古本屋通信

吉本隆明全集

古本屋通信    No827   4月30日

  吉本隆明全集


 きょう毎日新聞を広げる機会があった。驚いた。晶文社から 『吉本隆明全集』 (全38巻・別巻1)が出るそうな。つい先日、古本屋は個人全集は買わないし、出版社もこれからは余程の事がないと刊行すまいと書いたばかりだ。いったい何を考えているのか分らない。しかし出版社の損得を考えて差し上げる義理もない。

 二点だけ。 
① 第二回配本第7巻『丸山真男論 日本のナショナリズム』月報執筆は加藤典洋・ハルノ宵子(第一回配本 第6巻は既に好評発売中で第3刷出来という)。いま調べたら第6巻は『戦後世代の政治思想 擬制の終焉』、第三回配本は第4巻『固有時との対話 転位のための十篇 マチウ書試論』、第四回配本は第5巻『高村光太郎 芸術的抵抗と挫折 転向論』
 ふ~ん。編年か。グーグルを引いたらウンザリするほど出た。アホラシ、やめた。ここら全部、古本で百円で読める。単行本でも勁草の著作集でもよい。アマゾンでは1円かも知れない。なんで6000円なら? それに書いてること、全部ゴミですよ。「擬制の終焉」の擬制って、共産党のことでしょ。吉本の方が早く済んでましたね。

② 推薦人が面白かった。
鶴見俊輔 上野千鶴子 福島泰樹 糸井重里 鷲田清一 中沢新一 見城徹 あと娘ふたり。こりゃ、ダメだ。娘は保留。あと7人全員、まともな奴は一人もいない。商売人ばかり。思想家皆無。論外。

 あっ、まあ鶴見俊輔だけは一言。いつからボケだしたのかハッキリしないが、創価学会系の『潮』に書き始めて頃からだろうか。自分の出自を誇るような事を言い始めたら、万事休す。筆の衰えは隠せない。久野収と対照的だった。癌だそうだ。ご自愛されたい。



 ちょっとこれだけでは寂しいので追加します。

 1975年頃、清心女子大学が吉本隆明を呼んで文芸講演会をやりました。演題は源氏物語に関するものでした。当時、清心には岡大を定年退官した森岡常夫教授が国文学科長として赴任していました。森岡は岡崎義恵の高弟で、源氏物語研究の第一人者です。私は森岡教授と話す機会がありました。

「先生、吉本を岡山に呼んだのは先生ですか。それに吉本は源氏を読めてるんですか」。
森岡 「いいえ、私は呼びません。学長の線でしょう。読める読めない、そんなこと私には分りません」。

 後になって、吉本を岡山に呼んだのは永瀬清子だったことが判った。永瀬はその頃、吉本の個人誌『試行』の常連投稿者だった。私が永瀬に最終的に愛想を尽かしたのはこの時だった。
  1. 2014/04/30(水) 15:49:43|
  2. 未分類

取りあえず貼った

古本屋通信    No824   4月29日

 取りあえず貼った

 「通信 No822 倉敷民商事件」にたいして、以下の同一人のものと思われる投稿(赤字)がありましたので、いちおうここに貼っておきます。貼っておきますが、この投稿は3つの点で、当ブログのレベルに相応しくない投稿ですので、ここにその理由を併記し。以後同一人の出入りを禁止します。

ダブル投稿で、しかも理由もなくハンドルネームさえもない。ネット空間とは言え、こういう匿名の匿名性を悪用したようなイヤガラセは排除すべきと考える。

この投稿は「あなたたちは不当な勾留などと抜かしているが」と書いているが、私はそのようなことは何処にも書いていない。

 とりあえず関係のブログ記事を貼っておきたい。随時追加し、事件の本質についても分り次第論評したいと考えている。

 私は表題を「倉敷民商事件」として、上記のリードを書いて、他人の文章を紹介するにとどめている。これがどこが投稿のような「あなたたちは・・・」となるのか。お門違いの言い懸りである。

これがもっとも許せないが、この男(女かも)は国家権力の犬か。この世の中、不当逮捕は山とある。起訴もある。裁判所で拘留が決定されたからと言って、逮捕も起訴も拘留も不当であることはいくらでもある。それに抗議してどこが悪い。テメーこそ国家権力のイヌだ。なぜなら国家権力を無条件に正当としている以外、今回の事件について一言もない。これはまさしく権力の犬である。アホウに教えておく。われわれは司法に公正で迅速な審理を求める。だがそのことは裁判所も国家権力の主要な構成部分であることを些かも減じない。「非常に見苦しい」ゾ。イヌ、犬は二度と来るな。

 最後に一言。古本屋通信を見損うな。古本屋通信は左派ジャーナリズムである。テメーみたいな糞のクソ投稿でも貼ったやった。私は「倉敷民商事件」と書いている。「倉敷民商弾圧事件」などと何所にも書いていない。目を開けてしっかり見ろ、ボケが。



 弾圧? 2014/04/29(火) 20:07:33 | URL | 弾圧? #- [ 編集 ]

 逮捕されるというとは相当な容疑があるからではないですか?容疑がなければ釈放されているでしょう(おいおい、容疑がなければ逮捕されないのでは?早くも自己矛盾。低脳はマトモに相手に出来ない。以下同じ)。あなたたちは不当な勾留などと抜かしているが、勾留を決定するのは裁判所ですよ。警察や検察だけでなく裁判所も弾圧に加担しているということなのですか。弾圧だなんてセンセーショナルを言葉を使って被害者ぶってるけど、過ち(逮捕・起訴・拘留という権力側の措置を受けたから[過ち]といっているだけで、今回の倉敷民商の容疑い事実について何ひとつ触れていない。なのに[過ち]などぬかすな)は素直に認めなさい。非常に見苦しい(犬こそ見苦しい)。
 2014/04/29(火) 20:15:11 | URL | #- [ 編集 ]



 ありゃ、また来た。断ったはずなのに。

 
もし裁判で有罪になれば民商はただの違法行為団体ということでいいですか。無資格者による税理士業務代行ですもんね。しかも会員から特別会費まで徴収しておいて。よくもまあ弾圧だのと言えますよね。お前ら(気安く「お前ら」と呼ぶな。文の主語の識別も出来んのか?少なくとも古本屋通信は「弾圧」などと一言も言っていないゾ)基地外か。
2014/04/30(水) 05:17:48 | URL | #-


 もう来るな。来ても貼らんゾ。この御仁に分かるように説明してあげよう。あのね、古本屋通信は通信(ジャーナリズム)なのヨ。ネット上の記事を配信します。その取捨選択はあるけれど、選んで貼った記事とその評価は全く別なのヨ。この事件については、私は今現在評価しておりません。分かる? だから正反対の意見でも筋が良ければ載せます。只あんたのは、上に書いたような理由で失格なの。分かる? 次いでだけど、掲載している鬼藤氏の文を私は支持している訳ではない。いいかい。ブログの通信文は基本的に「運動」ではありません。情報です。それが運動にとって一定の役割をはたすことは願ったりですが、両者の区別はたいせつです。ああ、大サービスしっちゃった。もうヨソへお行きよ。つきあいきれん。
  1. 2014/04/29(火) 22:50:06|
  2. 未分類

不破『マルクス主義と現代ー』

古本屋通信    No821   4月27日

 
 不破哲三 『マルクス主義と現代修正主義』

 
 私は不破哲三を終始一貫否定的に捉えているわけではない。初期の不破の著作、とりわけ『マルクス主義と現代修正主義』(大月書店 1963年)を高く評価している 。不破はこれを引っさげて第9回大会で党本部入りした。30代になったばかりだった。われわれは競ってこの本を読んだ。これを思い出したのは「通信 No817 大下本を支持する共産党の低脳たち」の末尾に下記の数行を添えたからだ。

 もう少し付記しておく。このとき共産党が長洲神奈川県知事に乗れた理由だが、構造改革派といっても長洲は既にマルクス経済学を捨てて公明党の支持者になっていた。つまり「反党分子」ではなくなっていたのだ。神奈川県知事長洲は公明党主導だったと思う(然し記憶が曖昧であることを添えておく)。これが長洲でなく、当時の社会党右派の江田派(後の社民連)に行った佐藤昇、井汲卓一、安東仁兵衛だったら、共産党は乗らなかっただろう。ヘンな話だが。

 不破のこの本は現代修正主義批判だが、政治党派としての社会主義革新運動(社革)や統一社会主義同盟(統社同)を政治的に批判しているわけではなく、『講座・現代マルクス主義』の執筆者に限って、経済学的批判を加えたものだった。そして批判対象として数名の名を挙げて批判した。マルクス主義の修正であると。そしてそれは的中した。長洲、佐藤、井汲、杉田正夫(だったと思う)らは数年を経ずしてブルジョア経済学の軍門に下っていった。

 つづく
  1. 2014/04/27(日) 12:03:20|
  2. 未分類

老醜・松本善明

古本屋通信    No819   4月26日
 

  老醜・松本善明 その支持者たち

 松本善明のブログが見つかった。最新のものだが、本人の文らしい文はなく、コメントばかりが目立つ記事であった。だが、これで十分である。あれこれ言うことは何もない。只、ただ無残である(古本屋通信)。 



新時代
   松本善明


 最近の記事
弁護士60年で表彰される
レッドパージ救済勧告の新しい事態
京都知事選挙の勝利は新しい展望を生み出すだろう。
安倍内閣の寿命は短くなるかも知れない
冷たい裁判官の頭
悲しみと怒りの3年

立憲主義を守るという一点での共同を大切に。
まともに政治を考えられなくなったか 安倍首相
TPPはとてもまとまるまい いやまとめてはならない
戦後司法の追及としてのレパ論文、日本司法の生まれ変わりを目指して

