古本屋通信 No 124 1月31日 『ある哲学者の軌跡 古在由重と仲間たち』 一時間まえ、ジュンク堂書店で買ってきた。取りあえず第13章「分裂と共同 」を読んだ。私は古在由重について、たぶんその著作のすべてを精読に近いかたちで読んでいる。その思想については私なりの評価も確定していて、それを一度だけ「紙の通信」に書いたことがある。それはたぶん今後も変わらないだろう。だから、死後22年後の昨年暮れに出版された本書を今回購入したのは、未知の事実関係を知るためだった。 古在が1983年原水禁運動をめぐって党と見解を異にして離党した経緯については、一般によく知られている。私は必ずしもかれに同調的あるいは同情的ではない。この点については2年まえに書いているので繰り返さないが、その時にもよく分らなかったのは、1960 年代前半の中ソ論争に関するかれの態度だった。、もっと遡っては党綱領に対するかれの態度だった。私はそれについて、ずっと不透明なものを感じ続けてきた。もしかして、かれの思想的立場は「社革」や中野重治や佐多稲子に近いのではないか、と。私が長いあいだ抱いていた疑問は、この本の著者岩倉博が「古在由重文庫」の資料を駆使して完成した本書によって氷解した。 本書は著者の意図では思想書らしいが、やはり評伝というべきであろう。豊富な事実を示すことによって、これまで古在関係の文献を渉猟しても解けなかった疑問が解けたという事だ。細胞会議の参加者や議題まで明示した文献は多くない。 全文700 頁に及ぶ大作で、たったいま読み始めたばかりだが、読了するのに多くの時間は懸るまい。思想書でも哲学書でもない評伝だから。もう一度繰り返すが、事実の記述は具体的て豊富だ。もちろん本物で、古在由重書誌の決定版と言えよう。『ある哲学者の軌跡 古在由重と仲間たち』 岩倉博著 花伝社刊 2012年11月10日初版1刷発行 4600円+税
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2013/01/31(木) 18:34:09 |
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古本屋通信 No 123 1月31日 オリンピック不参加を ブル新代表の朝日新聞 本日の朝刊より 平手打ち・練習で「死ね」 柔道監督の暴力や暴言ロンドン五輪の活躍の陰で 選手たちは「パワハラ」に苦しんでいた。柔道女子日本代表の園田隆二監督(39)らによる暴力問題で30日、全日本柔道連盟(全柔連)と日本オリンピック委員会(JOC)が記者会見した。トップアスリートによる異例の告発の背景には、ニッポン柔道界の古い体質が見え隠れする。 「胸をこづいたり、平手でほおを張ったり、蹴ったり」(全柔連幹部) 「練習で『死ね』と言ったり、竹刀でたたいたり」(JOC幹部) 全柔連の上位組織のJOCに昨年12月、五輪メダリストを含む15選手から届いた文書には、園田監督らから受けた「暴力」が赤裸々につづられていた。全柔連とJOCの記者会見で明らかになった。 私の通信 No 118 より 体罰・自殺 学校商売をやめん限り、これからもかならず繰り返される。断言してもよい。とうてい無理だが、高校レベルの全国大会を即時廃止すること。オリン ピックに参 加しないこと 。それから、体罰がいいも悪いも、禁じられているのだ。大昔、戦後まもなくの学校教育法制定にときから禁止だ。禁止が不都合だから「改正」 しようという話は聞いたことがない。である以上、体罰の事実が判明した時点でクビにすることだ。指一本ふれてはならない。女生徒の身体に触ったらクビと同じにすることだ。 以下、私の本日の文 紙の通信の時代から何回も書いてきたことだ。人間の諸能力の全面的発達にとってスポーツが不可欠の条件になること、しかし現実の階級社会の下では、競争社会のもっとも歪んだ表現として顕われること。史的唯物論の初歩の初歩だ。アホらしいから、繰り返さないが、スポーツは本来的には「勝利」をめざすものではない。 ルールがあって勝敗があるのだから「勝利」を目指してもよいが、「勝利」にたいする報酬はあってはならない。だから、すべての「プロスポーツ」は無効なのだ。オリンピックは本来、無償なはずだが、今日そんなことを信じる者はいまい。いまをもってI OCから脱退することを提案する。
2013/01/31(木) 06:56:19 |
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古本屋通信 No 122 1月30日 アルジェ事件・真相隠蔽 「通信 No 118 ブル新2題 」のうち、桜宮高校事件は追記した。残りのアルジェ事件だが、これは No 84 でお世話になった世に倦む日日さんのブログ 2日分を転載させていただく。No 120 の私の読みが正しかったことになる 。赤文字は私が付した。 疑惑のリアド証言 - アルジェリア人質事件の情報工作 今日(1/28)の朝日の国際面にアルジェ人質事件の記事があり、現地(首都アルジェ)から記者はこう書いている。「アルジェリア軍が具体的にどのような攻撃をして武装勢力を制圧したのか、人質はどういう状況で死亡したのかなど、新たな情報は全くといっていいほどない」「街の声も軍の強行作戦を支持する声が圧倒的だ」「政府や軍を礼讃するこうした声の背景には、厳しい取材規制がある。関係者によると、地元紙の記者でさえ現場に近づくことは許されていない」(6面)。この朝日の記者の見方は、事件の真実を見極めようとするもので、アルジェ政府と当局の報道から発信される事件説明について、少なからず疑いを持った目で見ている姿勢が看取される。私と同じだ。こうした感覚で事件に相対している報道が、国内のマスコミにはきわめて少ない。今回、死亡が確認された外国人人質33名の中で、日本人は最も多い10名の犠牲者を出したが、政府とマスコミは、事件を起こしたイスラム武装勢力にのみ全責任を押し被せ、彼らをテロリストと呼んで一方的にその卑劣で残忍な行為を非難している 。しかし、その認識や判断は客観的に正しいものなのだろうか。もっと 具体的に言えば 、日本人10人を殺害した加害者は武装勢力なのだろうか。アルジェ政府軍には加害責任はないのだろうか。10人の遺体は病院で検死解剖されているはずだが、銃創は武装勢力の銃弾によるものなのか。 人質10名死亡の責任はアルジェ政府と安倍晋三の無策 昨日(1/28)、菅義偉は政府としてアルジェリア人質事件を検証すると言い、検証委員会が本日(1/19)より立ち上げられることとなった。海外で邦人が巻き込まれたテロ事件に自衛隊を派遣するための法改正を目的としたもので、その旨を明確に新聞記事にも書かせている。安倍晋三は、昨日の所信表明演説の冒頭でアルジェリアの事件に触れ、政府はテロと闘い続ける決意だと宣言、邦人被害者をテロの犠牲者と位置づけた。安倍晋三の情報工作が着々と成果を上げ、事件の捏造と政治利用が思惑どおり功を奏し、世論の洗 脳と誘導に成功している。 共同の世論調査では、「アルジェリア人質事件への政府対応を63.3%が評価」、「海外での非常事態時に邦人を救出するための自衛隊法改正には71.3%が賛成した」とある。国会初日にこの世論調査の発表が出たタイミングそのものが、安倍晋三と共同幹部が裏で連携した巧妙な政治を示している。アルジェリア事件の真相を書いて売りたい記者の前に、現地日揮のアルジェリア従業員が現れず、帰国した生存邦人7名が顔を出さないのは、日揮が安倍晋三の厳命を受けて、彼らを隠しているからである。アルジェ政府と安倍晋三が結託し、どちらの政府にも責任はないと結論づける「検証」結果を出すためだ。政府が検証委員会で事件の公式報告を出し、自衛隊法改定の根拠を整えるまで、雑音が入らないようにするため、生き証人の言葉をジャーナリズムが拾ってはいけないのである。 No 120 の私のコメント を再録しておく 。 たったこれだけの記事でもいろいろ読める。日本人は武装勢力ではなくアルジェ政府軍によって殺された可能性もある。スパイもからんでいた? 日揮という企業が胡散臭い会社であることも、いや応なく分る。「生存した7人からの聞き取り」がもっともてっとり早いが「実現すれば」もっとも困るのは日揮だろう。なんとしても喋らせたくないのがみえみえなのだ。
2013/01/30(水) 18:15:39 |
