木)  赤旗  (写真)反対討論に立つ藤野保史議員=16日、衆院法務委
 「部落差別」永久化法案(部落差別解消推進法案)が16日、衆院法務委員会で、同法案を提出した自民、民進、公明3党と日本維新の会などの賛成で可決しました。日本共産党は反対し、藤野保史議員が反対討論に立ちました。

 法案に「部落差別」の定義がない問題で、藤野氏は、重大なのは法案提出者が「部落差別」とは「部落の出身者」に対する差別として「明確に理解できる」と答弁したことであり、「この説明は『部落解放同盟綱領』に書かれている定義と同義だ」と指摘。かつて、解同を中心とした特定団体の圧力で行政が主体性を失い、不公正・乱脈な同和行政の横行を許した痛苦の歴史を示し、「解同綱領を法律に盛り込むなど許されない」と批判しました。

 さらに、法案が国と自治体に義務付ける「実態調査」は、旧対象地区を掘り起こし、対象住民を洗い出すことになると指摘。「当該地区の住人を『同和関係者』と『そうでないもの』に区分けする調査自体が許しがたい人権侵害にほかならない」と強調しました。

 藤野氏は、法案は調査を繰り返し行い、国や地方自治体に必要な施策を行うことを求め続けるもので「部落差別の解消どころか、差別の固定化・永久化につながる」と批判しました。

 法案提出者は、「部落地名総鑑をインターネット上で販売しようという動き」をあげ、「部落差別」の「変化」を強調しています。

 藤野氏は、自民党の友誼(ゆうぎ)団体「自由同和会」が「部落地名総鑑」を発見しても、「差別の助長になると大騒ぎする」ことはないと述べ、「いまだに差別があることの根拠にすることは差別の現状を見誤る」と指摘していることを紹介。ネット上の書き込みにどう対処するかは同法案とは別の問題だと指摘しました。

 関係者の取り組みによって基本的には社会問題としての部落差別は解決し、政府も2002年、これ以上の特別対策は「問題の解決に有効とはいえない」として同和対策事業を終結させたというのが歴史の到達点だと指摘。歴史逆行の同法案の廃案を求めました。



「部落差別」永久化法案  3団体参考人招致を
2016年11月17日(木)
  赤旗
穀田国対委員長が会見
(写真) 記者会見する穀田恵二国対委員長=16日、国会内
 日本共産党の穀田恵二国対委員長は16日、国会内で記者会見し、同日に衆院法務委員会で採決された「部落差別」永久化法案(「部落差別解消推進法案」)について、「部落差別の固定化・永久化につながる危険性が質疑で明らかになった」と指摘し、同法案の断固廃案を目指す立場を表明しました。参院では参考人質疑が欠かせないとして、関係3団体の参考人招致を求めました。

 穀田氏は「部落差別の解消に逆行する法案は廃案しかない」と改めて表明。「参院の審議で法案の危険性、問題点を広く明らかにするために、部落解放同盟、自由同和会、全国地域人権運動総連合の関係3団体を参考人として招致することを求めたい」と述べました。
  1. 2016/11/17(木) 17:35:25|
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部落差別解消推進法案が可決

古本屋通信    No 2271   2016年  11月16日

 衆院法務委員会で部落差別解消推進法案が可決されてしまった 


  けっきょく阻止する気が全くなかった共産党と人権連。だから世紀の悪法が通った。これ「野党共闘」の副産物。よかったね、部落解放同盟様。なんせ部落差別が存在することが日本の法律で明文化されたんだ。これからは部落解放同盟の時代だ。全国人権連や地域人権連は時代に取り残されてしまった。全国人権連や地域人権連は運動課題として、旧身分差別以外の人権問題を扱わねばならない。結局やることがなくなる。岡山民主会館も閉館だナ。寂しいなあ。黒石健太郎を支持するという曲芸をやったツケが今になって廻って来たのだ。コレ解同岡山との共闘を意味したんだ。即ち人権岡山の自殺であった。ああ情ない。

  下に今日の赤旗ウェブ記事を貼ったが、ご覧のとおり上記の件は全く取り扱っていない。紙の赤旗には小さな記事が申し訳のように載っている(4頁目に白髭寿一・国会議員団事務局員署名の6段記事があるのみ。しかもこの文中には自民党と自由同和会は登場するが、民進党と部落解放同盟は全く登場しない。まさに驚くべき敗北主義。つまり半世紀以上にわたる運動の成果を放棄して、事実上解同に屈服したのだ。これで歴史は塗り替えられるだろう。即ち八鹿高校[差別]事件と断固戦い抜いた丸尾さんは間違っていなかった。再審請求をしようよ、というような話が出るだろう)。ホントなら7中総の名前で特別抗議声明を発表すべきなのだ。コレひとつとっても志位委員長は委員長の資格に欠けている。


赤旗ウェブ記事一覧  2016年11月16日(水) 
野党と市民の共闘を発展させ安倍政権打倒、野党連合政権を/第27回党大会決議案を提案 日本共産党が第7回中央委員会総会/「大運動」目標達成よびかけ/志位委員長が報告photo
駆け付け警護 閣議決定/南スーダンPKO 「殺し殺される」危険 現実にphoto
長時間労働規制法案を提出/4野党 電通問題を受け罰則強化photo
入札監視委 機能せず 豊洲新市場/都議会決算特 和泉氏が追及/落札率99%超/委員長は岡田元市場長chartphoto
多国籍企業応援 歯止めなし/参院特で紙議員 TPPに仕掛けchartphoto
「大運動」目標達成へ 脇目も振らず突き進もう/7中総 小池書記局長が特別決議提案photo
参院委で給与法改定案可決/配偶者手当を削減/田村議員反対討論photo
南スーダンから撤退を/赤嶺議員 新任務の付与を追及/衆院委photo
年金資格短縮法案を可決/周知徹底へ体制強化必要/参院委 倉林議員要求photo
今回の決定を断固糾弾 撤回を強く要求する/南スーダンPKOで新任務 小池書記局長が談話
論戦ハイライト/TPP委 不透明な見直し組織/参院特 紙議員の追及からphoto
送り出し機関の問題指摘/外国人技能実習生法案 参院で参考人質疑/仁比議員質問photo
女性の政治参画広げるには/女性参政権70年でシンポ/畑野議員発言
教育で借金負わすな/給付奨学金へ世論を 中央労福協が市民集会/各党代表が参加 共産党から田村副委員長photo
「TPP復活させるな」/米国首都で市民がデモ/議会承認断念を歓迎photo
COP22inマラケシュ/パリ協定 達成へ努力/列国議会同盟 議員会議が採択/武田議員参加photo
沖縄・高江 米海兵隊・訓練ルート整備/4694本もの樹木を伐採/赤嶺議員に答弁
南スーダン派兵/国民欺く説明で新任務許せぬ
きょうの潮流/米国の憲法は時代遅れ、日本国憲法は今も世界の最先端―。…




 部落差別解消推進法案が可決 「現在も存在」 衆院委
 2016年11月16日10時37分
   朝日新聞デジタル
 部落差別解消推進法案が16日午前、衆院法務委員会で自民、公明、民進などの賛成多数で可決された。法案は衆院本会議を経て参院に送られ、今国会で可決、成立する見通し。罰則のない理念法で、国や地方公共団体の責務として相談体制の充実や教育・啓発、実態調査を実施するよう明記している。

 法案は「現在もなお部落差別が存在する」との認識を示したうえ、「基本的人権の享有を保障する憲法の理念にのっとり、部落差別は許されない。解消することが重要な課題」と規定。「部落差別」の言葉を初めて法案名に盛り込んだ。

 部落問題をめぐっては、1969年制定の同和対策事業特別措置法以来、同和地区の地域改善対策事業などに約16兆円が投じられ、住環境などに改善がみられた後、2002年に事業は終了。差別意識解消をめざす人権教育・人権啓発推進法が00年に制定されたが、戦前の調査報告書「全国部落調査」の復刻出版が計画され、インターネット上で地名リストが掲示されたことなどから、部落解放同盟や自由同和会が「差別はなお存在する」として、さらなる立法を求めていた。

 部落差別解消推進法案は今年5月、自民、公明、民進の3党が衆院に提出していた。部落問題をめぐる認識で部落解放同盟と対立する共産党や全国地域人権運動総連合は、今回の法案を「部落差別を固定化するものだ」として反対している。(編集委員・北野隆一)
>
  1. 2016/11/16(水) 12:56:19|
  2. 未分類

共産党7中総幹部会報告に就いて

古本屋通信    No 2270   2016年  11月16日

    日本共産党7中総幹部会報告に就いて

 きのう午後1時から生ナマ中継があったのだが、田舎に庭木の剪定に帰っていて見れなかった。日を越して先ほど録画を見始めたが、5分ほど志位委員長に付き合って、とうてい3時間も耐えられそうにないと判明した。志位さんの疲れがこっちにまで伝染しそうだったのだ。今日の赤旗に載るか否かだが、半々だろう。6中総の場合は、総会で部分修正されたであろう6中総決定として翌々日の掲載だった。そのため産経新聞の方が早い報道となって物議をかもした。今回は第27回大会の決議案決定だから正確な報道とするだろう。 

  午前5時に赤旗が早朝配布された。予想どおり志位報告は一日遅れの全文掲載だそうな(党生活欄に「第27回党大会決議案あす掲載 ただちに読もう」とある)。その代わり一面は、大きな記事で総会を伝え、志位報告の内容をかいつまんで書いている。然しこんなものを読んでも全文を読まないとどうしようもないから、私は読まない。でも昼前にはウェブ化されるから、下段に転載はする。