前衛にレッドパージ論文  2014年2月18日 (火)
前衛にレッドパージに関する論文を〆切まで約二ヶ月で引き受けた。決意新たな仕事だ。88歳という高年齢に負けないで立派に仕上げるには相当の決意が必要だ。2ヶ月間は人生終わりを迎えようとする時期の大きな仕事だ。



 
コメント

善明さんお久しぶりです。大下英治さんの「日本共産党の深層」を興味深く読みました。題名を見たときは、使い古しの「反共」本かな?とも思いましたが、全然違いました。外部からの澄んだ眼でありのままの日本共産党を紹介する素晴らしい本でした。善明さんといわさきちひろさんのエピソードも興味深く拝見しました。Amazonのカスタマーレビューには日本共産党を好意的に取り上げた本がよっぽど悔しかったのか、(文章を見るとおそらく宮地健一やキンピー等のような反共分子)が使い古しの反共書き込みを行っていますが、この本で善明さんも語られているように今の躍進を続け、「20年~30年の間に閣僚を出し、50年以内に日本共産党の政策を実現していく」ことを現実のものにし、懲りない反共分子達を悔しがらせたいと心から思いました。善明さんもお体に気をつけて、前衛論文頑張ってください。前衛で拝見するのを楽しみにしております。
投稿: 共産党支持者 | 2014年2月19日 (水) 06時25分

善明先生、論文頑張ってください!!
「共産党支持者」さんのコメント、興味深いですね。
私も読んでみようと思います。
投稿: yoko | 2014年2月19日 (水) 21時58分

善明さん こんにちは。
この寄稿へのコメントで大下英治「日本共産党の深層」を知ることができました。おかげさまで昨晩書店で購入できました。
本当に最近(イースト新書 2月15日初版第一刷)でた本でした。取材も直近までされた内容のようです。店頭で手にしたとき、ざっと見をしましたが、市田忠義氏が本では書記局長の肩書きですから、今度後進にバトンタッチされた大会のはじまるところまでの取材言及のようです。

善明さんも、吉良よし子さんも登場で、どのように描かれているか、しっかり読むのはこれからですが、楽しみです。少なくとも市田氏への言及紹介をざっと読みしたかぎりでは、大下氏右に対しても左にたいしてもきちんとした姿勢をもった人と思われました。市田氏のエピソード(もちろん私などしらなかったことばかりですが)についても、かえって暖か目線を感じました。
まだまだよくわかってもらっているとはいえない共産党(私もその1人ですから)に関して、案外掘り出し物の読書となるかもしれません。公平にとか他と比較してわかりやすくとか、そういったジャーナリズムの取り上げ方が少ないと思われえる共産党、もっとよく知りたいという気持ちで私もいます。読み終わったら、何かコメントさせていただくかもしれません。しかし、慧眼な読者もおられる(じつはそういう人は多いのかも)善明さんのブログと再認識しました。
投稿: 植田英隆 | 2014年2月21日 (金) 07時52分

「日本共産党の深層」、面白そうですね。こんなまともな(?)本が、出版されているのですね。
投稿: カーチャ | 2014年2月21日 (金) 14時41分

皆さん コメント有難うございます 自分もインタビューされていますが、いい本が出来たと思います 読後感大いに歓迎です   
投稿: z | 2014年2月21日 (金) 16時48分

善明さん、こんにちは。
大下英治「日本共産党の深層」読みました。感想送ります。
そのまえに前のコメント舌足らずを発見しましたので、直します。「まだまだよくわかってもらっているとはいえない共産党(私もその1人です)に関し」とありますが、「まだまだよくわかってもらっているとはいえない共産党(私もよくわかっていないその1人です)に関し」です。もともとがまわりくどい文章しか書けないところにキーボードの打ち込みに追われてこういった失敗がたびたびな私です。
赤旗読者でもあり、れっきとした共産党員、共産党員に間違いないだろう方々とも面識ができています。知らない中ではない私であることまずご承知ください。
友人の一部にはには「俺は共産党がきらいだ」「俺は共産党は好きだ」とはっきり言うような者達がおります。私のスタンスはなんと、どちらの言い分にも「共感」できているのです。彼ならこういうことで嫌いなのだ、彼はこういうことですきなのだ、と。私にはなかなかいいところを見ているなあなるほどとなるのです。問題や関心のあることについて具体的な私見を持った上でそういうのです。それが重なると私にしてもなるほどそれでは肌合いも合わないということになるのかと、なります。
本筋でないことで長くなっていますので、本題に入ります。「共産党」をとくにこれから知ろうという人には適当な紹介書でした。綿密な取材をしたらしく、でてくる人物の人間像がたいへん具体的で多面的に掘り下げてくれていました。とくに善明さん、狂言回しではないかと思うくらいの登場振り(回数といい内容といい)でした。ちひろさんとのご縁のことなど、私も多少知識を持っていたつもりでしたが、ぜんぜんだったということもわかりました。他の吉良さん穀田さん、市田さんなどの人物に関しても初めて名前のうえだけで知ったつもりでなく、具体的なイメージを得させてくれました。政策などの引用などもなかなかで、私には勉強になりました。一冊のこの本で共産党が誰にでも理解できるものではないかもしれませんが、親切な手引きにはなる本と受け止めました。世に言う「自画自賛本」「持ち上げ本」ではなりません。大下氏の目線は冷静でした。
共産党の具体像、イメージ、わかりやすい意味でも好著でした。支持者への目線、立体的にもしています。共産党の出版物でこれほどの説得力を持ったものはあるのでしょうか(失礼)。著者に素晴らしい「理解者」を得たことは確かです。共産党は甘いだけではないエールをもらったようです。私にも覗かせてもらってなるほどが随所にありました。
私も人に「深層」のこと、話たり進めたりすることにします。その価値意味あるタイミングのよい出版でした。感想は人に話すことの楽しみにとっておいて、ここではこれくらいでご勘弁ください。一面的でない骨のある「共産党嫌い」の人には必読書(私の意見ですが)になりそうです。読んだからすぐ「好き」になるとは限りませんが(知人たちの顔を思い浮かべるとそうなります)が、嫌う内容は少し変化するのではないでしょうか。
善明さんについては、読んだことでさらに感心してほめたたえそうな感想になる恐れがありますので、省略の失礼お許しください。
大下英治氏、はばひろくいろいろなものを書いている(人がテーマなのでしょうか)ベテランでした。同じイースト新書で「田中角栄秘録」(おそらく新書復刊でしょう)出していること知りました。角栄氏の知人の知人を知っているので、いくらか知識をもっています。興味を持ち、これから読むことにしました。田中角栄についても読み応えのある本を出していると認識を私が得られたら、「共産党の深層」は私の中ではもっときちんと位置づけられる本になります。
最後に、どうして大下氏は今回とりあげる気持ちになったのでしょう。読んだらなお、謎になりました。しかしこれなら、まっとうな問題意識をもった同種の本、共産党を好きな人からでも嫌いな人からでも発言続いてでることも期待できそうです。
投稿: 植田英隆 | 2014年2月22日 (土) 08時34分

植田英隆さん コメント有難うございます 大下さんの著書では確か、小説東大法学部という書名で東大出身の政治家10人について書き、その中で日本共産党では私を取り上げています。大下さんは書き手としてはベテランで、公正だと思います。
投稿: z | 2014年2月24日 (月) 14時35分
>
  1. 2014/04/26(土) 00:11:31|
  2. 未分類

大下支持 共産党の低脳

古本屋通信    No817   4月25日

  大下本を支持する共産党の低脳たち


 かばさわ 洋平
プロフィール ブログ ピグの部屋 かばさわ洋平 BLOG
千葉市議会議員選挙(千葉市緑区)予定候補者です。 大メディアが伝えないことを伝えたい。真実の探求から正しい政策が生まれます。共に考え共に生きる社会を!

April 20, 2014
『日本共産党の深層』がベストセラー
「愛国主義」の政党ですよ 著者 大下英治さん
私の書いた本の6、7割は政治関連です。だけど田中角栄元首相みたいなアクの強い人がいなくなり、書きたい人物がいなくなってしまった。民主党のことを書きましたが、あんなに早く賞味期限が来るとは思わなかった。
共産党は脱原発やブラック企業、格差社会などの問題を訴えていますね。いずれも日本民族の存亡に関わる大問題を提起しています。
共産党の主張は私利私欲ではない。社会はかくしてあるべしという愛国主義ですよ。世間の風潮には「快か不快か」「損か得か」というなげかわしいところがありますが、共産党はそうではない。人類的規模で考えるという崇高なものがあります。
共産党のことを本に書いたら、けっこう右の人が読んでくれ、「共産党のことが初めてわかった」「とてもいい」と言ってくれています。日本共産党のリアルな姿を世間の人が知ってくれればいいなと思います。
ーーーーーーー
僕も読みましたが、面白くて一気に読めました。時おり綱領の文書なども紹介してて、共産党の目指す社会に関しても書かれてます。名前のイメージだけで決めつけてる方など、負のイメージを漠然と抱えてる方にこそ、これを機会に読んで欲しいなと思います。