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古本屋通信 No 120 1月26日 産経情報 デマでは何処にも遅れをとらない産経新聞の解説記事を敢えて貼ってみた。信頼に値すると判断したのではないが、こういう記事ではいくらかマシな場合もある。赤文字 は私が付けた。 なぜ日本人犠牲者最多 警備状況、全容解明は アルジェリアでの人質事件には、多くの謎 が残されている。なぜ日本人犠牲者が最多になったのか。軍隊に守られた場所が狙われた理由、武装勢力の動機もはっきりしない。海外の事件で日本の捜査当局による事実解明は難しい上、現時点では生存者からの聞き取りも厳しく、全容判明に向けた課題も浮上している。 政府への要求未確認 今回の事件での日本人の死者は10人に上った。各国の犠牲者と比べ、その人数は突出している。過去に日本人が海外で拘束された事件でも、これほど多くの人が殺害された例はない。 事件発生の16日、武装勢力が出した犯行声明では、隣国マリへのフランスの軍事介入停止やアルジェリア政府に逮捕されている過激派メンバーらの釈放を求めていた。 日本政府に対する要求は確認されておらず、日本人を人質に取り、殺害する理由は見当たらない。日本人10人が武装勢力に殺害されたのか、アルジェリア軍の作戦中に亡くなったのかすら詳細は不明で、状況を推測することもできない 。 内部協力者は? 「アルジェリアでは作業現場が軍によって強固に守られている」。日揮は25日に会見で明かした。宿舎は軍が守る「ミリタリーゾーン」にあり、一般人は入れず、過去に一人の犠牲者も出たことはない。武装勢力がなぜ簡単に制圧できたのかに関し、当時の警備態勢も含めてほとんど分かっていない。 武装勢力の犯行動機や手口について、現地や欧州のメディアは相次いで報道した。犯行当日に予定されていた英メジャー(国際石油資本)BP幹部と日揮などの幹部会合がターゲットだったとの見方や、首謀者とされる国際テロ組織アルカーイダ系組織の元幹部が武装勢力に「フランス人と英国人、日本人の計5人を人質にしリビアへ出国せよ」と指示したとする報道もあった。内部協力者の存在の疑いも 報 じられている 。 こうした報道について、川名浩一社長は「確認していない」「分からない」と話し、内容の真偽は不明のままとなっている。 捜査協力不透明 犠牲者9人の遺体が到着した25日、神奈川県警は9人の遺体の司法解剖を実施した。刑法の国外犯規定に基づき殺人容疑などで捜査を始めた。日本政府も検証委員会の発足を発表した。 ただ、日本の警察には国外で強制捜査する権限はなく、過去の海外での事件でも現地の警察当局との情報交換などにとどまっているのが実情という。「現地の捜査機関がどれほど協力してくれるかは不透明な状況だ」と警察庁幹部は話す。 生存した7人からの聞き取りが実現すれば、全容解明への足がかりにはなるが、「あまり思い出させてメンタルな影響が出ても困る」(川名社長)。 心身ともに「傷」を負った生存者への配慮が求められる中、早期の事情聴取は困難とみられ、事件の詳細な状況、犯行の背景事情などの解明には時間がかかりそうだ。 以下、私のコメント たったこれだけの記事でもいろいろ読める。日本人は武装勢力ではなくアルジェ政府軍によって殺された可能性もある。スパイもからんでいた? 日揮という企業が胡散臭い会社であることも、いや応なく分る。「生存した7人からの聞き取り」がもっともてっとり早いが「実現すれば」もっとも困るのは日揮だろう。なんとしても喋らせたくないのがみえみえなのだ。 参考資料 simatyan 2 のブログ 2013-01-24 アルジェリア人質事件の謎 アルジェリアの人質事件で、死亡が確認された日本人は現時点で計9人に なったと報道されています。 9名の命が失われるという残虐非道かつ痛ましい事件には違いありませんが しかし全体として何か釈然としないものを感じてしまいます。 まず犠牲者の全てはプラント建設大手「日揮」の社員及び関係者なのですが、なぜか政府として死亡者の氏名公表は控えるとしている点です。 別になまえを知りたいわけじゃありませんが、でも海外で事件に巻き込まれ 命を失った日本人の名前は今まで全て公表されてましたよね。 例えばイラク人質事件でも公表してましたし、911テロでも死亡した日本人 の名前は公表されていました。 まあ国外国内に関係なく、大震災もそうですが、事件や災害で死者が出れば 良いか悪いかは別にしても、今までニュース速報などで確認できる範囲で 公表してましたね。 逆に名前を公表しなかった例は過去なかったんじゃないでしょうか? ただ一部のマスコミでは独自の取材で得た情報を元に、遅ればせながら 下のような報道をしたり、 犠牲者遺族にインタビューなんかもしてますから特に公表しないという意味が ないように思いす。 しかし嘘の報道を度々繰り返すマスコミが発表する情報にも胡散臭いものを 感じます。 上のニュースで使われた人の写真はフェイスブックから引用しています。 この多くの犠牲者を出したとされる「日揮」という会社も非常に胡散臭い会社 のようですね。 今まであまり知られていなかったこの「日揮」という会社は北方領土国後島、あの鈴木宗男氏の、いわゆる「ムネオハウス」の建築をした会社なんですね。 鈴木氏によと、日揮は当時ムネオハウスの入札額を外務省から聞きだし、 計算通り落札し、鈴木宗男事務所を訪れ、紹介を依頼された鈴木氏秘書は、 根室の渡辺建設工業、中標津の犬飼工務店を紹介したそうで その後、紹介を依頼された鈴木氏秘書が偽計業務妨害で逮捕されたという 展開になっています。 だから小沢冤罪事件の水谷建設と同じくダーティーな企業だと思います。 大株主には怪しくも一流企業が名前を連ねていますね。 年月日 順位 大株主 保有株数 保有割合 06/09/30 1 日本マスタートラスト信託銀行(信託口 23,521 9.07% 06/09/30 2 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口 18,472 7.13% 06/09/30 3 日揮商事 12,112 4.67% 06/09/30 4 三井住友銀行 11,000 4.24% 06/09/30 5 財団法人実吉奨学会 8,433 3.25% 06/09/30 6 みずほコーポレート銀行 7,000 2.70% 06/09/30 7 三菱東京UFJ銀行 6,625 2.55% 06/09/30 8 オーエム04エスエスビークライアントオムニバス 5,429 2.09% 06/09/30 9 モルガンスタンレーアンドカンパニーインク 4,295 1.65% 06/09/30 10 資産管理サービス信託銀行(信託B口) 3,687 1.42% 06/03/31 1 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 23,441 9.04% 06/03/31 2 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 19,182 7.40% 06/03/31 3 日揮商事 12,112 4.67% 06/03/31 4 三井住友銀行 11,000 4.24% 06/03/31 5 財団法人実吉奨学会 8,433 3.25% 06/03/31 6 モルガンスタンレーアンドカンパニーインク 7,853 3.03% 06/03/31 7 みずほコーポレート銀行 7,000 2.70% 06/03/31 8 三菱東京UFJ銀行 6,625 2.55% 06/03/31 9 ザチェースマンハッタンバンク385036 5,773 2.22% 06/03/31 10 ゴールドマンサックスインターナショナル 3,358 1.29% 横手志麻元アナの夫のゴールドマンサックスインターナショナルもあります。 話が少しそれますが日揮の記者会見でよく登場する人に、日揮広報IR部の 遠藤毅部長と言う人がいます。 会見に出る前に芸能人と同じ様に化粧するそうですね。「有能なスタッフ失い無念」と言う前に・・・。 メイクアップ担当者はANN Newsで松田聖子も手掛けた事のあるプロだそうです。 話を戻すと、今回の事件を受けて今後政府もマスコミも、 「海外在留邦人の安全確保のため自衛隊法改正が急務だ」 叫び出すんじゃないでしょうか。 安倍さん、石原さん、橋下さんあたりが言いそうですね。 なんと言っても与党と、連携を模索する偽第3極は戦争がしたくてたまらない 人達ばかりですから・・・。
2013/01/26(土) 02:53:20 |
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古本屋通信 No 118 1月24日 ブル新2題 ブル新は基本的に読まないが、コンビニで見出しが目に入ることもある。不愉快なニュースをふたつ取り上げる。 ① アルジェで日本人の人質が殺された事件 派遣労働者まで殺されてはかなわんな。しかし、いったい誰が悪いんで? 「武装勢力」 か、それとも強行突破したアルジェ政府か? どっちとも言えまあ。戦争状態は先刻承知で、そこへ経済進出した日本の資本家こそ悪の元凶なのだ。それをわれわれは「死の商人」と呼ぶ。憲法9条が改悪されてなくても犠牲者は出た。「・・・憲法9条があったからこそ、これまで一人の被害者も、加害者も出さなかった。そんな国はアジアの中で日本とブータンだけだ」のようなことはない。私は死の商人に殺された労働者に哀悼の意を表すが、そのうえで言う。「誤解を恐れずにいえば、まったくの無駄死に」。これは田中のぞみさんの文に長久さんが付したコメントと同じだ。今回は、広い意味での戦争犠牲者だ。直接参戦しなくても犠牲者は出る。犠牲者がいる以上、加害者はいる。加害者は「武装勢力」でもアルジェ政府でもない、日本の資本家だ。これは死者の遺族が損害賠償先を特定する際、いやがおうなく、はっきりする。ブル新は深刻ぶって報道しても、たったこれだけのことが書けない。ブル新にとって、人間の死はそれが国際的でスリリングであればあるだけ娯楽商品なのだ。報道自体が人間的にいやしい。全くするなとは言わない。十分の一でよい。『赤旗』 はそれ位だろう。新左翼の機関紙は見向きもしなかったろう。② 体罰・自殺 学校商売をやめん限り、これからもかならず繰り返される。断言してもよい。とうてい無理だが、高校レベルの全国大会を即時廃止すること。オリンピックに参加しないこと。それから、体罰がいいも悪いも、禁じられているのだ。大昔、戦後まもなくの学校教育法制定にときから禁止だ。禁止が不都合だから「改正」 しようという話は聞いたことがない。である以上、体罰の事実が判明した時点でクビにすることだ。指一本ふれてはならない。女生徒の身体に触ったらクビと同じにすることだ。どうですか? 絶対に不可能だろう。学校商売にとって生徒はモノだ。勝たないと商売にならない。騎手が馬にムチをあてるのと同じだ。愛情などであろう訳がない。勝ってなんぼの世界だ。資本主義体制下のスポーツほど非人間的なものはない。