古本屋通信

赤旗日曜版編集部から500

古本屋通信   No 2543    2017年  04月28日


     赤旗日曜版編集部から500円の図書券が


 きのうの郵便物の中に、赤旗日曜版編集部からの図書券500円分があった。つれあいのクイズ当選だろうと思っていた。そしたらクイズは外れていたが、その代わりに余白に数行書いたら、それが日曜版(27)の「ルーム」に採用された。その稿料らしい。つれあいはそんな落書きの事は忘れて 「ちがいさがしの答え」 を見ていたら、その横に自分の名前を見つけてビックリしたそうだ。私に500円の図書券をやろうと言うのだが、きのう日曜版の悪口をかいたばかりだから辞退した。ついでに採用された短文、日曜版の担当者の文、それから私の悪口の3つを貼っておこう。


つれあいの投稿
3月12日「帰りたいけど生活条件ない」に胸がしめつけられるような思いになりました。震災後6年たっても自分の家に帰って事故前のような当たり前の生活ができないなんて「ひどすぎる」と思います。岡山県・I・M


しんぶん赤旗日曜版「読者のページ」担当
しんぶん赤旗日曜版をご愛読いただき、ありがとうございます。さて、4月23日号の「読者のページ」に、あなたの投稿を掲載させていただきました。記念に図書券をお贈りします。 
 「読者のページ」は、みなさんに気軽に発言していただく場です。政治・社会への意見、身近な出来事や体験談、紙面への感想など、どしどしお寄せください。また、ご家族、友人、知人にも購読・投稿をおすすめいただけると幸いです。



私(古本屋通信)の昨日の記事から
通信 No 2540 「古本屋が手に入れた宝物」より ・・・・中学校の教員もだが小学校教員ほど勉強しない種族はいない。・・・・・私のつれあいも22歳から60歳まで小学校の教諭だったが、本など読んだのを見たことがない(そのくせテレビを実によく観る)。そもそも本をマトモに読む女が 『女性のひろば』 など読むわけがない。赤旗日曜版からして横着者の新聞なのだ。その日曜版さえも購読者の大半は読まないで捨てるらしい。つまり 『女性のひろば』 も赤旗日曜版も、最初から受身の読者を想定している。少し言い過ぎかも知れないが、読めば読むだけ思考力が衰えて阿呆になる。
  1. 2017/04/28(金) 08:39:06|
  2. 未分類

屈服と転落の終着駅

古本屋通信   No 2542    2017年  04月28日


       屈服と転落の終着駅


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     更新日時 : 2017/04/28    06:4




 志位委員長、ついにトランプ米政権の(対朝鮮民主主義人民共和国)声明を、注目していると積極評価。屈服と転落はどうにもとまらない。

 無能な委員長の行きつく先は、帝国主義者への度はづれな屈服でしかなかった。赤坂てる子さんは街頭演説で、「わが党は北朝鮮の核弾道ミサイル、核拡散計画を撤廃させる上で、今回のトランプ政権の声明は極めて意義ある提案であると注目しています」 と宣伝して廻られよ。そういう下部党員の低脳を誘発する志位委員長の記者会見であった。

 この記事はきょうの赤旗一面のトップ記事だ。昼前にウェブ版を転載するが、声明(ティラーソン国防長官、マティス国防長官、コーツ国家情報長官の共同声明)全文は二面に載っている。赤旗ウェブ版に載らなければ後ほど手打ちで掲載するが、トランプ政権の一路強行姿勢の破綻を示すもの以外ではない。依然として世界最強の帝国主義者としての軍事的選択肢を捨てていない。いわば欺瞞の塊かたまりの声明である。糾弾する以外にない代物である。加えて赤旗は志位援護のために中国筋のトランプ声明評価まで引いている。国家としての中国がどう評価するかは中国の勝手であるが、日本の一政治党派の態度表明とは何の関係もないことである。都合のよいときだけ中国に追従するな。日本共産党志位委員長の稚拙は、極東の核戦争危機にあって、日米安保条約と米軍基地に触れることさえできず、自らは共和国やトランプに働きかけることもできず、日本政府にも相手にされず、ひとり赤旗の読者に向かってのみ、マスターベーション宜しく、対話による解決を、とわめいていることだ。全て無効である。さあ、昨日の記者会見の模様をきょうの朝日新聞朝刊は記事にしてくれるのでしょうか。やがて朝日の朝刊が配達されるでしょう。報告しますネ。お楽しみに。