砂田喜昭のブログ
田中角栄秘録」を書いた木下栄治が、こんどは「日本共産党の深層」だ
2014/02/17 08:42
「この国のかたち」を考えると銘打ったイースト新書で、「日本共産党の深層」を一気に読んだ。
この著者は、「トップ屋」ともいわれ、数々のスクープをものにしたという。文芸春秋に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけになったと、紹介されている。
その彼が書いた日本共産党像は、どんなだろうと読み始めたが、実際にその一員として活動しているものから見れば、至極当たり前、日常的に内部から見ている共産党と、寸分たがわない感じを受けた。多くの人に共産党の本当の姿を知ってもらうにはうってつけの本だ。吉良よし子や松本善明、穀田恵二、小池晃など、マスコミでおなじみの人たちの初めて知ることもこの本には書いてあり、大変興味を持った。
一つは、共産党の懐の深さについて書いてある部分で、83ページだ。
 共産党が「戦後共産党を除名された人でも、反共的なことを言わない人とは、普通の付き合いをしている。」
 「のちに神奈川県知事になった長洲一二は構造改革論の立場で反党活動をし、共産党を除名された。だが その後共産党への攻撃を取らなかった。それゆえ知事時代には、共産党も応援した事がある。」これはこの本で初めて知ったことの一つだ

松本善明が共産党に入る時の叫びに共感した。108ページだ。
 「人の愛国心を、侵略戦争に利用した軍国主義を、絶対に許せない!」今、「日の丸・君が代」を強制する、愛国心教育などが押しつけられようとしているが、人の善意を悪用させてはならないと思う。
もう一つは、赤旗記者の取材を受けた方に対する気配りだ。218ページ。
 山本記者は、福岡出身で以前から付き合いのあった古賀誠元幹事長に連絡をとった。
 「最近になって 安倍さんがまた96条改正にのめり込んでいますね。この件を中心に お話を伺いたいのです。是非赤旗に出ていただけませんか」
221ページ
 記事に対する反響は大きかった。心配になった山本は古賀に連絡をとった。
 「いろいろご迷惑になっていませんか」
 古賀はおおらかにに答えた
 「全然なってない。気にしなくていいよ。」
その他たくさんのエピソードが紹介されており、大変興味深く、一気に読めた。


 古本屋通信
 青の大文字個所について、私の認識を書いておく。これは大下が党本部に取材して聞いたことを何の検証もなく書いたのだろう。カスに言っても仕方がないので、共産党中央委員会にむけて書く。デマを飛ばすな。
 長洲一二は現マル派の一員として反党活動をして除名になった。これは当時広く知られた事実だった。その長洲が神奈川県知事として革新統一(のち超党派)で推す話が他党から持ち込まれた。共産党は困ったが、孤立を避けるため乗らざるを得なかった。しかし反党分子を推薦するのでは筋が通らない。そこで考え付いたのが、長洲は反党活動で除名されてはいないという大ウソだった。これは当時、読者の質問に答えるかたちで赤旗に載った。大ウソだが、理屈は「除名の発表などしていない=除名ではない」というものだった。つまり学者党員だったので赤旗に除名記事を載せなかっただけだ。
 これが今回、上記のように手前勝手に変ったのだ。「除名された人でも、反共的なことを言わない人とは、普通の付き合いをしている」とは何をぬかすかだ。事実をここまで歪曲するとはぬすとだろう。これをそのまま信じる砂田喜昭という男は救い難い。
 付記
 もう少し付記しておく。このとき共産党が長洲神奈川県知事に乗れた理由だが、構造改革派といっても長洲は既にマルクス経済学を捨てて公明党の支持者になっていた。つまり「反党分子」ではなくなっていたのだ。神奈川県知事長洲は公明党主導だったと思う(然し記憶が曖昧であることを添えておく)。これが長洲でなく、当時の社会党右派の江田派(後の社民連)に行った佐藤昇、井汲卓一、安東仁兵衛だったら、共産党は乗らなかっただろう。ヘンな話だが。
  1. 2014/04/25(金) 10:30:22|
  2. 未分類

インドネシア反革命と日本共産党

古本屋通信    No809   4月20日

  インドネシア反革命と日本共産党


 私は「No798 4月13日 キンピーサイトの最新エントリーを絶賛する」で、自分の文を書かないまま放置ていました。遅れ馳せながら少し書きたい。まず私が目を見張ったKM生氏のコメント全文を再引用しておく。


 KM生
 実は1965年のインドネシア政変を(半世紀近く経てなお)総括していないのは、日共自身ですよ。
1)65年当時スカルノ政権の親中路線の下で庇護されて「非共産圏最大の共産党」と言われていたインドネシア共産党のアイジット議長は、度々日共党大会にも祝電をよこし、両党は友党関係を保っていました(この辺りは新日本新書「今日のインドネシア」蔵原惟人著に詳しい)。
2)政変の真相は今なお不明ですが、中国に唆された共産党員軍人が軍内保守派を攻撃した→反撃を喰らって殲滅された→軍隊の共産党員シンパ・華僑への虐殺が開始された→建国の父スカルノは追放するわけにもいかず軟禁処分とされ、事実上実権は保守派のスハルトに移った(余談ながらデヴィ夫人も国外逃亡した(^^)→対中断交・マレーシアとの国交樹立等、親中路線から反中親米路線に外交転換した。以上が政変のあらましです。裏でCIAが暗躍していたのは間違いないでしょう。
3)インドネシア失政は当時の中国政権中枢だった劉少奇・トウ小平らの威信を低下させ、大躍進の失敗で上海に蟄居していた毛沢東の反撃を招きました。これが翌66年の文化大革命に繫がります。劉トウらが「実権派」として迫害されたのは、周知の通りであります。
4)映画案内の指摘のように、当時の日本ではこの事件はほとんど報道されませんでした。当時のアカハタや日共党の公式文書ででも、国際情勢は大部分がベトナム戦争であり、インドネシア政変はスルーしています。しかし政変の日共に与えた衝撃は、決して小さくなかったはずです。
5)イン共壊滅の原因として、党財政を親中華僑資本の寄付に頼ったこと・政権の一角をなすことによってスカルノ・華僑への労働者農民の不満を取上げられなくなったこと等が、研究者の間では指摘されています。
6)当然日共宮顕は、イン共壊滅の原因を検索したはずです。恐らくその中から、「中国の武闘路線を受入れれば党壊滅に繫がる。党財政は中国に頼らず、独自の財政基盤を確立しなければならない」との教訓を引出したはずです。そしてこれが、翌年の日中両国共産党会談決裂(武闘路線の拒否)→日中両国共産党対立・文革批判へと繫がりました。宮顕に対する批判は多々ありますが、このあたりの政治的嗅覚の鋭さ・決断力は正当に評価しなければなりませぬ。
7)66年の10大会では、不破上田兄弟の幹部会抜擢・人民的議会主義路線への転換等が行われました。多くの日共ウォッチャーが指摘するように、「10大会以前は日共もそれなりに大衆闘争に取組んでいた。しかし10大会以後は、選挙党勢拡大一本槍の議会主義政党に転落した」というのが、この間の党の根本的性格変化を物語っています。




 古本屋通信

 私は1965年インドネシア九・三〇反革命の時のことをまるで昨日の事のように思い出す。私は革命は武力でもってしないとまず無理だと思っていた。500万インドネシア共産党は大目標だった。それがたった一夜で壊滅した。ほとんど全員が即日虐殺された。武装蜂起が失敗して皆殺しになった。私はすっかりビビッて寝込んでしまった。私はこのとき学生自治会の執行部にいたが、同時に民青高松地区委員になったばかりだった。地区委員長は小豆島バスから専従になったばかりのTさんだったが頼りにならなかった。そこで県委員長の上杉さんと話した。上杉さんは(これはたぶん党中央の見解は出ないだろうと断ったうえで)率直に自分の見解を話してくれた。
 
 アイジットは毛沢東に言われるままにやった。するとこのザマだ。日本共産党は20万人だ。インドネシア共産党は500万だ。人口はあまり変らない。スパイも相当入っていただろうが、そんなことは何処も同じだろう。俺もショックを受けたが、党中央も民青も大変な騒ぎだろう。だがそれが率直なかたちで党見解として現れないだろう。民族主義的偏向の手直しは、既に4・17問題の自己批判というかたちで顕れている。今後はいっそう民族革命路線の否定が強められるだろう。中国路線の全面否定だ。いやも応もない。中共方式の結果がこのザマだからね。

 つづく。
  1. 2014/04/20(日) 04:36:44|
  2. 未分類

私のプロフィール

古本屋通信   No804    4月18日

  私のプロフィール


 ブログを始めたのが一昨年の7月だったから、もう 3ヶ月で 2年ということになる。この間、読者がどれくらい入れ替わったのか分らないが、最初の訪問者がまず読むのはブログ管理人(主要な筆者)のプロフィール欄だろう。簡単に書いている人もいるし、クドクド書いている人もいる。名前以外に何も書かない人もいる。本名か匿名かの違いもある。私はいちおう匿名だけれど、岡山の知る人には特定できる書き方をしている。また当初も二度目も簡潔をよしとした。サンプルは横田えつこさんのブログだったろう。彼女とほぼ同じ長さにした。約1年後に少し変えた。このときも最終学歴は入れなかったが、少し後に「1970年岡山大学卒」と加えた。学歴は面白いもので、隠そうが隠すまいが、けっこう気になるものだ。私は自然なのがよいという意見だから、途中で加えた。左翼ブログとして書き進めているうちに、書いたほうがよいと思ったのだ。今回再録する「プロフィール補記」は二度目に書いたプロフィールに付したものである。新しい私の読者への再案内である。尚、この機会に左記プロフィールを多少書き改めたが、以下の「補記」はそのまま生きている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 再録  通信 No 203  2013年5月7日  プロフィール補記 

  連休中にブログの更新が滞ったのは、一つには直前の玄石文庫のついての記事が難渋したからであり、二つには母をつれての行楽で、事故寸前の危機があったからだ。このふたつですっかり疲れた。前者はたったあれだけの短文で十時間以上かかった。まさに闘いだった。後者の教訓は年寄りからは瞬時も目を離してはならないということだ。それから、私はつれあい運転の車にはもう二度と乗りたくない。懲りた。田舎にはバイクで行く。