しかも極めて政治的だ。分り切ったことだが、誰もいわない。突出した事件があったときだけ、お茶を濁してオワリだ。甲子園大会に声援をおくったすべての阿呆も加害者であることを付けくわえておく。自分が応援しているチームには体罰など皆無だと確信しているのだろうか? だとしたらビョーキだろう。こういう輩が参加するもっともらしい教育論議には反吐がでる。「朝日」「毎日」の罪は深い。この両社があるかぎり高校生の犠牲者は今後も必ず出るだろう。 ①と② の件に関して前市議の田畑けんじさんが ブログに書いている。私とは切り口は違うが、全面的に賛 成 だ。全文を貼らせていただく。 アルジェリア人質事件で日本人死亡 2013/01/22 アルジェリアの人質事件(南東部イナメナス天然ガス関連施設)は多くの死亡者をだすという惨劇に終わった。日本人の死者は7人と発表されたが、プラント大手の「日揮」の従業員の一人が日本人9人が殺害されたとAFP通信に語ったとも伝えられています。このようなテロ行為が許されないことは明白です。他方で今回の事件がアルカイダによる2011年の米同時多発テロ後の対テロ戦略が破たんしたことも示しました。残念ですが認めざるをえません。仏軍の隣国マリでの軍事作戦がアルカイダのテロの理由に使われましたが、これは米国のイラク侵略が国債テロ組織アルカイダに活力を与えたのと同じ構図です。テレビ報道である学者は次のように指摘しました。「以前は人質解放の順序が女性・子どもの次は日本人だった。だが日本の自衛隊のイラク派兵後日本はアメリカの手先だとの認識となり狙われるようになったと」つまるところ、憲法違反行為の海外派兵が死者を生み出したと主張されたのです。米をはじめとする先進諸国と対立するイスラム武装勢力の構図のその根っこは資源の奪い合いでもあります。自民党がこれを好機とばかりに強く主張し始めた憲法改悪と自衛隊の国防軍への編制替えは国際関係をさらに緊張させることになるでしょう。 体罰と愛情は別ものだろ 2013/01/20 大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将の男子生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題が教育界のみならず日本の社会に衝撃を与えている。自殺が公表された翌日の夜、説明会に集まった保護者らは約300人に達したという。近所での評判は「桜宮の子はみな厳しく熱心な先生のお陰でキチンとしている」とよい評価が多いという。この声を反映するように、「保護者は桜宮高校の指導が厳しいとわかって入学させている」「生徒が礼儀正しくあいさつできるのは先生のおかげだ。責めるばかりでいいのか」と発言した親に大きな拍手が湧いたという。これらの親はわが子が死んでもいいと思っているのだろうか。それとも自殺するような弱い奴は駄目だ。わが子はそんなことにはならないと思いこんでいるのだろうか。厳しく熱心な先生だから叩いてもいい、自殺に追い込んでもいいということにはならないだろうとわたしは思う。教育の話をしていてよく出くわすのが「俺もよく叩かれたよ。それで俺は男になれた」とか、「あの先生がいたからよかった」である。だが、一方では「同窓会!?俺は行かない。あの先生には会いたくない」と小声で同窓会を拒否する奴も結構いる。わたしも父親によく叩かれた。叩かれたおかげで成長したとはいささかも思わない。恨みが深く重くなっただけだ。わたしの経験からしても暴力は絶対によくないと思う。学問にしても、スポーツにしても体罰で向上できる訳がない。増してや人間成長が望める訳がない。参考資料① simatyan 2 のブログ 2013-01-24 アルジェリア人質事件の謎 アルジェリアの人質事件で、死亡が確認された日本人は現時点で計9人に なったと報道されています。 9名の命が失われるという残虐非道かつ痛ましい事件には違いありませんが、 しかし全体として何か釈然としないものを感じてしまいます。 まず犠牲者の全てはプラント建設大手「日揮」の社員及び関係者なのですが、なぜか政府として死亡者の氏名公表は控えるとしている点です。 別になまえを知りたいわけじゃありませんが、でも海外で事件に巻き込まれ 命を失った日本人の名前は今まで全て公表されてましたよね。 例えばイラク人質事件でも公表してましたし、911テロでも死亡した日本人 の名前は公表されていました。 まあ国外国内に関係なく、大震災もそうですが、事件や災害で死者が出れば 良いか悪いかは別にしても、今までニュース速報などで確認できる範囲で 公表してましたね。 逆に名前を公表しなかった例は過去なかったんじゃないでしょうか? ただ一部のマスコミでは独自の取材で得た情報を元に、遅ればせながら 下のような報道をしたり、 犠牲者遺族にインタビューなんかもしてますから特に公表しないという意味が ないように思いす。 しかし嘘の報道を度々繰り返すマスコミが発表する情報にも胡散臭いものを 感じます。 上のニュースで使われた人の写真はフェイスブックから引用しています。 この多くの犠牲者を出したとされる「日揮」という会社も非常に胡散臭い会社 のようですね。 今まであまり知られていなかったこの「日揮」という会社は北方領土国後島、あの鈴木宗男氏の、いわゆる「ムネオハウス」の建築をした会社なんですね。 鈴木氏によと、日揮は当時ムネオハウスの入札額を外務省から聞きだし、 計算通り落札し、鈴木宗男事務所を訪れ、紹介を依頼された鈴木氏秘書は、 根室の渡辺建設工業、中標津の犬飼工務店を紹介したそうで その後、紹介を依頼された鈴木氏秘書が偽計業務妨害で逮捕されたという 展開になっています。 だから小沢冤罪事件の水谷建設と同じくダーティーな企業だと思います。 大株主には怪しくも一流企業が名前を連ねていますね。 年月日 順位 大株主 保有株数 保有割合 06/09/30 1 日本マスタートラスト信託銀行(信託口 23,521 9.07% 06/09/30 2 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口 18,472 7.13% 06/09/30 3 日揮商事 12,112 4.67% 06/09/30 4 三井住友銀行 11,000 4.24% 06/09/30 5 財団法人実吉奨学会 8,433 3.25% 06/09/30 6 みずほコーポレート銀行 7,000 2.70% 06/09/30 7 三菱東京UFJ銀行 6,625 2.55% 06/09/30 8 オーエム04エスエスビークライアントオムニバス 5,429 2.09% 06/09/30 9 モルガンスタンレーアンドカンパニーインク 4,295 1.65% 06/09/30 10 資産管理サービス信託銀行(信託B口) 3,687 1.42% 06/03/31 1 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 23,441 9.04% 06/03/31 2 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 19,182 7.40% 06/03/31 3 日揮商事 12,112 4.67% 06/03/31 4 三井住友銀行 11,000 4.24% 06/03/31 5 財団法人実吉奨学会 8,433 3.25% 06/03/31 6 モルガンスタンレーアンドカンパニーインク 7,853 3.03% 06/03/31 7 みずほコーポレート銀行 7,000 2.70% 06/03/31 8 三菱東京UFJ銀行 6,625 2.55% 06/03/31 9 ザチェースマンハッタンバンク385036 5,773 2.22% 06/03/31 10 ゴールドマンサックスインターナショナル 3,358 1.29% 横手志麻元アナの夫のゴールドマンサックスインターナショナルもあります。 話が少しそれますが日揮の記者会見でよく登場する人に、日揮広報IR部の 遠藤毅部長と言う人がいます。 会見に出る前に芸能人と同じ様に化粧するそうですね。「有能なスタッフ失い無念」と言う前に・・・。 メイクアップ担当者はANN Newsで松田聖子も手掛けた事のあるプロだそうです。 話を戻すと、今回の事件を受けて今後政府もマスコミも、 「海外在留邦人の安全確保のため自衛隊法改正が急務だ」 叫び出すんじゃないでしょうか。 安倍さん、石原さん、橋下さんあたりが言いそうですね。 なんと言っても与党と、連携を模索する偽第3極は戦争がしたくてたまらない 人達ばかりですから・・・。参考資料② 学校教育法第11条にいう「体罰」とは、懲戒の内容が身体的性質のものである場合を意味する 1.身体に対する侵害を内容とする懲戒(殴る・蹴るの類)は体罰に該当する 2.被罰者に肉体的苦痛を与えるような懲戒(端坐・直立等・特定の姿勢を長時間にわたって保持させる)は体罰に該当する 日本の学校教育の場においては、学校教育法(昭和22年法律第26号)の第11条において、校長および教員は、懲戒として体罰を加えることはできないとされている。この規定に対する(刑事上の)罰則はないものの、教員以外の者と同じく、スキンシップと解せないものについては、暴行罪や傷害罪(死亡した場合は致死罪)となる。また、教員が職権として体罰を加えた場合は、刑事上の責任とは別個に民事上の責任も問われる。教員は、公務員の信用失墜行為として免職を含めた懲戒処分を受けることがある。刑事告訴をおこされぬよう、示談を前提に加害教員と勤務校が被害者に“陳謝”する場合が多い。
2013/01/24(木) 16:27:24 |