 残念でした。朝日新聞には志位のシの字もありませんでした。それはそうでしょう。朝日もそこまでアホではありません。タダで共産党の宣伝はしてくれませんよ。やってくれるとしたら産経新聞です。いわずと知れた反共デマ新聞ですが。どうしたことか共産党関係の記事が一番多いんです。それも反共ではなく、ちゃんとアリのままを伝えます。2,3年前からです。例えば例の藤野政策委員会責任者の辞任会見など、赤旗より早く詳しく記事にしましたね。私は産経の全文を転載して自分の記事を作りました。なぜ産経が共産党関係を丁寧に記事にするかと言うと、産経は右翼紙として共産党を馬鹿にしてナメきっているのです。ゆとりなんです。

 しかし志位さんて、スゴイですね。上記の記者会見は彼の思いつき発言でしょう。前日にトランプ政権の国防長官の声明が発表された、それから常任幹部会を開いて討議する時間はなかったでしょう。三役くらいには電話で了解を取っていたかも知れません。でもコレ常幹決議が欠かせない内容でしょう。まあ良い度胸と言おうか、でたらめの極致ですワ。阿呆を委員長にしたら惨い酷いムゴイわ。 



 国連の核兵器禁止条約(核兵器を禁止する法的拘束力のある条約)の交渉会議の第二回目の成功で朝鮮戦争を断固阻止しよう! (アホウか!)

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2017年4月28日(金)  赤旗
経済制裁の強化と外交的措置の追求 米国の対北朝鮮共同声明に注目
対話による解決強く求める 志位委員長が会見
 日本共産党の志位和夫委員長は27日、国会内で記者会見し、北朝鮮対応をめぐりトランプ米政権が26日に発表した「共同声明」について「内容に注目している」と表明しました。
 トランプ政権は26日、上下両院の全議員を対象に北朝鮮問題に対する政権の方針を説明。その後、ティラーソン国務長官、マティス国防長官、コーツ国家情報長官が「共同声明」を発表しました。

 「共同声明」は「大統領のアプローチは経済制裁を強化し、われわれの同盟国、地域パートナー国と共同した外交的措置を追求することで、北朝鮮に圧力をかけ、核・弾道ミサイル、拡散計画を撤廃させることだ」と指摘。「われわれは北朝鮮政権に緊張を緩和し、対話の道に復帰するよう説得する」「米国は、朝鮮半島の安定と平和的な非核化を追求する。われわれは、この目的に向かっての交渉について、引き続きオープンである」としています。

 志位氏は、「共同声明」のこの部分を紹介し、「注目している」と表明しました。さらに「わが党は、この問題では軍事的選択肢をとるべきではない、外交的解決しかないと一貫して主張してきました」と強調。「経済制裁の強化と一体での外交的措置という方向に事態が進むことを願っているし、また進むことを求めたい」とし、「関係国による対話、6カ国協議の場における対話による解決を強く求めていきたい」と語りました。

 中国、米政府声明を評価

 【北京=小林拓也】中国外務省の耿爽(こうそう)副報道局長は27日の記者会見で、米トランプ政権が経済制裁と外交的手段で北朝鮮に圧力をかけて対話を促すとの声明を発表したことについて、「対話と協議を通じた問題解決のメッセージだと注目している。積極的なものであり、肯定できる」と評価しました。

 その上で、「対話と協議を通じた朝鮮半島問題の解決が唯一で正確な道だ」と改めて強調しました。

 軍事的選択肢も説明

 トランプ米政権は26日、上下両院の全議員を対象に新たな対北朝鮮政策を説明したなかで、軍事的選択肢についても言及したもようです。ロイター通信などによると、上院議員を対象にしたホワイトハウスでの説明会後、クーンズ上院議員(民主党)は記者団に「軍事的な選択肢の備えをどれだけ考え、どれだけ計画しているのか明確になり、真剣にさせられる説明会だった」と語りました。

 クルーズ上院議員(共和党)は「米軍は小規模な行動から、より重大な行動まで、当然のことであるが複数の選択肢を検討している」と指摘。「もちろん政権も議会も軍事行動が必要ないことを希望している」と述べました。


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  「対北朝鮮政策での米3長官共同声明」  

 (古本屋通信が赤旗二面記事を手打ちで転記した。表題もママ。日本語訳は赤旗に拠るものと思われる。これが評価できる代物か。)