  大会決議案に就いては追ってコメントすることになる。たぶん裏目読みが必要だ。それには紙の決定を文字で読まなければならない。たぶん大したことは書けないだろう。どうせ既定路線の合理化がミエミエだからだ。では第27回大会は意味がないか。そんなことはない。党3役をはじめとする人事だ。これは面白いだろう。予断は書かないでおこう。

  それよりも、いまキンピーサイトを訪問したら面白いコメントがあった。本文ともども転載させて戴きます。ブサヨさん、お世話になります。アリガトウ。



2016年11月15日10:21
本日13時から7中総幹部会報告ということで、暇な人は見てくださいw
党大会直前の中央委員会総会なので、党大会決議の概要がこれでわかります。 .
busayo_dicbusayo_dic

コメント( 3 )

1. ゴミスケの秦野真弓
2016年11月15日 16:01
偉大な浜野忠夫福委員長(=はまちゃん)の勇退が近づき残念です。浜野様は平成14年ベトナム共産党対外委員長と会談するなど素晴らしい。もっとも菅義偉官房長官はベトナム共産党幹部候補段と昼食会されたようですが
サーモン担当は浜野様から偉大な大幡基夫労働局長に交代すると良いですね。日本共産党からサーモンされ除名された人は碌な人いませんが,唐牛健太郎様は漁師になることに成功。マグロ一頭300万円として年2頭釣れば遊んで暮らせる美味しい商売。まるで県議みたい


2. KM生@しんのまゆみ
2016年11月15日 21:17
>マグロ一頭300万円として年2頭釣れば遊んで暮らせる美味しい商売。
 貴方、馬鹿も休み休み言ったらどうなんですか?1頭300万円で売れる大マグロなんぞ、日本近海にどれだけいるんですか?マグロ漁船・探知機等々どれだけの投資を要するんですか?(激怒)!


3. ゴミスケの秦野真弓
2016年11月15日 23:09
KM生様,申し訳ごさいませんでした
私は
A:県議報酬月額90万円とか
B:マグロ一頭,300万円とか,目先の報酬だけを羨ましがる欠点ございました
先般,仮)山田様から御指摘ありましたように,いくら県議報酬月額高くとも,事務所経費がそれを越えてしまうと→赤字です
私は会計の知識がありません。
[大企業の内部留保を削り取れ]と日本共産党が叫ぶ時
大企業の金庫には何億円もあると,勘違い人々と,何ら変わりません。この度は,KM生様に,ご迷惑おかけしたこと, 深く反省致します。



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 2016年11月16日(水)  赤旗

野党と市民の共闘を発展させ安倍政権打倒、野党連合政権を
第27回党大会決議案を提案 日本共産党が第7回中央委員会総会  「大運動」目標達成よびかけ
  志位委員長が報告

(写真)第7回中央委員会総会で大会決議案の提案報告をする志位和夫委員長=15日、党本部
 日本共産党は15日、党本部で第7回中央委員会総会(7中総)を開きました。志位和夫委員長が第27回党大会(来年1月15~18日)決議案の提案報告をおこない、小池晃書記局長が「党勢拡大大運動」成功に向けた特別決議案について提案しました。大会決議案は、党大会の名において「野党と市民の共闘をさらに大きく発展させ、安倍政権を打倒し、自民党政治を終わらせ、野党連合政権をつくろう」と呼びかけています。総会は2日間の日程です。

 志位委員長は冒頭、6章32項からなる大会決議案の全体の特徴について端的に報告しました。

 志位氏は、今度の党大会が「日本の政治がかつてない激動的な新しい時代」に入るもとで開かれると指摘し、この間の国民のたたかいの発展は、政治対決の構図を「自共対決」から、「自公とその補完勢力」対「野党と市民の共闘」にさらに一段と前に進めたと強調しました。

 その上で、決議案が、「画期的な新しい情勢のもとで、日本共産党がどういう基本姿勢でたたかうか。世界の動きや日本の情勢の特徴をどうとらえ、たたかいにどうのぞむかについて、党綱領を踏まえて、全面的に明らかにするものとなっています」と説明しました。

 第1章は、日本の現在の政治対決の構図をどうとらえ、どうのぞむかについて述べています。

 決議案は、日本の政治の現状を「自公とその補完勢力」と「野党と市民の共闘」が対決する「新しい時代が始まった」と規定し、市民運動の発展と日本共産党の躍進という二つの力がこれらの「情勢の前向きの激動」をつくり出したことを解明。新しい対決構図がつくられた根底に「二つの異常」を特質とした自民党政治の深刻な行き詰まりがあることを明らかにしています。

 志位氏は、決議案が党大会の名で「安倍政権を打倒し、野党連合政権をつくろう」と呼びかけたことについて、「先々の目標でなく、当面の焦眉の課題として位置づけ、その実現を呼びかけました」と強調しました。

 第2章は、党綱領を踏まえた世界の新しい動きの解明と、日本共産党の基本的立場を解明しています。

 志位氏は「どの問題も、遠い世界の話ではなく、日本のたたかいに密接に関連していることに注目してほしい」と提起しました。

 「核兵器のない世界」をめぐる新しい動きや欧米で起こっている格差と貧困是正と平和を求める新しい市民運動などを例に指摘。「20世紀に起こった『世界の構造変化』が『世界の平和と社会進歩を促進する力として、生きた力を発揮しだした』という大局をおさえながら、今、世界で起こっている逆流や複雑な諸問題に対してもリアリズムの立場で、踏み込んだ解明を行っています」と強調し、覇権主義・大国主義の動きに踏み込んで言及していることを報告しました。

 第3章は、安倍・自民党政権を打倒し、新しい日本をめざすたたかいの課題について提起しています。

 決議案は、安倍政権の危険性と、野党と市民の連帯によって、それを打ち破る可能性を事実に即して明らかにしています。

 志位氏は、「戦争する国」づくり、経済、原発、沖縄の米軍基地、憲法改悪などの各分野の課題に触れ、「決議案は、安倍政権との対決の最も熱い焦点になる問題を掘り下げて解明するということに心がけました」と語りました。

 また、志位氏は、安保法制=戦争法への対案としての「北東アジア平和協力構想」や「グローバルな課題解決への五つの提案」、格差と貧困をただす経済民主主義の改革―「四つの改革」などに言及するなど、「それぞれの課題で日本共産党の抜本的対案を明示することを重視しました」と語りました。

 第4章は、国政選挙と地方選挙の方針について述べています。

 志位氏は、来たるべき総選挙の二大目標として、(1)「改憲勢力3分の2体制」を打破し、さらに自民・公明とその補完勢力を少数に追い込む(2)日本共産党の“第3の躍進”を大きく発展させることを提起していると強調しました。

 第5章は、新しい統一戦線を推進するための質量ともに強大な党建設の方針です。

 志位氏は、決議案が、前大会(14年1月)が決めた2010年代の党建設の大目標(党勢倍加、世代的継承)を「全党の力を総結集してやり遂げよう」と訴えていると報告。「いまなぜ党建設か、その歴史的意義」を三つの角度から解明し、「どうやって党建設を本格的な前進に転ずるか」について問題提起していることを強調しました。

 第6章は、95年の党史を大きく概括して、党創立100周年にむけた抱負を述べています。

 決議案は、「歴史が決着をつけた三つのたたかい」として、(1)戦前の天皇制の専制政治・暗黒政治とのたたかい(2)戦後の旧ソ連などによる覇権主義とのたたかい(3)「日本共産党を除く」という「オール与党」体制とのたたかいに言及しています。

 志位氏は、95年のたたかいの成果、切り開いた到達点にたち、「党創立100周年をめざして、野党連合政権に挑戦する決意を明記しました」と力を込めました。

 このあと、志位氏は各章ごとに、より詳しく説明しました。
  1. 2016/11/16(水) 00:52:00|
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朴政権打倒の戦いを朝鮮革命へ

古本屋通信    No 2267    2016年 11月13日

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     更新日時 : 2016/11/13    06:42



 朴槿恵(パク・クネ)政権打倒のたたかいを朝鮮革命へ!

 南北朝鮮統一をめざす臨時革命政府を樹立し、連続的に共和国政府との話合いにはいれ! 極東軍事同盟体制(米日「韓」)の連鎖をチョソン人民の手で断ち切れ! 日本共産党をはじめとする中核派と革マル派をふくむ日本の平和勢力と革命勢力は「韓国」民衆の戦いを無条件に支持し、連帯して戦おう!
 (下にプロレタリア世界革命論の中核派『前進』の記事も3週間分3本貼っておいたが(其の編集部さん宜しく)、一国革命論であろうと世界革命論であろうと、具体的な国際連帯の戦いの現場ではともに手を携えて戦える。また戦うべきである。デボーリン(=元東大民青)の拘泥は、いわば現場の戦いから遊離した観念の遊戯である)。   


  
韓国ゆるがす怒り 大統領退陣求め100万人 若者朴政権認めない
 11月13日  赤旗
 12日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める集会の参加者は100万人(主催者発表)に達し、韓国メディアによると2000年以降、最大規模となりました。ソウル市内での集会には、高校生や大学生など若い人の姿が目立ちました。
 ソウル市内のタプコル公園前では、青年団体「21世紀青少年共同体・希望」が独自に集会を開き、制服を着た高校生ら約千人が参加しました。壇上にあがった男子高校生が「韓国は共和国だ。私たちは主権者として、朴政権を認めない」と語ると、大きな拍手に包まれました。デモ行進では「青少年が主人公だ」「大統領は退陣しろ」などのコールが響きました。
 大学路では、大学生たちが集会を行いました。ある大学生は、朴大統領が助言を受けていたとする崔順実(チェ・スンシル)容疑者という個人的な問題ではないと強調し、「朴政権への蓄積された怒りが爆発した」と語りました。
 同集会には、国民の声に押され、野党の国会議員らも参加。集会を前に、最大野党「共に民主党」の広報担当者は、「朴大統領は未練を捨て、全面的な権力移譲を断行しなければならない」と述べました。第2野党の国民の党の広報担当者も「自ら退陣すべきだ」としました。
 11日に民間の世論調査会社が公表した結果は、支持率は5%と前週と変わりませんでしたが、30歳未満で0%、30~40代では3%となりました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