 今回、このブログの [プロフィール] をすこし変えた。この欄は初めての訪問者がけっこう見るらしい。下記のようにした。
街の古本屋
1945年岡山市生れ。
岡山に本社がある
テスト屋兼出版社
の勤務を経て、
パチンコで稼いで、
1994 年古本屋を開業。
古本のブログにあらず、
新旧左翼のブログです。

 私のブログは匿名だ。匿名性のあれこれについては、今回ここでは書かない。このプロフィール、いちおう匿名ではあるけれど、「私は身元・素性を隠しません」というのがこの欄だ。だから匿名性は確保するけれど、無責任な事は書けないし、書かない。これだけで十分なのだが、インターネットはグローバルだ。まさか中国や朝鮮に読者はいないだろうが、私を全く知らない遠方のひとにも読んでもらいたいので、本文記事を読む時の参考になるかも知れない事を、少しだけ補記したい。
 

 私は1945年5月、岡山市巌井西新町に生まれた。これは岡山空襲の一ヵ月まえ、日本の敗戦の二ヵ月半まえだ。私は生後39日目に岡山空襲のなか、岡山から北25キロ岡山県赤磐郡五城村新庄の母の実家に、祖母に背負われて帰った。母の実家といっても、一人娘の母は嫁いで実家を出たわけではなく、新庄の家は空家の自分の家だった。私はここで高校を卒業するまで18年間生活した。父は岡山師範学校卒の教員だった。生涯の教職生活では国民学校と小学校が多かったが、私が中学生のころは中学の教員だった。教科は社会と体育だった。私はいずれも父に教わった。母は岡山女子師範学校付属保母養成専門学校卒で、戦後の一時期を除いて保育園か幼稚園で仕事をした。この母が冒頭で書いた現在93歳の母である。

 私は満18歳で家を出た。国立一期校のO大学法文学部法学科をすべり、国立二期校のK大学学芸学部(1年後に教育学部に名称変更)中学校課程英語専攻に入った。どっちも余り変わらない難易度だったが、このときO大学に入っていたら、私の左翼観はかなり変わっていたと思う。私は民青にではなく、民学同に加盟していただろう。ただしプロ学同・共労党には行かなかったと思う。私が構造改革派にいまだにこだわるのはこのときの後遺症なのだ。

 K大学の4年間は、私の生涯でもっとも輝かしい時代だった。恥ずかしい失敗や未熟を含めてそうだ。そして、学生時代の4年間がもっとも輝かしい時代であったのは、民青同盟員・共産党員だけでなく、民学同、マル学同、社学同に所属していた学生の多くにも共通していただろう。加入する党派はちょっとした偶然で決まる。私は永田洋子と同学年だ。奥平剛士も同学年だ。奥平は岡山朝日高校から京大工学部に入った。私が奥平の道を歩まなかったのは、奥平が勉強ができ私ができなかったから、そういうことも言える。絶対にありえないが、万が一に私が京大に入っていたら、私は自分がブントに加盟していた可能性を否定しきれない。そういう偶然の要素もある。私にとってトロツキストは自分の「影」だった。敵ではあったが、わが内なる敵でもあった。
 
 卒業後の就職先については書いたとおりだ。この時代は自分の労働で賃金を得て生活した労働者の時代だ。書きたいことは多いが、書くとしてもずっと先になるだろう。将来も書けるかどうかわからないので、今ちょっとだけ書く。充実した「時」であった。マルクス主義の言葉で言う。労働が人間を作る。労働は資本主義下の労働としては「疎外された労働」以外にはありえないが、それは「疎外された労働」に包摂されつつも、労働それ自体の論理を貫徹する。* * この辺のことは芝田進午の受け売りだ。私の現実の即していえば、ここで拙文が書けるのもテスト屋兼出版社で編集・校正の労働に従事したおかげだ。個別出版資本については色々あるが、私のいたテスト屋兼出版社、文春、新潮、いずれも出版資本は独占資本ではない。そういう意味では敵ではなく、新聞資本ともども打倒の対象ではない。これと言論内容の階級性は全く別問題だ。

私のいた会社の先代社主についてひとことだけ書く。戦うべきは微力をつくして戦った。協力すべきは協力した。悔いはない。しかしそれは賃労働と資本の関係の問題としてだ。人間個人の問題としては、先代社主 T は実に魅力的なひとだった。かれに私がどう映ったか分らないが、私はかれを憎んだことは一度もない。かれは私の退社後3年をまたず急逝した。この人物にいやな思い出はなにもない。懐かしい思い出なら腐るほどある。しかし、後継者が社名をかえて事業を継続している以上、先代社主についてこれ以上具体的な肯定的評言を記すことはできない。唯物論者として生きていくとは、階級的に生きることだ。その原則に照らして、書くべきでないことは死ぬまで書けない。

「パチンコで稼いで」というのは実は正確ではない。「パチンコ屋にて稼いで」というのが正確だ。つまり出回りはじめたスロットマシーンで儲けたのだ。私がアウトロウの世界に出入りしていた数年間だ。いかに儲けたかは一切書かない。他人から聞かされる自慢話ほど退屈で鬱陶しいものはなかろう。それにこの世界、半年もすれば過去話はゴミになる。三十年まえがよかった話などに何の意味もなかろう。この時代にスロットで家をたて奴もいた。私は本をたくさん買った。その本は古本屋開店の際にも役に立った。かつてはこの世界でしぶとく生きている人はいた。然しいまや業界はその存在を必要としなくなっただろう。いまではパチプロはいないのではないかと思う。

 このブログが「古本のブログ」でないことについて。ブログに限らず、古本屋、新刊屋について書いた本や記事ほどくだらないものはない。私はちらっと横目でみるが、買って読んだことはない。HP の目録( 注文カタログ )以外の記事に碌なものはない。よく本を知っていますといわんばかりの軽薄さが耐えられない( 岡山の柘野健次さんの本は例外的によい。これについてはいずれ書く )。私はこういうものだけは書きたくない。ついでだが、たいていの古本屋はこういうものは読まない。なんの役にもたたないし、面白くもないからだ。

 最後に。新左翼・旧左翼の呼称そのものが本来曖昧だが、今日では左翼の呼称そのものが死語になった。かつて左翼ということばは独特の光彩を放っていた。誰もが我こそは真の左翼であるといい、他派を偽左翼と呼んだ。今日では誰も左翼を名乗らない。どっこい、ほんとうに左翼に再生の可能性はないのか。私はそうは思わない。だから左翼のブログを名乗る。「新旧」を冠せたのは、私のブログ全部をよんで頂ければご理解いただけるだろう。今や新旧の区別など何の意味もない。中核派の集会に行ってみたらよい。1960年代、1970年代の安保破棄中央実行委員会主催の集会のような雰囲気だ。参加者が爺さんばかりだという点を除いて。

 今回、この記事けっこう気楽に書いた。しかし、引用を多用するようになってから、引用のない記事もつい長くなる癖が付いてしまった。余り意味のない長文化はやめなければならない。
 数少ない ( 然し当初の予想を数倍する ) 読者のみなさん、短文でも頑張って毎日更新したいので、拍手のほうもよろしくお願いします。

** 註 『人間性と人格の理論 』 『現代の精神的労働 』

  1. 2014/04/18(金) 02:43:35|
  2. 未分類

追悼・大西巨人

古本屋通信    No799   4月 14日

 追悼・大西巨人


 さきほどキンピーサイトのコメントで大西巨人が死んだことを知った。もう一ヵ月も前に死んでいる。武井昭夫の時もそうだった。ブル新を読まないからだ。赤旗には載らなかっただろう。武井の場合は晩年にも政治活動が中心だったが、大西は政治活動はなかっただろう。それでも除名されていたら(50年前の除名だが)載らないのか。まあ、本人は赤旗も含めて死亡の報道などしてほしくなかっただろう。

 私には追悼の気持ちはある。だから関係する記事をここに随時貼っていきたい。当面、編集の手は入れない。つまり記事を選ばず貼っていく。

 私はたぶん大西の作品は小品に至るまで殆んど読んでいると思う(下記のウィキを見るとそうでもなかった。せいぜい三分の二しか読んでいない)。雑文はこれから整理されるだろうが、見落としているものも多いだろう。然し私は少なくともあと数年、大西の作品については書かない。ただ、2つの事だけ書いておきたい。大西と武井が私の最も敬愛する文学者であったこと。かれらに対する尊敬と親愛の情は蔵原惟人や宮本顕治に対するそれの延長上にあったこと。

 下記に名前が出ているので、もう少しだけ加える。私は野間宏と井上光晴を好まぬ。作品も好まぬが、人も好きになれない。私にとって不幸なことに、晩年の二人とわずかだけ接触があった。文芸雑誌の新人賞受賞祝賀パーティで言葉を交わしただけだが、文壇作家は(佐多稲子を例外にして)俗物に見えた。蛇足だが、宮本の野間『真空地帯』擁護は非常に政治主義的だったと私は思う(宮本の『文芸評論選集』全4巻の何れかに入っている。野間の除名後に編まれた宮本の選集にも入っているのだ。キンピーサイトの投稿者は間違っている)。野間は近代主義的だった。やがて「人民文学」に行き、最後は典型的なプチブル作家に還って行った(古本屋通信)。