過去の努力は北朝鮮の不法な兵器開発ならびに核・弾道ミサイル実験を停止させることに失敗した。挑発のたびに、北朝鮮は北東アジアの安定を危うくし、われわれの同盟国と米本土に対する脅威となっている。
 核兵器に対する北朝鮮の追求は、国家安全保障上の切迫した脅威であり、外交政策上の最優先課題だ。トランプ大統領は、就任後、朝鮮人民民主主義共和国 ママ。ようやるな! 声明の原文の英語は不明である。然し日本語訳としては到底考えられない訳語である。朝鮮語による公式な名称は、조선민주주의인민공화국(ChosonMinjujuui.ogg チョソン ミンジュジュイ インミン コンファグッ)。漢字表記は「朝鮮民主主義人民共和国」が唯一の訳語である。半世紀以上そうだった。それとも日本共産党は「北朝鮮」に続いて新表記「朝鮮人民民主主義共和国」を採用したのであらうか??に関する米政策の徹底的な見直しを命じた。
 本日、ダンフォード統合参謀本部議長とともに、われわれは、この見直しに関して、連邦議員にブリーフした。大統領のアプローチは、経済制裁を強化し、われわれの同盟国、地域パートナー国と共同した外交的措置を強化することで、北朝鮮に圧力をかけ、核・弾道ミサイル、拡散計画を撤廃させることだ。
 われわれは、北朝鮮政権に、緊張を緩和し、対話の道に復帰するよう説得する目的で、朝鮮民主主義人民共和国(ありゃ? 訂正されているワ)に対する圧力を増大するために、国際社会の責任あるメンバーに関与している。地域の安定と繁栄を協力して守るにあたり、われわれは引き続き、われわれの同盟国、とりわけ韓国、日本と緊密な協調と協力を維持する。
 米国は、朝鮮半島の安定と平和的な非核化を追求する。われわれは、この目的に向かっての交渉について、引き続いてオープンである。しかし、われわれは、われわれ自身と同盟国を防衛する態勢を取り続ける。
  1. 2017/04/28(金) 05:53:21|
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ネットは双方向ツールになり得るか

古本屋通信   No 2541    2017年  04月27日


   ネットは双方向コミュニケーション・ツールになり得るか

  ここで云うネットとはブログ、ツイッター、FBをさす

 紙の媒体はマスメディアもミニメディアも発信者の独断場である。新聞がどんなに投稿欄を増やしても、支配階級の道具である事を変更することはない。また赤旗は何所まで行っても党の方針を伝える新聞である。党方針に批判的な人民の声が赤旗に反映されることはない。ミニ媒体も100パーセント発信者の見解である。 ブル新聞やテレビジョン以外の宣伝媒体はモノを売るためのツールであるから、商業目的に合致しない発信はあり得ない。

ネット・メディアは、階級的性格を変えたかのか。ブログ、ツイッター、FBは、方法の放ち手と受けての関係を変え、いわば双方向の対等な意思の交通関係が可能になったのか。結論だけ言えば全く違う。新しいメディアにおいても、意思の伝達は発信者の独裁である。この点は些かも従来メディアと変わらない。

 いま日本共産党がさかんに力を入れているカクサン部など。私は一度も見たことはない。インターネット中継も基本的に見ない。宣伝媒体としても三流である。三流の意味は人間の理性的認識を信頼せず、感覚的受容を期待する、したがって戦う力にならないということである。

 私の古本屋通信は店主の独裁である。まあそうは言っても出来るだけ他人の意見にも耳を貸そうと投稿欄を設けた。元東大民青さんは最良のコメンターであった。それでもポシャッタ。その他かなり多数の有難い投稿もあった。ネット右翼は一件だけだった。倉敷民商事件で執拗なイヤガラセだった。何回か相手をして、あとは無条件に削除した。島根のカルト党員には往生した。ちょうど2chのイヤガラセのような感じだった。幹部だった。根気よく論破したが、先方は論争などする気はなかった。イヤガラセを続けることによって古本屋通信を粉砕するのが目的だった。数ヶ月続いたカルト投稿の主が誰だったのか。正確には分からない。しかしわざわざ「島根の者」をなぜ名乗ったのだろうか。私はそのイヤガラセ投稿が始まる少しまえに後藤勝彦氏の論稿をケチョンケチョンにやっつけていた、低脳文であると。