韓国はパククネ打倒情勢 日・韓・米・独の労働者が大合流し米日韓による朝鮮戦争を阻もう 戦争法発動・過労自殺強制許すな
週刊『前進』  04頁(2793号01面01)  2016/10/31
(写真 10・21京大闘争 「処分撤回!戦争阻止!」を掲げ、京都大生と全学連が京大本部時計台前で集会)
 韓国の民主労総ソウル地域本部と日本の動労千葉をはじめとする3労組から全世界の労働者に向けて「東京―ソウル11月国際共同行動」の呼びかけが発せられている。今こそこれに応え、11・6日比谷野音に職場・地域・大学から大結集しよう。9月27日以来、1カ月を超えるゼネストを継続する韓国労働者の誇り高い決起を自らの闘いとし、守り、発展させ、ともに闘おう。日帝・最高裁は10月25日、市東孝雄さんの三里塚農地法裁判で上告棄却の反動決定を下した。徹底弾劾する。これへの怒りも11・6に総結集させ、日韓を軸とした労働者の国際的団結で朝鮮戦争と労働法制大改悪を断固阻止しよう。

青年労働者の怒り結集を

 マルクスとエンゲルスの共著『共産党宣言』の結語は、「プロレタリアは、この革命において鉄鎖以外に失うものは何もない。プロレタリアが獲得すべきは全世界である」「万国のプロレタリア、団結せよ!」だ。
 この労働者の国際的団結が、21世紀現代において「日韓共同行動」として現実の闘いの中でつくり出されている。2017年ロシア革命100年に向け、日韓労働者の団結を軸に資本・権力の支配を打ち破り、労働者が国際的な一つの軍勢として力強く登場しようとしている。この「日韓共同行動」は、ロシア革命時にも、戦後革命期から朝鮮戦争過程においても実現できなかった歴史的な闘いだ。青年労働者、学生を先頭に、この大事業を労働者階級の未来をかけて成功させよう。
 電通で24歳の女性新入社員が過労自殺に追い込まれた。電通では過労死・過労自殺が過去にも起こり、残業時間の過少申告を全社的に指導してきた。電通は戦前、準特務機関であり、戦後も政財界やマスコミに影響力を行使し、情報統制を担ってきた。今日的にはオリンピック利権にまみれ、自民党・安倍と一体化してきた。過労自殺の責任は安倍にあり、安倍が殺したも同然だ。
 今や正規、非正規を問わず、青年労働者は過重な仕事量、低賃金、解雇攻撃の中で、「即戦力に」と入社直後から迫られる。厚労省が10月7日に発表した「過労死等防止対策白書」によれば、「勤務問題」を原因とする昨年の自殺者は2159人にのぼるという。青年労働者の命と引き換えに資本は延命している。
 その上で安倍は「働き方改革」「長時間労働是正」を叫び、実際には8時間労働制の解体を狙っている。「同一労働同一賃金」とは「18歳〜年齢・経験不問、時給○○○円」というコンビニの求人の雇用形態を全分野に拡大することだ。そのために「評価制度」の徹底と総非正規職化を狙う。すべては資本の利益と延命のための攻撃だ。
 歴史の転換点で変革の先頭に立つのは青年労働者だ。その熱い意志と行動だ。すでに生命力の尽きた資本主義に代わり、労働者、労働組合が社会を前に動かす。それが革命だ。仲間は全世界にいる。11・6日比谷野音には韓国、アメリカ、ドイツなどから労働者がやって来る。怒れる青年労働者を先頭に11・6集会に全国から総結集しよう。

民主労総ゼネストに応え

 11月国際共同行動は、世界で最も戦闘的な労働組合であり、ゼネストでパククネ政権打倒へ闘う韓国の民主労総と、国鉄分割・民営化反対の闘いを30年以上も強靱(きょうじん)に継続する動労千葉・動労水戸を先頭とする日本の階級的労働組合が、朝鮮戦争を止め、社会を変革するために、団結して行動する大挑戦だ。これは本当にものすごいことだ。
 韓国のゼネストは、労働者こそが社会の主人公であることを資本家階級に突きつけている。闘いを通して労働者は団結と誇りを日々奪い返している。1カ月もゼネストを継続する鉄道労組の組合員は、「私の人生の中で最も意味のある幸せな1カ月。職場の大切さを悟って、同僚との信頼を強固にした1カ月。時間がたつにつれて、私たちを疲れさせるのではなく、よりたくましくした1カ月」と語っている。追い詰められた鉄道公社は、スト破りのために軍の兵士を動員し、無理な運行を強行して次々事故を起こし、社会全体からさらなる怒りを買っている。
 パククネ政権は今や打倒される寸前だ。10%台に支持率が落ち込み、政商であり「陰の実力者」とされるチェスンシルとの関係での不正・疑惑も次々暴露され、弾劾の嵐の中にある。それゆえパククネはますます戦争衝動を強め、米日韓による朝鮮戦争を強行することでしか延命できないところに追い込まれている。
 米日をはじめ世界の帝国主義者たちは、この韓国情勢に震え上がっている。特に安倍政権は、歴史的に一体性をもつ日本と韓国の階級闘争、朝鮮革命と日本革命の結合の現実性におびえている。今日の安倍政権の危機はすべてこの韓国情勢と結びついている。
 この間の米日韓による相次ぐ軍事演習が示すように、東アジア・朝鮮半島をめぐる全事態は戦争・核戦争の切迫を告げている。特に米日帝国主義は10月30日から11月11日まで、安保戦争法を発動し、「重要影響事態」を想定した日米共同統合大演習を沖縄など日本周辺の空・海域で強行する。これには自衛隊約2万5千人、艦艇20隻、航空機約260機と、米軍約1万1千人が参加する。
 安保戦争法の一環である「重要影響事態法」とは、旧周辺事態法を改称したもので、地理的制約も撤廃し、日本が直接攻撃されていなくても「日本の平和と安全に重要な影響がある」と判断=強弁すれば、米軍や他国軍への後方支援などが可能だとするものである。
 このような情勢が朝鮮戦争の超切迫情勢でなくて何か。日本共産党やすべての体制内勢力が朝鮮戦争切迫を言わず、その攻撃と闘わず、「自衛戦争賛成」に転落している。朝鮮戦争は、米日韓によるキムジョンウン=北朝鮮スターリン主義体制の転覆と、民主労総ゼネスト=朝鮮革命の圧殺のための戦争だ。
 11月国際共同行動の大爆発で、この朝鮮戦争を始まる前に止めよう。11・6労働者集会の大結集はいよいよ決定的となった。

安倍「働き方改革」粉砕へ

 韓国での民主労総ゼネストと20万人の11・12民衆総決起への進撃は、11・6日比谷野音での日本労働者階級の闘いと結合して、朝鮮戦争へ向かう動きを現に阻んでいる。
 11・6日比谷には、韓国・民主労総の大挙結集を先頭に、アメリカ、ドイツなど世界から闘う労働者がやって来る。そこには戦争を止め、労働法制大改悪を阻止する生きた国際連帯があり、世界革命が胎動している。何よりも日本の労働者階級と人民は、朝鮮戦争への安倍政権の参戦衝動を打ち砕くために大結集をかちとり、韓国の労働者、ドイツやアメリカの労働者と固く団結しよう。
 日本の労働者と学生はすでに猛然と決起している。京大処分撤回闘争は、戦争阻止の偉大な決起だ。動労千葉は、JR資本が長時間労働を運転士に強制しながら「生理現象」を口実に処分することに対して大反撃に立っている。動労水戸の被曝労働拒否の闘いは、いよいよ本格的発展の段階へ突入する。
 動労千葉・動労水戸を先頭に国鉄闘争に勝利してきた30年の地平を全面的に発展させ、全産別・全職場で民営化・外注化・総非正規職化と対決し、安倍「働き方改革」攻撃を打ち破ろう。築地市場の豊洲移転撤回の闘いを軸に、安倍と一体化して都労連解体を狙う小池都政の打倒へさらに総決起しよう。これらすべてを11・6日比谷野音に結集しよう。
 最高裁は、三里塚反対同盟の市東孝雄さんの農地法裁判で、上告棄却の超反動決定を10月25日付で下した。これは、朝鮮戦争切迫下、民主労総のゼネスト、パククネの打倒情勢に恐怖する日帝・安倍政権が、労農連帯と動労千葉の破壊、労働法制大改悪との闘いの解体、そして第3滑走路建設、市東さんの農地強奪と三里塚軍事空港化を狙う大攻撃だ。
 反対同盟は27日に記者会見を開き、直ちに反撃に立っている。上告棄却への怒りも総結集させ、11・6労働者集会を大成功させよう。



 産経新聞の記事を貼っておく。昨日のソウルのデモ参加者は毎日新聞では警察当局発表の26万人だが、赤旗は主催者発表の100万人だ。赤旗も「客観報道」のかたちながら性根が入っているゾ。赤旗がんばれ。共和国と連帯して朝鮮革命成功=南北朝鮮統一のために戦え。コレ日米安保体制打破の戦いでもある。