朝日新聞デジタル
作家の大西巨人さん死去 97歳、小説「神聖喜劇」
 2014年3月13日01時18分
 超人的な記憶力と論理的思考力で、非人間的な軍隊組織に抵抗する兵士を描いた長編小説「神聖喜劇」で知られる作家の大西巨人(おおにし・きょじん、本名巨人〈のりと〉)さんが12日午前0時半、死去した。97歳だった。故人の遺志により葬儀は行わない。長男は作家の赤人(あかひと)さん。
 政治や差別問題にも筆をふるい、鋭い風刺で社会の問題点を突いた。約25年かけて1980年に完成した「神聖喜劇」は、主人公の陸軍2等兵が軍隊という強大な権力機構に独りで向き合い、上官らと渡り合う姿を描いた。松本清張や埴谷雄高らの支持を得た。原作にした漫画も出版され、2007年に日本漫画家協会賞大賞を受賞した。
 福岡市生まれ。九州大法文学部中退後、新聞社勤務を経て、召集で対馬要塞(ようさい)重砲兵連隊に入隊。戦後、福岡で「文化展望」の編集にあたり、日本共産党に入党。52年に上京、新日本文学会常任委員となった。評論「俗情との結託」(52年)で野間宏の「真空地帯」を大衆追従主義と批判し、野間や宮本顕治らと論争。その後、共産党と絶縁状態となり、72年に新日本文学会を退会した(2つならべられると困る。これは正確でないというより完全に間違っている。両者のあいだには8年の時間差がある。大西の新日文退会は共産党との絶縁と何の関係もない。古本屋通信
 小説に、労働運動の堕落を告発した「天路の奈落」、評論集に「戦争と性と革命」「巨人批評集」、朝日ジャーナル誌での連載をまとめた「巨人の未来風考察」などがある。遅筆、寡作で知られたが、晩年に「深淵」「縮図・インコ道理教」「地獄篇三部作」などの作品を発表し続けた。赤人さんによると、昨年暮れに肺炎で入院した後、自宅で療養していたという。


朝日新聞デジタル
高雅な文章にユーモアが伴走 大西巨人さん死去
近藤康太郎  2014年3月13日05時31分
「一度読んだものは忘れない。私の過ちも『君は何年何月、こう言ったじゃないか』と怒るのです」。奥様がそう笑うほど、常人を超えた記憶力は、代表作である「神聖喜劇」の主人公東堂太郎そのままだった。文庫版で全5巻に及ぶ大著「神聖喜劇」は、「日本語で書かれた小説でナンバーワン」と評する小説家もいる、記念碑的傑作だった。
作家の大西巨人さん死去 97歳、小説「神聖喜劇」
 しかし、小説の主人公と作者を同一視する、日本的私小説の読み方を極端に嫌った。しばしば年齢を3歳若く間違われて雑誌、新聞に書かれたが「どうでもいい。(若く書かれて)かえってよろしい」と語っていた。
 老年になっても創作を続けた。「人は、クリエーティヴ・パワーを持続して、長生きをしなければならない。もしくは、人は、長生きをするなら、クリエーティヴ・パワーを持続しなければならない」と大西さんは作品のいくつかで登場人物に語らせた。97歳で亡くなった大西さんと重ねては、また怒られるだろうか。(つづきは有料)


大西巨人さん死去 97歳、作家「神聖喜劇」 [福岡県]
=2014/03/13付 西日本新聞朝刊= 
従軍体験を基にした大作「神聖喜劇」で知られる小説家、評論家の大西巨人(おおにし・きょじん、本名=のりと)さんが12日午前0時半、肺炎のため、さいたま市中央区の自宅で死去した。97歳。福岡市出身。葬儀・告別式は親族のみで行う。
 大西さんは、九州帝国大学(現九州大学)法文学部を中退後、新聞社勤務を経て対馬要塞(ようさい)重砲兵連隊に入隊。戦後、福岡市で総合誌「文化展望」編集に携わった。1952年に上京、左翼的な文学の拠点となった「新日本文学会」に入った。「神聖喜劇」(全5巻)は60年から連載が始まり、80年に完結。帝国軍隊の実像を、一兵士の観察眼と思念を通し立体的に描き出した。その後も反権力の視点から戦争、差別をテーマに執筆を続けた。主な著書に小説「三位一体の神話」「深淵」がある。
 ◆明快で論理的な人
 大西さんの企画展を開いた田代ゆき・福岡市文学館嘱託員の話 すべてにおいて常に公正で、非論理的、不明瞭なことは一切なかった。明快な大西さんの文体そのままの人物だった。作品は不条理の中に生きる私たちに力を与えてくれた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
wikipedhia

大西 巨人(おおにし のりと)
1916年8月20日~2014年3月12日(満97歳没)
日本・埼玉県さいたま市中央区
職業 小説家・評論家
最終学歴  九州帝国大学文学部中退
活動期   1949年 - 2014年
ジャンル   小説・評論
代表作
『神聖喜劇』 (1978年)
『三位一体の神話』(1992年)
処女作
『精神の氷点』(1949年)
大西 巨人(おおにし きょじん、1916年(大正5年)[1]8月20日 - 2014年(平成26年)3月12日)は、福岡県福岡市出身の小説家・評論家。本名は同じく「巨人」と書いて「のりと」。非常に硬質な文体と姿勢で知られる。

人物[編集]
福岡中学、福岡高校卒業、九州帝国大学法文学部中退。毎日新聞西部本社勤務を経て、1942年対馬要塞重砲兵連隊入隊。1946年 福岡高校の同級生であった宮崎宣久とともに綜合雑誌『文化展望』を創刊。『文化展望』に執筆した時評文が注目され、『近代文学』同人となる。上京後、1950年代前半には新日本文学会の事務局に勤務し、会の組織再編を担当しながら評論を書く。このとき、会再編の方法と野間宏『真空地帯』を論じた「俗情との結託」での作品評価をめぐって宮本顕治と論争する。

兵隊経験を基に、日本軍を舞台にした全八部約四七〇〇枚の大長編小説『神聖喜劇』を約四半世紀を費やして著す。この作品には、野間の『真空地帯』が資本制経済下における階級社会の縮図としてある軍隊を描いていないという問題意識も反映している。最初は雑誌『新日本文学』に掲載されたが、大西が新日本文学会を退会したために、『文芸展望』『社会評論』(活動家集団思想運動機関誌)に移り、最後のほうは書き下ろしで、1980年に刊行が完結した。この題名はダンテ・アリギエーリの『神曲』原題、La Divina Commedia(神聖なる喜劇)から採ったものである。

息子の大西赤人と大西野人が血友病を患っていたため、1980年に渡部昇一が「遺伝子疾患を持つ者は子供を産むことを未然に避けるべきだ」と主張し、いわゆる「神聖な義務」大論争が起きた。この論争については、北村健太郎の「神聖な義務」が詳しい。

また1992年には、異色の推理小説『三位一体の神話』を発表。多くの書評や批評が本書を「モデル小説」と見なしたうえで、登場人物の「尾瀬路迂」を巨人、「葦阿胡右」を井上光晴だと考えた。路迂は、真の小説家であり極端に潔癖な人間として描かれ、一方、胡右は、売れる小説を書く俗物であり卑劣な人間として描かれているため、論争を呼んだ。その後も『迷宮』『深淵』と社会派推理小説のタッチを援用した文学的なミステリを上梓している。
2014年3月12日、肺炎のためさいたま市中央区の自宅で死去[2]。97歳没。

著作[編集]
小説[編集]
精神の氷点(中編集) 改造社 1949年4月、のちみすず書房
神聖喜劇(長篇・全五巻) 光文社 1978年7月~1980年4月 のち文春文庫、ちくま文庫、光文社文庫
天路の奈落(長篇) 講談社 1984年10月[3]
地獄変相奏鳴曲(長篇) 講談社 1988年4月[4]
三位一体の神話(長篇・上下巻) 光文社 1992年6月 のち光文社文庫
五里霧(連作短篇集) 講談社 1994年10月 のち講談社文芸文庫
迷宮(長篇小説) 光文社 1995年5月 のち光文社文庫
二十一世紀前夜祭(短篇集) 光文社 2000年8月
深淵(長篇・上下巻) 光文社 2004年1月 のち光文社文庫
縮図・インコ道理教(中篇) 太田出版 2005年7月
地獄篇三部作(長篇) 光文社 2007年8月 のち光文社文庫[5]

評論[編集]
戦争と性と革命 三省堂 1969年10月
巨人批評集―文芸における「私怨」 秀山社 1975年8月
巨人雑筆 講談社 1980年12月
大西巨人文藝論叢(上巻)俗情との結託 立風書房 1982年9月
大西巨人文藝論叢(下巻)観念的発想の陥穽 立風書房 1985年5月
運命の賭け 晩聲社 1985年10月
遼東の豕 晩聲社 1986年11月
巨人の未来風考察 朝日新聞社 1987年3月
大西巨人文選(全四巻) みすず書房 1996年6月~1996年8月 1 新生 1946‐1956
2 途上 1957‐1974
3 錯節 1977‐1985
4 遼遠 1986‐1996