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古本屋通信 No 115 1月20日 万歩書店、完結へ 昨19日に万歩書店平井店が 50% オフセールを開始した。1月末までと言う。2月以降の事は発表されていないが 2月70% オフ、3月80% オフとみる。そして3月末に閉店だろう。但し、売りつくしセールで最終が延長されるかも知れない。 私は初日の開店と同時に入った。既知、未知の同業らしき人が4、5人いた。全然殺気だっていない。情報は万歩書店の HP に前日表示された。抜け目なく駈けつけるのは業者だ。まず郷土史誌のコーナーへ走る。棚はスカスカだ。半分以上が予め抜き取られていた。背取り的にはゼロだ。しかたなく2階の人文コーナーへ。みすず書房の棚はここも三分の二が空いていた。しかもばっちり良書がない。次に東洋文庫だ。ここも同様だ。もともといいものがなかったのにいよいよ出がらし。哲学、歴史もすべて同様。社会系のまさかと思ったいた 『見田石介著作集』 や 『梯明秀著作集』 までない。あと単品で買うものがゼロというわけではないが、これなら 3月に 80% オフになってからでよい。結局一冊も買わずに帰った。 ここからは私の予想だ。なんらかの情報があってのことではない。その点をまず断っておきたい。社主の金本喜岡氏の死亡から4ヶ月、万歩書店は店を閉じることを決めたと思う。それが金本氏の遺志だったか、後継者の意志かは分らない。しかし期間が死後半年も経ていないことから、私は金本氏の遺志だったと思う。そうであっても事業を継続するかどうかは、最終的には生きている者の判断だ。儲かれば継続するだろう。僭越ながら言う。儲からないのだ。多いのは苦労ばかりだったろう。よくここまでやってきたと思う。 まず平井店の閉店というのが、全店閉店のシナリオからして意味がある。平井店は赤字店ではない。外から見る限り優秀店だ。店長中川氏の本のたいする見識も優れていた。だからいい本も比較的多かった。これは衆目の一致すろところだろう。それがなぜ平井店を閉じるのか? 私は全店閉店への強力な意思表示だと思う。第二弾は倉敷店だろう。県北の三店も追って閉店とみる。最終の本店閉店まで二年かかるだろう。あるいは本店はごく小規模に縮小して残すかも知れない。多少の紆余曲折はあろうが、近い将来、大型古書店・万歩書店は「完結」する。そして、そのことによる岡山古書業界への影響はない。不思議に思われるだろうが全くない。私が通信 No38 で書いたとうりだ。 私は自分が古本屋でありながら、小さな自分の店を切り回していくことのほか、古書店経営に興味がない。だから超大型店の経営など守備範囲外なのだが、一人の読者として万歩書店をみたときの感想を少し書きたい。 ① 大型古書店というのは、その名前自体が形容矛盾だろう。ブックオフように本を内容で評価しない店にしない限り、古書店は小型以外あり得ないというのが私の持論だ。その理由は色々あるが、本というのは一冊一冊に目を通してやらないと売れないのだ。本にたいする愛情も必要だし、本を知らないと商売にならない面もある。これは大型ではとうてい無理だ。ブックオフはすべての本の個性を抹殺することで成立した。しかし万歩書店は違う。究極まで従来型の古書店のやり方すすめて来た。その結果、従業員とりわけ店長は想像を絶する重労働を強いられる。久保田さんの死因は特定できないだろうが、膨大な量の古書の値付けを目にするとき、古本屋というのは本当に肉体労働だと思った。あれから、店も健康管理に一層の注意をはらっていることは分った。しかし大型古書店という存在そのものが重労働を強いるのだ。まさか人員を2倍には出来まい。もうこの辺が限界だろう。 ② しばしば万歩書店にいい本があるか否かの話になる。率直に言っていい本はない。どの分野においてもない。もちろんゴミではない。そこそこの水準は保っている。しかし他の小型店に較べて落ちる。これは店員の本を見る目が落ちるのでは決してない。入庫した本の単品管理がそもそも無理なのだ。いい本はすぐ消える ( 売れる )。然し補充がきかない。私事だが十年程まえ、入店する度に極度に警戒された時期があった。万引きや写真撮影の警戒ではない。いい本を抜かれることの警戒だ。社主の金本喜岡氏が同業者を極端に警戒していた時期があった。本店の入り口には「同業者とマンガ喫茶お断り」の貼り紙があった。三年ほど続いたのち改められた。これはしかし、愚策だったろう。古本にかぎらず古物業界くらい同業者が上客の世界はないのだから。然し私は残念ながら、万歩書店でとびきりいい本を買ったことは一度もない。 ③ 私には経験がないが、経営の苦労の半分は労務関係だろう。つまり働く者どうしどう仲良くやっていくかだ。労使双方の対立する利害も絡む。いったいに古書業界はそういう問題に馴染まないのだ。昔から丁稚奉公で修業する世界だった。今でも神田村の老舗には、地方の2代目、3代目が目白押しらしい。近代的労使関係とは別の世界だ。私は万歩書店の具体について熟知しているわけではない。しかし何人かの元従業員から低賃金のボヤキを聞いた。万歩は誤魔化しながらよくやってきたと思う。然しそれは金本さんという良くも悪くも強力な個性があってのことだった。いまさら近代経営に生まれ変われる可能性はない。それはブックオフになれというに等しいのだ。この辺が限度だろう。 ④ 次は大きいことはいいことかという問題だ。これは新刊書店と対比して書く。新刊書店はいいも悪いもない。いまや大型店しか存在しない。大型書店が中小・零細を駆逐した。読者の側からも大きいことはいいことなのだ。日々量産される新刊に対応するためには、選択の幅のある大型しか対応できない。しかし、これは古書店には当てはまらない。パターン配本されるわけでもない。返品されるわけでもない。オートメ化される部分は殆んどない。大きいことのメリットは少ない。 この問題は在庫の回転率という観点でみると、よりはっきりする。回転率などというと可視化されていなように思えるが、顧客が店に入ったとき見る、今ある本が1年後にどれだけ入れ替わっているかという問題だ。3回転以上は分らないが、入れ替わりの有無は見れば分る。 新刊書店=70% ブックオフ=70% 小型古書店=40% 万歩書店=3% これは私が悪意をもって書いているのではない。ある筋からの引用だ。つまり、万歩書店においては97% の棚スペースは無駄なのだ。つまり超大型古書店は本を死蔵するための空間という事になる。一時はそれなりのインパクトはあったが、ブックオフの登場以来その利点を失なったことは否めない。 ⑤ まだまだ書きたいことはあるが、ひとまず、これまでとする。
2013/01/20(日) 00:57:07 |
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古本屋通信 No 114 1月18日 新刊書がはいった 新刊書がはいった。刊行後まもない文庫と新書約100冊。回収業者さんを経由してだが、旧蔵者は40歳台の女医さんと看た。レベルは高い。古本屋はどうしても古書に偏りがちだ。こういう新刊の入庫は自分用にも嬉しい。 そのなかに 『 新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか 』 なる一冊があった。任意に頁を開けて行を追う。駄目だ。偽物だ。ふつう捨てるが、証拠物件として残して、晒し首にすることもある。そういう時に、アマゾンのカスタマーレビュー の世話になる。私に代って酷評してくれるライターがいる。今回は ZYX さんだ。信頼できる人です。 新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか 松尾 匡 著 講談社現代新書カスタマーレビュー お話にならない。 2013/1/6 By ZYX 著者が歴史を理解する能力を全く欠いているということだけが理解できるというどうしようもない本。このような連中がのさばっていると革命運動再建に対する重大な障害となる可能性があるが、さいわい有名なトンデモ本 * 註『ポスト戦後体制への政治経済学』 と同様に、大した影響を与えることもなく消え去りそうである。というかこんな人物を雇用する大学は何を考えているのか。一刻も早く消え去ってもらいたいものである。 以下、古本屋通信 どうですか? これでいいんです。内容などに立ち入っていたら、それこそ相手の思うつぼです。けっして内在的な批評・批判など試みてはなりません。だって、内在的な批評・批判はそれをつうじて新しく、より高い到達を目指すときにのみ必要なのです。このばあい罵倒だけが必要なのです。 以下はウィキペの記事 どうせ自分で書いて送った記述だろう。こんな微細で本人に好都合な記事を、他人が書いて貼ってくれるハズがなかろう。以下の赤字部分に注目されたい。ミエミエだね。ホント、恥ずかしい ( 笑 ) 。 松尾 匡 (まつお ただす、1964年7月25日 - ) は、日本の経済学者。久留米大学経済学部教授を経て、2008年4月より立命館大学 経済学部教授。石川県出身。 置塩信雄の晩年の弟子であり、主流派経済学を理解したうえで 、数理モデル分析やゲーム理論を駆使したマルクス経済学を展開できる、日本では数少ない マルクス経済学者の一人である。 主な研究テーマは、 マルクスの近代システム認識から見た現代資本主義と非営利・協同ネットワーク 経済理論の長期理論と短期理論の確定とその景気循環論を媒介とした総合 労働者間関係へのゲーム理論の応用 マルクスの制度分析へのゲーム理論の応用 と多岐にわたるが 、いずれも現代社会が抱える現実的な問題に強くコミットしつつ、高度な理論性をそなえた ものである。 