 2016.11.13
 【コリア実況中継!】  産経新聞
 朴槿恵氏への支持率0%の若者世代 鬱積の合い言葉「ヘル朝鮮」 なぜか「日帝」にちなんだ造語まで」
 朴槿恵大統領の退陣を求め、抗議デモに参加する制服姿の高校生ら=5日、ソウル(AP)
 将来を担う子供たちが自分の国を「地獄」と嘲(あざけ)り、社会の混乱を冷ややかに見つめている。朴槿恵(パク・クネ)大統領(64)の退陣を求めたソウル中心部の抗議デモに4~5万人(警察推計)が集結するなど、世代を超えた関心事となっている友人女性の国政介入疑惑。中高生を含む若者たちが抗議デモに積極参加し、インターネット上の風刺パロディーなどでも存在感を発揮している。韓国内では「主体的な社会参加」を賞賛する報道が多数ある一方、競争社会からの逃避や「虚無感」を指摘する声も上がっている。
(時吉達也)
 制服姿で中高生がデモ
 ソウル中心部で大規模デモが行われた5日。その一角に、フェイスブックを通じて集まった500人以上の制服姿があった。

 「中高生がはじめに、『ヘル朝鮮』にケリをつけよう! 無能な朴槿恵政権を退陣させ、私たちを苦しめてきた教育体制を変えよう!」。市民団体「中高生連帯」は、こう声明文を読み上げた。

 「ヘル朝鮮」は英語で地獄を意味する「ヘル(hell)」と朝鮮を組み合わせた造語。受験戦争の激化や失業者の増加、OECD(経済協力開発機構)加盟の先進国でワースト1位(10万人あたり29・1人、日本は18・7人)となっている自殺率などの社会の現状を表す言葉として、昨年以降韓国で定着している。

朴氏を擁護する団体の代表がデモに参加した16歳の女子生徒の顔を殴ったとして警察に連行される騒ぎも起こるなか、「下野」「退陣」のプラカードを掲げ、体を張って抗議の声を上げた学生たち。韓国メディアによると、この日は数十人~数百人規模の中高生デモが各地で起きたといい、大学でもこれまでに同様の声明文を発表したのは120校を超えている。

 一連の事件発覚後、朴大統領の支持率は5%に下落した(世論調査会社、韓国ギャラップの発表)。1987年の韓国民主化以降最低の数字となっているが、さらに年代別の内訳をみると、19歳~29歳支持率はついに「0%」となった。60代以上の高齢者の支持がかろうじて支持率を引き上げているのが実情で、若年世代の政治への不信感が数字からも読み取れる。

 「金も実力、親を恨め」発言、引き金に
 学生らが立ち上がった直接の原因は、一連の不正疑惑の中に、彼らの人生を左右する最大の関心事「大学受験」が含まれていたことにある。職権乱用の共犯容疑などで逮捕された朴槿恵大統領の40年来の友人、崔順実(チェ・スンシル)容疑者(60)が、長女、鄭(チョン)ユラ氏の名門大受験に際し、スポーツ推薦入試に関する学則を大学側に改正させたとする疑惑。国政に関わる重大な問題以上に、学生たちの関心を引きつけた。

 「金も実力のうち。恨むなら親を恨め」。韓国メディアによると、ユラ氏が特に不興を買ったのは、不正入学疑惑が持ち上がった2年前、フェイスブックにこんな書き込みを残していたことも原因だった。

 報道陣に対し、デモに参加したある男子生徒は「僕たちが夜中まで塾に拘束され、1点でも点数を上げようと力を振り絞っているのに、誰かさんは金と権力をかさに一流大学に入学した」と強調。女子生徒は「私たちのそばにはまだ、別の『鄭ユラ』がいるかもしれない」と不信感を募らせた。

 「風刺パロディー」花盛りの陰で…
 抗議デモなどで見せる憤怒や正義感が若者たちの「表の顔」なら、「裏の顔」は事件をモチーフにした風刺パロディーを次々と作りだし、“お祭り騒ぎ”を楽しんでいる様子にみてとれる。乗馬の特待生だった娘の不正入学疑惑にかけて、馬に乗った崔順実容疑者が飛んでくる手錠を避けて進むゲームや、朴氏をニワトリに見立て、「演説文の手直し」などの選択肢で育成するゲームのアプリを次々と開発。韓国で日本の統治時代を指す「日帝(日本帝国主義)強占期」になぞらえた「スンシル強占期」や、スマートフォンの音声ガイド機能「siri」と掛け合わせた「スンシリ」などの造語も次々に生まれている。

一生懸命勉強しても、一体何の意味があるのか-。受験、就職など直面する生活の不安に背を向け、政権批判や風刺に懸命な若者たち。親の世代からは「口ばかり上手になって、努力しないことを正当化している」と不安の声も漏れる。

 経済紙「韓国経済」は心理学の専門家の談話として、国内を覆う雰囲気を「『絶望的』な憤り」と表現する。無気力で、かつて経済発展の原動力となった「貧困を克服し豊かになってみせる」という憤りとは根本的に違うとする分析だ。

 新たな造語で「スンシル症」とも呼ばれる若者たちの憂鬱。今後捜査が進展し問題が一段落したとしても、彼らの悩みは解消されそうにない。


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パククネ完全打倒を 韓国100万民衆総決起の力でプロレタリア革命へ進もう 「懸賞金300万円」は安倍の悲鳴だ
2016年11月 7日 第2795号  『前進』 巻頭論文
(写真 パククネ打倒―プロレタリア革命へ進む韓国労働者人民の闘いの映像を映し出し、11・6全国労働者集会への結集を訴える斎藤郁真全学連委員長【11月1日 東京・新橋駅前】)
 「11月12日、100万人の鬨(とき)の声を集めてパククネ大統領を引きずり降ろそう!」。9月27日以来、無期限ゼネストを闘う韓国・民主労総のチェジョンジン委員長代行が5千万韓国労働者人民に熱烈に呼びかけている。パククネ政権の支持率は9・2%にまで下落した(11月1日現在)。底なしに腐敗を深め反動化するパククネ政権を完全打倒し、プロレタリア革命へ進むことが現実の死活的課題となっている。これは超切迫する米日韓の朝鮮戦争・核戦争を始まる前に阻止し、労働改悪粉砕の闘いとともに、韓国を支配してきた一握りの巨大財閥とその政権を倒し、労働者権力を打ち立てる闘いだ。

民主労総のゼネストが切り開いた歴史的情勢

 1917年ロシア革命を引き継ぐプロレタリア世界革命への巨大な進撃が始まった。朝鮮革命は日本革命と一体だ。パククネの姿は明日の安倍の姿だ。韓国の革命情勢に何よりも震え上がっているのは、安倍政権と日本の資本家どもだ。2011年3・11東日本大震災と福島第一原発事故以来の労働者人民の根底的な決起、昨年の安保戦争法反対の国会周辺100万―全国1千万人民の決起は、今も継続・発展している。それは労働現場で人間性・共同性を破壊され、過労死や過労自殺に追い込まれることへの怒りと一体化し、怒りのマグマとなって噴き出しつつある。
 この日本の労働者階級人民の根底的な怒りと決起に、朝鮮革命情勢はさらに激しく火をつけようとしている。朝鮮革命情勢の最先頭で闘う韓国・民主労総ソウル地域本部と、動労千葉など日本の闘う3労組が共同で呼びかける「東京―ソウル11月国際共同行動」を成功させ、韓国階級闘争と日本階級闘争を一つに結び、パククネと安倍を串刺しにして打ち倒そう!
 韓国階級闘争は今、軍事独裁政権を倒した1987年の大闘争を超える地平で爆発しようとしている。来年は1917年ロシア革命から100年。この時に、典型的なプロレタリア革命として闘いは発展している。この韓国階級闘争は、どうすれば自国の腐りきった政権を打倒することができるのかを日本と世界の労働者人民に示している。階級的労働運動がゼネストに立ち上がり、これに戦闘的学生運動や農民運動、全民衆の闘いが合流した時に、自国政府を危機と動揺にたたき込み、打倒して、プロレタリア革命に勝利できるのだ。
 昨年来の民主労総のゼネストは、労働者人民から熱烈な支持を受け、人民のあらゆる怒りを糾合して、パククネを窮地に追い詰め、パククネ政権が一握りの巨大財閥の利益を代表する反人民的な腐りきった政権であることを暴き出した。まさに韓国のゼネストは「労働者の団結した力は歴史を動かし、社会を変革することができる」ということを示している。
 労働者は民族・国籍・国境を超えて一つに団結し、世界を変えることができる唯一の存在であり階級だ。この中で特に日本階級闘争のもっている位置は決定的に重要だ。アジアで唯一の帝国主義である日本における革命の勝利が朝鮮革命の真の勝利をも決する。日本の戦後革命の敗北と朝鮮戦争の歴史を二度と繰り返してはならない。
 革命に突き進む韓国階級闘争と一つになり、積もり積もった安倍への怒りを根底から爆発させ、日本革命勝利に突き進もう。11・6全国労働者集会を大成功させ、11月12日、ソウルでの100万民衆総決起闘争に日本からも大合流し、パククネ完全打倒へともに闘おう!