共著[編集]
『未完結の問い』鎌田哲哉聞き手 作品社 2007

編著[編集]
『兵士の物語―軍とは、兵士とは何であったか』立風書房 1971年
『日本掌編小説秀作選』(上巻〈雪・月篇〉/下巻〈花・暦篇〉) 光文社 1981年 のち文庫
『春秋の花(詩歌)』光文社 1996年 のち文庫
漫画化[編集]
岩田和博脚色・のぞゑのぶひさ画『神聖喜劇』全6巻 2006〜2007年 日本漫画家協会賞および手塚治虫文化賞を受賞。
シナリオ化[編集]
荒井晴彦『シナリオ 神聖喜劇』 2004年
テレビ番組[編集]
ETV特集「神聖喜劇ふたたび〜作家・大西巨人の闘い〜」 2008年4月13日放送
脚注[編集]
1.^ 生前の文献(1984年刊行の講談社版『日本近代文学大事典』。この項目の執筆者は小笠原克)には1919年生まれと書いてあるが、2014年の訃報では各紙〈97歳〉と報じた。なお、これは息子の大西赤人によれば、戸籍上正確な生年月日は「1916年8月20日」で、「1919年」は誤記が定着してしまったものであり、本人も特に訂正しなかったものだという(大西赤人twitter:2014年3月13日 12:05、2014年3月13日 12:06)。
2.^ 大西巨人氏が死去 長編小説「神聖喜劇」など 日本経済新聞 2014年3月12日
3.^ 初稿は記録芸術の会の機関誌『現代芸術』1960年10月号から1961年5・6月号まで8回にわたり連載され未完に終わった「天路歴程」(原題「暁の陥穽」)である。
4.^ 全四楽章からなる連環体長篇小説である。第一楽章「白日の序曲」の初稿は『近代文学』1948年12月号であり、『地獄篇三部作』の第二部「無限地獄」が本来の場所である。第二楽章「伝説の黄昏」は「黄金伝説」(『新日本文学』1954年1月号)の改訂。第三楽章「犠牲の座標」は「たたかいの犠牲」(『新日本文学』1953年4月号)の改訂。第四楽章「閉幕の思想 あるいは娃重島情死行」の初稿は「娃重島情死行/あるいは閉幕の思想」(『群像』1987年8月号)である。 『地獄篇三部作』前書きで「『白日の序曲』が本来の場所を占有した今日~今日以後、私は、『地獄変相奏鳴曲』を解体し、『伝説の黄昏』、『犠牲の座標』ならびに『閉幕の思想』の三篇を各独立の小説とする。」と記している。
5.^ 第二部「無限地獄」は改造社版『精神の氷点』併録・『地獄変相奏鳴曲』第一楽章の「白日の序曲」である。
  1. 2014/04/14(月) 00:35:40|
  2. 未分類

原発永久化宣言

古本屋通信    No797   4月 13日

  原発永久化宣言

 
政府の閣議決定「エネルギー基本計画」にたいして、日本共産党は志位談話を発表した。以下、その全文を掲載する。古本屋通信は志位談話の全文を支持する。

 
新たな「安全神話」にもとづく原発推進路線の撤回を求める
 ――「エネルギー基本計画」の閣議決定について


 
日本共産党幹部会委員長 志位和夫   2014年4月12日(土)

 (1)

 安倍政権は、本日、「エネルギー基本計画」の閣議決定をおこなった。

 「基本計画」は、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけて、今後も一定割合は必ず原発を使い続けるということを示すものとなっており、事実上の「原発永久化宣言」にほかならない。

 東京電力・福島第1原発事故から3年、「原発ゼロ」を願う国民の世論は圧倒的多数である。自公両党も、2012年総選挙で、「原子力に依存しなくてもよい経済・社会」(自民)、「可能な限り速やかに原発ゼロ」(公明)と公約していた。

 日本共産党は、国民への公約を投げ捨て、原発依存社会へ逆戻りする「エネルギー基本計画」を撤回することを求める。

 (2)

 「エネルギー基本計画」の策定にあたって、福島原発事故にどう向き合うかがきびしく問われた。

 「基本計画」の策定の過程で、自公両党の「修正合意」によって、政府の当初案の「はじめに」の中に明記されていた「安全神話」への「深い反省」が削除されるという事態が起こった。福島の地元住民や首長をはじめ広範な国民から怒りと抗議の声が相次ぎ、閣議決定された「基本計画」では、「安全神話」への「深い反省」が「復活」させられた。

 しかし、「安全神話」への「深い反省」は言葉のうえだけのものである。「基本計画」には、「世界で最も厳しい水準の規制基準」に適合した原発の再稼働を進めることが明記された。「規制基準」が、「事故ゼロ」を保証するものではないことは、原子力規制委員会自身が認めているにもかかわらず、安倍首相は、「基準」に適合した原発は「安全」だとして再稼働をはかることを繰り返し強弁している。これは新たな「安全神話」を復活させるものにほかならない。

 事故はいまだに収束しておらず、13万人を超える方々が避難生活を強いられている。事故原因の究明はなお途上であり、まともな避難計画さえつくられていない。新たな「安全神話」による原発再稼働の強行は、断じて認められない。

 いま政治に求められているのは、再稼働を断念し、「即時原発ゼロ」の決断をおこなうことである。

 (3)

 「基本計画」では、原発を「重要なベースロード電源」と位置づける理由として、「コストが低廉で供給が安定している」ことをあげている。

 しかし、「核のゴミ」や事故処理の費用を含めれば、原発は「究極の高コスト」電源であり、ひとたび事故をおこせば一気に大電力がなくなる「最悪の不安定」電源である。原発が、「ベースロード電源」などには決してなりえないことは、福島原発の大事故が明らかにしたことである。

 「基本計画」は、「もんじゅ」をはじめ核燃料サイクルの推進を明記している。すでに破たんは明らかで、何の技術的な展望もなく、危険極まりない同事業はただちに中止すべきである。

 福島原発事故は、人類と原発は共存できないことを示した。日本共産党は、「原発ゼロ」の日本を願い、原発の再稼働に反対するすべての人々と共同して、全力を尽くす決意である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 つづいて昨日の赤旗日刊紙の記事から

 世論に敵対 原発永久化宣言
エネ計画閣議決定 新たな「安全神話」
志位委員長が撤回求め談話


 安倍晋三政権は11日、国の中長期のエネルギー政策の指針と位置づけるエネルギー基本計画を閣議決定しました。原発ゼロを求める圧倒的世論にそむき、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、永久化することを宣言しました。日本共産党の志位和夫委員長は同日、「新たな『安全神話』にもとづく原発推進路線の撤回を求める」とする談話(全文)を発表しました。
--------------------------------------------------------------
 計画の冒頭には、与党協議で削られた「安全神話」に対する「深い反省」の言葉が復活したものの、原子力規制委員会の審査に合格した原発について「再稼働を進める」と明記するなど、“審査に合格した原発は安全だ”とする新たな「安全神話」をふりまくものとなっています。

 計画は、原発を安定性と効率性に優れ、運転コストも低い「低炭素の準国産エネルギー」だとしています。原発輸出も進めるとしています。

 使用済み燃料を再処理する核燃料サイクルを国の「基本的方針」だとして、プルサーマルの推進、六ケ所再処理工場やむつ中間貯蔵施設の竣工(しゅんこう)を明記。重大事故が相次ぎ、実用化のめどが立たない高速増殖炉「もんじゅ」は、放射性廃棄物の量を減らすための「国際的な研究拠点」と位置づけました。同炉での発電計画の記述がないことについては、「(計画を)捨てたわけではない」(経済産業省担当者)としています。

 計画は、原発依存度を可能な限り低減させるとしながら、「確保していく規模を見極める」とし、新増設にも含みを持たせています。2月25日の政府原案にはなかった、次世代原発・高温ガス炉の研究開発推進も盛り込まれました。

 将来のエネルギーミックス(電源構成)は明記せず再生可能エネルギーの数値目標も示しませんでした。脚注に2030年に発電量全体の20%とする4年前の見通しを示し、「さらに上回る水準の導入を目指す」としただけです。

 12年の総選挙で、自民党は「原子力に依存しなくてもよい経済・社会」を、公明党は「可能な限り速やかに原発ゼロ」を掲げました。今回の基本計画は国民への公約を投げ捨てるものです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 朝日新聞


「原発は重要電源」閣議決定 エネルギー基本計画 
 2014年4月11日12時30
 安倍政権は11日、国の中長期のエネルギー政策の方向性を示す新たなエネルギー基本計画を閣議決定した。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、安全と判断されれば再稼働する姿勢を明確にした。東京電力福島第一原発事故後初めての基本計画で、民主党政権が打ち出した「原発ゼロ」から方針を大きく転換した。

 原発については、発電コストが安く、昼夜問わず安定して動かせる電源と位置づけて、石炭火力とともに重要電源とした。原子力規制委員会が安全と判断した原発は、再稼働する方針を明確にし、国も前面に立って立地自治体に理解と協力を求める姿勢を示した。

 原発事故前に3割だった原発の割合は、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入などで「可能な限り低減させる」としたものの、エネルギーの安定供給やコスト面から「確保していく規模を見極める」と表現し、原発の新増設にも含みを残している
続きを読む
  1. 2014/04/13(日) 12:23:33|
  2. 未分類

資料・豆タンク

古本屋通信    No795   4月 12日

 資料・豆タンク


 私が日本共産党福山市議の豆タンクこと村井明美さんをこのブログに取り上げ始めたのは、福山市議会に傍聴に行った3月5日以後だが、その名前は大むかしに広島県の衆議院議員選挙に出た人として、私の記憶にあった。その裏づけになるデータが見つかったので貼っておく。ついでに、キンピーサイトのコメント欄にご本人が登場・発言しているのも見つかった。ほんものかどうか分らないが、これも面白かったので転載しておこう。村井さん、余計なことしてどうも。私が最初、村井さんを避けて河村さんに飛びついた理由も一層はっきりしました。私、社共もっと具体には村井さんと小森龍邦さんに触れるのが鬱陶しかったのです。でも小森さんも一線から引退している。だから村井さんに接近したんだと思います。これ一方的な思いですがー。広島は何かと鬱陶しいです、マル学同もいるし。