経歴 [編集] 1987年3月、金沢大学経済学部経済学科卒業 1992年3月、神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了、博士(経済学)単著 [編集] 『セイ法則体系――マルクス理論の性格とその現代経済学体系への位置付け』1996年3月 (九州大学出版会) 『標準マクロ経済学――ミクロ的基礎・伸縮価格・市場均衡論で学ぶ』1999年11月 (中央経済社) 『近代の復権――マルクスの近代観から見た現代資本主義とアソシエーション』 2001年2月 (晃洋書房) 『はるかさんとラピート君の 入門 今どきの経済――国家から市場へ、そして…』 2001年5月 (晃洋書房) 『「はだかの王様」の経済学──現代人のためのマルクス再入門』 2008年4月 (東洋経済新報社) 『商人道ノスヽメ』 2009年6月 (藤原書店) 『対話でわかる痛快明解 経済学史』 2009年8月 (日系BP社) 『不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門(双書Zero)』 2010年7月 (筑摩書房) 『マルクス経済学 (図解雑学シリーズ)』 2010年10月 (ナツメ社) 『新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか』 『ソ連の「社会主義」とは何だったのか』共著 1996年2月 (大月書店) 第8章執筆と「資料2」翻訳担当 『ポスト戦後体制への政治経済学』共著 2001年5月 (大月書店) 補論1担当 『市民参加のまちづくり――NPO・市民・自治体の取り組みから』共著 2001年10月 (創成社) 序章、第13章「イベント・コンベンションの経済波及効果の正しい推計法」執筆、および第8章、第11章のまとめ・注担当 『新しい教養のすすめ 経済学』共著 2002年4月 (昭和堂) 第4章「ケインズの経済学」 『市民参加のまちづくり【戦略編】──参加とリーダーシップ・自立とパートナーシップ』共著 2005年1月(創成社) まえがき、第1章「長浜・湯布院のまちづくりの転換<シンポジウム収録>」、結章「アソシエーション的発展と脱アソシエーション的変質──既存三社会システムとの関係の中で」 『比較ジェンダー論──ジェンダー学への多角的アプローチ』共著 2005年4月(ミネルヴァ書房) 第8章「賃労働・家事労働とジェンダー」 『マルクスの使いみち』共著 2006年3月 (太田出版) 『市民参加のまちづくり【英国編】──イギリスに学ぶ地域再生とパートナーシップ』共著 2006年5月 (創成社) 第5章「タウンモビリティの経済的意義」執筆、および第4章のまとめと補足 『市民参加のまちづくり【コミュニティ・ビジネス編】──地域の自立と持続可能性』共著 2007年1月 (創成社) 第9章「市民事業の経済倫理としての商人道」 以下、略。 やれやれ、かなわんですな。世間では古本屋のオヤジなんかより、大学の先生の方がうんと信用があるんですなあ ( 苦笑い )。 しっかりせんかい、立命館さん。もちろん置塩先生のせいではないが、かれの学問とは別に、こういう不良を寄せ付ける何かがあったんだろうか、などと考えてしまった。( 古本屋通信 )* 註 『ポスト戦後 体制への政治経済学』 は碓井敏正の本。私は 『 通信 No 93 』 の 「出版社の崩壊」で「大月書店の碓井敏正の本なんか、ずっとまえから新自由書義肯定だ」と書いていた。( 古本屋通信 )
2013/01/18(金) 17:08:08 |
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古本屋通信 No 112 1月16日 何ろく君何ろく君 がコメントをくれた。コメント欄をクリックすれば表示されるのだが、うれしいので本文に貼っておく。 『 古本屋通信 管理人様 言論活動に敬意を表します。以前の党関係の資料を探していて、こちらを拝見致しました。 私は、東大教養自治会の全学連脱退のきっかけをつくった者にあたりますが、「共産党はこれまで全学連、学生運動、学生自治会を指導してきたし、誤解を恐れずいえば、これからも指導しなければならない。」という管理人様の言辞に、事実を率直に認めているという点で、私はむしろ共感と敬意を覚えます。「指導はしていなかった」と言い張り、議論を姑息に回避した党都委員会よりずっと誠実です。自分たちの指導に自信があるのなら、それを学生に対しても明らかにしてやればいいのですよね。それで学生の支持が得られないなら、それまでのことだ、とずっと思ってきました。 今後の言論活動に期待申し上げます。 2013/01/14 (月) 17:06:53 | URL | 何ろく 』 これは私の「通信 NO13 全学連 」に対する遅ればせのコメントだ。私の 7/30 付の記事の該当部分を再録する。 先ごろ話題になった東大教養学部学生自治会の全学連脱退について。ここでいう全学連は Wikipedia のいう民青系全学連だ。私自身は今回の脱退騒ぎに興味がないし、これを話題にしたキンピーのサイトの書き込みは、あまり意味がないと指摘しておきたい。なぜなら今日、全日本学生自治会総連合=全学連はどこにも存在しないからである。存在しない団体からの脱退など本来問題にならない。こんにち全学連を名乗るすべての団体はその名にふさわしい実体を有していない。つまり全学連を称しているにすぎない私設の学生集団である。このことを一番よく知っているのは当該団体であり、当該団体に加盟しているという単位自治会(東大教養部学生自治会をふくむ)である。これでは、アホウらしくて書けない。多くて全国で10自治会加盟の全学連(革マル)、革マル系以外は学生大会も開かず(開けず)、したがって加盟の継続も確認せず、自治会費だけは新入生から四年間分一括徴収する。これは詐欺的である。 次に、共産党が介入あるいは引き回したから自治会が混乱し自主性が損なわれたという、もっともらしい嘘について書く。戦後間もない反戦学同や全学連結成のころから、共産党は学生細胞を通じて一貫してこれらを指導してきた。というより、党細胞がなかったら、そもそも学生運動はありえなかった。党中央や都委員会について言えば、正しい指導もあったし、間違った指導もあった。が、共産党の指導それ自体なくしては継続的な学生運動などありえなかったろう。党は戦後、学生運動に限らずあらゆる大衆組織と大衆運動に深くかかわってきた。 事実と歴史に少しだけ謙虚であればよい。1960年代後半には全国に約500の学生自治会があった。共産党、革共同、その他諸々の党派のイニシアティブとそのせめぎあいの中で運動は推移してきた。無党派の自治会など皆無に等しかった。なぜか。政治的ノンポリが、活動を学内にかぎるべしと主張して、選挙で当選したとする。いったい彼は何をするのか、仮に彼が何かしたとして、卒業後にその活動は継続的に持続されるのか。個人で何ができるのか。私はこういう主張で当選して多少とも持続的に活動した例を、ただひとつ国際勝共連合の活動をのぞいて知らない。 共産党はこれまで全学連、学生運動、学生自治会を指導してきたし、誤解を恐れずいえば、これからも指導しなければならない。ただし、当該組織所属の党員を通じて、大衆組織に対するに相応しい方法で。しかし、全国の大学で学生支部(細胞)がほとんだ消えている昨今の党事情をかんがえるとき、もはや無理かもしれない。学生運動の前途は険しいといわねばならない。 最後に、古本屋調べ、各派の「全学連」傘下自治会数を記しておく。 民青系0、中核派系0、革マル系10、解放派系0。 Wikipediaの記述等ふまえても、これが実際のところだろう。学生自治会とは原則全員加盟制の組織だということは、かたときも忘れてはならない。中核派の「岡大全学連」などの呼称は本来「マル学同中核派岡大支部」とすべきでなのだ。 なぜ民青系全学連が1970年代後半に事実上消滅したのか、これについては共産党に責任の過半がある。私は他日これについて書くことになろう 。』 以下が今回、私が新しく書く文 自分のブログが思わぬ方面で読まれていることがうれしい。いままでもいくつかのコメントがあったが、よく分らない文だったので消去した。手ごたえを感じたのは今回が初めてだ。しかし、東大C の全学連脱退問題について改めて言うことは何もない。何ろく君 たちと党側の遣り取りにも関心がない。私は全学連再建時に地方の大学の活動家だったのだが、当時の東大生も含めて全学連再建世代、団塊世代、シンヒヨ世代は関心を示さないのではないだろうか。私は然し、付随的な事柄を少しだけ書こう。① 一般論だが、運動組織 ( 単位自治会・地方学連・全学連 ) と政治組織 ( 民青・共産党 ) の関係 は、一時的に対立的であれ融和的であれ、本来矛盾に充ちたものであるし、またそうあるべきだろう。今回の東大のような問題は過去無数にあっただろう。たまたま東大であり、全学連消滅期にかさなったので、いくらか世間の注目を集めたにすぎない。私は当事者間の遣り取りはどうでもよい。他人の夫婦喧嘩のようなものだ。真剣にやればやるだけ白ける。② 指導と被指導の問題 はこれまで多く言われてきたが、党・パルタイはあらゆる組織の優位に立ってそれらを指導するためにのみ存在するのだ。それはしばしば否定的な文脈で言われてきた。しかし私は肯定的な意味で言う。なぜなら、それなくしては革命が成功しないからだ。私は日本共産党は「前衛党」の自己規定を規約から削除する必要はなかったと思っている。自己規定だから外しても党外は関係ないが、結局やることは一緒だから、誤解をまねくだけだ。この辺のことは革命に無関心な人や、反対のひとに解って貰うのは難しいだろう。逆にいえば、だから外したのだろうけれど。③ また建て前 というのもある。