 私はまもなく古本屋通信の投稿欄を閉じた。閉じることによって失ったものもある。しかし個人ブログは所詮は発信元の独裁だと思った。これを投稿者多数の集合場所にして成功している唯一の例がキンピーサイトだろう。管理人の懐の広さだが、方法としてのプラグマティズム採用の成功だろう。私にはとても真似は出来ない。

 私が読んできた圧倒的なブログ、ツイッター、FBは共産党員個人の発信のものだ。玉石混交だが、いずれのコメントも内容の方向性は限られている。つまり圧倒的に発信者に賛意もしくは好意的コメントである。これは良いも悪いもなく、そうなる。つまり批判的だったり、荒らしだったりは端から削除している。大山奈々子さんはひとり批判的投稿にも応じている。私もそうしたいが、とても身が持たない。

 最後に。たまたまだがブサヨさんが共産党の試みについて新しいエントリーを立てられた。引用させて戴くので、ご了解をお願いします。私の感想だが、まあ小林節や香山リカのようなゴミを招んで番組を作ってもクソにもならんワ。なぜなら小林も香山も商売なんだ。山口二郎や、その他の市民連合とやらも商売である。しかし最近では佐藤学までも商売か。失望した。共産党宣伝局はもう一度小林節を登場させたらよい。出来はしまい。これがこのネットツールが双方向ツールではなく、党独裁である確かな証拠だ。


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2017年04月26日22:07   キンピーサイト
共産党ネット戦略担当・田村一志インタビュー

選挙ドットコム
「悪口には耐性があるんです」ネットの先駆者・共産党の考える動画メディアとは?

ということで日本共産党中央委員会田村一志宣伝局長のインタビュー

2012年、メディアから無視される最低の状況ををなんとかしようとしてはじめたという共産党のネット活動の中でも生放送の「とことん共産党」についてフォーカスを当てている。

-編集部
実際に放送を開始してみて、視聴者からのリアクションはどうでしたか?

-田村氏
最初はニコニコ動画を使っていたので、コメントの”荒らし”が心配でした。ネガティブな意見ばかりになってしまうと、出演している議員も、動画を見てくださっている有権者の方も不快になってしまうのではないかと。
ですが、実際やってみるとそれは杞憂に終わりましたね。もちろんひどいコメントが書かれることもあるんですけど、司会役の小池晃参議院議員がうまく反応して、合いの手を入れたり、ちょっと怒ったりする。そうすると、ネガティブなコメントを書き込んだ人も、「反応があった」と、嬉しそうなんです(笑)。
そのやりとりを通して、ネットを使った生放送は双方向のコミュニケーションを図れるメディアなんだと再認識することができました。ネガティブなコメントでも、しっかりと聞いたり、反応すると、今度は良いコメントに変わっていきます。
共産党が言いたいことをただ言うだけではなくて、生放送をするからにはみんなの反応を確かめながら、コミュニケーションをとることを大切にしていこうという思いでやっています。
共産党は正直、昔から「反共口撃」にさらされてきたので、悪口には、慣れているんです(笑)。ですから、今更ネットで何を言われても別に構わない。そういう人も含めて接近していこう、働きかけようという思いでやっています。


ということで党外の人の出演してもらえるよう力を入れているらしいが、そうした試みの最初が小林節で、その次がしばき隊界隈ってところがアレなのだけど、反共産党の人にも出てもらいたいそうなので、取り組みの方向性としては正しいだろう。
もっとも、反共産党の人って出たがらないだろうけどね・・・。そのあたりをどう乗り越えていくのかお手並み拝見といったところか。


コメント一覧

1. 623
2017年04月26日 23:36
へぇ~どの口が言うんでしょうね。

共産党員ってブログやツイッターに気に入らない或いは批判コメントを入れられると、すぐに削除か無視。

↓これを現実乖離といいます↓
>みんなの反応を確かめながら、コミュニケーションをとることを大切にしていこうという思いでやっています。

2. OH
2017年04月27日 03:38
百田尚樹ぐらい呼ぶ度胸があればちょっとおもしろいけど
この人は破綻してるから共産党は利用しちゃえばいい。

3. すーちゃん
2017年04月27日 07:46
5 御大のおっしゃる通り!