労働者に過労死・過労自殺強制する日帝資本

 韓国の革命が現実化すればするほど、日米帝国主義やパククネ政権は、国家主義・愛国主義や排外主義をふりまき、北朝鮮スターリン主義の体制転覆と朝鮮革命の圧殺を狙って、絶望的に朝鮮戦争・核戦争に突進しようとする。すでに米韓合同軍事演習や日本周辺海域での安保戦争法に基づく大規模な日米合同軍事演習が行われ、いつでも朝鮮戦争を発動できる態勢に米日韓は突入している。
 米韓の外務・防衛閣僚会合は、サード(高高度迎撃ミサイル)の韓国への早期配備を確認し、韓国は「有事には核兵器の使用も辞さない方針」を示した。核戦争も現実化しつつあるのだ。
 10月27日の国連総会第1委員会で、核兵器禁止条約について来年から交渉を始めるとの決議が123カ国の賛成多数で採決されたが、安倍政権は米帝などとともにこの決議に反対した。自分たちの延命のためには核戦争をも辞さない帝国主義者ども!
 わずか1%の資本家階級が支配する資本主義・帝国主義は、労働者人民を労働地獄の中で過労死・過労自殺に追い込み、全世界を大恐慌と経済破滅にたたき込みながら、人類の生存自身を脅かす世界戦争・核戦争にも訴えることで延命しようとする。今こそ全世界の労働者は、プロレタリア革命の最前線で闘う韓国階級闘争と一つに結合し、自国の腐りきった政権の打倒へ闘う時である。
 すでに安倍への日本の労働者人民の怒りは臨界点を超えている。安倍が今も延命しているのは、民進党や連合、日本共産党スターリン主義が労働者人民の怒りを「資本主義の枠内」=体制内に押し込め圧殺しているからだ。週刊新潮による日教組委員長・岡本泰良の「女性問題」「組合費の私的流用問題」の報道は、安倍政権による朝鮮戦争に向けた日教組解体キャンペーンであるが、同時に腐りきった体制内労組幹部の姿をさらけ出してもいる。
 岡本だけでなく体制内の労組幹部どもは、資本や権力と一体化し、労働者の生きるための闘いを圧殺してきた。こうした腐敗した労働貴族どもが労働者を労働地獄と過労死・過労自殺に追い込んできたのだ。連合会長・神津里季生は安倍政権の「働き方改革実現会議」のメンバーとなり、労働組合の名をもって総非正規職化や解雇自由や成果主義導入の先兵になろうとしている。断じて許すな。

体制内の「労働貴族」打倒し闘う労働組合を

 今やこの資本主義・帝国主義を延命させる腐敗構造を、韓国の革命情勢と日本労働者人民の怒りの決起で吹き飛ばす時が来た。何よりも民主労総と一体となって闘う動労千葉や動労水戸が国鉄分割・民営化以来の30年の激闘を貫いて、ついにJR体制を打倒する闘う主流派へと躍り出ようとしている。
 動労千葉の国鉄1047名解雇撤回闘争や17年間におよぶ外注化阻止闘争は、JR東日本を追いつめている。「トイレ問題」での乗務員に対する不当処分粉砕の闘いは、全乗務員や車掌の心をつかみ、交通運輸をはじめ全産別・全職場から労働者の圧倒的な支持を受ける情勢を切り開きつつある。
 動労水戸の被曝労働拒否闘争は、安倍の常磐線全線開通による福島圧殺、被曝や帰還の強制と最前線で激突し、安倍を打倒する福島の怒りと一つになって闘われている。動労総連合の全国的建設や合同一般労組の闘いを先頭に、日韓を軸とする11月国際共同行動に向け、無数の労組拠点建設が前進している。
 韓国ゼネストは、無数の労組拠点が土台となって闘われ、大高揚している。体制内の「労働貴族」どもを現場労働者の怒りで打倒し、闘う労働組合を全国でよみがえらせよう。日本階級闘争は、反スターリン主義・革命的共産主義運動と動労千葉を先頭とした階級的労働運動とが一体的に闘われ、発展してきた輝かしい歴史をもっている。ゼネストとプロレタリア革命に勝利するために「新しい労働者の政党」が今こそ必要だ。
 韓国では80を超える大学でパククネ退陣を求める「時局宣言」が出され、ついに学生が猛然と決起し始めた。韓国学生の闘いと固く団結し、京大反戦バリストに対する4学生への無期停学処分の撤回闘争を爆発させよう。
 韓国の革命情勢と日本の闘い、そして政権自身の政治・経済危機に追い詰められた安倍は、1971年11・14渋谷暴動闘争で星野文昭同志と同じく「殺人罪」をデッチあげられ指名手配中の大坂正明同志に「300万円の懸賞金」をかけ、反動的大キャンペーンを始めた。許し難いと同時に実に無残な悪あがきだ。こんなふざけた弾圧など粉砕し、安倍打倒とゼネスト・革命勝利へ闘おう。

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11・6東京 11・12~13ソウル 国際共同行動
◎11月12日(土)、13日(日)韓国ソウル
 労働大改悪阻止!全国労働者大会・民衆総決起
<呼びかけ>全国民主労働組合総連盟ソウル地域本部/国鉄千葉動力車労働組合/全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部/全国金属機械労働組合港合同
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11・6東京 韓国・民主労総と歴史的共同行動 パククネと安倍を倒せ 戦争・労働改悪阻止へ5800人
2016年11月10日  週刊『前進』 02頁

(写真 5800人が朝鮮戦争阻止と労働法制大改悪粉砕へ闘う決意を打ち固めた【11月6日 東京・日比谷野外音楽堂】)
(写真 集会後、 「解雇撤回」「労働法制改悪阻止」「朝鮮戦争とめよう」と訴えてデモ【内幸町交差点】)

 11月6日、全国労働者総決起集会が東京・日比谷野外音楽堂で5800人を結集し開催され、感動的な成功をおさめた(次号続報)。今年の11月労働者集会は、ゼネストを継続しパククネ打倒へ迫る韓国・民主労総ソウル地域本部と、日本で新自由主義の労組破壊と闘い勝ちぬいてきた動労千葉をはじめ3労組が、東京とソウルをつなぎ、戦争と労働法制解体攻撃に立ち向かう国際共同行動として設定された。集会では「労働運動再生めざし『働き方改革』に反撃を!」「東北アジアにおける新たな戦争を絶対に阻止しよう」の決議を採択(2面)。集会後には銀座デモを闘った。

 労働運動の現状変える
 全日本建設運輸連帯労組関西生コン支部書記次長の武谷新吾さんが開会あいさつで、生コン業界の協同組合の大同団結を関生支部が主導して再建したことを報告し「闘う労働組合の全国ネットワークを強化・発展すること、韓国と国鉄労働者の闘いに勝利するために集会の成功を」と訴えた。
 民主労総の35人の訪日団が登壇し、民主労総ソウル地域本部統一委員長のキムソンハンさんが「11月12日にソウルで20万人が集まる大規模集会を準備している」「われわれが先頭に立って闘って戦争を防ぎ、新自由主義構造調整を阻止しましょう。万国の労働者、団結せよ!」と力強くアピールした。
 「呼びかけ団体からの訴え」では、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重(キムウォンジュン)さんが「今年は11月国際共同行動として設定された。日韓労働者の連帯を強固にし、それを全世界に拡大して反新自由主義の国際労働運動の新潮流をつくり出そう」と訴えた。動労千葉の田中康宏委員長は「何のためにここに集まったか。民主労総の闘いに応え、労働運動の現状を変革したいからです」と力を込めた。そして日本労働者の課題として、東北アジア--朝鮮半島での戦争を阻止すること、安倍政権の「働き方改革」、労働法制解体との闘いの最前線に立つこと、国鉄分割・民営化との30年にわたる闘いに勝利し労働運動の後退を突き破って闘う労働運動をよみがえらせることを訴えた。

 東京丸ごと民営化阻止
 全国金属機械労組港合同の中村吉政委員長が、橋下・維新の会の労組つぶしとの闘いと国鉄闘争は一体だと述べ、「東京都の小池は自治体そのものの解体=民営化という路線です。不当労働行為に踏み込ませてはならない」と強調した。東京交通労組の労働者、学校事務労働者が、小池都知事の都の業務丸ごと民営化、都労連解体と闘う決意を表明した。
 連帯あいさつを三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原富夫さん、市東孝雄さん、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の星野暁子さん、福島診療所建設委員会の佐藤幸子さんが行った。
 「戦争と改憲との闘い」として、とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長の西川重則さんが戦争絶対反対の国際連帯を訴え、沖縄の日本IBM・ビジネスサービス労働組合で解雇撤回を闘う仲宗根光洋さんが非正規職撤廃・基地撤去のゼネストへ進む決意を述べた。東京の「日の丸・君が代」不起立処分者の根津公子さんが免職を阻止した闘いを報告した。
 民主労総の律動隊「ソノン(宣言)」が資本・権力への怒りを律動で表現し、会場の一体感が一層高まった。
 「国際連帯の訴え」では、アメリカの鉄道労働者統一委員会(RWU)のジェームス・ウォリスさんが1人乗務を撤回させた闘いを報告し、ドイツから参加したレイバーネット・ジャーマニーのヘルムート・ヴァイスさんが反戦を訴えた。多数の在日・滞日外国人労働者が登壇し発言した。

 闘ってJRに絶対帰る
 「解雇撤回・JR復帰へ闘いはこれから」では、動労千葉顧問弁護団長で国鉄闘争全国運動呼びかけ人の葉山岳夫さんが「昨年6・30最高裁決定で不当労働行為認定が確定し、JRが不当労働行為の張本人である事実も突きつけた」と提起し、動労千葉争議団の中村仁さんが「解雇撤回させJRに帰る」と表明、動労総連合・九州委員長の羽廣憲さんがJR九州の株上場を弾劾した。
 「動労総連合を全国へ」では、動労千葉副委員長の関道利さんが検修構内外注化・強制出向との闘いを報告し、CTS(千葉鉄道サービス)の北村武さんが就業規則改悪を弾劾、千葉運転区支部長の高沢成夫さんが運転士の過酷な労働条件改善を求めた指名ストを報告した。動労水戸委員長の石井真一さんが常磐線全線開通にストで反撃すると述べ、動労連帯高崎副委員長の漆原芳郎さん、動労西日本書記長の山田和広さんがそれぞれ闘う決意を述べた。
 闘いの報告と決意を郵政労働者、教育労働者、医療労働者、合同・一般労働組合全国協議会代表の吉本伸幸さんが述べた。最後に動労千葉CTS組合員、動労水戸の照沼靖功さん、京都大学の学生が決意表明を行った。愛媛県職労委員長の宇都宮理さんが閉会あいさつ。団結ガンバローとインターナショナルを斉唱しデモにうって出た。
 集会には無実で無期・42年投獄と闘う星野文昭さん、トルコの国際労働者連帯協会(UID―DER)、アメリカ・ロサンゼルス統一教組(UTLA)のアーリーン・イノウエさん、中国鉄道労働者連合会からメッセージが寄せられた。
 11・6集会の地平を新たな出発点に訪韓闘争を闘い、パククネと安倍を打倒しよう。闘う労働組合を建設し日本のゼネストへ攻め上ろう
  1. 2016/11/13(日) 08:34:31|
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西部邁って虫唾が走る