衆議院議員選挙結果(第40回以前) 広島3区

  第37回(1983年12月)
当選 宮沢 喜一  64 自民  前  91719 (7)
当選 佐藤 守良  61 自民  前  89823 (6)
当選 岡田 正勝  61 民社  前  80503 (3)
当選 古川 雅司  48 公明  元  76049 (4)
当選 亀井 静香  47 自民  前  73862 (3)
    小森 龍邦  51 社会  新  67056 
    村井 明美  35 共産  新  21572  
    岡田 昌治  45 諸派  新    646
    橘高 明    51 諸派  新    269


  第38回(1986年7月)
当選 亀井 静香  49 自民  前 116514 (4)
当選 宮沢 喜一  66 自民  前 106660 (8)
当選 佐藤 守良  64 自民  前  75944 (7)
当選 古川 雅司  50 公明  前  68372 (5)
当選 岡田 正勝  63 民社  前  66487 (4)
    小森 龍邦  53 社会  新  63657  
    村井 明美  38 共産  新  19798


  第39回(1990年2月
当選 亀井 静香  53 自民  前  97433 (5)
当選 宮沢 喜一  70 自民  前  92982 (9)
当選 小森 龍邦  57 社会  新  82614 (1)
当選 柳田 稔   35 民社  新  79718 (1)
当選 佐藤 守良  67 自民  前  73505 (8)
    古川 雅司  54 公明  前  69646
    村井 明美  42 共産  新  28318


  第40回(1993年7月)
当選 宮沢 喜一  73 自民  前 123885 (10)
当選 亀井 静香  56 自民  前  91064 (6)
当選 柳田 稔   38 民社  前  73433 (2)
当選 小森 龍邦  60 社会  前  67813 (2)
当選 佐藤 守良  71 新生  前  67294 (9)
    宇田 伸   36 無所属 新  56462
    清水 松太郎 60 共産  新  15847
    高木 亜紀良 57 諸派  新  478

区割り

尾道市、福山市、三原市、因島市、松永市、府中市、三次市、庄原市、御調郡、世羅郡、沼隈郡、深安郡、芦品郡、神石郡、甲奴郡、双三郡、比婆郡



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キンピーサイトのコメント  2012年01月14日14:22

こういうおばちゃん、好きだなぁw
福山市議、村井あけみ先生の豆タンク奮戦記

いやぁ、こういう愛嬌のあるおばちゃん、好きだなぁwww

コメント一覧

1. やりちゃん@経産婦の味方
2012年01月14日 14:23
全面支持。

2. 青島丸
2012年01月14日 17:14
「豆タンク」ってあんた…

旧日本軍の95式軽戦車で議場に突入、演壇や保守系・公明党会派の議席めがけてつぎつぎに「豆タンク戦車砲」でこれを砲撃、カクカクたる革命的大戦果をもぎ取った、なんてのが一瞬、頭のなかをよぎりました。

3. けろりん@青島丸様
2012年01月14日 17:23
それじゃあ、バカが戦車で、やってくるですよ。(笑)いや、アカ、か。94式軽装甲車のほうが似合うかと。因みにウチの職場には馬鹿なフオーク乗りは沢山居ます。

4. KM生
2012年01月14日 17:33
いや、一番のお似合いは「T34型戦車」ですよ!!
スターリン主義が産出した「戦場の傑作」(^^)。

5. すーちゃん
2012年01月14日 18:32
しかしながら、刺繍・雲乗り両氏のココロには響かず。

御大&ひろあき☆彡さま、ちょっくら見に行ってもらえますぅ?
当然、自己負担にて。

6. 猫・トラ吉@「ヨーロッパの解放」DVD見ます
2012年01月14日 19:44
いいねぇT34

砂塵を濛々と蹴立てて
地平線の遥か彼方までT34戦車の車列が連なる
戦車に搭乗する歩兵の手には71連発シュパーギン
41短機関銃。逃げ遅れたファシストには復讐の銃弾が容赦なく撃ちこまれるだろう。
その
戦車隊の頭上には上空を覆い尽くさんばかりの
シュツルモビク攻撃機、そしてこれを援護するYak-3、
La-5戦闘機群・・・
車体や機体には鮮やかなスローガン
「ファシストに死を!」「同志スターリンのために!」
「ベルリン進撃!」

いいなぁ、こんなの・・・

7. ひろあき☆彡
2012年01月14日 20:07
呼ばれたみたいなんでコメントを。。

微妙に生活圏から外れてるんですが、機会がありましたら、
っていふことで。

8. けろりん@猫・トラ吉様
2012年01月14日 20:24
ヨーロッパの解放の後半部分にはT-10 スターリン戦車も出演しますので、これだけでも見る価値はありですよ。意外と車高の低い独特の形で走行シーンは結構迫力ありますぜ!

9. 猫・トラ吉@けろりん様
2012年01月14日 20:55
見ましたよ!T-10。
それとT-34戦車群の中にさりげなく混ぜこんだT-55、
対するタイガー戦車も実はT-34改造型。
ヤルタ会談のシーンで何と!B-29に搭乗してやって来たルーズベルト(と言う設定のつもりかB-29らしき機体、多分Tu-4が扮している?!が飛行場に降り立ったルーズベルトの背景に写っている)
ま、それもこれも置いといて、兎も角雰囲気さえ出てりゃイイですよね、フンイキ。

10. 政治将校@戦車屋
2012年01月14日 23:49
>青島丸さま

「豆タンク」は、95式軽戦車のことではなく、機銃武装のみの94式軽装甲車のことを指します。南京攻防戦の時、南京市の門に殺到する写真が有名なヤツです。この女性議員、「豆タンク」の語源知っているんでしょうかw

>けろりんさま、猫・トラ吉さま

出てくる重戦車は、T-10ではなくその一歩前のスターリンIS-3です。ちなみにこの映画では、大戦中に使われたスターリンIS-2重戦車が改造されてドイツ軍のパンター戦車役で出てきます。クルスク戦車戦の巻をご覧ください。あと、T-34-85中戦車以外に、ドイツ戦車役でT-55やT-62まで出てきますね! 迫りくるティーガー重戦車の後ろの方にいる戦車です。その他、SU-100自走砲、英国供与のユニヴァーサル・キャリアーもひっくり返った状態で出てきますよ。しかし、ベルリン攻防戦の巻は、最後にツヴェターエフ砲兵大尉も戦車兵のドローシキン軍曹も戦死しちゃって、主要人物がゾーヤ衛生軍曹くらいしか残らないので、あまりに悲惨ですね。

11. 代々木希
2012年01月15日 00:21
>T34

やはりあの日活映画「戦争と人間」でしょう
今から約40年位前の作品ですが、現地に趣き、ロケを敢行したなんて、今ではとても無理です
ただこの当時、映画業界も斜陽化し、日活そのものの会社は傾いており、資金難からロマンポルノへの移行を図っていた時期でもあります。
そういえば日活労組って...
続きは、政治将校さんか、屁の突っ張りさんの方が詳しいかも?(と振る)

12. 623
2012年01月15日 01:26
すーちゃん様

>御大&ひろあき☆彡さま、ちょっくら見に行ってもらえますぅ?
当然、自己負担にて。

ひろあき様と同じく同一県内とはいえ、車で2時間離れていますのでパスさせてください。行ってみるほどの価値があるとも思えませんゆえw

代々木希 様

「戦争と人間」五味川純平作品なら「人間の條件」の方が私は好きです。氏の記述に題名を悩んだが他に思いつかない」というような言葉がありましたが、読後45年経っても鮮明に甦る感動がありました。

13. 多重債務者のしんのまゆみ
2012年01月15日 03:36
私・こういうおばちゃん嫌いだなあ
何故、村井明美先生は
がっぽがっぽ・化学的社会主義学び
◎階級闘争・オキュパイ闘争に勝利し・1%の
A:女性常任幹部会委員・階級
B:女性書記局員・階級をゲットされなかったのかな?
【私の好きなおばちゃんは】
A:広井暢子常任幹部会委員様
B:坂井希・書記局員様です
◎勿論・書記局≒行政庁は
【常任幹部会≒内閣】から独立して書記局通達は出せません
◎でも筆坂転落災害時の書記局通達など
書記局の役割は重要
《筆坂転落災害の昔・たしか
労働災害や公務災害多かった》ですね
◎公務災害支払基金様の役割は重要
※参考資料:筆坂転落災害と書記局通達=http://blog.goo.ne.jp/cheguerrilla/e/db07d694e478394bc5f273f435360295/?ymd=200605
◎現在・日本共産党様の女性書記局員は
名前だけからみると
坂井希様しか見あたりませんよね。代々木希さまー

◎日本共産党様は意外に女性高級幹部様・少ないですね
◎もう1人女性書記局員様(≒行政局員)
いないと・哀ぴいな
☆平兼悦子様(日本共産党女性局事務局長様)を女性書記局に昇進させましょうよ
※参考資料:日本共産党女性局事務局長様≒平兼悦子様の
素敵な・あいさつ=http://blog.goo.ne.jp/tomita-naoki/e/05b3f0e0e535a0baf41e4aebc86fbbc2

14. けろりん
2012年01月15日 09:59
豆タンクと94式軽装甲車の名称の関わり及び中国大陸で人を轢きまくっているであろう歴史なんぞを、この女性市議のブログにコメントしてやったら、どういう反応するか楽しみ。やってみようかしらん。フフン♪

15. なんかい電車
2012年01月15日 21:27
大型宣伝カーは「戦艦」
配布資料を「武器」
入れる袋が「武器袋」
出発式は「出陣式」

16. 猫・トラ吉@政治将校
2012年01月15日 22:42
たわーりしち政治将校

>最後にツヴェターエフ砲兵大尉も戦車兵のドローシキ>ン軍曹も戦死しちゃって

「素晴しい反戦映画(笑)」でしたね。

17. 猫・トラ吉@けろりん様
2012年01月15日 22:58
「豆タンクは豆タンクでも人民解放軍に捕獲されて
解放戦争で使用されて功績あった豆タンクです!」
って抗弁したりしませんかね?
いや恐らくしませんでしょうね。
表向き暴力革命否定だから(笑)

北京の「担克博物館」で特別にガラスケースに入れて
丁重に保管されてる九四式軽装甲車ですね。

18. けろりん
2012年01月16日 07:51
解放軍の戦車は良い戦車。ソ連の核はきれいな核。 日共の嘘はついても良い嘘
結構、こういう考え方してましたな。私も。(笑)

19. 村井あけみ
2013年04月03日 14:02
こんにちわ。村井あけみです。
豆タンクが物議をかもしていたのにビックリ。
豆タンクは、養護学校の教師時代、教え子がつけたあだ名です。どういう意味でつけてくれたのでしょう?
その後、私の赤い軽自動車の宣伝カーの通称となりました。
政治戦の先頭に立っているという点では、戦車の役割を担っているのでしようかねぇ。ただし、論戦のですが…。


20. 政治将校@村井あけみさん
2013年04月03日 14:33
本当に、ご本人?