岡野隆・福岡県委員会委員長以下、議員・党員さん、ブロックされた件数は数知れず…。

4. SLEEP@OHさま
2017年04月27日 09:39
百田氏は別に破綻してませんよ、虎8チャンネルを見ていても言い過ぎたとなれば謝罪もしますし、まあそりゃあ元芸能界の人だからメディアからすればいじりやすいんで炎上もよく報道されるけど。
むしろ石平氏なんか呼んで中国共産党の悪口&シナ社会の暗黒面を言ってもらったら見直すなあ。

5. 623@すーちゃん様
2017年04月27日 23:14
批判したら・・・反共だぁ~
反論したら・・・ブロック
批判が増えると・・・ブログを閉じる
勿論、批判や反論コメントは・・・無視
これが共産党のクオリティw
だよね。すーちゃん様
  1. 2017/04/27(木) 03:43:02|
  2. 未分類

古本屋が手に入れた宝物

古本屋通信   No 2540    2017年  04月26日


     古本屋が手に入れた宝物

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     更新日時 : 2017/04/26    06:41


 つれあいはB型肝炎関係で朝から東京の国会へ出掛けて行った。今回は共産党の高橋千鶴子さんが各党の世話役代表らしい。私は小雨の中、往復50キロ田舎に行っていま帰ってきた。ほんのわずかな非日常が幾分たりとも頭の切り替えを促す。

 ここ1ヶ月を顧て、自分自身が共産党・赤旗の出鱈目というより近視眼的狭さに取り込まれていると思う。先日の赤坂てる子さんらのスポット演説からして、誰ひとり聞いていないのだ。ウルサイという以上に何の反応もない。同じ日に岡山県委員会は相当数の宣伝部隊を繰り出したらしい。無力を感じないのだろうか。党が自分から外部との通路を遮断している。野党共闘だとか、核不拡散だとか、寝言をいっているうちに、核戦争の危機が迫る。党など何にも役に立たない。屁でさえもない。こういう党と連日付き合っていると、自分が阿呆になる。少し古本商売のことを書く。

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 昨年9月に元小学校女性教員の家の古本の整理に行って、「通信 No 2152 宅買い本(元小学校女性教師)のメモ」 を書いた。その続きを書きたい。その前に小学校教員が古本屋にとってどういう存在なのか、正直に書いておこう。

 中学校の教員もだが、小学校教員ほど勉強しない種族はいない。他人の前に自分の家族だが、私の父母は全く本を読まなかった。それでも父は定年退職後は自己満足の読書を少しした。現役時には読書は皆無であった。私のつれあいも22歳から60歳まで小学校の教諭だったが、本など読んだのを見たことがない(そのくせテレビを実によく観る)。そもそも本をマトモに読む女が 『女性のひろば』 など読むわけがない。赤旗日曜版からして横着者の新聞なのだ。その日曜版さえも購読者の大半は読まないで捨てるらしい。つまり 『女性のひろば』 も赤旗日曜版も、最初から受身の読者を想定している。少し言い過ぎかも知れないが、読めば読むだけ思考力が衰えて阿呆になる。


 コレは小中高教員とも言えるが、教頭・校長になった教員はまずダメである。救いがない。つれあいはならなかっただけマシである。昭和43年に同年卒業者の香川大学教育学部岡山県人会が発足した。15人中13人が小中教諭だった。その13人中11人(女2人以外)が教頭を経て校長になった。話すことがなくなり会は解散した。つまり校長の自慢話しか話題がなくなった。

 私が知る限り、岡山市でマトモな校長は、かつて桑田中学校長だった水内先生ただ一人である。小中高合せてだ。マトモな教員がいないという事ではない。マトモな教員は教頭・校長にならない。これは共産党員の教員でも同じである。党は党員の教員が管理職になる事を禁止していない。なる者もいる。ならない者もいる。しかしなった者はほぼ全滅である。党を離れていく。これは私のような理論的党批判ではない。保身つまり転向である。そうなると気まずいのか口を利かなくなるらしい。

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 上記の元小学校女性教員Kさんの党関係の最終は知らない。もう80歳を超えている。坪井あき子さんと同年齢である。

 Kさんの前に坪井さんのこと。何回か書いている。敬意を表する書き手である。器用貧乏かもしれないが、何でもこなす。だが決してよい教員ではなかった。坪井さんにとって教員職場はメシのタネ以上ではなかった。たぶん教育の本など一冊も読んでいないだろう。しかしそれでいて、蔵書数は並みの教員とは桁外れだろう。文学と社会である。私にとって坪井さんは腰かけ教員だった故に魅力がある。