古本屋通信    No 2266    2016年 11月12日

  ちょっと臨時の挿入だけど、2チャン161の東大民青さんよ、新しい論点はないのかい? 今回の投稿はすでに答えたよ。二言だけ。河村さんを褒めた拙文を読んでくれてアリガトさん。それから国家とパルタイ(党)を区別せよ。然し赤松克麿脚注)とはよく云ってくれたな。憶えておこう。アンタのアタマではマルクス主義者が同時に愛国主義者であることが理解できまい。全学連の機関紙は戦後間もない頃からずっと「祖国と学問のために」(略称 学)だった。愛国は右翼のスローガンではなく、左翼のスローガンだった。



  西部邁(進)って端から虫唾ムシズが走るんですけど



  朝一番に赤旗二面に、ソコソコの大きさの記事をた。小池が「保守の論客・西部邁」と討論したそうな。私はバカにして一行も読まなかった。昼まえキンピーサイトに板が立った。ユーチューブの冒頭に西部の顔があった。老醜をて吐き気がした。もちろんなかった。

  この記事を書くに当っても、ウィキを一瞥する気さえ起きない。軽蔑の一語である。

  私は西部について殆んど何も知らない。私には、よく言われる左翼から右翼への転向という認識はない。第1次ブントだったろう。東大の最後のブントだったかな。変わり身は早かった。典型的なブントだ。

 それから、こいつのお陰で中沢新一が仲間だと知った。これはありがたかった。

  ふと思った。ブントの前に共産党籍はなかったのだろうか? この点だけを知りたかったので、ウィキを引いた。何も書かれていなかった。しかし直感では党籍はあった。そうすると小池は被除名者と対談したことになる。それは現在の西部が天下衆知の右翼だから構わないということだろう。しかし「保守の論客」とはナ。こういうかたちで低脳右翼をたてまつる赤旗の品性がさもしい。

  私は右翼だからといって端からバカにはしない。日本共産党員から右翼に転向したからといって、端から論じるに価しないと断定しない。例えば「新しい教科書をつくる会」の藤岡信勝がいる。スポンサー付きの、左翼からの転向者だが、右翼としての運動の実態はある。藤岡なりに身を挺して戦っているのだ。左翼はかれらの新しい教科書のたくらみを粉砕しなければならない。

  西部邁には何もない。舌先三寸の口先だけで、右翼オピニオン誌『正論』に飼われている人間のクズである。こういうゲスに市民権を与える赤旗の不見識。

 左翼にせよ、右翼にせよ、メディア左翼、メディア右翼は有り得ない。メディア右翼の典型が西部邁と鈴木邦男だろう。右翼としての組織もなければ、根性もない。だから平気で左翼に流し目を送る。対談などをなさる。下の下である。


  ここで私はどうしたことか、何の関係もないだろう 『週刊金曜日』 を想った。感じる所があった。再びウィキを引いた。何番目かに下の記事があった。西部邁の記事ではない。表面的な左右の違いにも拘わらず、ブルメディア無しでは生きられない畏友・佐高信の記事である。今回コレを貼って私のエントリーに代えたい。断っておくが、私はコレを救い難い低脳たちの話として紹介している。佐高信について云えば、もちろんマルクス主義者でも左翼でもない。しかし多少でも思想的な教養があれば、例えば漱石について西部と話が合うなんてことは絶対に有り得ない。売文の徒なのだが、本質的には右翼なんであろう。でなかったら西部との対談は苦痛で耐えられないはずである。


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 論敵なのに嫌いな人間は同じだった西部邁

 
佐高信   2015年12月7日
率直に言って西部邁は敵対する人だった。いや、いまでも思想的に対立するところはある。そこに着目してCS放送「朝日ニュースター」が「学問のすゝめ」という対談番組を企画し、2009年の春から、それはスタートした。毎週土曜午後9時から約1時間。最初に思想家、次に本、そして映画を論じて3年続いた。かなり熱心なファンもいて、『思想放談』(朝日新聞社)以下、6冊の本になっている。

 謳い文句には「保守・リベラルを代表する論客」とあるが、要するに右と左の激突を期待したのだろう。確かに西部と私は対立的な形で並ばされてきた。

 たとえば、2000年の11月15日に参議院の憲法調査会で参考人として話した時、改憲賛成派が西部で、反対派が私だった。その時はそれぞれが意見を述べ、調査会の議員たちがそれぞれに質問するということだったので、直接討論はなかったが、新聞や雑誌で賛成と反対のコメントを並べられるといったことも何度かあった。そして遂にロングランの直接対決となったわけである。

「サタカ君を左翼にしておくのは惜しい」

 私が西部と初めて会ったのは、1994年の10月20日である。徳間書店が出していた月刊誌『サンサーラ』の対談のホストをしていた私は、1995年1月号掲載の相手に西部を頼んだ。

 西部は編集者に、「それはサタカの意志か」と尋ねたらしい。

 そんな経緯もあって実現したのだが、私が西部に、「西部さんのようなお寺の子どもにとって、宗教は信仰ではなく生活ですよね」と問いかけたあたりから緊張がほぐれた記憶がある。西部が頷いてくれたからである。

 それから15年。日本と世界の思想家について1回ずつ語ることにした「学問のすゝめ」では、最初の福沢諭吉からニーチェ、夏目漱石など関心をもつ思想家が重なっているのに驚いた。番外的に取り上げた美空ひばりでは好きな歌まで同じである。それで一緒にカラオケに行ったりしたのだが、まもなく、西部はしばしば、「サタカ君を左翼にしておくのは惜しい」と私を冷やかし、私も、「西部さんは保守にしておくのは惜しい」と笑って返すようになる。

 私がサヨクかどうかは別にしてもである。

 思想的には真反対だといわれている西部と私が、嗜好的にはよく似ているのだなと思ったのは、黒澤明について話していた時だった。

 『世界』で、亡くなった人のことを書く「追悼譜」を連載していて、黒澤については書く気になれなかったけれども、木下恵介は迷いなく追悼しようと思ったと言ったら、西部はすぐに、「わかりますよ、それ」と応じてくれたのである。

「ある程度大人になると、黒澤のあの映画はっていう風に、身を乗り出してしゃべる気は起こらない」と続けた西部と私の遣り取りは『思想放談』に載っている。

「それは黒澤映画と切っても切れない三船敏郎について論じようという気になれないのと同じですよね」

 そこで私がさらにこう同意を求めると、西部は、「あの人はひたすら吠えたててる感じだ」と受け、「言っちゃ悪いけど、奥行きはあまりないですね」という私の断定にも、「陰影がない」と共鳴してくれた。

 あるいは黒澤ファンからは総スカンを食う2人の発言だろう。

片道切符しか手にできない生き方

 映画をめぐる対話は、『モロッコ』から始まった。

「ワンウェイ・チケット」を持って彼の地に渡って、いまだけを生きる人たち。

 片道切符だけでとういう生き方に憧れる点でも西部と私は共通している。いや、「憧れる」というより片道切符だけしか手にできない生き方を2人はしてきたのである。これからも、そういう生き方をして最期を迎えることになるのだろう。

 好きな思想家が共通していると書いたが、それ以上に嫌いな人間が同じということで、2人は“同盟”している。

 発言に体重がかかっていない、あるいはペラペラしゃべる口先だけの人間を侮蔑するという共通感覚をもっているのである。たえば竹中平蔵であり、橋下徹。京セラの稲盛和夫の説教臭さも完膚なきまでに指弾した。

 それを収録した『ベストセラー炎上』(平凡社)の「おわりに」に西部はこう記している。

「この両名、批判相手の著名度には意を払いません。たとえば、つまらぬこと限りなしと批判するしかない類の有名人の書物に対しては、トンデモナイ、クダラン、バカヤロウと、広言しないまでも、万已むを得ず公言してしまうのです。ただし、語気高くバカヤロウと怒鳴るわけではありません。この2人、自分も莫迦かもしれないとわきまえているものですから、発音に気をつけて、バ~カ~ヤ~ロ~ウと、できるだけ急がずに、できるだけ平らかに、発声するのです。そうすることによって生じる心の余裕を利用して、ユーモア(諧謔)の気味を(バカヤロウという嫌な言葉に)盛り込もうという心づもりなのでしょう」

 また、西部は『西部邁と佐高信の快著快読』(光文社)の「あとがき」では、私が、「何の顔ばせあって、保守を自称して憚らない西部なんかと仲良く対談を続けるのか」と追及されることが少なくなかったのではないか、と心配している。西部にも、「左翼の佐高と談笑の絶えない語りをすることができるのは、西部が元左翼過激派としての痕跡を持ち長らえているからだ」という噂話が届くこと頻りだったからである。しかし、2人共、悪罵には慣れていた。

 それで、西部が、「保守を自称する連中には馬鹿が多くて困りますわ」と言うと、私が「左翼でいることに満悦している者にも莫迦がわんさかいるよ」と返して笑っていたのである。

 たしか、田中角栄を論じていた時、西部が自分も吃りだったと告白したので、私も中学になっても寝小便することがあったと言ったら、それをテレビで観ていた西部の兄が、幼時、1つの布団に寝ていた弟に自分の寝小便を押しつけたことがあったと懺悔したという。ほぼ60年後に明らかになった秘話で、西部と一緒に笑い合ったのが忘れられない。