私はいま非党員だし、面倒だから党派を晒し物にしてブログの文を書くが、そうはいかない人もいる。そういう人のいることを理解したい。かれらはいっけん回りくどい。それは党に身を置きながら大衆運動・大衆組織のことばで語らねばならないからだ。一例を挙げれば、私もかつてやったが 「トロツキスト」と「分裂主義者」の使い分けだ。この点は、言いわけがましいが、理解しなければならないだろう。④ それ以前に、そもそも政治結社の自由 というものもある。それは成員が所属する社会組織において政治力を駆使し、政治的影響力を拡大する自由をも含む。干渉や引き回しはそれが適正におこなわれない場合に起きるが、政治結社の自由そのものは極力尊重されねばならない。オルグ合戦などの光景は近年めっきり減ったが、労働組合にせよ学生自治会にせよ、それはオルグされる母体をも活性化する。政治結社の自由は民主主義の発達に不可欠の条件だ。⑤ 全学連は1964年12月に再建された。この時たしか129自治会ではなかったか。*再建から二年半で加盟・支持結集自治会は350になった。しかし1972年の新日和見主義事件。これが決定的だった。あとは凋落の一途だった 。私は、全学連は再建時の自治会数を 割ったとき解散すべきだったと 思う。明らかに全国学生自治会の連合体でなくなったのがだから。何もするなというのではない。全自連の時代にもどって全国の大学自治会の連絡組織にすべきだった。現実的には金の問題もあってそうはならなかったのだが。実体のない「全学連」について、全学連として論じたくないということだ。⑥ 東京と地方、東大と四国のちいさな国立大学との格差の問題 。この点について、党機関とのかかわりに関係して触れておきたい。東大の学生自治会、全学連の中央組織、それぞれのフラクション、日本共産党東京都委員会、それらそれぞれの関係は何ろく君 たちが体験したとおりだろう。しかし地方の大学ではすこし事情はちがう。ケースバイケースだろうが、私の場合、共産党の地方機関 ( 県委員会・地区委員会 ) の指導は皆無だった。機関にそういう能力も余裕もなかった。私は1965年学部学生自治会委員長、1966年民青同盟大学総班キャップ、1967年党大学総細胞委員だった。それぞれ着任の時期がズレているが、役職は重複していた期間もある。民青や党の県委員会・地区委員会とも日常的な繋がりはあったが、学生自治会活動に関するかぎり一度も指導や指示をうけたことはない。私にとって党の指導を貫徹するとは、党員として自分 ( たち ) が大衆組織の運動に責任と指導性を貫くことに他ならなかった。 そういう点ではじつにのびのびとやっていた。つまりこの点では上級の指導はなかった のだ。そして、あの時代、東大や全学連中央でも、川上徹さんの書いた本などを読むかぎり、事情はそんなに変わらなかったのではないかと思う。⑦ ⑤ の*印 の個所だが「建前の論理」では、新日和見主義事件を全学連の凋落と結びつけること は永久に不可能だろう。両者は公式には何の関係もないのだ。この点については私は確信的に「有罪」を実感しているのだが、これを後世の討論に委ねる問題提起としたい。 その後、何ろく君が再度コメント をくれたので貼っておく。 わざわざ単独のエントリまで立てていただき恐縮この上ありません。また,反応が遅くなり失礼致しました。弊ブログで報じていますが,学園でまた政治的問題が生じたもので,その対応にあたっていた次第です。 東大自治会の全学連脱退にあたっては,ぜひ,古本屋通信管理人様のような方と,真正面から論争をしたかったと切に思います。大衆団体への指導という党内的には当然のことを,学生の前では,姑息にも「サポート」などと言い換えて,そもそも議論を回避しようとした現在の共産党相手では,学生の自主的組織と政党・党派の関係についての有意義な議論は到底望めませんでした。社会運動の方法論が深められなかったという点で,その損失は決して小さくありません。 私は,レーニンの党には否定的な見解を持つに至っていますが,ぜひ,今後とも,古本屋通信管理人様のお考えに学びたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 2013/01/24 (木) 19:30:05 | URL | 何ろく
2013/01/16(水) 15:25:19 |
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古本屋通信 No 111 1月14日 中核派について1 現・日本共産党広島県議会議員の辻つねおさんの HP 「プロフィール」から引用。● 1970年、広島大学水畜産学部(現生物生産学部)に入学。 入学後、すぐに日本民主青年同盟に入り、部落問題研究会にも籍をおきました。 ● 教養部自治会再建運動や地域活動や映画 「橋のない川」 の学内上映に取り組む。 「差別映画」 だと実力粉砕が叫ばれる中、大学正面の掲示板に映画会のポスター貼りは、 大げさのようですが 「ほとんど決死の覚悟」 で、夜中、強行しました。 ● 当時、大学では鉄パイプや角棒で「武装」したニセ「左翼」暴力集団が、わがもの顔でのし歩き 教養部新館の新館前では、アジ演説が繰り返されていました。 ある日、教養部新館前にある図書館の二階から彼らの演説を聞いていると、 突然ヘルメットに手ぬぐいで覆面をした2人組が、私の両脇をつかみ無理やりアジ演説の場所へ連れて行きました。 クラス討論のことが原因ですが、かれらのアジトとしての自治会室に連れ込もうとしましたが、何とか振り切りました。 ● 「暴力が肯定される時、最初に否定されるのが民主主義」。 それと正面から戦った日本共産党員の姿は、今も目に焼きついている。これが私の原点」となっています。 ● こうした経験をつうじて学部に進学する前に日本共産党に入党。 辻さんはどこにも中核派とは書いていないが、当時広島大学の「ニセ 『 左翼 』 暴力集団」 は中核派だった。辻さんのような体験をした学生は全国にいっぱいいた。2 私は辻さんより4年はやい1945 年生れ。1964年oo 大学 ( 四国の小さな大学 ) 教育学部に入学。民青同盟員、共産党員として自治会活動に参加した。大学には中核派をふくめて 「ニセ 『左翼』 暴力集団」はおらず、そのシンパらしき人物がせいぜい10人ほどいたが、暴力はなかった。記憶ではブント系、構改系、社青同解放派系はいたが、中核派系はいなかった。 その後1968年、私はО 大学法文学部に学士入学する。そこには民学同、民青につぐ第三勢力として中核派がいた。とりわけ岡大闘争の発端のなった「南北道路事件」の逮捕者が中核派学生だったこともあって、中核派は 「全共闘」の主導権を握っていた。私自身はかれらとの闘いの中心にはいなかったが、当時の運動の局面のなかでは矢面に立つこともあった。中核派の大学封鎖とその解除をめぐり何度か物理的衝突はあった。しかし私自身は辻さんの受けとめ方とはちがう。かれらと、もうちょっと近いのだ。手を振り上げていても、顔で許しあっているというような。馴れ合いではない。同じ講義をうけているのだ。 О大は中四の大学にあって広大につぐ中核派の拠点だった。その何人かの消息は民学同のその後と同じように、私の耳にはいってきた。私には民青と同じように懐かしい。その2,3についてはのちほど書く。3 革命的共産主義者同盟全国委員会の呼称については、ウィキペディアが詳しく正確だ。ここでは一点のみ書く。中核派、中核派というけれど党にあたる革共同の同盟員 ( 党員 ) なのか、それともその指導下の学生組織の構成員なのか?実は革共同の同盟員はほとんどいなかった。当時の広大、岡大にそれぞれ一人いるといわれた。真偽は中核派学生も知らない。この少数精鋭主義は今日まで変わらないらしい。今日ではマル学同に代わってマル青労同だが、そのマル青労同も「1000人をめざす」そうだから実勢力は意外と少ない。内ゲバのマイナスは大きかったのだ。 ついでに革マル派だが中核派以上に少数精鋭らしい。1990年代の早稲田大学で活動した元革マル派に最近きいたが、あの早稲田大学で党員はたったの一人か二人らしかったという。正確なことは本人と中央組織しか知らないらしい。これが民主集中制かどうか知らないが、組織を防衛するとはこういうことだろう。最近の共産党(笑)。選挙が終ってからも党の地方議員が「きょうは**支部をお邪魔しました」と。党組織の横断は規律違反だとおもうのだが。民主集中制は何処? 写真までブログに載せているのを見ると考えてしまう。4 以後の文は、親組織ではなく子組織を中核派と見做して書き進めていく。私の「 通信 No109 中核派・学生座談会 」 に登場する学生たちは私の子供たちよりも若く、孫よりも年長の世代だ。かれらは中核派が革マル派との殺人合戦を停止した前後に生れた。それでも中核派の「ニセ 『左翼』 暴力集団」 時代に責任を負わねばならない。ちょうど今日の日本共産党員が「不屈の90年」を言う以上、党分裂の時代の極左的偏向にも責任を負わねばならないように。しかし、批判者の批判の重点は批判対象の現在におかれるべきだろう。 この学生たちは底抜けに明るい。然しほとんど孤立無縁だ。彼らの拠点の法政大学でもそうだ。東北大でも京都大でも言うほどに支持されていない。拠点校といってもせいぜい十名前後だろう。あまり詳しくは知らないが広大と岡大については別項をもうけて書くつもりだ。5 ここでは一点だけ触れておく。中核派のいる大学にかぎらないが、われわれの時代と今日の時代では決定的な違いがひとつある。それは今日では、大学当局がすべての学生の自主活動を徹底的にツブシにかかっていることだ。90年代後半の早稲田当局の革マル潰しが典型だろうが、この頃からの強権発動は目を見張るものがある。数年まえからの法政大は狂気の極みだ。