 元小学校女性教員Kさんのことは、つれあいに少し聞いていたが、大半は買い取った書籍から得た知識である。非常に魅力的教員である。こんなに勉強していて、且つ魅力的な教員は初めてである。彼女は短期で離婚して以後ずっと単身だった。子供はいない。きっと男が付いて行けなかったのだろう。

 Kさんはずっと小学校教諭である。大学は京都教育大(当時は京都学芸大)中学校課程美術専攻である。私のつれあいは香川大だが、他はKさんと同じである。一回りKさんが年長だが、岡山の平和美術会草創期の中心だったという。そういう理論家として一家を成したらしい。中途は省略するが、つれあいは脱落組だった。あまり鋭くて付いて行けなかったという。

 Kさんの小学校教員時代のアレコレは分からない。分からないけれど、恐らく職場では浮き上がっていた。私が買い受けた古本は逸品だった。よく読んでいた。アレで職場でうまくやっていけるわけがない。

 私の店の常連で、ひとりだけ私と同年輩の小学校教員がいた。左翼民学同で、よく本を読み、相当数の蔵書を持っていた。私は民学同の活動家で教員になった者を何人か知っている。だが殆んどダメである。民青・共産党以上にダメである。最低限、教頭・校長になってはダメである。私の店の常連はもちろん管理職にならなかった。


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 Kさんから買取った私の宝物を一冊のアルバムに収納。

  (2016年9月14日) 

① 宮本顕治パンフレット(最初に参院選に出た時のもの)

② 『美術運動』誌上の「リアリズム座談会」

③ 各種雑誌 表紙きりとり

④ 高梁高校 校内風景写真

⑤ 詩誌 切り抜き 詩人たち

その他、安藤昇スクラップ写真  本人撮影の学校写真 計380枚



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   再録


   
古本屋通信      No 2152  9月17日

   宅買い本(元小学校女性教師)のメモ

 3日休んだら体調は何とか回復した。女性教師宅から買った左翼関係を何冊か抽出してメモしておく。ただし古本的に面白いからではない。自分が持っていないか、持っていても記憶が薄れているので、自分用にメモしておくのだ。だから形式を無視したメモランダムになる。興味があれば御覧ください。


矢木明詩集 1971年  これは持っていたが売ってしまっていた。戦後まもなくの詩から載っている。解説は岸本徹。矢木は2年まえに施設に入所、今は消息が判らない。元祖岡山の国鉄詩人。元岡山市議(日本共産党)。


詩集 石の叫び 有事立法・元号法制化に反対する 岡山詩人会議・編集発行  1979年 序にかえて(石津良介) 永瀬清子 間野捷魯 山本遺太郎 道満誠 沖長ルミ子 坪井宗康他


夢をたぐり寄せながら 車イス三十五年のわだちの跡 浜野博 1995年 何冊かのうち一番うすい本。旭川荘を年齢制限で出所して介護施設に入ったが、その後の消息は不明。ただパソコンの頁を放置したままで去ったのは意識的であった。私には浜野の勝手人生の象徴のように思える。感心しない。


道標 3号 岡山詩人会議 常連たち 1978年


まがね 第2号 日本民主主義文学同盟岡山支部 1978年


日本プロレタリア美術史 岡本唐貴・松山文雄・編著 造形社刊 1967年 唯一古書価が付いている。私も学生時代に読み、我が家にもあったが、今は消えていた。ラッキーだった。岡本唐貴は白土三平の父親で岡山倉敷だったと記憶する。


空想から科学への社会主義の発展 フリードリッヒ・エンゲルス 加藤正・訳と解説 季節社刊 1972年 大月版と岩波版の上に加藤の本を持っておられた。私は哲学科だったから一応揃えていたが、ふつうは3点の異同までやらんよ。マイッタ。


今井正・監督作品 小林多喜二 シナリオ・勝山俊介 手塚英孝「小林多喜二」より 1973年 私はどうしても勝山俊介(西沢舜一)が好きになれない。今井正の商売人根性も好きになれない。手塚の多喜二本は確定稿だ。これを見る度にプロレタリア作家が気の毒になる。プロレタリア作家とは多喜二のことではなく手塚のこと。「落ち葉をまく庭」にまさる戦後象徴天皇批判を私は知らない。江口渙、手塚、蔵原、宮本のプロ文の伝統を途方もなく汚したのが西沢舜一だったろう。多喜二もまた救われない。