だめだめ、こんな「反共サイト」に来ちゃ(笑)

そうですか、教え子さんがつけてくれた? きっと、おじいさんが昔、兵隊に行かれて、家族団らんのときに元気な先生の話に「豆タンクみたいな先生だねえ」なんて言われたのでしょうか。

私、先の総選挙では小沢一郎さんご一党で候補者事務所長をしていたのですが、共産党以外では宣伝カーのことを「戦車」と呼ぶのですよ。知っていましたか? 正におっしゃる意味の「戦車」ですね。

1989年の参議院選挙では故・上田耕一郎さんの陣営でやってましたが、同じ年の「天安門事件」ですごい逆風があって、公明党の幹事長が「みなさん、共産党の街宣車が来たら、戦車と思ってください」なんてやられて上田さん、悔しがってましたね。

まあ、体に気をつけて地域住民のためにがんばってください。

>反共さん

余計なつっこみ、入れないでくださいねw 毒ばっか吐いても相手の心に刺さらないから。

21. けろりん@三時休み
2013年04月03日 15:27
あれ?一年以上前のスレにコメントが!と思ったら、ご本人が。あの時、豆タンについて意見しに行こうと思ったのですが、既に他の方が書き込みしていましたので止めました。懐かしいなあ。(笑)

22. やりちゃん@経産婦の味方
2013年04月03日 16:58
全面支持(再)。

23. すーちゃん@村井あけみ様
2013年04月03日 18:30
ホントにご本人さまでしょうか?

「豆タンク」自分は好意的にとらえております。
今後もご奮闘を


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 キンピーサイトのコメント  2014年03月11日09:48

共産党議員のまじめな人はこんな状態で働いています
久しぶりにまめタンクこと村井あけみ福山市議のページを見に行ったら・・・これだから豆タンクはいいんだよなぁw
長時間過密労働の解消をと、主張している日本共産党ですが、私たち議員は、1日12時間くらいはおろか、14~5時間くらい働いたりします。
私たち議員は、雇用主がいるわけではありませんので、「残業」の命令は、自らに自らが課して働いているわけです。
忙しければ、権利意識が育つかというと、そうではないのです。忙しさに埋没ししたり、疲労が蓄積するだけということになるのです。
学ばなければ、権利意識はうまれないし、闘わなければ、労働の質を高めたり、労働時間を短縮して、豊かな人間らしい文化や余暇を楽しむ生活を獲得することができないのです。
私たち、議員も、自らが労働時間を管理して、メリハリある生活にすることで、自己管理もし、元気で市民の皆さんの要望実現に頑張り続けることができるようにしなくてはなりませんね。
頭のいい人ではないかも知れないが、本当に人のよさと謙虚な人柄がわかるねぇ・・・ busayo_dicbusayo_dic
(失礼なっ。少なくともブサヨさんよりは利口だとおもうけど。古本屋通信)

コメント一覧

1. TAMO2
2014年03月11日 09:57
地頭はかなり良いと、この文章だけで思いましたし、レーニンの外部注入論を正しく理解していると思いました。

2. 仮)山田二郎
2014年03月11日 12:21
この人、自分のやっている事と言っている事の違いに本当に気づいているのかな?
この人のやっている事って、まんまブラック企業のやり方を肯定する事になるんだけど?

3. コットン@昼寝
2014年03月11日 12:51
>>レーニンの外部注入論を正しく理解・・・地頭はかなり良い。
なんと、優雅な事でしょうか。 (議員歳費・命)
飲まず食わずの共産党、目をギラギラさせて走り回ってた60年代初めから見ると、この半世紀、かなり良い時代になってますね。
不破さんも志位さんも、ガツガツと革命せんでも、文献漁りしたり、未来社会を優雅に語ってれば良いんやね。共産党が、そんな良いシステムに成ってるなんか、知らんかったなー。

【癒し系】自然音 せせらぎ 長め "Babbling Brook Sound Meditation"
https://www.youtube.com/watch?v=CnDrEO2ujk0

4. ケッパー
2014年03月11日 12:53
ふぅーん……

テンプレどうりの文章であきれるねー
(°_°)

『自己管理』ってね‼︎
たいていの共産党の活動家のご自宅は、ほんっとちらかってて服が汚れるから困るんだよね。きれいにしてる人を探すほうが早いくらいだッ!
党員さんは人の洗濯物をふやす困ったちゃんでもあります。
『片付けられない人』の多いこと多いこと。

そんな人間が『健康的で文化的な生活…云々カンヌン』ぬかすから、ほんっと腹立つよー

赤旗で『汚部屋』を片付けるワザの連載でもしない限り、えんえんとお片づけできないと思うな。

そこまでコントロールされてるんだよね…


5. 雇用主がいない?●胃酸過多満願●
2014年03月11日 13:12
…お得意の「市民」は何処行ったの?

>学ばなければ<

…で、「CSRの事は 吉良よし子 に聞け!」と従業員600人の上場企業内で言われる様になったらしいが、一方でこの女は数パーセントの事例で「世界の常識」と言ったり…「党の意向に沿った学び」かな?

6. SLEEP
2014年03月11日 13:42
仮)山田二郎さま

言動不一致、ダブルスタンダードはアカの常ですからww
客観性の喪失という脳障害の一種でしょう
認知症には中鎖脂肪酸たっぷりのココナッツオイルがいいそうですが共産党の方々も・・・
 

 古本屋通信

 ご覧のとおり、コメントがだんだんピンボケになってきました。村井さんの記事が読めないんですよ。すみません、えらそうに言って。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 再録 古本屋通信    No740   3月9日

  村井さんと労働時間
 下記の文は福山市会議員の村井あけみさんの2週間程まえの文である。これを転載する事はそのときは思い付かなかった。思い出したので忘れないうちに貼り付けておきたい。全文の転載だが、行間は私が勝手にツメた。村井さん、すみません。
 私にとって、村井さんのブログが敷居が高かった理由は既に書いた(No737)。ただ、福山市議会に行って以後少し近くなった。福山は近い。年齢が近いこともある。近いひとの文だと思うこともある。下記の文がそうだ。勝手に行間を読み取られては迷惑だろう。しかし私でなくても読むだろう。百点満点の三百点の文だとおもう。豆タンクに脱帽古本屋通信)。


今、日本の労働者は、超長時間働かされています。
長時間労働は、考える力がなくなります。 
 2014.02.25 23:07   村井あけみ
長時間過密労働の解消をと、主張している日本共産党ですが、私たち議員は、1日12時間くらいはおろか、14~5時間くらい働いたりします。
私たち議員は、雇用主がいるわけではありませんので、「残業」の命令は、自らに自らが課して働いているわけです。
仕事は、次から次へと出てきますから、何日も何日も長時間労働をすることがあります。
これが、長く続くと、朝起きて、仕事に行って、帰って眠って、朝が来て、仕事に行って、帰って眠って…という生活になります。
そうすると、今日は何曜日かなあ。
何月だったっけ。
今、季節は春から夏に向かうんだった?
秋だっけ?と、こんな感じになるんですよ。

ある日のテレビのドラマで、日本の雇用主が、外国人労働者に、権利意識を持たせないために、ひたすら働かせ、余分な時間も、マラソンをさせるなどで時間を管理しているの内容がありました。
なあるほどと思いました。

学校の先生方も、こなさないといけない仕事が山のようにあって、毎日が多忙なのですよね。
忙しければ、権利意識が育つかというと、そうではないのです。忙しさに埋没ししたり、疲労が蓄積するだけということになるのです。
学ばなければ、権利意識はうまれないし、闘わなければ、労働の質を高めたり、労働時間を短縮して、豊かな人間らしい文化や余暇を楽しむ生活を獲得することができないのです。
先生方や長時間過密労働を押し付けられている労働者の皆さんが、団結して、頑張って、仕事に誇りを持ち、人間らしい生活を送れるようにしていただきたいです。

私たち、議員も、自らが労働時間を管理して、メリハリある生活にすることで、自己管理もし、元気で市民の皆さんの要望実現に頑張り続けることができるようにしなくてはなりませんね。


 古本屋通信の後註
 村井さんのこの文を、私より2日遅れて、キンピーサイトさんが取り上げている。大いに歓迎だが、コレたぶん古本屋通信経由だね。それはどっちでもよいが、ブサヨさんは村井文が読めてない。これ当の本人が意識していようがいまいが、ブラック企業規制法案のアンティなんよ。分かるかなあ?
 
  1. 2014/04/12(土) 05:15:41|
  2. 未分類
次のページ