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  脚注    赤松克麿   ウィキペディア

赤松 克麿(あかまつ かつまろ、1894年(明治27年)12月4日 - 1955年(昭和30年)12月13日)は、大正・昭和時代の社会主義運動家で、その後左翼活動家・国家社会主義運動家に転じた。衆議院議員。

経歴
山口県徳山市(現・周南市)に浄土真宗本願寺派徳応寺住職赤松照幢、安子の4男として生まれる。徳山中学に進学するが4年次在籍中の1911年(明治44年)に、校長排斥運動から同盟休校を起こし退学。中学検定試験に合格して旧制第三高等学校に進み、1915年(大正4年)に東京帝国大学法科大学政治科へ入学した。

帝大在学中に勃発したロシア革命の影響を受けて、宮崎龍介や石渡春雄と相談の上で1918年(大正7年)12月に、新人会を結成。指導教官だった吉野作造教授にも協力を仰いだ。1919年(大正8年)に東京帝大を卒業すると東洋経済新報社に勤務し雑誌「解放」の編集に携わるが、2年後には日本労働総同盟に参加。更にその翌1922年(大正11年)には日本共産党(第一次共産党)に加わって中央委員に就任するも、検挙され獄中転向。それ以降は寧ろ無産党の中でも右派の立ち位置を取る様になり、1926年(大正15年)に労働農民党から分裂した社会民衆党(社民党)の結党に参加し、中央委員となった。

1928年の総選挙では恩師・吉野の故郷だった宮城1区から立候補するも、落選。1930年(昭和5年)には社民党書記長に就任するが、この頃から社会民主主義から更に右派的な国家社会主義への関心を深め、翌1931年(昭和6年)には石川準十郎、津久井龍雄ら右翼活動家と共に日本社会主義研究所を創設し、三月事件や十月事件にも関与する。同年10月21日に社民党の中央執行委員会によって片山哲・小池四郎・島中雄三の三氏を派遣し、同年11月22日には三氏の報告に基づき満蒙問題に関する決議を発表したが、その決議では日支の無産大衆の生活利益のために満蒙を社会主義的国家管理体制に移行させ、両者の共同経済を樹立することが満蒙問題の真の解決につながると、ともすれば国家社会主義的な色彩の濃い内容だった。

この決議による国家社会主義派の優勢を見て、1932年(昭和7年)1月18日に社民党新運動方針が中央執行委員会で可決されたが、同年3月21日に大阪で開かれた官業勞働總同盟の中央委員会が社会民主主義を擁護する立場から赤松の国家社会主義に反対の声明を発表。更に鈴木文治や西尾末広などが赤松の動きを社民党自体を親軍化せんと非難するに至り、4月15日に赤松は一派を率いて社民党を脱党する。

社民党を追われる格好となった赤松は、日本社会主義研究所の面々や全国労農大衆党を離党した小池四郎・独自に農民運動を率いていた平野力三とともに5月29日日本国家社会党を結成し、自身は党務長に就任した。しかし国家社会主義から科学的日本主義に向かう赤松とあくまで国家社会主義の側に立つ津久井・平野らが対立。結局赤松は国家社会党を離党して国民協会を設立し雑誌「国民運動」を発行、1937年の総選挙で北海道4区から立候補し初当選し、初めて国政進出を果たした。右翼団体を束ねる時局協議会内で議会進出と新党結成を掲げてきた赤松は、同年7月に江藤源九郎、菅舜英、津久井竜雄(元大日本生産党)、小池四郎(愛国政治同盟)、下中弥三郎(新日本国民同盟)らの右翼活動家と共に日本革新党を結党し党務長となり、9月には陸軍の依頼で上海派遣軍報道部に所属。新体制運動には積極的な協力姿勢を見せ大政翼賛会が結成されると初代企画部長に就任したが、その後は翼賛会でも主流の座から追われ1942年の翼賛選挙でも非推薦候補となって落選した。
戦後は戦争協力の罪により公職追放となり、追放解除後の1953年(昭和28年)に日本産業協力連盟を設立、理事長として労務管理に携わるが2年後に癌により死去。61歳。

著書
『社會革命史論』(大鐙閣)1922年
『國際勞働總會概況報告』(出版元不明)1924年
『無産階級の政治行動』(科学思想普及会)1924年
『勞働爭議』(日本評論社)
『労働組合運動』(科学思想普及会)1924年
『日本勞働運動發達史』(文化學會出版部)1925年3月20日
『轉換期の日本社會運動』(厚生閣書店)、1926年
『勞働歌集』(社會民衆新聞社)1927年
『日本勞働運動發達史』(新潮社)1928年
『社會運動に於ける現實主義』(青雲閣書房)1928年
『解放運動の指導理論』(クララ社)1929年
『社會民主主義の旗の下に』(忠誠堂)1930年
『日本無産政黨史』(白揚社)1931年
『無産戰線を撹亂する者は誰か?』(クララ社)1931年
『五ケ年鬪爭史 社會民衆黨』(社會民衆黨書記局)1932年
『新國民運動の基調』(萬里閣)1932年4月24日
『故吉野博士を語る』(中央公論社)1934年
『人民戰線打倒論』(国民協会出版部)1936年
『日本人の新教養』(教材社)1942年
『日本社會運動の歴史的研究』(労務行政研究所)1948年
『日本社會運動史』(岩波新書 青83)1952年
『東洋への郷愁』(日本政經公論社)1953年
『勞使関係の在り方』(元々社)1954年
『東洋と青年』(池田書店)1954年

訳書
アー・ボグダーノフ『經濟科學十二講』(白揚社)1924年
バーバラ・ドレーク『英國婦人勞働運動史』(厚生閣書店)1927年
カール・カウツキー『エルフルト綱領』(平凡社)1929年

親戚・血縁
祖父は西本願寺の重鎮赤松連城、父・照幢は与謝野鉄幹の実兄にあたる。

長兄の赤松智城は浄土真宗本願寺派の僧侶の傍ら宗教学者となり、次兄・赤松信麿は医学者、三兄・赤松義麿は洋画家となった。弟の赤松五百麿も兄を追って政治活動家となり、和歌山高等商業学校で教鞭をとった。妹・赤松常子は全繊同盟での活動を経て戦後、右派社会党・民社党の参議院議員となっている。妻の明子は恩師吉野作造の次女。
  1. 2016/11/12(土) 19:44:34|
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読点の上手な使い方

古本屋通信    No 2265    2016年 11月12日

    読点の上手な使い方  


  私の古本屋通信文については、はじめから美しい文を書くことはあきらめている。かなり長文になることもある。意味が通り、読者に読んで貰えればよい。文に2度3度と訂正を加えることはある。然しそのさいの訂正・加筆・削除・修正の基準は他人がマトモに読めるような文にすることである。文中の表記の不統一は、気になれば直すが、そのママのことも多い。一例を挙げれば、「しかし」・「しかし、」・「然し」・「然し、」である。読めないことはないと開き直る。でも読まされる方は気になるだろう。新聞や週刊誌でも統一している。「コレ」なんかも使うべきでない表記だ。でも、分り易いから気に入っている。「けっこう難しい」を「結構むつかしい」と書く場合もあれあれば、「むずかしい」または「むづかしい」とする時もある。「時」は「とき」とした方がよいだろう。「よい」を「ベターだ」とするのは日本語を「壊す」。「毀す」もある。けど、これらに配慮して通信文を書くことは、私の場合できない相談なのだ。紙の書物の編集者時代にはもちろん統一した。しかし経験しないと分らないだろうが、漢字のかな送りまで統一するのはもの凄い時間がかかる。その割合に意味は大きくない。


  以下は以上とは直接関係のない話である。古紙回収業者さんから雑誌が入る場合は多いが、先日『詩人会議』の、けっこう新しいのが20冊ほど入った。2、3年前の『詩人会議』は初めてだった。その1冊の中に照井良平氏の 『ガレキのことばで語れ』 (詩人会議出版)第41回壺井繁治賞受賞の言葉
があった。これについて書きたい。詩集にたいして与えられた賞であって個々の詩文に与えられた賞ではないから、詩文の引用はいっさいしない。




  照井良平 受賞の言葉
 ありがとうございます。まず選考委員のみなさま方にお礼を申し上げます。第1詩集が第41回壺井繁治賞を受賞することになってびっくりしてビックリするほどびっくりしております。
 詩集の内容は表題の『ガレキのことばで語れ』の通り東日本大震災の特に津波で被災された直後の古里の姿、声を詩った詩篇ですが未だに目に見えた形で復興が立ち上がってきたとは言えない状況下での受賞さすがに元気になります。
 被災に対し金銭的な応援はなかなかできませんがこの詩集が一面で何かの役にたてたらと改めて思います。3・11と原発避難のような災害では政治から経済からスポーツから国のすべての営みが価値が相互扶助の構造を持たなければグローバルの何たるか経済成長の何たるかと言うものつまり何のための社会活動かが問われていると言うもの。有限な地球の人間社会の進むべき道の何たるか羅針盤を見誤ることのないようにして欲しい。このように願わずにはいられない。受賞詩集の願いはそこにあります。
 それにしても東京で復興復興と掛け声ばかりの政治家たちの現地に足を運んで見よう声を聞いてみようともしない精神細胞の組織はどのような構造なのだろうか。
 この3月末の3日間3・11の3周忌を機に詩集の表題を掲げ「震災 詩展と写真展と朗読」の追悼行事を開催した。大震災を忘れないで欲しいとの願いを込めての開催であったが連日切れ目のない入場者があり朗読会は会場が溢れるほどの盛況であった。受賞の知らせはこの行事の準備の最中でありましたからさらに格別の嬉しさが込み上げてきました。 照井良平 『ガレキのことばで語れ』 (詩人会議出版)