「八鹿高校事件」現地調査報告書 岡山県民主教育協議会 1975年7月 解説は要るまい。解放同盟の暴力事件の頂点になった事件だ。裁判でも解放同盟丸尾一派は完敗した。岡山からはいち早く調査団が現地に跳んだ。その氏名と学校名が巻末に付されているので転記しておく。ただし年月が経過しているから姓だけにしておこう。ここまで野蛮な暴力の限りを尽くせば弁護の余地はない。この事件以後、解放同盟は凋落の一途を辿ることになる。
赤座(林野高)、有森(岡山南高)、大塚(清輝小)、大森(矢掛高)、丘(倉敷南中)、小幡(磐梨中)、勝浦(福渡高)、越尾(誠道小)、小松(馬屋上小)、佐藤(高松農高)、佐藤(岡北中)、高田(岡北中)、土師(足守中)、服部(西大寺高)、広岡(岡山南高)、藤沢(田原高)、三垣(総社東小)、水内(桑田中)、宮宗(有漢中)、吉田(国分寺中)、吉永(瀬戸高)。


私の歩みから 宮本顕治 64頁横長パンフ 1977年 日本共産党中央委員会出版部 たぶん選挙用パンフ よくできているから、いずれ印字するつもりだ。


革命と文化運動 蔵原惟人著 新日本出版社 1966年第2版


八鹿の夜明け 土井大助 日本共産党中央委員会出版局 私は土井の書いたものは一貫して好きになれない。作家で詩人なのだろう。ならば何ゆえ党の出版局なのか? こういう一事が万事なのだ。少なくとも作品としてのルポなのだろう。ならば党見解と区別しないと表現としての文学の自立性は失われる。この際付け加えておくが、作家の吉開那津子が土井を友人と呼んだことにも違和感を覚えた。だれとだれが友人であっても構わないものの、時と場所によっては党派性の表現となろう。因みに吉開には八鹿高校事件を描いた長編『希望』がある。
 

社会のしくみ 歴史のすじみち 日本民主青年同盟中央委員会 1963年初版 1966年第22版 懐かしい民青の基本文献中の基本文献である。史的唯物論のイロハだが、暗記するほど勉強した。民青の絶頂期だから版に版を重ねている。いま読んでみてもまったく正しい。「空想から科学へ」の日本版とも言える名著だろう。


明日の岡山への提言 則武真一編 1976年初版 これは則武の編集になっているが、当時国会議員だった則武に託すかたちで、共産党の県委員会だけでなく、岡山県下の民主勢力が政策提言した集成である。とうじ私教連の活動家だったK先生なども会議を持って政策を練り上げたそうだ。自分たちの作った本だから絶賛していた。各分野にわたって網羅している。力作である。党の岡山県議団はこれからも学ぶべきであろう。


和して同ぜず 遺稿・追悼集 副島種典先生を偲んで 一人の社会主義経済学者の人と人生 
其の刊行委員会 1991年 表題どおりの本だが、計80人の知己が文を寄せている。追悼文集というのは葬式に準じるらしく、この時ばかりは反党分子も構わないらしい。党を除名された元岡山市議の河合徹も名文を寄せている。


日本美術会機関誌 美術運動 (以下は号数と発行年月)
71(1965・2) 75(1966・2) 76(1966・5) 77(1966・11) 
78(1967・2) 79(1967・7) 80(1967・10) 81(1968・2) 
82(1968・7) 83(1968・11) 84(1969・2) 85(1969・7) 
86(1969・11) 87(1970・2) 88(1970・8) 89(1971・4) 
90(1971・8) 91(1972・2) 95(1973・2)  96(1973・8)
以下版型がB5からA5の小型に、組版も横2段組から縦3段組に変更
98(1974・4) 99(1974・12) 100(1975・6) 101(1975・12) 
102・103 合併号(1976・7) 104(1977・2) 105(1977・8) 
106(1977・12) 107(1978・2) 109(1979・3)
  1. 2017/04/26(水) 16:59:40|
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婚姻外性愛に就いて

古本屋通信   No 2539    2017年  04月25日


       婚姻外性愛に就いて

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     更新日時 : 2017/04/25    06:42