つい先日も大学の教員から聞いたが、学生運動をやりそうな兆しがあると因縁をつけて退学させるという。国立大学法人に評議会はなく教授会に実権はなく、理事会と学長が全権を持つという。私は迂闊にも私大以外の理事会なる存在を知らなかった。自治会非公認は、中核派が再建したというの京大同学会でもそうだが、今後も徹底してやるだろう。それは自治会に止まらず、文科系のサークル公認問題にも及ぶ。げんに何処の大学にも社会系のサークルは極端に少ない。いま振り返ってみて、われわれはいい時代に学生だったと思う。トコトン「泳がして」くれたのだから ( 笑い )。理由は色々あろうが一つだけ挙げるなら、どこの大学にも共産党教員細胞 ( 支部 ) があり、大学自治の担い手としての学生自治を認めていたことだ。新自由主義大学とは自治のない大学の謂いなのだ。6 反帝国主義・反スターリン主義の旗のもと 万国の労働者団結せよ! Down with Imperialism! Down with Stalinism! Workers of the world, unite! 赤文字部分はいまも機関紙『前進』に附された「反帝・反スタ」のスローガンである。1960年代、民主的学生運動に携わるものにとって、「 反帝・反スタ 」=トロツキズムの批判は避けて通れない理論的課題だった。実践よりまえに理論だった。ニセ「左翼」とか暴力集団だとかの規定は 1966 年頃からだが、その場合もトロツキズムの反革命的性格規定が前提になる。私たちにとって帝国主義と現存社会主義を同時的に打倒せよというトロツキズム理論は容認できないものだった。 ここでは論証は省く。残念なことに世界の現状は、大筋ではトロツキストの言うとおりに推移した。日本共産党はソ連=社会帝国主義という規定を1980年代におこなっている。それはソ連崩壊より以前であり、不破氏の『スターリンと大国主義』執筆のあとである。トロツキーも反革命ではなくなった。かわってスターリンとソ連が巨悪の代名詞になった。これはトロツキズムへの接近である。その正否は私の手にあまるが、トロ批判の相当部分が有効でなくなったのは事実だ。7 『前進』 速報版 ( 1月17 日) より 広島で革共同中四国政治集会、1~3月決戦へ戦闘宣言 1月14日、広島市で革共同中四国政治集会が開催され、中四国各地から130人が集まった。2013年階級決戦、安倍打倒の1-3月決戦へ戦闘宣言が発せられた。 演壇に新年号のスローガンが掲げられ、マル学同広大支部の学生が開会を告げた。11・4集会のビデオ上映後、革共同中四国地方委員会を代表して労働者同志が開会あいさつを行い、「2012年の闘いで日本革命勝利の環をしっかりつかんだ。今直面している問題は、プロレタリア革命以外に解決の道はない。国鉄決戦を軸に外注化阻止・非正規職撤廃の闘いで革命をたぐり寄せよう」と訴えた。 連帯のあいさつとして、反戦被爆者の会の下田禮子さん、動労西日本から発言を受けた後、草津病院労組弾圧で山口刑務所下獄中の中山崇志同志のアピールが、職場の同志により読み上げられた。星野闘争組織委員会の2同志が特別報告を行い、「『国際労働運動2月号』の学習に全力で取り組み、三つの事実で星野同志の無実をかちとろう」と、全証拠開示大運動への総決起を訴えた。 基調報告に立った秋月丈志同志は、大恐慌と争闘戦の果てしない激化と安倍政権の超危機性を暴露し、「情勢は成熟しきっている。すべては階級的労働運動と労働組合を再生させ、復権させること。この一点にかかっている」と述べ、1・1アピールで打ち出した国鉄決戦を軸とする三大決戦への総決起を訴えた。そして昨年の10・1決戦を通してつかんだ外注化阻止・非正規職撤廃の闘いのマルクス主義的核心を提起し、「第2ラウンドの闘いは、国鉄分割・民営化以来の新自由主義の現実、青年労働者をすりつぶし、社会を崩壊させて生き延びようとする資本の支配そのものの打倒、プロレタリア革命に向かっての闘いだ。動労千葉と共に国鉄決戦=外注化決戦に一切をかけて決起しよう」と呼びかけた。 藤掛守同志が「革共同50年史と階級的労働運動の到達地平」と題して講演を行った。藤掛同志は、昨年の10・1決戦の中に今日的な到達地平を見ることができると提起した。そして「党と労働組合の一体的建設」という課題について、「労働者階級が革命に勝利していくために、どうしても積極的に解決していかなければならない、重要な、決定的問題としてここまではっきりさせることができたのは、これまでのマルクス主義の歴史を振り返ってもなかったのではないか」と述べ、「この課題に肉薄できたと自信をもって言えるのは、動労千葉労働運動の存在と闘いがあったからである」と総括した。さらに「党と労働組合の一体的建設」ということをはっきりさせたうえで、労働者階級の党を党として建設していくことの決定的意義についてあらためて明確にした。さらに「50年にわたる革共同の歴史をあえて前史とするような党の革命的変革、党の生まれ変わりとも言うべき根本的変革を成し遂げなければならない」と「革命への気概」を込めて訴えた。 基調と講演を受けて、国鉄、郵政、教労、自治体、医療・福祉、合同一般と、各産別委員会を代表する労働者同志が決意を表明した。どの発言も勝利の確信に満ち、階級の指導部として職場に拠点を建設する熱意があふれていた。さらにステージに勢ぞろいした若々しいマル青労同、マル学同の青年たちの姿は、集会の最後を飾るにふさわしい、そうそうたる階級指導部集団の登場を鮮烈に示した。各地区のマル青の決意表明は、第9回大会の地平で決意を固め、地区党建設への猛然たる決起を宣言するものであった。また、新たに革共同に結集した青年労働者の決意表明は、革命的共産主義運動に巡りあったことの感動と労働者自己解放のために生き抜くという、みずみずしくも厳然たる決意に溢れており、その言葉に参加者全員が奮い立たずにはおれなかった。最後にインター斉唱と団結ガンバローで集会を締めくくった。 2013年は、間違いなくプロレタリア世界革命を決定的に引き寄せる階級的大決戦の年となる。この冒頭にふさわしい熱気と決意みなぎる集会として、中四国地方委員会の全同志の固い団結で勝ち取られ、新年より真の革命的労働者党建設に向けて大きく踏み出した。(革共同中四国地方委員会・OK) 随時つけ加えていく予定です。
2013/01/14(月) 03:58:08 |
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古本屋通信 No 109 1月11日 中核派・学生座談会 革共同全国委員会 ( 中核派 )の機関紙 『前進』 1月1日号の以下の記事を転載する。私のコメントは記事のうしろに「 解題 」として 付す。 全国学生とともに反原発の先頭に 新自由主義うち破る学生運動を 全学連新年座談会/激闘の2013年 全世界で労働者人民の決起が広がっている。大恐慌が深まる中、新しい年は階級的労働運動と学生運動の飛躍をかけた決戦の年だ。全学連は、つねに時代を切り開く先頭に立ってきた。キャンパスで〈新自由主義大学>の分断と抑圧をうち破る決起が始まっている。全学連の皆さんに、新年の抱負などを大いに語り合ってもらった。(編集局) 出席者 (敬称略) 斎藤 郁真(委員長/法政大・法) 大森 靖之(副委員長/京都大・薬) 鈴木 研也(副委員長/広島大・理) 坂野 陽平(書記長/上智大・文) 洞口 朋子(書記次長/法政大・経) 松室 しをり(国際部/慶応大・文) 武田 雄飛丸(法政大学文化連盟委員長・国際文化) 青野 弘明(東北大学生自治会委員長・医) ▽司会 石田 真弓(副委員長/東北大・経) ------------------------------ 学生の自治と >団結へ大前進 10・19法大の闘い 石田 9月の全学連大会で、「100万人の反原発行動を」「『教育の民営化』と闘って学生自治会建設へ」と確認し、その闘いは秋に大きく進みました。1年間を振り返って、まずは法大の10・19闘争から。 斎藤 「自主法政祭での学祭規制とガチンコでぶつかろう」「教育の民営化の矛盾にストレートに『おかしい』と言おう」と闘いました。裏切り者の学祭実行委や法大当局との激突を重ね、闘いは10月19日に爆発しました。 当日は文化連盟の呼びかけに応え、大学当局のキャンパス中央封鎖に対して1千人の法大生が立ち上がり、暴力職員と激突しました。「法大解放集会」そのもので、新自由主義大学への怒りの爆発です。 武田 僕らは学祭説明会から排除されながらも、「絶対反対派」として最先頭で声をあげてきたことが10・19闘争で求心力をつくった。キャンパス内で絶えず闘う姿勢を見せることが本当に大事です。 洞口 あの集会は感動的でした。監獄大学の中心で学内大集会をやりました。その力は、学内で闘う主体にあるんです。当局の弾圧に負けずに踏んばり抜いたことが、この日の闘いに結実しました。粘り強い日々の闘いが、1千人の法大生を獲得しています。 法大当局も国家権力も「想定外」の事態に真っ青でした。当局は文化連盟を昼休みにキャンパスから暴力的にたたき出せば、集会はつぶせると踏んでいました。でも、それができなかった。大激突の中で法大生はどんどん集まってきた。どんな弾圧も学生の決起を抑えられない。これが法大闘争です。 武田 僕は2年半でちゃんと87単位とっていたんですが(笑)、でもこれまでの闘いの積み重ねがあり、仲間がいて、ここで頑張らないと、という気持ちでした。 10・19闘争に対して、直後の国際文化学部教授会で僕への「無期停学」処分が決められました。「学祭規制に反対した」ことが主な理由です。一方的な管理強化や都内主要大学学祭での飲酒規制という観点からも、これは法大だけの問題ではありません。 そして、「規制反対」をこえた学生の思いが10・19に爆発したと思うんです。