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   古本屋通信

  私は照井良平氏の詩集も、一篇の詩も読んでいない。上記の散文 「受賞の言葉」 だけを読んだ。読んで感心した。句読点と言っても実質は読点である。むしろ不自然なまでに多用している。私は文章論などに疎いから、私の過大評価の可能性は大いにある。然し私はこういう読点の打ち方が好きなのだ。それでいて真似ができない。つまり散文にメリハリを利かせていると思える。私の独りヨガリかも知れない。書きたかったのは、それだけのことである。

  私には現代詩を評論する力はないが、岡山詩人会議 『道標』 は愛読している。大むかしに壺井繁治賞を受賞した坪井宗康氏のつれあいの坪井あき子さんが欠かさず持参してくださる。私は詩文よりも散文を読んで感心する。上手いなあと。つまり詩人の散文なのだ。真似ができない。

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   またしても決定的な失点。

  「、」 は句点ではなく、読点ではないかというご指摘あり。

 俄かには信じないぞ。然し、これケアレスミスではない。だが今回は50年間そう信じていたというのでもない。私が編集者時代から認識がグラグラして、その都度しらべて正しい結論に達した件である。だが、けっきょく覚え切れず、曖昧な認識が再度あたまを持ち上げてきたのだ。

  編集現場で、小学生でも知っている事を知らないで恥を隠した記憶がある。さあ、ご指摘をそのまま信じないで辞書を引いてみましょう。ガ~ン。


句読点
文につける句点と読点とうてん。ひとまとまりの文の最後に句点を、また、文中に読みやすく正確な理解を助けるために読点をつける。現在は普通、句点に「。」、読点に「、」を用いる。横書きやローマ字文では「 . 」「 , 」などが使われる。なお、感嘆符 ...大辞林 第三版



  完璧にアウト。私の完全な間違いでした。

  それを前提に何故こういう誤りを再三繰り返したかについての弁明をひとこと書きます。たぶんコレ、数年後には私は同じ誤りを繰り返すと思います。それは何故か?

  英語の句、つまりフレーズとの混同です。英語の句はピリオドで完了する一文ではなく、コンマで区切る文中の一部分、つまり句(フレーズ)なのです。ここから句を(、)として認識し切っていたのです。

  これは上記の大辞林の後半「横書きやローマ字文では「 . 」「 , 」などが使われる」でいっそう混乱に拍車が掛かります。つまり「 . 」ピリオドが句点で、「 , 」コンマが読点なのですから。

  また、読了と言います。読み終わるのですから(。)です。読み終わる記号に(、)を付すという理屈がどうしても理解できません。

  私のこの誤った認識はたぶん今後も改まらない気がします。

  しかし正しい国語を覚えないと、どうしようもないでしょう。でも、正解が出てもスッキリしません。

  上記の拙文の誤りを訂正しておきます。いまさら未練がましく訂正印など入れないで、句点を読点に変更します。


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追記 そのご間接的にだが、或る高校国語教師からレクチャーを受けることによって、私の疑問の殆んどは氷解した。その成果を独占するのは勿体ないので、レクチャーの要点を以下に貼っておきたい。情報を下さった方、有難うございました。
   
「句」は文のことである。したがって、文の区切りとして使うのは「句点」=「。」である。

「読」は読むということである。読んで息継ぎをする所に使うので「読点」=「、」である。

ついでに、「私=主語」である。「私は=主部」で、「私は」は「主観」、「私が」となれば「客観」。

「読点」の使用については約束事がある。原則として、
  長い部分の間に付ける。
  言葉の順序が逆になる場合に付ける。
  接続語の後に付ける。
  以上が原則で、後は様々な考え方がある。
  1. 2016/11/12(土) 05:37:56|
  2. 未分類

いやー、お恥かしい

古本屋通信    No 2264    2016年 11月11日

   訂正  

  × 怒り心頭に達する ⇒  怒り心頭に発する

  いやー、お恥かしい。50年間まちがって使っていました。

  直前板で日本語の間違いを指摘されました。指摘されても俄かには信じられませんでした。ケアレスミステイクではありません。確信犯でした。調べたら、以下がヒットしました。ご指摘アリガトウございました。前板の該当部分を間違いが残るかたちで訂正します(古本屋通信)。


ネット上の関連記事 (「美しい言葉」の運営者である風花未来さんのサイトから).

「怒り心頭に達する」は間違いで「怒り心頭に発する」が正しい?

間違えやすい日本語

怒り心頭に発する, 怒り心頭に達する, 間違えやすい日本語..

美しい日本語(美しい日本の言葉)を集めてみました。

「怒(いか)り心頭(しんとう)に発する」は「激しく怒る」という意味の言葉。しかし「怒り心頭に発する」を「怒り心頭に達する」と間違えて使っている人が、非常に多いらしいのです。

以下、大辞泉からの引用。

文化庁が発表した平成17年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方である「怒り心頭に発する」を使う人が14.0パーセント、間違った言い方「怒り心頭に達する」を使う人が74.2パーセントという逆転した結果が出ている。
"
「怒り心頭」の「頭」は「~のあたり」を意味する接尾語。つまり「心に怒りが生じる」ことを伝える言葉なのだそうです。このことは「間違えると恥ずかしい日本語500」に解説されていました。

日常では「頭にくる」という言葉をしばしば使うために、怒りがの天辺まで到達するという意味から「達する」と誤用してしまうのでしょう。

しかし、「頭」という言葉が「~のあたり」を意味する接尾語であることを知っている人が、どれくらいいるでしょうか?

「心頭を滅却すれば火も亦涼し」という言葉があります。意味は以下のとおり(引用元:大辞泉)。

心頭(しんとう)(を)滅却(めつきやく)すれば火もまた涼(すず)し

無念無想の境地にあれば、どんな苦痛も苦痛と感じない。

〔補説〕 禅家の公案とされ、1582年甲斐(かい)国の恵林寺が織田信長に焼き打ちされた際、住僧快川(かいせん)がこの偈(げ)を発して焼死したという話が伝えられる。

この言葉からもわかるとおり、「心頭」の意味を「心。心の中」と正しく理解した方がわかりやすいでしょう。

「心頭」は「心と頭」を意味するのではなく、「心」あるいは「心の中」を意味する言葉なのです。

そのことがわかれば「怒り心頭に達する」という表現がマズイことに気づくでしょう。

以下、もう一度おさらいします。×は間違い、〇が正解。

×怒り心頭に達する

○怒り心頭に発する

この日本語の誤用も、無理はない、間違えても仕方がない気もしますね。

※美しい日本語で書かれた作品をまとめました。

  1. 2016/11/11(金) 09:46:36|
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福山市議河村さんの適切な対応

古本屋通信    No 2262    2016年 11月10日

   福山市議河村さんの適切な対応

 直前板で倉林さんの国会質問について書き始めた途端に、古本の大口が入り、パソコンから丸一日離れていた。頭が政治の世界とプッツンしている。この機会に数日前から気になっていた河村さんの記事を貼って寸評を書きたい。


 まだまだ修行の身
 
2016年 11月 06日   日本共産党福山市議  河村ひろ子
ある男性が「日本共産党の議員さんに会いたい」と市役所に訪ねて来られました
話しを伺うと沖縄から関東方面の県に向かう途中とのこと
持ってきた貴重品は盗られてしまい、所持金はほどんどなく、手持ちの荷物はリュック1個分
家もなく、年金もわずかしかなく、身寄りもいない・・・
電車を乗り継ぎ、何とか福山までやって来た
昨夜は泊まるところもなく国道2号線のそばで野宿をしたとの事
福山市の福祉事務所で相談対応をしてもらった後、私たちを訪ねて来られたのです
「寒くてたまらないが、服を買うお金もない。暖かい服が欲しい」と訴えられました
まずは、ミルクと砂糖入りの温かい飲み物を飲んでもらい
衣服の段取りのため、市などに相談
「生活と健康を守る会」の事務局の方が、セーターを届けて下さり
市の担当課もジャンパーを探して下さいました
男性は「ありがとう、ありがとう・・。落ち着いたら連絡をします」と涙をためながら言われ、目的地に向かわれました
一瞬の出会いと、ちょっとした支援だけでしたが
無事に目的地に行かれて、新しい人生を歩めますように
議員になって、たくさんの相談が寄せられます
なかなか解決できず、申し訳ない事もあるのですが
親身になって話をうかがい、解決のために努力をする
「国民の苦難軽減のため、日本共産党あり!」
私もまだまだ修行の身
がんばるぞ~!
# by kawamura0827 | 2016-11-06 07:31



  古本屋通信

 私は一読して河村さんはやっぱりすごい共産党員だと再認識した。こういうことがよくあるのかどうか知らないが。共産党の市議ともなれば、全国で時々はあるだろう。大抵は河村さんがしたような対応になると思うが、こういう際の対応はたぶん誰も書かないだろう。それを書いたことがすごいし、内容が秀逸である。過不足なく書いている。自分の予断は書いていない。それでいて、モデルケースへの適切な対応を全国に発信している。

  河村さん、福祉事務所、「生活と健康を守る会」事務局、福山市担当課がこの男をどう見たか、などいっさい書かれていない。そういう詮索は無用なのだ。ごく普通に、困って訪ねてきた人として対応している。コレこそがもっとも適切な対応なのだ。コレ以下であってはならない。コレ以上であってもならない。日本共産党も、福祉事務所も、生健会も、市当局もココまでしかできない。日本共産党に対しては過大な要求もあるだろう。河村さんはできることをした。できないことはしなかった。

  行き倒れなのか、寸借詐欺か、詮索する必要はまったくなかった。そのことを25行で見事に描き切っている。文学作品である。修業と書かず修行を選んだのも感心した。

  1. 2016/11/10(木) 16:42:14|
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