 婚姻外性愛は多くのばあい不倫と呼ばれるが、結婚していない一対の男女の関係もあるから必ずしも不倫ではない。いわゆる同棲である。私の見解は不倫であれ、同棲であれ、他人の個別的性愛については、いっさい口を挟まずである。つまり他人の寝室での出来事など確かな証拠はない。これはあらゆる場合にそうである。

 戦前のハウスキーパー然り。小林多喜二が目くらましのために非党員の女と同棲した。そして実際の小説 『党生活者』 で笠原なる女を描いた。そしたら戦後になって平野謙が論難した。平野は観念論だった。倉橋由美子と変わらなかった。

 戦前の党スパイ大泉のハウスキーパー熊沢光子が大泉のスパイを知らずに共同生活を続け、のち大泉のスパイが発覚後、熊沢は獄中で自殺した。党は彼女に責任はないと繰り返し言ったが、それでも自殺した。全責任はスパイを使った天皇制権力とスパイ大泉にある。この責任を当時の党に帰するのが観念論である。当時にあってハウスキーパーは今で言う同棲だった。これを採用した党の側に何の責任もない。しかも制度として存在していたわけではない。論難は平野謙と同じ誤りである。

 戦前の男女関係における男優位は党活動にも反映している。だから戦前の党員が女を利用して自分の安泰を計ったという批判が出る。だが戦前であろうと戦後であろうと、コミュニストの非合法活動に偽装結婚は一般的だった。あまり問題にならないが偽装結婚においては、男女間でフィジカルな関係は寧ろ少なかったとの見方もある。禁じられていたのではなかろうが、そういう余裕はなかったのかも知れない。私の認識では、革マル派の男女関係は厳格だ。戦後の重信房子と奥平剛士の関係を想起するのもよい。偽装結婚の、しかも重信主導である。奥平は重信に利用され、自死を強制された犠牲者か。私は戦前に於けるハウスキーパーの議論は無意味だと思う。

 戦後の婚姻外性愛(不倫)非難は宮本顕治批判に始まる。百合子という細君がいながら百合子秘書に手を付けたとの批判である。私はコレがなぜ悪いか、一向に解せない。世間には小説の数の何十倍もあるだろう。構わないではないか。せいぜい3者間の問題である。

 こういう議論は窮屈である。もう30年になる。霜多正次が小説で男女間の婚姻外性愛を必ずしも否定的にではなく描いた。そしたら民文で問題になった。新船海三郎だったかの党文化官僚がケチをつけた。不倫に対する党の立場は 「これを認めず」 だそうな。

 この問題を生協の I さんと話し合ったことがある。良いも悪いも 好きになったら仕方がないじゃあないか。でも選挙に出るのはマズイから、そういう人は人選から外さねばならないと。しかしコレもおかしい。自民党から共産党までオカシイ。今後はいっさい下半身の責任は問わない、そういうルールを日本国憲法に明記すべきである。

 私は党岡山県委員会関係でも多くのスキャンダルを知っている。噂を超える事実も多い。関係者全員が死んでしまったら書くだろうか。


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  加筆

 店長ランキングが再びトップに跳ね上がったから、気をよくして少し加える。戦前の党、しかも弾圧によって壊滅寸前のスパイ査問事件時の党の総勢はせいぜい百人規模だったろう。今の中核派や核マル派よりはるかに小さい。当時の党生活、それも党生活の一端である男女関係や婚姻の形態、そこでの男女のありかたやモラルについて、戦後数十年が経過してから論じるのがオカシイ。デタラメであってもそれが歴史的事実なら受け入れなければならない。それによって党活動の先駆性は損なわれない。

 ついでに査問事件でスパイ小畑が死亡したことについて。大泉がスパイだったことは明らかである。小畑のシロ・クロだが、共産党がクロだと云うのだからクロが事実である。治安維持法が失効したから併罪も失効した。これは当時の司法当局の判断である。だって、今さら小畑を蘇生させる際に彼を仰向けにしたか、うつ伏せにしたかなど検証不可能である。小畑がスパイではなかった、或いはあったとする証拠はない。党見解を覆す明白な証拠がない以上、小畑もスパイである。この件を持ち出すのは例外なく反共攻撃である。だって反共で有名なあの有名な公明党創価学会でさえも春日違憲質問に味方しなかった。
  1. 2017/04/25(火) 04:48:23|
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