大学が学生の声にまったく向き合わない中、「この指とまれ」の呼びかけを待っていた。それを「授業妨害」「迷惑行為」の一言で切り捨て、僕を「無期停学」にするあり方への反撃として、処分撤回闘争を闘います。 処分撤回の闘いは、学生がなめられずに誇りを取り戻す普遍的な闘いです。「大学で集会やるな」「学生は何も考えるな」というあり方への反乱です。 もう一つの処分理由は反原発です。10月6日に人間環境学部は、放射線影響研究所理事長の御用学者、大久保利晃を授業に呼んだ。他学部の学生は排除です。それに抗議したら「授業妨害」で「無期停学」。「地域に開かれた大学」どころか「資本と警察に開かれた大学」です。僕への処分はダイレクトに反原発闘争とも結びつきます。 斎藤 たぶん、「3・11」後に御用学者に抗議して処分されたなんて、武田雄飛丸君が初めてだよね。今の原発をめぐる攻防を象徴する闘いです。 洞口 やっぱり、大学として御用学者への批判は絶対にやらせないっていう階級意志ですよね。 斎藤 大久保は郡山市の原子力災害対策アドバイザーです。この処分の不当性を、金曜日の首相官邸前行動に集まっている福島の方たちにも広めたい。 鈴木 法大の中で武田君が立ち上がり、それに呼応する1千人の法大生の姿が素晴らしかった。動画を見た広大生も感動しています。 京大で同学会再建 石田 全学自治会同学会を再建した京都大はどうですか? 大森 5~6月の全学選挙で3042票中2149票で信任され、7月の代議員会を経て、同学会再建に成功しました。 京大は日本帝国主義の中枢で、歴代の関西電力社長は京大出身、原子力ムラに取り込まれて、原発にも再稼働にも反対しない。僕たちは「大学奪還学生行動」という組織をつくって学生の手に大学を取り戻す闘いを始めました。副学長と反原発団交をやったら、「君たちは全学生の意志を代表していない少数派でしょ」「同学会じゃない」という理由で総長団交を拒否されました。それから学生自治会建設に突き進みました。法大の闘いの経験を糧に、全国大学の拠点化が始まったんです。 これに対し、京大当局は7月に「告示第5号」で同学会を非公認化しました。勝利に対する反動です。 「大学改革」攻撃については国際高等教育院という総長直轄の機構づくりに対し、総合人間学部の教授・学生の決起が始まりました。総長独裁に教授が反乱を起こした。また、思修館という全寮制大学院をつくり、ブルジョア的立場から「グローバルリーダーの育成」なるものをやろうとしています。社会を批判する大学の役割を全面否定し、学生を侮辱している。そういう学生たちの怒りがひとつになり、12月4日に総長室突入闘争が闘われました。 松室 同学会の生み出したものはとても大きいと思います。何よりも経営協議会から関西電力元社長の藤洋作を追放した勝利は大きい。その後釜にJR東海会長の葛西敬之が来ましたが、敵は明確に京大学生運動をたたきつぶし、再稼働のお先棒を担ぎ、資本家のためのエリート養成教育をやろうとしている。ここに「大学改革」の本質があります。 東北大で選挙勝利 青野 東北大は先日の自治会執行部選挙で信任をかちとりました。総投票数982票、信任数591票で、6割超の信任です。「大学の私物化を許さない」「大学の主人公は学生だ」「サークルの自由を守る」「キャンパスを反原発の砦(とりで)に」という主張が認められました。学生自治会に対する当局の中傷をはね返せた。当局には衝撃だし、新執行部が来年に踏み出す大きな一歩です。 石田 自治会が学生に信頼されていることが、毎年の選挙で示されるんだよね。 青野 入学前にもっていた東北大のイメージは「自主性、自由な大学」というものでしたが、実際には全然、違いました。闘う学生を寮からたたき出したり、自治会活動を担う1年生へ「呼び出し」と逆オルグをしたり、キャンパスで反原発集会をやらせないとか、その一方では御用学者の講演会は行う——こんな思想弾圧や分断攻撃を加える大学に、すごく怒りを感じました。原子力ムラに大学が完全に取り込まれています。御用学者を追い出さない限り、原発廃炉と再稼働阻止はできない。 石田 選挙では、自治会の闘いの蓄積を感じました。みんな青野君の訴えをよく読んで、友達と一緒に投票に来る人もいるし、サークル員は「自分たちの問題だ」と投票してくれた。 京大と東北大の勝利を経て、「次は自分のところで!」というものを全国の闘う学生の中に生み出していることが、とてもうれしい。 青野君は自治会委員長として立つことに悩んだと思うんですが、どうですか。 青野 そうですね。でも、自治会書記局員の1年生が当局の嫌がらせと対決して頑張っていることもあって、先輩として責任をとるのは当たり前のことだろうと決意しました。プレッシャーはありますが、自分の闘いは間違っていないという確信が芯(しん)に据われば、けっして折れることはないと思うんです。これから1年間、僕たちに「○=まる」を入れてくれた学生たちの期待にしっかりと応えるよう、全力で闘います。 全学連運動を大きくして、世界を変革したい。資本主義は絶対に原発を手放さない。それは、どの党が政権をとろうが変わらない。だから社会を根本的に変革する、革命を起こすことで原発をなくす。ここが、既成の運動と僕たちの運動の違いかなって思いますね。 武田 そこが全学連と民青の違いだと思う。大学を社会の中に位置づけ、最終的には革命しかないと言い切る。資本主義の問題として大学や原発を語る。それをちゃんと学生に伝えていくのは大事なことです。 原発御用学者を追放しよう 主流派への飛躍を 大森 東北大自治会や法大文化連盟の闘いの前進の中で、今度は私たちが主流派として問われてきます。真に学生の代表たりえるのか。どういう闘う組織をつくっていくか。実力で大学の規制をぶち破り、ひとつずつ取り返していくしかない。そういう確信が青野君や雄飛丸君にある。学生運動のリーダーへの飛躍が生み出されている。 武田 なんで10・19集会に1千人が集まったかというと、僕らが一貫してキャンパス内で真剣にやってきたことへの信頼があったんです。まずは怒りだし、行動ありきだと思うんですよ。その後で、どう理論と一体化させるか苦労すればいい。僕らは常に真っ向から声をあげてきたし、その姿勢は常に大学を問うている。それが学生に伝わって良かったです。 石田 全学連運動が復権する時代が始まっています。全学連は情勢分析やマルクス主義を大事にしますが、やっぱり運動体です。闘いをとおして団結を取り戻す、それを法大や京大、東北大で示せたことが1年間の偉大な前進だと思います。 福島大学の闘い 坂野 福島大では、法大集会直後の10月23日にキャンパスで元全日本運輸一般労組原子力発電所分会の斉藤征二さんの講演会を企画したんですが、教室使用が不許可になりました。また4月の岐阜環境医学研究所所長の松井英介さん、7月の山本太郎さんと森川文人弁護士の講演会でも申請を蹴られました。その一方、9月には福島県立医大副学長の山下俊一が学内で講演会をやっています。 山下を学内でのさばらせ、反原発の方々を排除する。「ふざけるな」という怒りと法大の高揚が合わさって、10月23日にキャンパス中央に福大生が葛藤をのりこえて初めて登場してアジったわけです。この決起は並大抵のことではありません。 福大当局は副学長を先頭に集会破壊に出てきました。しかも「学生の総意で集会を禁止する」と言いながら。それに対して福大生が「自分たちは福大のあり方を許せません」と反論したら、当局はグラグラ。許せないのは、「学生自治会も大学と同じで、あなた方の集会を許しません」と言ったことです。 武田 だったら自治会役員を連れてこいよ。(笑) 斎藤 立食パーティーしか活動してない自治会らしい。(笑) 坂野 福大では「三者自治」で学生を支配しています。御用自治会が当局にくみすることで福大が成り立っている。 石田 それ以降も福大生には呼び出しがあって、「金曜デモに行ったのか」とか、むちゃくちゃに私生活を侵害している。闘う福大生の存在に、心底から恐怖しているってことです。 広大で神谷追放へ 鈴木 広大は「No Nukes Hirodai」という運動体を立ち上げ、8・6ヒロシマの高揚を経て、9月に広大キャンパスで原子力学会弾劾闘争をやりました。広大の闘いは「福島とつながる」「御用学者・神谷研二(広大教授、福島県立医大副学長)の追放」「学生の力で大学を変える」の3本柱です。 広大当局は「福島県民のために神谷先生を派遣している」と言っていましたが、神谷は福島原発告訴団から犯罪人として刑事告訴された人物です。広大当局の「建前」はボロボロです。原発翼賛大学をうち破る、僕たちはその中心になりたい。 石田 「再稼働反対!」の首相官邸前20万人の歴史的うねりが始まりました。 坂野 反原発闘争の先頭に学生運動が立つ、階級的労働運動と一体化して反原発100万人決起をつくり出すというのが重要だと思うんです。7月16日の代々木公園17万人集会に参加して、その思いを強くしました。今は直接行動が時代を動かす時です。その先頭で青年・学生が闘いたい。古本屋通信による≪解題≫ こういう記事の解説を書くのは難しい。「客観的な解説」などありえないだろう。全学連問題についての私の基本的スタンスは「古本屋通信 NO13 全学連」で書いた。そこで書いたことを踏まえて書く。 中核派はよく頑張っている。限られた大学で、お馴染みの顔ぶれだ。 ちょっと中断。どういうタッチで書こうか迷っています。腰が定まらない・・・・・・。 結局この項は中止し、改めて「中核派いついて」と題して非理論的な雑文を書こうとおもう。無関係な断片に番号をつけて五十項位になるだろう。乞うご期待。
2013/01/11(金) 16:28:57 |
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